2008年6月29日

ヤマモモ

みなさん、ヤマモモってご存知ですか?
赤い小さい実で表面はデコボコしていて、お味は甘酸っぱい感じ!
そのヤマモモの実が大阪芸術大学の体育館裏にたくさん実ってるんです。
学生達もそのあま?い香りに誘われて?ヤマモモ狩りにやってきました!

上の方においしそうな実がたくさんあるので、木に登ったり、傘でつついてみたり・・・。
でも、ヤマモモと一緒に虫も落ちてくるかもしれないので、要注意!
見た目は少し悪いけど、黒くなりかけた実がおいしいですよ。
みんな、おいしい実は採れたかな?

そんなこんなで私達も一緒になって実を採っていると・・・先生がやって来て「もっと大きい実があるところを知ってるよ」と案内してくれました。ヤッター!
そこには先程とは比べ物にならないくらい大きな実が!!
ヤマモモ やまもも 木苺 

でも大きなヤマモモのありかは秘密です・・・。
ぜひ、探してご賞味ください。

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2008年6月28日

甘ずっぱ展

「甘ずっぱい」といえば、みなさんは何をイメージしますか?
レモンやいちごといった果物をイメージする人もいれば、胸をキュンっとしめつけられるような恋愛感情をイメージする人もいるでしょう。
そんな「甘ずっぱい」をデザイン学科コミュニケーションコース3回生の学生6人グループのcoccolo(コッコロ)が各々にイメージし、作品に表したのがこの「甘ずっぱ展」です。

6/28(土)まで大阪芸術大学のギャラリーにて開催中!
まず入り口で出迎えてくれたのはかわいいレモンちゃん!
会場に入ると、中庭にもレモンちゃんが!!
6人がそれぞれ一体ずつ作った自分の分身だそうです(笑)
   

この作品の「PommeVert」とは、フランス語で青りんごのこと。
伝えられない自分の気持ちと理解できない相手の気持ち。
せつなさともどかしさをイメージしたものだそうです。

鮮やかな色で描かれた女の子、何のドレスを着ているかわかりますか?
これは披露宴などで女性を綺麗に着飾るカラードレスを甘ずっぱい食べ物であしらった「食べ物ドレス」です。
この写真の他にもみかんやぶどうのかわいいドレスが飾られていましたよ。

この作品は「気になる木」
かわいい二人の妖精のいろんなシーンがたくさんつまった実がなっています。
なんだか二人のちょっとドキドキした気持ちが伝わってきて、こっちまで恥ずかしくなってきちゃいそう。
 
一言で「甘ずっぱい」と言っても、人それぞれ感じるものがこんなにも違うんですね!
あなたの「甘ずっぱい」は何ですか?

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2008年6月27日

卒業生・池西朝美さん

今回は期待の卒業生を紹介します。名前は池西朝美さんです。
今年3月に美術学科油画コースを卒業したばかりの方です。今回、現代美術センターでの個展が決まりました。現代美術センターでは画歴がないと個展はなかなかさせてもらえないそうなのですが、画歴が全くない池西さんの作品を現代美術センターの人が見て即展覧会を行うことが決まったのだそうです。
池西さん作品
その池西さんに少し話を伺いました。
池西さんは見た目とても明るそうな感じの方なのですが、話を聞くと「話すのが苦手なんです」と少しはずかしそうに答えてくれました。池西さんは「絵をつくるという感じで描いています。学生時代から絵を描くということに専念していて、大学はアトリエであって、大学の授業を受けているという感覚はあまりありませんでした」ということでした。
そばで話を聞いていた先生は「この子はキャンバスと会話をしていて、会話のいいところで絵を描いているんですよ」とおっしゃっていました。
池西さん作品
また、学生生活で良かったなと思うことは何ですか?の質問には「美術学科のすばらしい先生方に出会えたことが本当によかったです」と切々と答えてくれました。美術学科で指導する教員の方々と学生との信頼関係が在学中に大きく築かれていたのだなと感心しました。
お話が苦手なのにたくさんのコメント本当にありがとうございました。

池西さんの展覧会は6月30日から始まります。ぜひ現代美術センターに足を運んで見て下さい。今後の活躍を期待しております!
展覧会案内
開催期間 6月30日(月)?7月5日(土)
開催時間 午前10時?午後6時 土曜日は午前10時?午後4時
場所 大阪府立現代美術センター 展示室A全室
     大阪市中央区大手前3?1?43 大阪府新別館 南館1F
     TEL06-4790-8520 info@osaka-art.jp http://www.osaka-art.jp/

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2008年6月26日

謎の数字

現在、学内で噂になっている「謎の数字」のこと、ご存知ですか?
「謎の数字」といっても、ドラマ『LOST』に出てくる「4815162342」のような全く意味のわからないものではありません。
謎の数字 LOST 金額
各学科の校舎の入り口あたりにコルクボードで示してある数字。何かの金額を示しています。しかも次に見たときにはその額面は変わっています。ドレミの広場にも、銀河系広場の写真学科の前、建築学科の前、放送学科の前・・・学内のあちらこちらにあるこのボード。
謎の数字 LOST 金額
偶然、この金額を更新している方を見つけたので聞いてみました。そしてこれが芸術計画学科の方が現在体育館ギャラリーで開催している「TRoom」という展覧会の一部だということを教えてもらいました。(この数字の謎はこのブログの最後に・・・)

