2008年4月2日

新入生ガイダンスの1日目です。

今日は新入生ガイダンスの1日目です。
これから始まる学生生活に必要な情報がたくさんありますので、聞き忘れのないようひとつずつチェックしていってください。わからないことがあったらそのままにしておかずに、自分で確認するようにしておきましょう。大学生活は「手とり足とり」誰かが何とかしてくれるというわけではありません。「聞いてなかった」「知らなかった」と後になって損しないように、また大学生ですから自分に必要な情報は自分でチェックするようにしましょう。
新入生ガイダンス1日目
新入生のガイダンス終わりを待ち構えているのが在校生たち。クラブやサークルなどの団体が新入部員の獲得に躍起になっています。ジャグリングしている人がいるかと思えば、着ぐるみや、ミリタリのコスチューム姿、生バンドの演奏をする団体も。あの手この手で新入生を勧誘しています。
新入生ガイダンス1日目
是非クラブやサークルには入っておきましょう!大阪芸術大学の醍醐味はズバリ「人脈」だと思いますので。クラブ・サークルを通じて学科間の交流が生まれ、自分の専門以外の芸術の分野を知って視野をどんどん広げることができます。
新入生ガイダンス1日目
就職活動のときなどもよく聞かれるんですよね、「学生時代はどんなサークルに入ってたの?」って。

新入生ガイダンス1日目
皆さんが日常で「楽しいっ!」とか「面白いっ!」って感じるとき、いろいろな芸術の要素がコラボレーションされていることって多いですよね。これからは皆さんはそんな「楽しんでもらうもの」を提供する側になっていくんだと思います。その「送り手」として、「送り手」自身はコラボレーションすることで大きく成長できると思います。良いものをつくるために、皆が「自分で自分を磨こう!」って感じになるはずです。クラブ・サークルを通じてそんな成長を期待するのもとても大きな意味があると思います。
新入生ガイダンス1日目
先輩・後輩の関係も生まれ、「芸大の歩き方」的な話も聞きやすくなりますしね。
持論ですが「教育=出会い」なのかなって思っています。友人や先生、本や映像、音楽、チャンスも含めて自分が成長するための「出会い」そのものが学びのきっかけになって、大きな価値を生むんだと思います。

さぁ、大阪芸大生のはじまりぃー、はじまりぃー・・・。

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2008年4月1日

さぁ新年度スタート!渋滞が予想されます。

いよいよ4月スタート。キャンパスに学生さん姿が戻ってきました。
久しぶりに会う仲間との会話が、皆、声が少し高めのように感じます。
キレイに咲いた桜のせいなのか、ただ「春」だからか。何故だか皆さんウキウキしてますね。
芸坂から芸術情報センターを見上げる
今日とてもうれしかったことがありました。宮崎から来られた新入学生の保護者の方が、「ブログをいつも拝見しています。ただお礼が言いたくて・・・」と入試課を訪ねていただきました。本当にありがとうございます。ほんとうなら「読んでいただいてありがとうございます」とこちらがお礼を言わなければいけないところなのに、わざわざお立ち寄りいただいてとても励まされました。今年度も頑張って大学の様子をお伝えしていきたいと思います。

ニュースというほどではありませんが、本日から大学の前の道に信号機がひとつ増えました。(↓GoogleMap利用) *ちょうど矢印のあたりです。
Google Map 利用
うぅん、困った。渋滞が予想されます。というのも「芸大前」という交差点からほとんど離れていないところに設置されたもんですから。
 迂回路が開通
これは大学の前の道の南側にある橋の工事のため、一時的に田畑をつぶして迂回路が作られたためです。
 迂回路が開通
この迂回路の案内と交通整理のために何人もの工事関係の方が、信号の稼動と共に対応されていました。
迂回路が開通
(↑クリックすると案内図が拡大されます。案内図は下が「北」です。)

キャンパス内はといえば、たくさんの在校生の姿で様子は一変しました。
朝から証明書の自動発行機の前には人がごった返しています。
迂回路が開通
今の時期、在学証明書や就職活動に必要な証明書などを取得するためにこの発行機が活躍しています。11号館に2台、9号館の教務課に1台設置されています。明日からはガイダンスが予定されていますので、こちらも渋滞が予想されます。どの発行機も9:30から使用できますので、すいているところを探してみてくださいね。

