2008年8月4日

中学生サマー・セミナー

毎日暑い日が続きますが、皆さん夏バテしていませんか?
大阪芸術大学の構内では、暑さに負けまいとセミが大合唱しています!

そんな中、大阪芸術大学では中学生を対象としたサマー・セミナーが行われました。
大学コンソーシアム大阪が主催しており、大阪府の中学生を対象に、みなさんの夢を実現するために、大学や専門機関が特色ある様々な講座を開講するという企画です。
大阪芸術大学は 1.キャラクターを創る(8/4・5)  2.「デザインの基礎」講義と基礎実習
(8/11/12) の2つのセミナーを開講します。
そこで、本日開講の「キャラクターを創る」のセミナーを拝見させていただきました。

この講座にはなんと103名もの申込みがあり、抽選で30名の学生たちが受講しに来てくれました。
2日間のプログラムで、本日は菅本順一先生が「ファンシーキャラの描き方」について講義してくださいました。

ファンシーキャラとは、2頭身ほどのかわいいキャラクターのことで、アニメやCM、マスコット
キャラクターなどで色々なファンシーキャラが活躍しています。
そんなかわいいキャラ、描けたらいいですよね。
ということで、ファンシーキャラの描き方のポイントを教えてくださいました。
基本はどれも同じで、まる(四角や三角)に十字の線を入れて、その真ん中の線よりも少し下に目を描き、鼻、口、耳等を描き加えていくと、なんともかわいいキャラが出来上がるのです。
文章の説明ではなかなかわかりづらいかもしれませんが・・・。
中学生の方もたくさんファンシーキャラ描いていましたよ。
ぜひ皆さんもファンシーキャラ描きに挑戦してみてください。
抽選もれしてしまった学生の方も、機会があればぜひ、大阪芸術大学に来て下さいね。

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2008年8月1日

PL花火芸術

夏の風物詩といえば、断然、花火大会ですよね!(←なぜに決め付け?)
ここ大阪南河内の花火大会といえば、PL花火芸術が全国的にも有名です。
PLとは、大阪府富田林市に本拠地をもつ宗教団体のことで、
毎年8月1日に宗教行事の一環として花火大会を行っています。
(教団としては、あくまでも宗教行事と位置づけていて、決して花火大会ではないとのことです・・・・・・。そのためか、花火大会のスケジュールに掲載されない場合もあるとか・・・・・・。)
とは言うものの、見学者は、30万人を数え、富田林市の人口(約12万人)をはるかにしのいでいます。当然ながら、それだけの人数を受け入れるキャパはなく、毎年かなり混雑します。

大阪芸術大学は、開催場所である富田林市に隣接する南河内郡東部の丘陵地に建っているので、大学からの眺めは抜群なのですが、残念ながら当日夜間は、立入禁止となっています。
(下宿生の中には、この花火を見てから帰省する方も多いようです。)
という事で、今回は、大学付近のビューポイントからその様子をリポートしました。
大学の西側を南北に流れる石川の河川敷も絶好のビューポイントですが、
今回は、さらに打ち上げ場所に近い場所に行ってみました。
PL花火芸術
周辺の道路は、交通規制が敷かれ一般の車両は入れません。
路線バスの運行、宅配便等の配達は、見学者が集中する午後3時頃から終日中断されてしまいます。
PL花火芸術
交通規制後、見通しのよい道路に次々にレジャーシートが敷かれていきます。
午後7時45分から約1時間、色とりどりの花火が轟音と共に夏の夜空を切り裂き、巨大なアーチを描きます。
PL花火芸術
この臨場感を静止画でお伝えするのは、むずかしいです。
PL花火芸術 
シャッタースピードは、2?4秒。ピントは無限大です。
PL花火芸術
近くで見ると色の違いが絶妙で、その美しさは感動的ですらあります。まさに芸術という名にふさわしいですね。
PL花火芸術 
終盤に近づくにつれ、よりダイナミックになっていきました。

今回は、約2万発もの花火が夏の夜空を彩りました!
なお、昨年までは、公称10万発という発表だったので、
今年は、原油高の影響?で大幅な規模縮小があったのかと思いましたが、
実際の規模としては、昨年と同規模だそうです。
数のカウントを上空で開いた発数から打ち上げ数に変更したために出た差で、
実際に地上から打ち上げる数を発表したとのことでした。

さて、今日から8月です。夏本番です。そして、まだまだ暑い日が続きそうです。
まもなく、北京オリンピックも開催され、さらにヒートアップしそうです。
と、ここで、大阪芸術大学を受験希望の方にお知らせです。
入学試験の「願書(入学志願票)」が完成しました。以前に資料請求いただいた方(3年生以上)には、週明けから順次発送いたします。
推薦入試まで、あと3ヶ月です。この夏休みを有効に活用し、入試本番に臨んでください。

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2008年7月31日

謎の芸坂プロジェクト?

