2011年8月5日

今週の大阪芸大テレビは?

tv820001.jpgこんにちは。
先日のPL花火、とても綺麗でしたね!!
花火を見ると夏が来た!って思います。
けど、花火は見るのもいいけど、やるのも楽しいですよね!
大きな花火を見た後は、仲間と花火を楽しむのもいいのではないでしょうか!^^

 

 

さて今週のニュースは「ジュリアード音楽院特別セミナー」と「緑と歴史の回廊」展、そして大阪美術専門学校のキャンパス見学会です。

ty82001.jpgまず初めは、音楽の名門、ジュリアード音楽院の先生による特別セミナーの模様をお伝えします!
音楽学科の学生たちを対象に、世界的に有名なアメリカ・ニューヨークのジュリアード音楽院からフランク・キンブロー教授を迎えた、特別講義が開催されました。講義では、ピアノやギター、ドラムなどとのグループレッスンの他に、キンブロー教授によるピアノの実技指導も交えた講義も行われ、最後にはピアノのソロコンサートも行われました。

 

ty82002.jpgさて、続いては、環境デザイン学科の学生たちによって行われた、プレゼンテーションをご紹介します!
大阪芸術大学に隣接する藤井寺市から羽曳野市には、巨大な前方後円墳が集まる古市古墳群があり、昨年、世界遺産暫定一覧表に名を連ねました。
そこで、環境デザイン学科の3年生が実習の中で、藤井寺市を緑あふれる歴史と文化の街とし、古市古墳群が世界遺産に認定されることを目指した、まちの姿を提案することになりました。
NHK大阪ホールのアトリウムで行われたこのイベント、巨大な模型を使ったプレゼンに注目です!

ty82000.jpg最後に先日開催された大阪美術専門学校のキャンパス見学会の模様をリポートでお送ります!
それぞれの学科や専攻の特徴を生かした様々なイベントが行われました!
実際にこの学校に通っている学生たちのリポートでご覧下さい!

 

大阪芸大テレビは毎週金曜、深夜12:35分からサンテレビで放送中。
その他の局でも放送中です!
今回も見どころ満載、是非皆さんチェックしてくださいね!!

オンエア情報

8月5日金曜日
奈良テレビ放送 22:30から 
サンテレビジョン 24:35から
北陸朝日放送 25:35から

8月6日土曜日
テレビ和歌山 23:00から

 


2011年8月4日

芸術計画学科学生によるグループ制作展

oohasi001.jpg 大阪市阿倍野区のギャラリー流流で、芸術計画学科学生によるグループ制作展が行われているので紹介します。

 

oohasi004.jpg 本展は芸術計画学科専門科目「視覚伝達演習(映像システム研究)」(大橋勝担当)の2011年度前期授業で作られた課題物を元に構成されています。この演習授業では現代アートの方法論を参照しつつ、写真材料(スライド写真・写真プリント・映画フィルム等)を用いた実験的な作業を行っています。写真材料による映像は、虚像であり複製可能な情報であると同時に、モノとしての実体をそなえており、この相反する性質について制作を通じて把握することが授業の目的の一つとなっています。

 

oohasi000.jpg 今回はフォトコラージュ、ジョイナーフォト(連結写真)、フォトグラムなどの壁面展示が可能な制作物を用いて、ブリコラージュを展開しました。粗さが目につくかもしれませんが、展覧会を通じて混沌としたエネルギーを感じていただければ幸いです。

 
 

oohasi002.jpg期間:2011年7月23日から8月9日 7月27日から29日、8月3日は休み
開廊時間:午前11時〜午後7時
会場:ギャラリー流流 大阪市阿倍野区丸山通1-2-2 電話:06-6656-8184
展覧会名:大橋勝の現代芸術演習part2
参加者:宇治橋香、加藤未夏、須谷翔太、角田航、高橋豪、滝澤仁吾、田野光希、辻沙緒梨、西尾泰広、忽滑谷なつみ、原田果林、桝本有佳里、山田桃子、山本朱里、大橋勝

 

oohasi003.jpgギャラリーHP:http://ru-pe.com/

流流Blog:http://nikkiruru.exblog.jp/

MAPhttp://ru-pe.com/www/pages/g-ac.htm

 
投稿:大橋勝先生(映像学科)

 


2011年8月4日

メディアキャンパス-開け!アートの扉-

こんにちは!ラジオ大阪OBC1314にて毎週木曜日に絶賛放送中の大阪芸大メディアキャンパス-開け!アートの扉-にてアシスタントを務めている加藤万梨子です!
 
