新カテゴリを作りました!!その名も『芸大レジェンド』!!芸大が誕生して60年あまり。長い歴史の中で、現在では『伝説』となってしまったモノや人物があるはずです。そんな芸大の『伝説』を語り継ごうというカテゴリです!!
第1回の『芸大レジェンド』は…『芸ジャー』です!!
皆さん、『芸ジャー』ってご存知ですか?在校生は恐らく初めて耳にした言葉だと思います。『芸大ジャージ』略して『芸ジャー』。その昔、芸大ではスポーツ研究の授業が必須で、受講する際には必ずこの学校指定のジャージ、『芸大ジャージ』の着用が必須となっていたそうです。
ですが、ある時期を境に『芸ジャー』は必須ではなくなり、現在ではその姿を確認することができなくなってしまいました。
ワタシが『芸ジャー』の話を聞いたのは3か月ほど前。多くの芸大卒業生に『芸ジャー』について取材を重ねると、『まだどこかにあるなら是非欲しい!!』『無くなってしまったなら、なんとか復活はできないのか?』との声を多々耳にしました。
『芸ジャー』に関して集めた情報は…
- 芸ジャーは15年ほど前まで販売されていた。
- 長袖Tシャツみたいな感じで、長袖上下と半袖上がある。
- 緑色の生地で胸に白地で『大阪芸大』と書かれている。
- 驚くほどの伸縮性を兼ね備えている。
という情報をキャッチ。また、 とあるフリーマーケットでは高額な値段で売られていたとの情報も !!これは自分自身の目で確かめてみなければ…と思い、『芸ジャー所有者』を捜索していました。
そしてついに、『芸ジャー所有者』を発見しました!!
15年近くたった今もなお『芸ジャー』を所有していたのは工芸学科卒業の佐伯尚平さん。芸大のラジオ番組『大阪芸大メディアキャンパス~開け!アートの扉~』に出演して頂いた際に、「ひょっとするとまだ『芸ジャー』が家にあるかも…」ということで、探して頂いたところついに発見したとの連絡が!!お忙しいところお邪魔させて頂きました。 佐伯さんは工芸学科を卒業後、同じく工芸学科の後輩の仙波憲知さんとともに大阪府八尾市で『尚憲』という染色工房を共同経営されています。
そしてついに…!!『芸ジャー』とのご対面です!! ジャーン!!どうですか!!これが噂の『芸大ジャージ』、略して『芸ジャー』です!!
現在では当たり前になった「かぶる形のジャージ」というのが、15年以上前に取り入れるほどファッションの最先端を走るジャージだったことを物語っています!!
>>芸ジャーを捨てられなかったのは何か理由があったんですか?
「卒業して3~4年くらい寝間着で使ってただけで…。服を長く使う方だから残ってたんかな?」
>>体育の授業で着ていたんですよね?
「そうですね。2年間体育の授業があって、河南町の下宿生の中には一日中来ている人もいましたよ。あと芸大生で旅行行く時なんかも着てくる人が多かったかな?」
>>芸ジャーの着心地はどんな感じですか?
「普通のジャージよりもとにかく伸縮性に優れていてピッチピチ。ちょうどいいサイズを買っても、ワンサイズ小さいくらいでビックリするぐらいフィットするよ。ただ、色はもう少し明るい緑の色だったような…。」
佐伯さんに芸ジャーの思い出をいろいろお聞きしていると、仙波さんが…。
「俺、たぶん捨てたわ~。何とか復活して欲しいなぁ~。何とかお願いします!!」
お二人が染色工房を営んでいるということで、なんと、芸ジャー風Tシャツを復刻してくださいました!!
佐伯さんの所有する『芸ジャー』の色と同じ色を作ります。思い通りの色になるまで、細かい調整が続きます。
手染めというアナログな部分は、機械では出来ない迫力が増し、さらに人間同士のコミュニケーションが詰まっています。 そして、乾かすこと1週間。ついにTシャツの完成です!!
どうですか ?!本来の芸ジャーTシャツは白だそうですが、この緑Tシャツはワタシ…個人的に欲しいです!!
佐伯さん、仙波さん、取材にご協力頂き、本当にありがとうございました!!
卒業生と話をしていると、まだまだ芸大には『 伝説』がたくさんあります !!
新カテゴリでは卒業生には懐かしい…、在校生には新鮮な…、受験生には興味深い…話を紹介します!! 今後も、まだまだ知られざる『伝説』を追いかけます!!
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