いよいよ夏休みも終わりますね…。みなさんはどんな夏休みを過ごされましたか? さて、今日は大阪芸術大学特別演奏会の三重公演にやってきました!!大阪・神戸・名古屋の公演に続き、今日が最終ステージ!!三重公演は、津市にある三重県総合文化センター中ホールで行われます。 この特別演奏会は毎年夏に『クラシックとJAZZとポップスと』と題して行われているものです。第1部は大阪芸術大学管弦楽団によるクラシックのステージ。演奏学科教授でバイオリニストの川井郁子先生、バリトン歌手の三原剛先生、ピアニストの熊本マリ先生らの素晴らしい演奏も聴くことができます!! 第2部はJAZZとポップスのステージ。音楽学科ポピュラー音楽コースと演奏学科の学生と先生方によって結成されたスペシャルビッグバンド、O.U.A.ゴールデンキューピージャズオーケストラによるジャズの演奏をはじめ、歌手で音楽学科ポピュラー音楽コースの森川美穂先生や藤村麻紀先生らのオンステージ、ポピュラー音楽コースの学生バンドによる演奏など、バラエティに富んだステージを楽しむことができます。
さぁ、まもなく開演です!今日もどんな素晴らしい演奏が聴けるのか楽しみです! この演奏会の模様は後日、OUA-TVでも紹介しますのでお楽しみに! |
カテゴリーアーカイブ: アートイベント(学外)
“太陽の塔”からのメッセージとは・・・
大阪・千里の万博記念公園では「未来記憶圏からの目覚め・夏」と題したアートプロジェクトが行われました。
このアートプロジェクトでは、かつて日本のエネルギーが集結したこの万博記念公園を 「日本でいちばん未来を夢見た場所」と位置付け、“未来記憶圏”と名付けました。 8月8日、9日の2日間、この“未来記憶圏”にはさまざまな世代が一緒になって 「次代が担うべき新しい夢」を紡ぐための空間が用意されました。 制作は「大阪芸術大学万博公園アートプロジェクトコミッティ」。 映像制作スタッフなど30名を越える在校生・卒業生で構成されています。 まもなく日が沈もうとする夕暮れの中、最寄り駅から万博公園に向かって続く人の波。 会場となった自然文化園「太陽の広場」は今か今かとカメラを構える多くの観衆で賑わっていました。 お父さんに抱っこされて訳もわからず太陽の塔を見ている子供から、立派な三脚でカメラを構えた老夫婦。 老若男女。世代を超えた吸引力を持つ太陽の塔のパワーをさらに増幅させるイベントの始まりでした。 「はじめて太陽の塔に出会ったその感覚を身体に記憶する<夏>」。 今回のアートプロジェクトのテーマはずばり『太陽の塔と私』です。 太陽の塔に出会ったときの感覚を直接、太陽の塔に伝えてみよう!という仕掛けが用意されていました。 19:00を過ぎまだ明るさが残る夜空の下、MCの方からメッセージの送信についてレクチャーがありました。 当日会場で発表された2次元バーコードを使い携帯電話からメッセージを送ります。 送信された言葉はほぼリアルタイムに太陽の塔へ投影される仕組みになっています。 ・・・当時の万博を知る人は、そのころを思い出して「久しぶり」。 ・・・今日、はじめて出会った人は新鮮な気持ちで「はじめまして」。 太陽の塔に宛てたそんな語りかけるようなメッセージの例が紹介されました。 物言わぬ彫刻に、語りかけるようにメッセージを送る。 「UFOを呼ぼう!」ではないけれど、何か不思議なことが起きはしないか?そんなワクワク感のある仕掛けです。 (※ この動画メッセージ配信サービス((株)デジモン社の【モジメッセ】)は世界発導入なのだとか。) 会場には他にも“生命の音”を太陽の塔に共鳴させるサウンドパフォーマンスも行われていました。 アーティスト・吉川豊人氏(グラインドオーケストラ主宰)を中心とした「太陽の塔×めざましどけい」という パフォーマンスです。まるで古代の火祭りを思わせる力強いパーカッションのリズムと吉川氏のシャウト。