7月も今日で最後。早い。早いです。「今年も残すところあと5ヶ月」なんて言い方をすると余計に時間が経つ早さを感じてしまいます。
芝生広場 総合体育館 スプリンクラー 散水
今日も大変暑い日でした。この暑さに体が慣れていっている自覚が少しあり、たいして驚かなくなっています。でも動植物にはダメージも大きいと思います。今日は総合体育館前の芝生達にスプリンクラーを使ってたっぷり水をあげる様子がとても夏らしかったので、パシャリ。飛び散る水をよけながらの撮影。タイミング難しい。ちょっと写真が斜めになってしまいました。
カエル アマガエル 芸大自然
芝生広場の横のギャラリー側のガラス面に、散水と直射日光を避けるようにしているカエルを見付けました。もっと涼しいところ探したほうがいいよ。絶対。
エキストラ 募集 ドラマ 産学協同
その芝生広場の上で、ヒッチハイクでもしているかのように手書きの看板を持っている学生さんがいました。『エキストラ 産学協同ドラマ出演者は3階第二アリーナまで』。
エキストラ 募集 ドラマ 産学協同 
そう学内では産学協同ドラマの撮影が続けられています。14
時少し前、第二アリーナ前には結構たくさんのエキストラの方々が集まっていました。どんなシーンの撮影が行われたかはナイショです。
 
今日は入試課の窓からすぐ見えるところ(11号館の出入り口付近)でも撮影が行われていました。カチンコの音と「はーーぃ、カット!」の声。ドラマの撮影現場は学内のあちらこちらを移動しながら順調に進められているようです。その様子を1シーンだけご紹介しちゃいます!
ドラマ 産学協同 ドラマシリーズ 撮影風景
夜、20時半を過ぎてもまだまだ、撮影スタッフの方の作業は続けられています。写真は撮らせていただけませんでしたが、芸坂を使った大プロジェクトのシーンがあるようです。これもナイショですが、芸大にいたら一度はやってみたいと思うスゴク夢のあるプロジェクトでした。帰宅の際に見かけた方々も個人ブログなどでネタバレのないように「秘密厳守」でお願いします。

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2008年7月30日

受験講座、終了。

今日は受験講座2日目。2日目は昨日より一時間早く講座が始まります。
教室の場所などは一日目で把握できているので、皆さんの表情にも少し余裕が感じられました。お昼休みには食堂でワイワイ。受験講座でグループが一緒なってお友達になったのか、何人かでまとまってお食事される光景が多く見られました。

午後から、芸術劇場で行われている講座を見学して来ました。
芸術劇場の5階では、ダンスのクラス、舞踊のクラス、歌唱レッスンのクラス、演技のクラスなどに分かれて講座が進行していました。レッスン室への入室を躊躇するほど皆さん真剣な表情です。ですから入り口の小窓からこっそり写真を撮らせていただきました。
舞踊 受験講座 舞台芸術
ミュージカルコースを希望される方のための歌唱のクラスでは、個別指導の後、今年の課題曲を全員で歌います。皆さん結構、歌い込んできている感じでした。声もよく出ていたように思います(素人目線ですが)。
歌唱 受験講座 舞台芸術 ミュージカル
舞台芸術学科のミュージカルコースは、全学科の中で見ても一番課題数が多い入学試験の形態をとっています。「歌って、踊って、演技する」ミュージカルですから、それも当然。ダンスの試験、歌唱試験、セリフの試験。そのそれぞれの適性をそれぞれの試験でみていきます。また舞台芸術学科には全コース「一分間自己アピール」という課題もあります。多いでしょ。でも、好きなことだから、やりたいことだから一生懸命になれるんだと思います。課題が多くても。

