2008年4月29日

FUNKY802 digmeout EXHIBITION 2008

現在、大阪・御堂筋の心斎橋界隈では「MAG」(御堂筋アートグランプリ)という大きなプロジェクトが進行中です。今後の大阪の未来を担う若手のクリエーターを発掘し、御堂筋をステージとした新しい「エンターテイメント」のソフトや人材を創出することを目的にして、SOUNDDESIGNARTDANCEFASHION、の5つのジャンルのコンペティションが行われ5月にグランプリが決まります。そのMAG511日)に先立ち、412日から大阪の街をアート一色に染めようとあちこちのショップやカフェでアートイベントを行う「SHOP ART EVENT」などが行われています。

そんな心斎橋で今日からスタートした「FUNKY802 digmeout EXHIBITION 2008」に行ってきました(MAGとは別のアートプロジェクトです)。場所は南船場「drapeau EXHIBITION SPACE」(ドゥラポ エキシビジョンスペース)というところです。FUNKY802 digmeout EXHIBITION 2008
以前のブログでも何度か紹介しましたが、大阪のFM局「FM802」が展開しているアートプロジェクト「digmeout」。「digmeout」は“私を見付けて!”っていうニュアンスだそうです。まだ見ぬ若き才能を発掘するこの展覧会は今年で13回目。一般的に若手アーティストの登竜門的な存在として認知されています。審査の結果、最終的に選ばれたアーティストはFM802のビジュアルアーティストとして活動していくほか、digmeoutが行う企業コラボレーションをはじめとした各種アートプロジェクトにも参加していくことになります。この「digmeout」今までにも大阪芸術大学の卒業生の方がたくさん「ディグミーアウト」されています。
FUNKY802 digmeout EXHIBITION 2008
今回887点の中から最終的に残った12名のアーティストの中に、2人の卒業生が選ばれていました。yum(ユム)さんとyokoboxxx(ヨコボックス)さんです。展覧会会場にはそれぞれのアーティストのコーナーにパソコンが設置されていてインタビュー映像を視聴することができます。
FUNKY802 digmeout EXHIBITION 2008
(↑チラシの裏面から転用させていただきました。)

yumさんはインタビューの中で「既にディグミーアウトした知り合いがいまして・・・」と今回の応募のきっかけをお話されていました。これはひょっとしてZAPonさんのことなんだろうか。また「ウォークマンなしでは出かけられないくらい自分にとって音楽は大切で、特に自分の制作はヒップホップのコラージュ的な要素から影響を受けています」とコメントされていました。実際にイラストを描き始めてまだ半年ぐらいだというコメントは結構意外でした。また「現代アートとイラストレーションの境目」についてのコメントの中では今後の活動への方針も含め、ご自身の制作に対する考え方をお話されていました。
>>>yumさんの紹介

yokoboxxxさんは、卒業後一旦ゲームメーカーで仕事されていたという経歴をお持ちで、アーティストの集合体「StrangeGaRhythmon」を率いるアートディレクターとして活躍されています。インタビューの中では「絵画や写真、グラフィック、プロモーションビデオなど目に入ったものは全部消化したい」そんな思いをもって制作活動をされてきたことをお話されていました。また「子供のころから家にMTV(ミュージックTV)がひかれていて数々のプロモーションビデオから影響を受けた」、「映像制作をしていきたい、映像への思いを抑えられなくなった」「イラストを描くのは速いですよ。10分ぐらいあれば。速くキレイな線を描きたいんです。」と話されていたことが印象的でした。
>>>yokoboxxxの紹介

在校生の皆さん、是非この機会に先輩方の活躍を生で見に行ってください。
●「FUNKY802 digmeout EXHIBITION 2008
4
29日(tue)→56日(tue) 10001900
大阪・南船場「drapeau EXHIBITION SPACE」にて

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2008年4月28日

情熱大芸

学内の木々の新緑が美しい初夏のような陽気です。朝は本当に清々しくて、特にその美しさを味わうことができます。毎日必ず1度は通る芸坂を上るとき私はずっと上を向いて坂を上がります。モミジやケヤキなど新緑のトンネルの天井はこんな感じです。
芸坂 新緑 トンネル もみじ
外が気持ちよいので、お昼休みになると総合体育館の芝生広場では、お弁当食べたり、寝転がったり、バトミントンしたり。過ごし方様々な学生さんでいっぱいになります。
総合体育館 芝生広場 昼休み
新緑だけでなく、総合体育館の裏手には柴桜などの花々も美しい表情を見せてくれています。中でも一番光っているのが花水木(ハナミズキ)9号館の大階段の下にある自動販売機コーナーに植えられている赤と白の花水木が一番目立ちます。
ハナミズキ 花水木 9号館
学内には他にも花水木を見ることができ、デザイン学科棟(10号館)の前に等間隔で花を咲かせている木もそうです。
花水木 ハナミズキ 10号館前
桜は見ごろが終わっても、次々と花盛りつづく春の学内。のんびりできたら気持ちよさそうです。授業でたくさんの課題が出されて気持ちがいっぱいいっぱいでも、たまには花を眺めてリフレッシュしましょう!
ハナミズキ 花水木