「めざめよっ! 40年の眠りからっ! Wake Up!」 太陽の塔に投影されたモーショングラフィックスは私にとって「未来」や「超常現象」のイメージ。 「昼間見る太陽の塔からは信じがたいその風景は、この力強いサウンドが作り出した幻想なのかもしれない。」 そんな妄想は時空を超えて、未だ見ぬ時間に思いを馳せます。 太陽の塔に語りかけられた言葉が投影され始めました。 『お母さんから あなたのことは よく聞いています』 『頭のアンテナは何ですか?』 『はじめましてなんだけど はじめましての気がしない』 『夜、光っちゃうなんて 反則です』 『スランプ抜け出したい 力を貸してください』 太陽の塔とコミュニケーションしようとすると、彼(太陽の塔)はこんなにも身近な存在になり決して過去の物ではありません。 この観衆参加型の仕掛けによって「未来記憶圏」に居合わせた人々が太陽の塔に注目します。 名前も、住んでいる場所も知らない他人同士が同じものを見つめ、同じ時間をここで過ごします。 これぞアートの持つ力なのか。アートイベントの意味や楽しみをあらためて確認することができる空間でした。 万博記念公園という個性的な場所。その土地の声を聞き、その固有性を手がかりとし、 クオリティの高い映像表現と太陽の塔だけでなく見ている観衆の身体にまで響く打楽器のリズム、 メッセージ性。そのすべてが相俟って、 2009年の、今の、この場所にふさわしい素敵なアートプロジェクトに仕上がっていました。
ちなみに太陽の塔に語りかけたメッセージには、イベント終了後、太陽の塔から返信があるそうです。 このアートプロジェクトは夏と冬の二つの季節をつないで展開されるそうで、 冬のプロジェクトは12月20日(日)-24日(木)に開催予定です。 次はどんな仕上がりになるのか、今から期待大です。 投稿者:教務課 |
エキシビジョン”シャンボリー”
これは、短大部デザイン美術専攻科を2002年に修了した西本紀文さんがディレクションした企画展です。
専攻科同期の仁井世子さん、副手時代の同僚山本一まさん(短大部デザイン美術専攻科2004年3月修了)と山本朱さん(短大部デザイン美術学科2002年3月卒業)、そしてその時に学生だった池田高広さんと金石千恵さんに声を掛けて、年齢や分野も異なる6人が集まりました!
池田高広さんは2004年3月に短大部デザイン美術学科を卒業後、大阪芸術大学美術学科版画コースに編入し、2007年3月に卒業後は、中学校や高校の非常勤講師をしながら創作活動を続けておられます。今回のような短大部時代のつながりもあり、大学時代にはまた仲間も増え、両方ともそれぞれに楽しく充実した学生生活だったとのことです。
池田さんは、お菓子等の食材をテーマに作品を制作されています。版画の上にココアや食紅を使って彩色したり、爪楊枝や竹串を使って線を引いたり、金粉がかかっていたりもします。中には、紫芋やラベンダーの香りがする作品もありました。池田高広さんのコメントの中には「おいしい料理は人をしあわせにします。食材の持つ温かさ・・・そして、おいしい版画をつくりたい。」という言葉がありました。作品をよく見ると、何層にも重なった深い味わいを感じます。確かにおいしい、そして癒される作品です。
西本紀文さんの作品『ダブルソーダ』(木・アクリル絵の具)は、二人で分けて食べようと割ったらこんな風になって、気まずくなっちゃった・・・そういうことって、あるある・・・という作品です(笑)学生の時からこういったあるある・・・シリーズ(私が勝手に名付けました)を制作していた西本紀文さんがディレクションの『EXHIBITION JAMBOREE』のサブタイトルが「ささやかな バカさわぎ。」なのも、とっても頷けたりします。ジェネレーションギャップを表した『ポケベルが鳴らなくて』やサラリーマンのおじさんが傘でゴルフの素振りをしている『闘う君の唄を闘わない奴等が笑うだろう』も面白いです。