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2008年3月30日

ウィリアム・メレル・ヴォーリズ展

昨日、「ウィリアム・メレル・ヴォーリズ展」に行ってきました。
開催は本日30日で終了です。終了一日前というギリギリになりましたがやっと行くことができました。
ウィリアム・メレル・ヴォーリズ展
桜も咲いて暖かくなったはずなのに「花冷え」ともいえる寒さのなか、はじめて滋賀県立近代美術館に行きました。木々に囲まれた美しい風景の中に溶け込むようなデザインの建築物でした。今回のこの企画展のポスターをデザインされた先生が評価されていたとおり素敵な美術館です。
滋賀県立近代美術館
ヴォーリズ展は本学の博物館主催でも行われたことがありましたので見たことはありましたが、ヴォーリズ本人が愛した近江八幡の土地で開催されることと、ヴォーリズが建築設計事務所を開業してからちょうど100年にあたる2008年に開催された意味を考えると、「ちょっと遠いけど行ってみよう」って気になるのに時間はかかりませんでした。(招待券ももらってましたし・・・。)


手描きのスケッチや図面、模型などでヴォーリズの理想とする建築空間が説明され、絵画、書画、写真、印刷物などで辿るヴォーリズの思想、活動など見所満載の展覧会でした。
きっとインスピレーションのままにササッと描いたであろうスケッチが建築のファサードとして立面図に記される過程が見えてくるようでした。
よく知っている大丸大阪心斎橋店の建築意匠がデザインされた当時の手描きの資料をみることができたとき、ピンときたことがあります。ポスターやチラシに使われている「1」「2」「3」「4」「5」の数字は、大丸のエレベーターの扉の上に設置されているパネルの「階」を示す数の意匠だったこと。(気付くの遅いって。)
ウィリアム・メレル・ヴォーリズ展
あの豊郷小学校の階段の手摺にある「ウサギと亀」の写真があったり、神戸女学院の図書館のデザインなど、どこか可愛らしさや、やさしさを多く感じることができる学校建築はヴォーリズの持っていた理想を垣間見ることができる作品だと思います。

ヴォーリズが「住宅」をテーマにした講演の記録として出版された『吾家の設計』も展覧会で紹介されており、そのなかで印象に残ったのが、
「台所と寝室があれば家です。けれども、家とホームは違います。居間ができて初めてホームの資格があるのです。」
少し語尾などは違うかもしれませんが、こんな意味の言葉が私にはなんだか考えさせさせられました。自分の家のことを考えてみて、台所・・・ある。寝室・・・ある。居間・・・ある。ということは資格はあるんだなぁ・・・。でも・・・。そう、単に資格があるだけでそれは「ホーム」として良いものにはなっていかないんだなぁ。(これまた気付くの遅っ!)。ヴォーリズはこのほかにこの講演の中で「食卓には花を絶やさないようにしたい」とか、建築と生活が調和していくためのお話をたくさんしたようです。住宅建築をやりたい人は必ず読んでおきましょう!
ウィリアム・メレル・ヴォーリズ展
そうそう、この展覧会に展示されているものの他、ヴォーリス建築の図面やスケッチのほぼすべてが大阪芸術大学で保管されていることはとても誇らしいことです。本学では山形政昭教授がヴォーリズの研究をされていて『ヴォーリズ建築の100年』や『ヴォーリスの西洋館』などの著書などがあります。本の中では大正から昭和初期にかけて優れた建築を残したヴォーリズの手書きのスケッチや図面を紹介しながらその建築の魅力を伝えています。

現在、大阪芸術大学博物館事務室では「ウィリアム・メレル・ヴォーリズ展」を計画中(2008年・秋)です。皆さん楽しみにしててくださいね。

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2008年3月29日

東京国際アニメフェア2008

327日?30日まで行われている東京国際アニメフェア2008に行ってきました。
会場は「東京ビッグサイト」、大阪で言うと「インテックス大阪」ですが、規模が違います。
このところ各地で開催される見本市の中でマンガ・アニメ系の見本市が圧倒的な動員数だそうで、家電や自動車なんか目じゃないくらいの巨大なマーケットがこの催しを支えているそうです。
今年初めて、大阪芸術大学も学びゾーンに出展しています。

