アートサイエンス学科で開講している、スーパークリエイター特論。
芸術活動において、造詣の深いアーティスト、先端的アートなどに接しクリエイターとは何かといった考察を展開する授業です。
国内外で活躍する、スーパークリエイターをお迎えして行っていますが、先日アートサイエンス学科の客員教授でもある、筑波大学助教 落合陽一先生の講義が行われましたので、お邪魔をしてきました。
実は7月6日に1回目の講義が予定されていたのですが、関西の豪雨の影響で残念ながら休講となってしまい、今回ようやく来校いただきました。
落合先生の研究をお話しいただく中「テイラー展開って知っていますか?」「フーリエ変換は知っていますか」などと関数のお話しが続き、学生達は??とアタフタ・・・。
芸大生は文系の学生が多いので、高校数学はなかなか苦手だった人が多いのかもしれませんね。
落合先生はそんな学生たちに、わかりやすく説明をしてくださっていました。
研究テーマや作品、ファッションから現在の社会の問題まで幅広い話題で、盛りだくさんの内容で進んだ講義でしたが、その中で落合先生は「自分の知識で何ができるか」を考えてくださいとおっしゃられていました。
アートでも何でもいい、自分の知識で社会に何ができるかを考えることが大切です。とお話しされました。
今回の講義の参加は、多数がアートサイエンス学科の学生。
創造性を持って時代や社会背景の中でクリエイティブな才能を発揮し、何ができるのかを学んでいって欲しいと思います。
投稿:中村(企画広報部)