この「TRoom」、芸術計画学科の有志のグループで行われている展覧会で、芸術計画学科の様々な可能性の模索と芸術計画学科を理解してもらいたいという思いを形にしたものだそうです。
会場で配布してもらったパンフレットによると、
「私たち芸術計画学科の学生は主とする表現メディアを習得しているわけではありません。しかし、芸術や表現をすることについていろいろな考え方を持っています。そこに着目し、テーマから各自が最適と思う表現方法を考え、作品を生み出していきました。

 私たちは、日常ですらアートになりえるのではないかと考えています。表現をする必要がない私たちがなぜ表現をしようとするのか。なぜ表現をしたいと思うのか。その根源が日々の日常の中にあるのではないかと思うのです。それが作品として成り立つかを実践し、それを実際に観客に見てもらい、どの様に思い、感じるのかを私たちは知りたいのです。」
とあります。

「名は体を現す」といいますが、学科名を聞いてもその深いところまではすぐにはわからないといわれる芸術計画学科。大学の広報に携わる者としても、もどかしいところです。学科名を聞いて興味を持った人の「能動的な姿勢」があってこそ、その魅力にたどり着くことができるような学科なんだろうと思います。今回はそんな「芸術計画学科」だからこそ、生まれて来た企画なんだろうと思います。「表現とは何か」を深く考えるキッカケになる学科名だって考えれば、カッコイイです。皆さん是非会場に足を運んで、あなたが感じた芸術計画学科の意見を残してください。

さて、謎の数字。この数字の企画をした杉浦正和さんにお話を聞いてみました。
この数字は「授業料」を表しているそうです。施設設備費を除く授業料の額面を通常授業のある日数で割り、更に1日5時限あるので「5」で割り、412日の授業開始日から累計した金額を時限ごとに更新していっているのだそうです。
例えば、芸術計画学科の場合、授業料91万円。今年度通常授業が行われる日数168日。
910,000
(円) ÷ 168(日) ÷ 5(時限) = 約1,083(円)
となり、1時限ごとに1,083円の額面が累積されます。ううん、リアルです。
謎の数字 LOST 金額
いつもこんな掲示が学内にしてあったら、皆さんもっと緊張感をもって一つ一つの授業を受けることにつながるかもしれませんね。私も大学生の時にある先生の授業で「学費を卒業所要単位数で割って、更にその科目の単位数をかけて・・・」とその授業の一コマの金額を先生自ら算出して学生に示してくださったのを覚えています。学費を納めていただいている例えば保護者の方々のありがたさを感じるための良い機会かもしれません。皆さんやってみてはいかがでしょう?
TRoom 芸術計画学科 展覧会
ということで展覧会「TRoom」は628日まで、体育館ギャラリーで開催されています。
私にとってひときわインパクトがあった杉浦正和さんの展示は、展示会場の5つ目の「のれん」をくぐったお部屋です。

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2008年6月25日

水口聡先生 ミニリサイタル

本日学内で、演奏学科客員教授 水口聡先生の特別演奏会が行われました。

水口聡先生はプロフィールによると、ウィーン国立音楽大学を邦人初、全員一致の主席でご卒業になられ、その後1988年、ミラノ国際コンクール第一位をはじめ数々のコンクールに入賞。ウィーン国立歌劇場『リゴレット』にて、バリトンとしてデビュー後、世界的に貴重なテノール・リリコ・スピントに転向。ヨーロッパ各地の歌劇場や主要な音楽祭に招かれ、『アイーダ』、『トゥーランドット』など40もの主役を歌い、いずれも成功を収められています。
日本では1998年、新国立劇場杮落とし公演『アイーダ』にラダメス役で出演し一躍脚光を浴びました。その他、ソウルにおけるワールドカップサッカー前夜祭での歌唱、プロ野球公式戦開幕試合、フィギアスケート・グランプリファイナル決勝戦における「君が代」斉唱等、大きなイベントにおいても好評を博している先生です。
水口聡 テノール アイーダ ラダメス役 テノール・リリコ・スピント
(ピアノ伴奏:藤里 香世さん<演奏学科伴奏要員> )

本日は12:45分から、この春、内装の化粧直しをした3号館ホールにて「ミニ・リサイタル」として特別演奏会があり、4曲を熱唱していただきました。
RLeoncavallo  マティーナータ
GPuccini    トゥーランドットより “誰も寝てはならぬ”
SCardillo    つれない心 (カタリ・カタリ)
EDe Curtis  泣かないお前

3
曲目の直前、3号館ホール内の空調がちょうど先生が歌うために立っているポジションに向かって吹きだしているということで、歌声への影響を考え空調を止めるという場面もありました。声楽家の方の喉への気遣い。プロだな、と感じました。

3号館ホールはそれほど大きなホールではありませんので、この距離感、スゴク贅沢です。この近さで一流の声楽の演奏、相当な迫力でした。


この演奏会の後、2?71教室に会場を変えて公開レッスンも行われました。
近年、先生は自らオペラやコンサートのプロデュースを手掛けられており、若い歌手の育成にも取り組まれているそうです。
「先生、大阪芸術大学の学生の力はいかがでしたか?」

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