2016年5月18日

「宇宙兄弟」ラッピングバス運行スタート!&オープンキャンパス無料送迎バス運行!

昨日から、「宇宙兄弟」のイラストを施したラッピングバスの運行がスタートしています!

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「宇宙兄弟」は、漫画家 小山宙哉先生の作品で、2008年に漫画雑誌「モーニング」にて連載をスタート。
アニメ化や実写映画化もされている人気漫画です!

今年度の大学案内の表紙やオープンキャンパスのポスターなどにも、この「宇宙兄弟」のイラストが使われているんですよ!

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真っ白な背景がとても爽やかですが、実は白いバスって意外に少ないのだそうです。
遠くからでも、ぱっと目を引きますよね!!

昨日さっそく大阪芸術大学 企画広報部Twitter(@KouhouOua)でこのラッピングを紹介したところ、たくさんの方から反響をいただきました!
ご覧いただき、本当にありがとうございます。

この「宇宙兄弟」バスは、大阪芸術大学と大学の最寄り駅である近鉄喜志駅前を繋ぐスクールバスとして運行しています。
学生のみなさんはもちろん、オープンキャンパスなどで大学にお越しになる方も、ぜひ探して見つけてくださいね。

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さて、大阪芸術大学のオープンキャンパスでは、芸大⇔喜志間のスクールバスだけでなく、各地方からも無料送迎バスを運行します!
発着場所は、広島岡山高松徳島姫路三ノ宮金沢福井名古屋彦根京都和歌山岸和田堺東の14ヶ所!!
事前に予約が必要ですので、オープンキャンパス開催日の2日前までに申し込んでくださいね。

>>詳しくはこちら

5月22日(日)開催の大阪芸術大学オープンキャンパスまで、あと4日!!
みなさんのお越しを、お待ちしております♪

投稿:島田(企画広報部事務室)


2016年5月11日

0からはじめるProcessingプログラミング教室

平成29年4月に開設予定の新しい学科・アートサイエンス学科(仮称)
大阪芸術大学のホームページなどでも紹介されていますので、すでにご存知の方も多いかと思いますが、今回は改めて新学科についてご紹介します。

今、先端テクノロジーを活かした新しいアート表現やデザイン製品、斬新なサービスが次々と生まれていますよね。
例えば、近年よく目にするプロジェクションマッピングや、映像と音楽・身体表現が融合したライブパフォーマンス、暮らしに役立つロボット、スマートフォンなどで使える新感覚のアプリケーションなど…
それらはまさに、アートとサイエンスが融合して生まれたもの!
アートサイエンス学科(仮称)では、文系・理系・芸術系の枠にとらわれない自由な発想と取り組みで、先端テクノロジーを使って新たな形にするまでのスキル、知識、実践のすべてを身につけることができるんです!

「興味はあるけど…なんだか難しそう」
そう思われる方も多いのではないでしょうか。

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そんな人でもすぐにプログラミングに親しめるワークショップが、5月5日(木・祝)に大阪芸術大学スカイキャンパスで行われました!
中高生と高校の先生方を対象にして開かれた今回のワークショップのタイトルは、「0からはじめるProcessingプログラミング教室」。

「Processing」とは、電子アートとビジュアルデザインのためのプログラミング言語で、環境言語Javaをベースに初心者でもわかりやすくプログラミングを行うことができます!

講師を担当されたのは、アートサイエンス学科(仮称)の学科長就任予定で現在は教養課程主任教授である武村泰宏先生です。
最初に先生が紹介されていた”プログラミングがよくわかるマンガ”が明快だったので、その内容を簡単に紹介しますね。

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1.魔法使いのモモさんは、日曜日の朝にはいつも花壇に水をやり、布団を干し、おやつの時間の前に布団を取り込んでいます。
2.モモさんが家を留守にするので、テディベアのクマオに「出かけている間に花壇に水をやって布団をほしておいてね」という呪文をかけます。
3.すると、当日は雨で干した布団がびちゃびちゃ!クマオは指示されたことはできても、「雨が降ったら布団を取り込む」など考えて行動することはできないのです。

ここで必要なのは、「もし雨が降ってきたら」などあらゆる場合を考えた『条件』を伝えること!
なので、クマオに伝える呪文は…

「午前9時に、もし雨が降っていないなら花壇に水をやってね。
 午前10時に、もしお日様が出ていたら布団を干してね。
 もし雨が降ってきたら布団を取り込んでね。
 そうでない場合は、午後3時になったら布団を取り込んでね。」

こうしていろんな『条件』を伝えて、自分以外のものを、自分がいなくても思った通りに動くようにするのが、まさしくプログラミングなんですって!