さて、いよいよあさっては29日から新入生歓迎祭です。ライブあり、作品展示あり、ダンスパフォーマンスあり、内容盛りだくさんです。学内には告知用の様々な看板が並んでいますが、中でも学内に4つある新歓の看板がやはり一番インパクトがあります。「情熱大芸」。
2008年度 大阪芸術大学 新入生歓迎祭
チャチャ、チャッ、チャッ、チャー・・・、どこからかヴァイオリンの音楽が聴こえてきそうです。この看板の「職業」という欄は4枚とも違う職業が書かれていますので、学内で4つ見つけてなんて書いてあるかチェックしてみてください。

●2008年度 新入生歓迎祭
 4
30日(水)12:2013:20
 5
1日(木)12:2018:30

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2008年4月25日

夾竹桃の箱

美術学科の先生に確認したいことがありまして、21号館へ。今日のブログは「Gallery 5F」です。以前のブログでも紹介しましたが、美術学科には廊下を利用したギャラリーがあります。

日常的に作品を発表する場として作られた「Gallery 5F」の新年度1回目の展示は副手の刀川昇平さんの作品です。新年度に入って学年が変わり、美術学科の皆さんの作業スペースも引越しが完了しています。そこで、美術学科の学生さんに刺激になればということと、「このギャラリーをこんな風に使っていいんだよ」というのを知ってもらうために今回の展示を企画されたそうです。
Gallery 5F 21号館 美術学科
展示されているのは『夾竹桃の箱』というタイトルの作品です。高さ2メートルぐらいの位置に据え付けられた箱には植物の種子が丁寧に描かれています。以前、美術学科の先生方が中心になって『種子展』という展覧会が開かれました。この種子は、その『種子展』のころから高田先生がコレクションしていたものをわけてもらってモチーフにしたそうです。
Gallery 5F 21号館 美術学科
箱からは金属製のアームが横に延び、アームの先から真下にテグスが足元まで下りています。その先には紡錘形の黒と白の立体が吊り下げられていて、更にその立体の下に盛られた塩。なんとも不思議な作品です。
Gallery 5F 21号館 美術学科
黒と白の立体の材質は木。上部の黒はバーナーで焦がして黒を出し、下部の白は何度も塩水につけて再結晶させて白を出しています。不思議なのは単に形だけではなく、音もなくかすかに揺れているからでしょうか?地面が揺れているのか、自分が揺れているのか?盛塩とこの立体の間に何か化学反応のような力が生まれているのか?人か通るたびに動かされる空気のせいか?
Gallery 5F 21号館 美術学科
作品は4つあり、それぞれに盛られている塩も違うのだそうです。伯方の塩、いわきの塩、鳴門の塩、沖縄の塩。刀川さんのこだわりの部分です。

箱に描かれている種子は「夾竹桃」(きょうちくとう)という植物の種子です。この夾竹桃は広島に原爆が投下された後、大地にこの種子が舞い下り焼け野原になった土地を復活させたといわれる、とても逞しい植物だそうです。刀川さんは広島生まれの広島育ち。お名前の「刀川」という苗字も広島に由来するそうです。そんな話を聞いて自分の中で何かが繋がったような感じがしました。
Gallery 5F 21号館 美術学科
種は「単なる種」というだけでなく、こうして作品の中に存在する時に作者の深い深い思いと共に新たな別の価値に生まれかわっているんだな、そんなことをジワジワと感じました。自由に鑑賞して自由に感じればいいっていう場合もありますが、作家さんとお話して、話の中に登場する何気ないキーワードが作品に込められた作家の思いに近づけてくれこともあります。この作品をはじめ見たときに「不思議な作品だなぁ」としか感じなかったものが、こうも変わるか!と思うほどの変わり様。鑑賞って深いです。

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2008年4月24日

図書館へ行こう!?視聴覚資料閲覧室紹介?