 
先週は、私に変わりにOUAのスタッフさんにブログを投稿していただきました。お休みしてしまい申し訳ありません。その分今回は、収録の裏がわの話など、たっぷり紹介させていただきます!
 
それではさっそく今日の聴き所を紹介させていただきます!まずは、メディキャンといえばこのコーナー!毎回豪華なゲストをお迎えして、メインパーソナリティーの塚本先生とのトークを繰り広げる『ゲストの扉』!
 
rajio 08-03001.jpg今日のゲストは、先週に引き続き、大阪芸大「音楽学科」学科長の『水田堯先生』です!
 
 
先週は、水田先生が制作される大阪芸術大学グループ主催のコンサート『大阪芸術大学 プロムナードコンサート2011 クラシック meets ポップス&ミュージカル』について詳しくお話しして下さいました。
 
今日の放送では、水田先生が音楽と出会った頃のお話から始まります。幼い頃から、周りの友人達が遊んでいる中、時間になると親御さんが迎えに来て、クラッシックピアノを毎日6時間、長い日は8時間練習されていたんだそうです。家に帰ってからはピアノ漬けだった毎日、お勉強する時間はあったのかな?と疑問に思われる方が多いと思いますが、この、ピアノ漬けの毎日だったからこそ鍛えられた『ある力』で水田先生は学校の成績も優秀だったんだそうです!このお話を聞いた時は、塚本先生も私も思わず「えー!?凄いですね!」と言ってしまいました!

 

rajio 08-03000.jpgそれから、ある事がきっかけでピアニストになるのでは無く、NHKに入局されてプロデューサーとしての道を歩まれることになった水田先生。NHKに入局されて以降も、ピアノを弾いていた期間はとても役に立ったんだそうです。
水田先生は、ピアノから何を学ばれたのか、このお話は今現在音楽の勉強をされている学生さんや、何かに夢中になっている方には是非聞いていただきたいです。
 
 

さあここで、収録の裏話です(^_^)
 
水田先生は、NHKで長年プロデューサーをされていたため、収録が始まる直前に「どんどんアドリブを入れていきますからね?」と、ニヤリと笑みを浮かべながら仰られました。そのため、なんとも言えない緊張感が走るスタジオ。急な振りに必死に頭をフル回転させましたが、正解は出せずでした。とは言うものの、普段とは違った新鮮なスタジオの空気に、笑いが絶えない収録となりました!

 
artrabo001.jpgそして、収録が終わると、先週の放送でゲストに来て下さったアートラボというサークルの学生さん達がスタジオへ。
 
「君達がどんなお話をするのか聞かせてもらおうかな。」と、アートラボさんのお話も最初から最後まで何度も頷きながら聞いていらした水田先生でした。学生さんのお話にしっかりと耳を傾けられる先生に教えていただける音楽学科のみなさんは幸せものだな、と思いました(^_^)

 
今日はのお話は聴きどころ満載です!
先程触れたお話だけでなく、NHKで働かれていた頃のお話は放送業界について学んでいる学生さん、そして音楽がお好きな方、テレビがお好きな方も大変興味深く聴いていただきいただけると思います!必聴ですよ!
 

さあ、そして今週のアートシーンウォッチングでは7月3日の日曜日に、大阪市「中之島 中央公会堂」にて階歳されました『デザインフォーラム movement 2011』のリポートです!
 
私、加藤万梨子が実際に会場に脚を運ばせていただきました!イベントで活躍されていた学生さんや、デザイン学科の学科長喜多俊之先生のお話を聞くことができました!
 
どの様なイベントで、学生さんがこのイベントをきっかけにどう成長されたのか、私なりにレポートされていただきますので、みなさん是非聞いて下さい!
 
 
 
さあそして、今回のプレゼントはなんと二本立てです!
 