受験講座の中ではこれまで各地で行ってきた進学説明会でお話した方をたくさん見かけました。6月に熊本県の説明会、7月の静岡の説明会、などなど遠方から講座を受けに来てくれている姿をみると本当にうれしいです。北は山形県、南は沖縄県からも受講生が来てくれている、スゴイなぁって思います。皆さん、今回の講座で身に付けたことをステップにして更に磨きをかけてくださいね。2日間暑い中、お疲れ様でした。

●お知らせ(1)
・舞台芸術学科第15回定期公演
 「日陰でも110度」【東京公演】
 83日(日) 13:00開演
 東京芸術劇場 中ホール
 前売:,1500円 当日:2,000円
 
お問合せ:大阪アーティスト協会(TEL.06-6135-0503

●お知らせ(2)
・ビッグブルーミュージカル
 「氷山ルリの大航海」(高円宮妃久子殿下 原作)
 86日(水) 18:00開演 (17:00開場)
 NHK大阪ホール
 入場料:2,000円〔当日座席指定〕
 お問合せ:大阪コンサート協会(TEL.06-6762-2204

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2008年7月29日

7月最後のギャラリーレポート

本日と明日、学内では受験講座が行われています。湿度はありますが、あいにくのお天気のほうが過ごしやすく、かえって好都合です。こういう湿度の高い日は、やっぱり芝生広場にたくさんのキノコが生えています。
キノコ 芝生広場
さて、取材が遅くなってしまい「告知」の機能は果たしませんが、本日まで体育館ギャラリーでは2つの展覧会が行われています(いました)。まず一つ目は「カ○ンダー展」。もちろん「○」には「レ」が入りますね。
カレンダー デザイン 穴
デザイン学科では、2年生の課題の中で各自がオリジナルフォントを制作してそのフォントを使ったカレンダーを制作するというのがありますが、今回の作品は課題としてではなく制作されたものです。
カレンダー展
カレンダー展 カレンダー デザイン
12
枚のカレンダーには同じ位置に同じ大きさ(約15センチ)の穴が開いていて、この穴が今回のテーマにもなっています。この穴をデザインの中にうまく利用して平面構成するというものです。そういえば何年も前のデザイン学科の入試科目「色彩構成」の課題にあった「はめ絵」の要領です。ここに面白さがあります。制約をいかに料理するか。アイデア力。ここがデザイナーの腕の見せ所です。
カレンダー展 デザイン
この直径15センチの穴について聞いてみましたが、特に大きさに意味はないそうです。カレンダーを設置する壁をあえてカレンダーのデザインの中に露出することで個性が出せる、というのが狙いだそうです。ちなみに来月8月はこんなデザインでした。
カレンダー展 デザイン

さて、隣の会場ではガラス工芸作品の展覧会JANGLISHが行われていました。
現在留学生としてガラス工芸コースで学ぶデビンディキングさんがこの8月に帰国されるとのことで、その前にデビンディキングさんと展覧会をやっておきたいっ!ということで集まったメンバーの展覧会です。自然光の下に展示されている作品と、照明を当てた展示の部分がありますので、展示空間は明るさで2つに区分けされたようになっています。
ガラス工芸 GLASS EXHIBITION JANGLISH
お日様の白い光で、青は本来の色のまま見ることができ、グッと近寄ってみてその青さを間近で確認してみました。
JANGLISH ガラス工芸 作品展
アオ色って「青い」「蒼い」「碧い」の3つがありますが、この色はどの漢字が適切なんだろう?そんなことを考えました。他にも照明器具になったものがあったり、実際に植物を植えた顔を模った鉢の作品がありました。
JANGLISH ガラス工芸 作品展
右手奥に展示台の上の作品がデビンディキングさんの作品です。板ガラスを組み合わせて立体構成しています。
JANGLISH ガラス工芸 作品展
またひときわ存在感があるのは、一番奥の作品です。「カレンダー展」との連動ではありませんが、作品に開けられた穴が絶妙です。作品を裏から見ると穴の内側になるほどガラスの厚みがなくなるように斜めに削られていて、後ろから当てたライトがいい効果を生んでいました。色も渋い。
JANGLISH ガラス工芸 作品展

夏休みに入っているので動員はそれほど見込めないことをわかっていながらも、こうして発表の場を求めて体育館ギャラリーが利用されていること自体にちょっと感動です。もっと早く取材してたくさんの動員に貢献できればよかったです。ごめんなさい。これに懲りずまたやってくださいね。

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