2016年10月6日

学生も制作に参加!アートアクアリウム金沢展開催中★

プロデューサーの木村英智さんによって生み出された、幻想的な水中アートの世界「アートアクアリウム展」。
和をテーマにデザインされた水槽、最新の照明技術やプロジェクションマッピングなどを駆使して作り出された空間は、日本各地で反響を呼び、およそ600万人を動員しています。

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今年7月から8月にかけて開催された大阪での展示は、大阪芸術大学グループが特別協賛し、アートアクアリウム史上最大規模の屋内会場である堂島リバーフォーラムを舞台に、宇宙をテーマにした壮大で美しい空間が演出されました。

さて、そんなアートアクアリウム展ですが、現在は、石川県の金沢21世紀美術館 市民ギャラリーAにて「アートアクアリウム誕生 10周年記念祭 北陸朝日放送開局25周年 アートアクアリウム展 ~金沢・金魚の密~」を開催しています!

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金沢の展覧会では、大阪芸術大学デザイン学科の学生たちも空間展示の演出を行いました。

7月に大阪で開催されたアートアクアリウム展でのレクチャーを元に、学生たちは空間演出のアイデアを考案。
後日、大阪芸術大学で行われたミーティングでは、木村プロデューサーにデザイン案のプレゼンテーションを行い、試行錯誤の結果、障子や回転式の灯篭のアイデアが採用されました。

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展覧会前日にはデザイン学科長の高橋善丸先生も現地を訪れ、作品のセッティングや展示ブースの最終調整を行いました。

そして展示されたのが、こちらの作品です!!

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会期は、10月14日(金)まで!
金沢の近くにお住まいの方は、ぜひご覧ください!!
また、金沢から離れた地域にいらっしゃる方も、金沢へ秋の旅行はいかがでしょうか?

アートアクアリウム誕生 10周年記念祭 北陸朝日放送開局25周年
「アートアクアリウム展 ~金沢・金魚の密~

2016年9月16日(金)~10月14日(金)
石川県の金沢21世紀美術館 市民ギャラリーA
>>詳細はコチラ

>>アートアクアリウム展に関する過去のブログ記事(ブログ1ブログ2

投稿:島田(企画広報部事務室)


2016年10月5日

すごいよ!キャンパスター グランプリは…!?

10月2日(日)、「すごいよ!キャンパスター ヴォーカルコンテスト」の決勝大会が行われました!!

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■すごいよ!キャンパスターって…?
大阪芸術大学株式会社ギザ(GIZA studio)がタッグを組んで、高校生の中からアーティストとして可能性を感じる人材を発掘し、
大阪芸大在学中にメジャーデビューを目指して育成、まさにキャンパスから出るスター”キャンパスター“を生み出そう!という新人発掘プロジェクトです。
今年5月からスタートし、大阪芸大オープンキャンパスでのエントリーを中心に、たくさんの方からご応募いただきました。
>>詳細はコチラ

GIZA studioは1998年に設立。
倉木麻衣愛内里菜GARNET CROW小松未歩など、関西出身・在住アーティストを多数輩出してきたメジャーレコード会社です!

決勝大会の舞台となったのは、GIZAのライブハウス「hills パン工場」!!
数々のアーティストたちがライブを行った場所だと思うと、興奮しちゃいますね!

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今回の決勝大会には、予選を通過したファイナリストの高校生8名が参加しました。

審査員として出席されたのは、ジャズヴォーカルとして第一線で活躍されている演奏学科ポピュラー音楽コース准教授の藤村麻紀先生、
GIZAからはレーベルマネジメント 曲手秀昭さん、制作チーフディレクター 寺尾広先生、アーティストデベロッパー・音楽評論家 斉田才先生。(寺尾先生と斉田先生はポピュラー音楽コースでも講師として教鞭を取られています!)
そしてB’zやZARDなど数々のアーティストのギターサポートをされた他、ロックバンド「センセーション」ギタリスト・作曲編曲家としても活躍されている大賀好修さんです!

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まずは、自己紹介・自己PRタイム!!
一人ひとりステージの中央に立ち、2分程度のスピーチを行いました。

審査員からは、「何か楽器は演奏できますか?」「作詞作曲の経験は?」「将来やりたいことは?」などさまざまな質問も飛び出しました。

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続いて、歌唱審査!!
先ほどまでは緊張した表情だった高校生たちですが、ここでヴォーカリストとしてのスイッチが入ります!!

