2011年11月17日

大阪芸大メディアキャンパス-開け!アートの扉-

こんにちは!ラジオ大阪OBC1314にて毎週木曜日に絶賛放送中の大阪芸大メディアキャンパス-開け!アートの扉-にてアシスタントパーソナリティを務めている加藤万梨子です!

みなさん、今年の秋は「何の秋」でしたか?私は食欲の秋でした。美味しい料理屋さんを求めて普段は行かないような土地まで足を運んだりもしてみましたよ!
さて、みなさんの中で「読書の秋」を過ごされた方も多いのではないでしょうか?
今週のメディキャンは、読書や文章を書くのがお好きな方にはぴったりな「大学生時代に自ら出版社を立ち上げられた」という経歴をお持ちの評論家のかたをゲストにお招きします!

さあ、今週もメディキャンの聴き所をたっぷりご紹介します!

メディキャンと言えばまずはこのコーナー!
毎回、大阪芸大にゆかりのある豪華なゲストをお迎えして、メインパーソナリティの塚本先生とのトークを繰り広げるこのコーナー「ゲストの扉」からご紹介します!

1117meyikyan001.jpg今日のゲストは、大阪芸術大学「文芸学科」教授で評論家の『長谷川郁夫』先生です!

長谷川先生は、先程もご紹介させていただいたように早稲田大学の文学部に在学中に出版社「小澤書店」を設立されたのだそうです!2000年までに約六百数十点の文芸書の編集と制作に携わってこられました。そして現在でも沢山の評伝や随筆、評論集をあしらわれておられます。

そんな長谷川先生の最新のお仕事は、月刊誌「新潮」にて英文学の翻訳家、評論家、小説家である「吉田健一」さんの伝記の連載です!

 

1117meyikyan000.jpg今回はまずこの最新のお仕事のお話をしてくださいます!原稿用紙130枚にも及ぶ長文の連載に、取材から入稿までいったいどれぐらいの時間がかかるのでしょうか?
そして長谷川先生が文学や文芸に興味をお持ちになったきっかけのお話や、冒頭からご紹介させていただいた「学生時代に設立」された出版社「小澤書店」を設立されるまでの経緯や苦労話をしてくださいます!

今、文学について学ばれている方や、将来、出版業に就いたり作家になりたい!という夢をお持ちの方にはぜひ聴いていただきたいです!今現在、文学を学ばれている学生さんの読書量や、執筆をする量は過去と比べてどうなってきたのか。そして、十代のみなさんにオススメする本も紹介してくださいますよ!

せひ聴いてくださいね!

 

 

さあ続いては、関西一円のアートシーンをご紹介する「アートシーンウォッチング」のコーナをご紹介します!
 

1117meyikyan002.jpg今回は、なんと番組史上もっともリクエストが多かったアーティストがついにメディキャンにやってきてくれました!そのバンドとは・・・

大阪芸術大学「音楽学科」ポピュラー音楽コースから生まれた「kitty bearS」です!

リーダーでベース担当のKALさん、ボーカルのmikiさん、ギター担当のtakさんにお越しいただいて、謎に包まれたバンドの実態についてたっぷりと語っていただきました!

お楽しみに!

 

さあそして、今日のプレゼント!

11月30日の水曜日に開催いたします「大阪芸術大学 特別演奏会」の入場券をペア10組合計20名様にさしあげます!

プレゼントの応募方法は、今日の放送でチェックしてぜひゲットしてくださいね!

さあ、今日の放送はラジオ大阪(OBC1314)にて深夜24時から1時間アート情報満載でお送りします!

もちろん、ラジオドラマ劇場「テアトル山田」のコーナーもありますので、今日の放送もぜひ聴いてくださいね!

 


2011年11月17日

芸術計画学科学生による共同制作展

皆さんこんにちは!
今回は、映像学科の大橋先生からの投稿ブログです!

 大阪市阿倍野区の「ギャラリー流流」で、芸術計画学科生による共同制作展が行われているので紹介します。本展は芸術計画学科専門科目「空間表現研究(造形表現研究)」(大橋勝担当)の授業の一環として行われています。
 大きく2つの作業がここには展示されています。ひとつは壁面に展示された色彩構成(塗り絵)のようなもの。これはB4の用紙に、メンバーが一本づつ無作為に線分を加えてゆき、途中のすべての状態の紙を塗り絵の原画として、各自が着色していくという課題です。横一列が個人の作業で、縦の列は同じ種類の原画です。人によって色や画材の選択が異なっているのがよくわかります。

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 もうひとつは、天井から吊った糸にオブジェを一定の間隔で取り付けていくという課題です。紙や粘土を用いて作った物や既製品など、大きさの制限以外は自由に様々のものが糸に結わえられています。全体としては簾または縄のれんのように、空間を緩やかに仕切る面を構成しています。
 

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 一定の枠組みを設定し、参加者のそれぞれ創意工夫したものを持ち寄って組み合わせること。作為と偶然の出会いをすくいあげることがひとつの狙いです。90年程前にシュルレアリスト達によって考案され、試みられた手法がこの作業の基盤になっています。グループ展とも異なるユニークな展覧会です。ご覧いただけたら幸いです。

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期間:2011年11月3日から22日 期間中水曜日休み
開廊時間:午前11時から午後7時
会場:ギャラリー流流 大阪市阿倍野区丸山通1-2-2 電話:06-6656-8184
催し名:大橋勝の現代芸術演習part3「井戸端会議または優美な屍骸」
参加者:今井萌、高橋豪、滝澤仁悟、谷本亜利紗、西山英梨子、桝本有佳里、松村直美、吉井麻友、大橋勝

ギャラリーHP:http://ru-pe.com/??
アクセス:http://ru-pe.com/www/pages/g-ac2.htm

投稿:大橋勝先生(映像学科)