ビジュアルデザイン専攻だった山本一まさんは、デザイン事務所で勤務する傍ら、撮り溜めた写真の中から今回7点を出品されています。金網が象徴的な『こっち、あっち』の3連作は、金網が境界線、壁になっていて、近付きたい、求めて行きたい対象(景色や花)に触ることができないという哀しい感情を表しているとのことです。一番上のサルは、逆にあっち側から、こっち側を眺めています。果たして、どんな気持ちでしょうか!? 色々な想像が膨らみます。視線がテーマの連作も興味深い作品になっています。
2007年3月にデザイン美術専攻科(絵画専攻)を修了された金石千恵さんは、学生のときからお皿の絵を描かれています。それは、広島から出て来て、なかなか馴染めずにホームシックだった金石さんが、一番つらかったのは食事のときだったとのことで、その実体験を象徴するお皿を描いているのだそうです。
陶芸専攻の山本朱さんは、うさぎの作品をずっと制作されているそうです。今回は『無題』ですが、それぞれユニークな「顔」のじっと眺めていても飽きない愛嬌のあるうさぎたちです。2月には、大阪芸術大学の卒業生5人も出品されていたギャラリー白での「陶芸の提案 2009」にも参加されていました。そこにもとても雰囲気のある表情豊かなうさぎがいました。陶ですが、陶には留まらない動きや質感を感じます。
版画専攻だった仁井世子さんですが、今回はキャンバスにアクリル絵の具での『夜の向こう側』と『HANA』の連作です。夜行バスのカーテンの隙間からこぼれる光とその景色です。
仁井さんには、お会いできなくて残念でしたが、やはり、版画のテイストを感じる作品になっていました。またいつか版画作品も楽しみにしています。
10日(日)18:00からのオープニングパーティーには、入れ替わりでたくさんの卒業生や仲間たちが顔を出し、作家の皆さんと作品との素敵な空間を楽しんでいました。
投稿者:図書館
「食博」最終日
先の4月29日付けブログでも紹介しました、4月30日から実施されていた「食博」も本日がいよいよ最終日。 本学放送学科の学生たちが取り組む各種イベント中継も、最終日ということもあって和気藹藹のチームワークの中にも、真剣な表情で取り組んでいました。 放送学科4回生の西尾君に感想を聞いてみました。 |
「食博」に参加します!
いよいよゴールデンウイークですね。 このブログをご覧の皆さんは旅行に出かけたりするのでしょうか? もしよろしかったら、食博に来てみてはいかがでしょうか? 食博とは明日から大阪南港のインテックス大阪(大阪国際見本市会場)で行われる 日本最大の食の祭典です。 大阪芸術大学が食博に参加しますよ!! なぜ、食博に芸大が?? 「食に関する学科があったかな?」と首をかしげる方もいらっしゃると思いますが、 大阪芸術大学には放送学科があり、その放送学科が会場で行われるイベントを会場内のインテックスビジョンという巨大スクリーンに中継するという形で参加します。 大阪芸術大学の中継車も期間中、会場内にスタンバイしています。また、中継車に隣接して本学の資料配布のブースも設けています。 今日は明日からの準備に来ました。いろいろな出店者の方々で活気いっぱいです。 ぜひ会場のインテックスビジョン裏に来て下さい。食博で様々な食にふれながら、大阪芸術大学にもふれてみてください。 期間: 4月30日(木)?5月10日(日) 時間 AM10:00?PM6:00[但し最終日はPM5時まで] 会場 インテックス大阪(大阪国際見本市会場[南港]) |