まずひとつ目は、先週のゲストの扉でご紹介しました、水田先生がプロデュースする「大阪芸術大学 プロムナードコンサート2011 クラシックmeets ポップス&ミュージカル」。こちらの、8月31日水曜日、神戸文化ホールでの公演のチケットをペア5組み、計10名様にさしあげます!
 
そして2つ目は、先週に引き続きまして、大阪芸術大学音楽学科ポピュラー音楽コース出身のシンガーソングライター、石村有輝さんのニューシングル『世界が僕らにウインクする』をなんとサイン入りで2名様にさしあげます!
 
応募方法は、今日の放送でチェックしてくださいね!
 
さあ、今日の放送はラジオ大阪(OBC1314)にて深夜24時から1時間アート情報満載でお送りします!
もちろん、ラジオドラマ劇場「テアトル山田」や、芸大のキャンパスから生まれた曲もオンエアーしますので、今日の放送もぜひ聴いてくださいね!
 

それではまた来週お会いしましょう!
 


2011年8月3日

2011年度キャラクター造形学科 シンボルキャラクター決定!

kyarazou001.jpg2011年度キャラクター造形学科シンボルキャラクター展が
7月5日(火)から11日(月)まで情報芸術センターのギャラリーで行われました。

 来場者の人気投票で選出された上位20作品の中から厳正な審査の結果、キャラクター造形学科1回生・
小宮山美波さんの“パレッタ”が「完成度の高いデザインに仕上がっているし、デジタル画の実感が
こもっている」(里中満智子学科長)と高く評価され、本年度のグランプリに決定しました。

 

kyarazou002.jpg 授賞式は7月26日(火)午後1時20分から9号館001教室で行われ、グランプリに輝いた小宮山さんの
ほか、優秀賞を受賞した重松和樹さんの“Qット・ペロー”、西谷優花さんの“Uペン”、
中野利章さんの“ペンイチロウ”(以上キャラクター造形学科1回生)の4名に、シンボルキャラクタ
ー展実行委員長・日野日出志先生より賞状と賞品が授与されました。

 

kyarazou000.jpg シンボルキャラクター展は今年で7回目。第1回グランプリの川上雄太さんは『IAAF世界陸上2007
大阪』公式マスコット“トラッフィー”を考案するなど、毎年この受賞を契機にクリエイターとしての
第一歩を踏み出しています。

 最近も第6回受賞者の東山恭子さんが天王寺学館高等学校マスコットキャラクターで優秀賞(キャラ
クター名・“マナビー”)を受賞。第5回受賞者の住吉崚さんは第77回手塚賞佳作を受賞し、今月12日
(金)発売のジャンプNEXTでデビュー(作品名・『MAG?愛を求めて?』)が決まりました。

 受賞した人はこの賞を糧に、受賞できなかった人は悔しさをバネに、クリエイターとして羽ばたいて
ほしいと思います。
 
投稿:林日出夫先生(キャラクター造形学科)
 


2011年8月2日

中田憲男個展   ギャラリーH.O.T

nakata003.jpg6月27日から7月9日まで中田憲男さん(美術学科02卒)の個展が行われました。中田さんの作品は、陰影の少ない海の表情と精密な一定の幅の波頭を表す白線の筆遣いが、日本画を想起させますが油画です。

 

nakata000.jpg静かな海そのものを描いた作品は、画面横に横切る無数の白線の集合するところと拡散するところに面積の違いを見ることができ、その状態から静かな海からリズミカルな運動を感じることができます。

 

nakata001.jpg一般的に静かな海というイメージから、その白線は緩やかな曲線で描くということになりそうですが、中田さんの線は直線に近く、その連続としてうねる海面を表現しています。短い直線の角度を微妙に変化させながら線の連なりとしていくことで、その海は硬質な質感が醸し出されています。静かな海と感じながらこの硬質感により私たちの情緒感が突き放なされ、海と同様に観者の感情が表面を漂うこととなりました。

 

展示構成として、決して大きくない作品ですが横に長い作品の水平線を視線として数点並べられていることで、ギャラリー全体に響く水平線のパノラマ的空間が出現していました。

 

nakata002.jpg報告 

加藤隆明教養課程講師 協力 芸術計画学科研究室