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さて、「Processing」では、呪文の変わりにこんなステートメント(構文)を使ってプログラミングを行います。

size(200,150);

「size」は「ウインドウのサイズを指定しますよ」という指示で、「200」が横幅・「150」が縦幅のピクセル数を表し、「;」は文章の最後につけます。

ウインドウの位置を表すx座標とy座標を使って、好きな場所に図形も描くことができるんです!

点を描くときは「point(x,y)」、直線は「line(x1,y1,x2,y2)」、長方形は「rect(x,y,width,height)」(widthとheighは図形の横幅と高さ)、楕円なら「elipse(x,y,width,height)」でできるんですよ。

さらには色を指定したり、境界線の太さなど、どんどん複雑な指示を出して思い通りの図形をつくることができるんです。
参加者たちも、こんな円を作ることに成功しました!

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そして、先ほどのクマオへの呪文にもあったように、プログラミングに重要な「ある条件が満たされたときだけ特定の処理を行う」あるいは「条件が満たされない場合に処理を行う」などという『条件』を伝えることために、
「if」文や「else」文というものを使ったり、さらには繰り返し(ループ)などさまざまな指示を加えると…

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お絵かきツールが完成しました!!
これは、指定した色・サイズの円を、マウスを左クリックした時だけ連続して描き、そしてマウスから手を放すと描くのをやめる、という指示でできているんです。
さらにはペンの色や太さを変えるパレットを作ったり、消しゴムだってできちゃうんですよ。

私たちが普段使っているペイントやPhotoshopなどの原型で、複雑な指示を与えることでいろんな描画表現ができるようになっているんですね。

参加者全員、とっても楽しそうにプログラミングを行っていました!!

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5月22日(日)の大阪芸術大学オープンキャンパスでは、アートサイエンス学科(仮称)の授業が体験できるプログラムが多数用意されています!!
気になる方は、ぜひオープンキャンパスにもお越しくださいね。

投稿:島田(企画広報部事務室)


2016年4月28日

写真学科「NEXT」展 始動!!

今日は写真学科にお邪魔してきました!!

写真学科では毎年、大阪市北区にある「ニコンサロン」というギャラリーを使って、「大阪芸術大学 写真学科選抜展 NEXT」(通称「NEXT」展)という展覧会を開催しています。
写真の世界に新風を吹き込むイベントとして注目を浴びているこのイベント。
監修しているのは、写真評論家で本年度より教授に就任された飯沢耕太郎先生です。

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今回は、授業の中で展覧会に向けたオリエンテーションが行われました。
写真学科全学年の学生が対象となるため、教室はご覧のように学生でびっしり席が埋まっていました!

“選抜展”と銘打っている通り、この展覧会に参加できるのは、作品審査で選ばれた学生のみ。
希望者はポートフォリオを提出し、大体15名ほどに絞られるそうです。
学生のみなさん、がんばって参加権を勝ち取ってくださいね!

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飯沢先生曰く「NEXT」展の特徴は学年の垣根を越えているところ。
写真学科では、同じ学年の人と一緒に行うイベントが多いため、先輩や後輩と交流できる機会は限られているそうです。
1年生の初々しい作品が高く評価されることもあったりして、それぞれの学年の強みを発見できる展覧会でもあるのです!

そして、普段の授業とは違い、自分ならではの表現に挑戦するきっかけになるのも、この展覧会のもうひとつの特徴です!
「NEXT」展には決まったテーマはなく、それぞれの学生がやりたいこと、”ライフワーク”を表現することができるんです。

さて、今年はどんな展覧会になるんでしょうか?
会期は11月予定ということなので、これから動きを追っていきたいと思います!!

投稿:島田(企画広報部事務室)


2016年4月27日

ODFプレゼンツ「デザイン学科展」inスカイキャンパス

現在、スカイキャンパスで開催されているODFプレゼンツ「デザイン学科展」inスカイキャンパス!!
今日のブログでは、その展示の模様をご紹介します。

この展覧会は、5月15日(日)に大阪市中央公会堂で開催される「OSAKA DESIGN FORUM」の先駆けとして行っているもので、デザイン学科の学生たちが企画して展示を行っています。

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会場にいた学生に、「今回の展示にテーマはあるんですか?」と尋ねてみると、
「デザイン学科に入学してから、卒業するまでを辿った展示になっています。
 入り口から1年生、その奥に2・3年生、そして最後に卒業制作作品を展示することで、学科の4年間の流れが感じられるようになっていますよ!」
と教えてくれました!!