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ノリの良いポップスを楽しそうに歌い上げる人もいれば、バラードで美しいビブラートを披露する人、表現力が試されるミュージカル楽曲に挑戦する人など、それぞれの得意分野で戦いました!

審査の結果は…?

■グランプリ 高校3年生 木村涼介さん

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■準グランプリ 高校3年生 中井優月さん

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■奨励賞 高校3年生 田原明星さん

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■審査員特別賞 高校1年生 砂田理子さん

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おめでとうございます!!

見事グランプリに輝いた木村さんは、大阪芸大の入学手続納入金免除の他に、GIZA育成契約が結ばれます!
「まさか呼ばれると思わなかった」と驚いた表情を見せた木村さん。
これから、大学での授業とGIZAのレッスンを受けながら、プロのヴォーカリストをめざしてがんばってくださいね★

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出場されましたファイナリストのみなさん、お疲れさまでした!
全員、本当に素晴らしい歌声でした。

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コンテストの模様は11月下旬頃、「大阪芸大テレビ」番組内でオンエア予定です♪
放送日程が決まりましたら、改めてこのブログでも告知いたしますので、みなさん要チェック!

投稿:島田(企画広報部事務室)


2016年9月15日

大阪・未来創造プロジェクト 8月は…?

今日のブログは、以前から紹介している「大阪・未来創造プロジェクト」についてです!

■大阪・未来創造プロジェクトとは…?
大阪芸術大学と大阪・光の饗宴実行委員会が共同事業として実施するプロジェクトで、大阪芸大の学生と高校生たちが、「OSAKA光のルネサンス2016」のメインプログラムの一つ「大阪市中央公会堂・プロジェクションマッピング」の作品を制作し、発表・発信するというものです!

これまでのワークショップでは、コンセプトの検討、アイデア出し、中央公会堂の見学などを行ってきました。

>>6月のワークショップ ブログ記事
>>7月のワークショップ ブログ記事

8月は、構成に基づくシーンごとのパース絵を、分担して制作!

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学生や高校生たちの視点で見た、今昔、そして未来の大阪をアートで表現しました。
それぞれ得意な画材を用いて、熱心に取り組んでいましたよ!

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総合プロデューサーで本学客員教授の村松亮太郎先生だけでなく、アートディレクター、プロデューサー、映像ディレクターなど第一線で活躍するプロの先生方が学生たちに丁寧に指導をしてくださいました。

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そして、今回のワークショップに間に合うよう制作されたのが、大阪市中央公会堂(1/30スケール)の模型です!

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細かい装飾や色味まで、本物そっくりですね!!

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この模型に、過去のプロジェクションマッピング作品や、学生が描いた作品を投影し、立体物に映写する時の注意点などを学びながら、パース絵を完成させていきました。

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実際に模型に投影してみると、建物の形状に上手く合わなかったり、思っている色にならなかったり…
平面上で制作しているだけではわからなかった、さまざまな問題点が見えてきました。

6月にスタートしたこのプロジェクトも、いよいよ大詰めです!
まだまだ引き続き、ブログで追っていきますね!!

投稿:島田(企画広報部事務室)


2016年9月14日

チームラボ作品「お絵かきピープル」で遊ぼう!

オープンキャンパスのプログラムの一つとしても大人気だった、「お絵かきピープル」!

現在、大阪芸術大学で常設展示しております★
場所は11号館エントランス、入ってすぐ右手にあります。

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どなたでも自由に遊んでOKです!

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入ると、こんな感じの草原が広がっています。
テーマパークのアトラクションみたいですね。

使い方はとっても簡単!

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まず、ピープルの輪郭が描かれた用紙を選びます
ボーイ(A~C)とガール(A~C)の6種類があります。

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輪郭の中に、クレヨンを使って自由に絵を描きます
形は決まっていますが、工夫次第で自分らしいキャラクターを創作することができますよ♪

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完成したら、これをスキャナーでスキャンします
枠内に置いて、黄色いボタンを1回押すだけ完了です!

すると…

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自分が描いたピープルが、映像内の広場に登場!!
動き回り、他のピープルとコミュニケーションを取り始めます。

さらに、触れると反応して、さまざまなアクションを見せてくれます!

ピープルがまるで自分の分身のように思えてきて、とっても可愛い~♪

「入って大丈夫かな?」と迷っている学生さんも見かけますが、遠慮せずどんどん使ってくださいね!!