27日、28日はビジネスデー。コンテンツビジネスやメディア系会社関連の方々が主に商用を目的にして交流される日です。ビジネスデーですが、学びのゾーンにもさまざまな企業の方々が来られました。大阪芸術大学のブースに来られた方で印象的だったのは、OBの方々です。
卒業後様々なご活躍をされている方ばかりで「懐かしくなって訪ねてみました」という方がほとんどでした。小学館プロダクションの総務をご担当の方だったり、ポニーキャニオンの映像制作のご担当だったり、バンダイビジュアルの編成のお仕事をご担当だったりとどのOB方のイキイキとお仕事されている様子がわかり感心するばかりでした。

27日の初日には実写版として映画化されることで話題の「ヤッターマン」(三池崇史監督、2009年春公開)の製作発表が行われ、テレビのワイドショーなんかでも一部その映像が紹介されていましたね。あいにく特設ステージの様子は出展ブースにいたため見ることはできませんでしたが三池監督が会場全体を視察された際、「ほー、大阪芸術大学かー」といいながら通り過ぎてくださったのがうれしかったです。ガンちゃん役の嵐の櫻井翔さんや愛ちゃん役の福田沙紀さん、セクシーな衣装で超話題のドロンジョ役の深田恭子さん、ボヤッキーを演じる生瀬勝久さん、トンズラー役のケンドーコバヤシさん、生で見たかったですー。
東京国際アニメフェア2008
(↑注意:深田恭子さんではありません。)

ガイナックス、ウォルト・ディスニー、GONZO、スタジオジブリ、小学館からMicrosoftなど映画アニメ、玩具、マンガ、テレビ局、200を優に超える企業や団体が出展しており、会場にはコスプレのコンパニオンさんたちがいっぱいです。
 
今や注目は秋葉原からビッグサイトへ移っているのだそうです。
本日29日からのパブリックデーには一般の方も入場することができるのですが、会場前から長蛇の列が続く、続く。
東京国際アニメフェア2008
泊りがけの方も多いようで、かなり前の時期から周辺のホテルは予約することができませんでした。
東京国際アニメフェア2008
今回初めてこの催しに参加させていただきましたが、なめてました。スッゴイイベントです。
東京国際アニメフェア2008
このアニメフェアの実行委員長の石原慎太郎東京都知事も来られていました。

ホント、ファンにとってはこの上なく楽しい夢のような世界なのです、きっと。まさに聖地。
東京国際アニメフェア2008
会場の自動販売機には「聖地の珈琲」なるものが並んでいました。
東京国際アニメフェア2008

大阪芸術大学は「東3」という入り口からまっすぐ進んで、手塚治プロダクションのブースを過ぎ、さらに少し進んだ右手のところに「大阪芸術大学キャラクター造形学科」として出展しています。
キャラクター造形学科の3年生の実習作品集(DVD付)やマンガ制作実習作品集などを配布しています。是非、お立ち寄りください。

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2008年3月28日

桜がちらほらと・・・・・

大阪芸大のサクラ  
大阪芸大のサクラ  
大阪芸大のサクラ  
大阪芸大のサクラ 

今年は春の訪れが比較的早い感じで、各地で桜の開花宣言が聞かれる今日この頃ですが、

大阪芸術大学の桜もちらほらと咲き始めました。また本当にぽつぽつという感じで、木によって差はあるのですが、春休みの静かな大学で新学期に学生が来るのを待ち構えているかのように咲き始めました。
大阪芸術大学の桜はとてもきれいで、満開になるとそれはまた格別です。毎年4月の始めには、桜の美しさと、新学期が始まり学生がどっと押し寄せる熱気で大学が活気付き「あーまた新しい年度が始まるな」という新鮮な気持ちといろいろなことがスタートするあわただしさがあります。ちなみに今は嵐の前の静けさという感じでしょうか
今年本学に入学する学生さん方は夢や希望、あるいは不安を抱えながら今過ごしているのでしょうね。いよいよ大学生活が始まりますね。
大阪芸術大学はみなさんの可能性を多いに伸ばすことができる場所です。どんどんいろいろなことにチャレンジして大学生活をエンジョイして下さい。4月にお会いできるのを楽しみにしています。もう少しすると満開の桜がみなさんを待っていますよ。

 

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