今日は、本学図書館3階の視聴覚資料閲覧室についてご紹介します。ここ視聴覚資料閲覧室には、視聴覚資料が閲覧できる82席の視聴ブースがあります。また、パソコンや視聴覚器材を使って調査研究できる個室タイプの学習室が4つあり、レポート作成等に利用されています。この他、大画面のプラズマテレビやハイグレードのアンプと5.1chサラウンド対応のスピーカーを設置した視聴室もあり、授業や研究発表などでもここを使うことがあります。そして書庫にはDVD・ビデオ・レーザーディスクなどの映像資料やCDLPレコード・カセットテープなどの録音資料が所蔵されています。
視聴覚 資料 閲覧室
平成19年度、学生達に最も人気の高かったDVDは、『スチームボーイ』でした。続いて、『新世紀エヴァンゲリオン』、『かもめ食堂』、『リリイ・シュシュのすべて』、『さくらん』、『鉄コン筋クリート』、『ジョゼと虎と魚たち』、『パッチギ!』、『The有頂天ホテル』も好評でした。今年に入って1月?2月の人気作品は、『天然コケッコー』、『天保十二年のシェイクスピア』、『ゲド戦記』でした。詳しいランキングについては、図書館入り口横の掲示板で紹介しています。また、3階閲覧室のカウンター前書架に人気(上位20)DVDジャケットを展示しています。新着DVDコーナーもありますので是非、チェックしてください。
新着DVDコーナー
そこで、申込み方法ですが、コンピュータで検索するか、あるいはリストで調べて視聴したい作品が見つかれば、資料請求用紙に必要事項を記入の上、学生証と共にカウンターまで申し込んでください。指定のブースで視聴できます。2人用席もありますので、お友達と一緒に視聴することもできますよ。
視聴ブース カップルシート
いかがですか?  気になった作品はありましたか?
授業の合間など、時間を見つけて、是非、図書館に足を運んでください。
ここには、最新作、話題作はもちろんのこと、本学ならではの数々の映像及び録音資料がたくさんあります。きっと、あなたが探していた作品に出会うことができるでしょう。

図書館では、スタッフ一同皆さんとお会いできることを楽しみにしています。わからないことがあればお気軽に声をかけて下さい。
●大阪芸術大学図書館
http://www.osaka-geidai.ac.jp/library/

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2008年4月23日

GOODS DESIGN COLLECTION 2008!

昨年11月→今年1月にかけてデザインを募集しました通称「芸T」。キャンパス見学会で来場者の方々に持って帰っていただく広報用のTシャツのことです。
デザインの募集前から、この「芸T」を使ったデザインプロジェクトが進められていました。
GOODS DESIGN COLLECTION 2008
厳正なる審査を経て選ばれ、Tシャツ化された5種類のデザインが本日披露されました。
GOODS DESIGN COLLECTION 2008
今日から11号館1階ロビーで始まったのは、来る53日(土)に開催されるキャンパス見学会に向け、在校生も盛り上がってほしいという思いから実現した学生企画展。今回もプロデュースBY『展』です。
GOODS DESIGN COLLECTION 2008
今回は、キャラクター造形の2人、写真学科の2人、合わせて4人のアーティストによる20枚のポスター展」が開催されています。11号館1階ロビーが華やかになりました。この4人のアーティストそれぞれが、5種類のTシャツを独自の解釈でビジュアル表現したカッコイイ作品ばかりです。その他にも企画展全体のモチーフに使われている美術学科の方の作品があったり、デザイン学科の方のイラスト、空間構成、グラフィックあり、舞台芸術学科の方の照明あり。ホントたくさんの学科の在校生の力が合わさって「イイ感じ」です。
GOODS DESIGN COLLECTION 2008
実はこの企画には連動したビックプロジェクトが控えています。今回初の試みとして、芸術情報センター・アートホールを使って催されるGOODS DESIGN COLLECTION2008」
この5種類のTシャツを使ったファッションショーです。音楽はこのTシャツのイメージから発想して音楽学科の方々に作曲してもらいました。アートホールはパイプオルガンのために設計された場所で「残響9秒」という難題がありましたので作曲担当の方には非常に苦労していただきました。残響の秒数を考慮した作曲でかつ、それぞれのTシャツのイメージを音楽の形として解釈するとどうなるか。乞うご期待です。
在校生向けには52日のお昼休み、53日のキャンパス見学では11:45からと13:15からの2回を予定していますので、是非アートホールにお越しください。

チアリーダースの方々によるパフォーマンスを音楽、映像、空間演出、照明など様々な角度から盛り上げます。この企画のはじめの段階では本当に実現できるのか正直、不安な部分も多かったのですが、在校生の皆さんの思いやエネルギーってすごいです。大きなプロジェクトの中で発生する数々の問題をひとつずつ解決していきながら、前に前に進む感じは「これぞ芸大生の姿だ!」と思わせてくれます。
GOODS DESIGN COLLECTION 2008
プロジェクトに関わっている在校生は総勢56人。みなさん発想力やポテンシャル、どこをとっても◎です。みんなで協力しあって、自分の専門を発揮して、こうやってひとつずつ形になっていく様子は、これまたグッときます。

関係各部署の方々もご理解、ご協力ありがとうございます。
在校生の皆さん、ありがとうございます。(本番はこれからですが・・・。)

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