6月5日(日)、「大阪・未来創造プロジェクト」が始動しました!
このプロジェクトは、大阪芸術大学と大阪・光の饗宴実行委員会が共同事業として実施するもので、大阪芸大の学生と高校生たちが、「OSAKA光のルネサンス2016」のメインプログラムの一つである「大阪市中央公会堂プロジェクションマッピング」の作品を制作し、発表・発信していくというものです。
「OSAKA光のルネサンス2016」
開催期間:平成28年12月14日(水曜日)から12月25日(日曜日)まで 17時から22時まで
※プレビュー点灯期間(一部コンテンツのみ)
平成28年11月20日(日曜日)から12月13日(火曜日)まで 17時から23時まで
総合プロデューサーには、大阪芸術大学客員教授の村松亮太郎先生が就任!!
村松先生は、東京駅の3Dプロジェクションマッピング「TOKYO HIKARI VISION」演出をはじめ、テレビ・広告・ミュージックビデオ・空間演出など、ジャンルを問わず活躍されています。
そして来年度からは、大阪芸術大学に開設予定のアートサイエンス学科(仮称)で教鞭を取られる予定です。
この日は、先生と学生、高校生、そして大阪・光の饗宴実行委員会の方々などを含めた、関係者全員の顔合わせが行われました。
「僕と君たちの間に境目をつくりたくないし、境目はないと思う。
今回のプロジェクトでは、僕が何かを教える訳じゃない。自分たちでつくるんだよ。みんなでゼロから何かつくっていこう」と話された村松先生。
先生は、いろんなゼロが掛け合わさることで無限大の可能性が広がると考えられており、
アートとテクノロジーの可能性を込めて「0×0=∞(ゼロ×ゼロ=無限大)」という言葉を使われています。
「”モノをつくるって、ゼロから創造するってどういうことなのか?”ワークショップを通じて考えよう!」
先生のそんなメッセージに、学生や高校生たちは真剣な表情で耳を傾けていました。
村松先生からの話があった後は、参加者全員が一人ひとり自己紹介を行いました。
「映画やミュージックビデオなどの映像制作に興味があり、プロジェクトへの参加を決めました」と話した学生もいれば、
「空間デザインをしたくて大阪芸術大学に入りました。旅行が好きで、外国に行った時にその国々の空間を感じるのが好きなんです」という人、
「テーマパークに興味がある」「音楽ライブが好き」「食器が好き」「ファッションが好き」など、さまざまなことに関心を持つ学生たちが集まっている模様。
また、高校生からは「デザインをやりたい」「3DCGに興味がある」と言った声があがりました。
最後には、ディスカッションが行われ、今後どのような作品をつくっていきたいのか、アイディア出しが行われました。
まだまだ出発点、これからの展開が楽しみです。
昨年開催された「OSAKA光のルネサンス2015」の来場者数は、約272万人にのぼったそうです!
今回のプロジェクトのポイントは、これだけ多くのお客さんに見てもらえる作品をつくるという点です!!
「多くの人が自分の作品を見るってどう?」という先生の問いかけに、「ちょっと怖いです」と返した学生もいました。
でも、何かを”表現する”ということは、”誰かに何らかのメッセージを伝える”ということですよね。
歴史のある大阪市中央公会堂を活かしたアイディアで、クオリティ・芸術性の高い作品をめざして頑張ってください!
次回のワークショップは、6月19日(日)オープンキャンパスの日に行います。
このブログでも、大阪・未来創造プロジェクトの模様を追っていきます!
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オープンキャンパスペシャルプログラム
村松亮太郎先生 特別講義「0×0=∞ プロジェクションマッピングの可能性」も併せてチェック!!
>>大阪芸術大学オープンキャンパス
投稿:島田(企画広報部事務室)