2013年3月5日

未生流中山文甫会いけばな展

こんにちは!
本日は、卒業判定・資格取得判定の発表日です。
卒業判定は7号館前掲示板、資格取得判定は9号館教務課前掲示板で確認することができます。
判定の照会や問い合わせは教務課窓口でのみ受け付けていますので、電話等かけたりしないよう注意してくださいね!
 

DSC_0053.JPG さて、今日のブログでは、2月27日(水)から3月4日(月)まで大阪高島屋7階グランドホールで行われていた、「未生流中山文甫会いけばな展」の様子をご紹介します。

未生流中山文甫会とは、「いけばなは過去のものであってはならない」といけばなの多様性を主張し、1954年に創立されたそうです。
未生流では、毎回作家から花器を提供して貰い、それに花を合わせる試みをします。
 

今回の展覧会では、大阪芸術大学の工芸学科卒業生及び大学院生を中心に16名の工芸作家が花器を出品し、『暮らしの空間に花を生ける』をテーマに行われました。
その名の通り会場は一軒家に見立てられており、庭、書斎、寝室、リビングルームはもちろん、子供部屋、キッチン、バスルームなど、実際の住空間を見事に再現し、それぞれに合わせた花器に花が生けられていました。

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花器と一口に言っても様々な形があり、魚のようなものや、おもちゃのブロックで作られたようなもの、骨張った厳ついものなど、どれも個性的でとっても魅力的でした。
いけばなというと現代の若者には堅苦しく聞こえるかも知れませんが、こうして日常生活の中に生けられた花を見ると、身近で親しみやすいものに感じられますね。

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芸大関係出品者
陶芸コース卒業生
三木陽子、奥野利彦、植田麻由、一色智登世、田中雅文、吉村尚子、打田翠、秋永邦洋
ガラスコース卒業生
沖知樹、藤原美和子、安達知江
金工コース卒業生
増田敏也
陶芸コース大学院生
堀口彩花

投稿:島田(初等芸術教育学科副手)