こちらは1年生の実習で制作された作品。

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そして、2年生・3年生。
2年生からは7つのコースに分かれて学ぶのですが、会場でも各コースに沿った作品が展示されており、それぞれの特徴を感覚的に捉えることのできる会場づくりになっていました。

グラフィックデザインコース、イラストレーションコース、

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デジタルメディアコース、デジタルアーツコース、

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プロダクトデザインコース、空間デザインコース、

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そしてデザインプロデュースコースです!
一口に「デザイン」と言っても、表現の幅は無限ですね!!

そして、昨年度の卒業制作優秀作品。
4年間で培ったスキルを総動員して制作された作品は、どれも迫力がありますよ!!

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それ以外にも、デザイン学科と音楽学科の学生で結成されたインタラクティブアート制作サークル(非公認)「デジタルマッチョ」によるインタラクティブアート作品も展示されていました!

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この「くまっちょ」というキャラクターは、手の動きに合わせて腕を上げたり下げたりして筋トレするんですよ。
面白くて、しばらくの間くまっちょと遊んでしまいました。笑

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デザイン学科では産学連携プロジェクトも盛んに行われています。
大阪芸術大学×大阪信用金庫で生まれた通帳型スケジュール帳をはじめ、さまざまな企業とのプロジェクトで生まれたデザイン製品も展示されていました!

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展示は5月8日(日)まで。
みなさんもぜひ、実際にご覧になってみてくださいね。

そして!!
5月15日(日)の「OSAKA DESIGN FORUM」も忘れてはいけません!!
今年はイベント10周年!
デザイン学科の一大イベントをお見逃しなく♪

>>OSAKA DESIGN FORUM 公式サイト

投稿:島田(企画広報部事務室)


2016年4月26日

ご当地ナンバープレート「カナちゃんプレート」♪

大阪芸術大学のキャンパスがある、大阪府南河内郡「河南町」。
河南町は、1956年、石川村・白木村・河内村・中村の4つの村が合併して発足しました。

町制施行55周年を迎えた2011年には、河南町PRキャラクター「カナちゃん」が誕生!
河南町のホームページに登場したり、町の循環バスにラッピングされたり、河南町観光アプリ「かなナビ」では”きせかえカナちゃん”という機能で遊ぶことができたりと、色んなところで活躍しています。
もうすっかり”河南町といえばカナちゃん”というイメージが定着しているのではないでしょうか?

そんな河南町は、今年・2016年で町制施行60周年を迎えます。
それを記念して、原動機付自転車等のご当地ナンバープレートを導入しました!!
カナちゃんがあしらわれたもので、愛称は「カナちゃんプレート」!
4月11日から交付がスタートしています。

このプレートのデザインに、本学デザイン学科3年生の藤村さつきさんの案が採用されました。

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このデザインは、デザイン学科2年生の授業で課題として出され、学生から85点のデザインが提案されました。
その中からまず優秀な3案が選ばれ、絞られた3案を対象に河南町民の方々による投票を行いました。
そして、投票総数389票の中から最も多い票を獲得したのが、藤村さんのデザインです。

そこで、デザインが採用された藤村さんにお話を伺いました!

Q.デザインが採用されてどう思いましたか?
「自分のデザインしたものが実際に車道を走るのを想像すると、とても嬉しいです。」

Q.こだわったところはありますか?
「河南町のことを調べて、町の木である”桜”と、有名な金山古墳をモチーフに使いました。
 また、実際に道を走っていることをイメージして、見やすさを重視しました。
 色は、白・黄・ピンク・青・緑という大まかな指定はありましたが、細かい色合いは自分で選んでつけました。
 パステルカラーは可愛いですけど、もっと色がはっきりしている方が車道ではわかりやすいのではないかと思い、このような色合いになりました。」

Q.今後の展望は?
「自分のデザインしたものが実際に形になったのは、今回が初めてのことだったので、とても良い経験になりました。
 グラフィックデザインコースで勉強していますが、単にデザインをするだけでなく、ブランディングやプロモーションにも興味があるので、商品企画などに携わっていきたいです!」

カナちゃんプレート、めちゃくちゃ可愛いですよね!!
実際に走っているところも見てみたいです。

河南町にお住まいの方は、従来のナンバープレートと選択制で使用することができますので、ぜひカナちゃんプレートを付けてくださいね♪

投稿:島田(企画広報部事務室)