この時期、全国的にいいにおいです。キンモクセイのことです。毎年、運動会シーズンになると楽しみなのが街中を包むこの甘?ぃ香り。大学内も今週はじめぐらいからキンモクセイの香りが漂っています。朝から小雨の生憎のお天気ですが、この香りに影響はありません。
でも、あらためて考えてみると大学のどこにキンモクセイがあるんだろう?ってことで学内を散策してみました。広い大学内をいい香りで包んでしまうのだから、さぞ大きなキンモクセイのはず。いや、小さめの株がたくさん植わっているかもしれない。
まずは20号館→21号館を抜けグラウンドの方向を目指します。今日のテーマとは無関係ですが、舞台芸術学科の卒業公演のスケジュールの大看板が掲げられています。
途中、お世辞にも“いいにおい”とは言い難い、銀杏エリアを通過。
石彫の実習スペースを右手に総合体育館裏手に辿りつきましたがこのあたりの植栽の中にはキンモクセイはありませんでした。その代わり赤い実をつけたハナミズキを見つけました。春のハナミズキとは全然違う表情です。
ちょうどグラウンドに向かう坂の途中で、植栽の手入れをしている造園会社の方に「キンモクセイどこに植わっているか知りませんか?」と聞いてみました。
少し考えて、「7号館の裏の大きなケヤキがあるところ、芝生の生えてるあの。あそこにあるよ。それと11号館の横の、ほら、竹やぶの向かいあたりにも・・・」。流石プロ。
途中、10号館の裏も探してみました。キンモクセイではありませんが、ここではアベリアを見つけました。正式にはハナツクバネウツギ【花衝羽根空木】というそうです。淡いピンク色の小さく繊細な花は、見事な細工です。
7号館に到着。ありました、ありました。学内で一番でっかいキンモクセイ。7号館と8号館に囲まれたこのスペースに甘い香りが充満しています。ひとまず本日のミッション達成。
そしてこれぞ「灯台下暗し」。ちょうどマツダ画材の裏手、就職部の資料閲覧室の外側の植栽には2本のキンモクセイがありました。
大学内にはたくさんの木々や草花があり、自然を身近に感じることができます。深まる秋を感じることができるはず。実は今日、もう一箇所キンモクセイが植わっている場所を見つけました。小さな株ですが2本並んでいます。ちょっとわかりにくいところにありますので、私からのクイズにしたいと思います。探してみてください。探すなら「この時期限定」です。是非ご自身の鼻だけを頼りにLet’s try.
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