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「お絵かきピープル」を制作したのは、”ウルトラテクノロジスト集団”と言われる「チームラボ」!
チームラボ代表の本学客員教授 猪子寿之先生は、来年度からアートサイエンス学科(平成29年4月開設)で教鞭をとられることになっています。
どんな学びが展開されていくのか、乞うご期待!!

投稿:島田(企画広報部事務室)


2016年9月8日

新世代造形大賞 決定!!

今日は、大阪芸術大学スカイキャンパスで行われた「新世代造形大賞」の模様をご紹介します♪

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新世代造形大賞とは、30歳以下の若手作家を対象に、大阪芸術大学株式会社海洋堂が共同で行うコンペティション。
オリジナル作品のフィギュアを中心に、ジオラマや創作人形、プロップ(映画や演劇で使われる小道具のこと)、マスクなど幅広い”造形作品”を募集して開催されました。

審査員は、大阪芸術大学キャラクター造形学科教授で海洋堂代表取締役社長の宮脇修一先生、同じくキャラクター造形学科の大山竜先生、短期大学部デザイン美術学科特任教授の寒河江弘先生、海洋堂所属の造形師・BOMEさん(ゲスト審査員)、そして、造形作家の竹谷隆之さんです!!

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竹谷さんは、卓越した造形力と、独自の解釈で描かれるデザイン力が高く評価されている方で、映画や玩具、フィギュアなどさまざまな領域において活躍されています。
「ファイナルファンタジー」シリーズや「仮面ライダー」シリーズなどのクリーチャーデザイン、昨年公開された実写映画「進撃の巨人」のキャラクターデザインなど、代表作も名作ばかり!

また、現在公開中の映画「シン・ゴジラ」に登場するゴジラのキャラクターデザインを担当されたのも、竹谷さんなんです!!
「シン・ゴジラ」と言えば、本学出身の庵野秀明さんが監督された作品ということでも、話題を呼んでいますよね。

(C)2016 TOHO CO.,LTD.

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会場には、形状検討用に竹谷さんが制作した「シン・ゴジラ第1号雛型」も展示されていました!!
劇中のゴジラはCGで制作されていますが、そのCGのベースになったものだそうです。

その造形の格好良いこと…!
360度どの角度から見ても、またどの細部を切り取っても美しいです。

(C)2016 TOHO CO.,LTD.

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9月3日(土)は竹谷さんを招いて、トークショーが行われました。

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会場には、憧れの竹谷さんの話を聞こうと、溢れんばかりの学生や若手造形作家が押し寄せました!
普段制作時に心がけていることや、制作の裏話などが話され、大盛り上がり!

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今回のコンペの応募作品に対して、竹谷さんは「色んなふり幅のものがあって楽しかった。”ものをつくる人”って少なくなっていると思っていたけど、捨てたもんじゃないと感じられた!」とコメントされました。

さらに、客席からの質問も次々と飛び出しました!

造形作家を目指す若者たちへのアドバイスを求められると、
「”好きなものをつくってください”としか、言いようがない。自分がどうしたいかは、他人に聞くより、好きなものをやるのが一番良い。
また、仕事としてやっていきたいなら、全力でやらないと指摘される。学校にいる時から、何事も全力でやるクセをつけてください。
好きなことを全力でやってください!
と話された言葉が印象的でした。

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そして、翌日の4日(日)には、「新世代造形大賞」の結果が発表されました!!

総出品数105点から見事大賞に選ばれたのは…?

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キャラクター造形学科フィギュアアーツコース2年生の滝田かのこさんの作品「猫の踊り場」です!!

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ぎっしり集められた猫たち。
しかも、よく見ると苔の生えた石のような、猫のお地蔵様も紛れています。
同じ素材でできているはずなのに、生き物らしい表情や仕草を見せている猫は、なんだか体温が感じられて本当に生きているみたい。
反対に石像の猫は、無機質で石の冷たさまで伝わってきます。
繊細な表現に驚かされる作品ですね!

この他にも、「竹谷隆之賞」などさまざまな賞が用意され、芸大・短大の学生も多数受賞を果たしました!

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今回初めての開催となった「新世代造形大賞」ですが、今後も第2回、第3回と企画していきたいと話されていましたので、次回開催の際には、このブログをご覧のアナタも挑戦してみてはいかがでしょうか?

◆予告!
“フィギュア界最高峰のクリエイター”である竹谷隆之さんが、11月に大阪芸術大学スカイキャンパスで展覧会を開催します!
詳しい内容は、また改めてご紹介させていただきますね。

投稿:島田(企画広報部事務室)