2010年4月14日

大阪芸術大学通信教育部 建築学科作品展

 今日は通信教育部からの投稿記事です。

通信教育部の作品展です!!是非会場まで!!

 この春、山の中の廃校になった小学校跡のギャラリーで、大阪芸術大学 通信教育部 建築学科 専門科目であるインテリアデザイン演習2のスクーリング(大学にて各3日間開講)で制作した作品の展覧会を行います。

 建築の内部空間において、家具・照明等のデザインは、重要な役割を果たします。
 そこで、学生が自分の周辺環境の中で、具体的に一つの空間をイメージし、それに合った家具及び照明器具をデザインし、その空間を表現することを目指しました。

 モノづくりを通して、現代のネット社会で失われつつあるリアリティを得ながら、その仕組み・素材を学ぶことができれば、と思っています。

大阪芸術大学通信教育部 建築学科作品展
 + スタジオパステル パステル画展(パステル画体験開催)

2010年4月17日(土)・18日(日)  11:00~17:00
廃校cafeねこぱんギャラリー(JR月ヶ瀬口駅より3km程)

〒619-1421京都府相楽郡南山城村田山(旧・田山小学校内)
Tel.080-2433-7272
http://cafenekopan.at.webry.info/

大阪芸術大学通信教育部建築学科
インテリアデザイン演習2 担当講師
川田 秀子  細田 みぎわ


2010年3月29日

なんばdeアート 明日最終日!!

      

会場はここ大阪タカシマヤ!!
 昨日、大阪芸術大学とタカシマヤなんばパークスなんばCITYの3施設共同企画「なんばdeアート」に行ってきました!!
 『なんば』から新しい時代のエネルギーを発信し、心のコミュニケーションとしての広がり・輝くアートの世界ををテーマに開催されているこのイベント。

 大阪タカシマヤ会場では「大阪芸術大学リレーミニライブ」と題して、毎日日替わりでクラシックやポップス、ジャズなど、音楽を学ぶ芸大生たちが春の訪れを感じさせる演奏を披露しています。

織作峰子先生の写真展も開催中です!!
 この日は、音楽学科ポピュラー音楽コースの先輩と後輩コンビ、田中和音さん(Pf)と小山直人さん(Ba)の「和音&直人」によるピアノとベースによるジャズの名曲の演奏が行われました。この日は3ステージに出演するということで、毎回曲目を変えて演奏。ジャズはその場の雰囲気で曲調を変える言わば『アドリブ曲』。相手がどんな演奏をするのか耳で聞きながら合わせていくので、かなり集中力がいるそうです。

 ステージが正面入り口のすぐのところにあるので、家族連れからカップルに年配の方まで、多くのお客さんが2人が奏でるメロディーに思わず足を止めて聞き入っていました。

こんなにも多くの方が足を止めて聞いていました!!
 演奏終わりのお二人ににお話を聞きました。
>>いろいろな舞台に立っておられると思いますが、こういうところだと雰囲気は変わりますか?
「ホールとは確かに環境も違うし聞こえ方も違いますが、お客さんとの距離が近くて最高でした!」

>>これだけお客さんとの距離が近いと集中できないのでは?
「逆に余裕がないと演奏できませんよ(笑)ジャズはその場の即興ですから同じ演奏が二度とできないので、その場のお客さんの空気で変わりますね」

楽器ができる人って・・・カッコいいですよね!!

>>音楽学科ポピュラー音楽コースってどんなところですか?
4年制の大学に行きながら本気で音楽の勉強ができるのは芸大ぐらいじゃないかと思います。他ではお金を払っても使えないような機材が揃っているスタジオが学校にもあるなんて考えられないですね。大きなステージで演奏できることもそうですが、先生方も本当に憧れていた方々に教えてもらえて、生演奏も聞けて・・・(笑)」

出演者も司会者も芸大生です!!

>>最後にポピュラー音楽コースに入学を考えている高校生にメッセージをお願いします!!
「芸大はとにかく環境が充実していますが、それに甘えてしまってはいけないと思います。もし入学する気持ちがあるなら、『ミュージシャンになるぞ!!』と本気になって、そのモチベーションを入学してからも持ち続けてほしいです!」

 お疲れ様でした!!帰り際にウッドベースをカートに乗せて帰る直人さんの姿がとても印象に残っています。『今日も電車で来ました』とおっしゃっていましたが、無事に帰ることができたのでしょうか・・・。お二人の次なる演奏を楽しみにしています!!

司会も気を使って進めているんでですね!!

 実はこのステージの司会は大阪芸術大学の卒業生なんです。大阪芸術大学放送学科卒業生の岡本真理子さんにもお話を聞きました。

>>司会をする上で何か気をつけていることはありますか?
「1日3ステージしていますが、何度も来て下さるお客さんもいらっしゃるので、演奏者のプチ情報を入れたりと話す内容を多少変えるようにしています。あと、タカシマヤのイメージフラワーが『赤いバラ』なので、アクセサリーや小物にバラを入れるようにしたり、演奏会なのでコサージュに音符のものを入れたりもしています。」

 

最終日も目が離せませんよ!!
>>毎日やっていると違いを見せるのは大変ですよね!?

「そうですね。実は3日連続で来てくれている方がいて、『よかったわ~』と声をかけてもらったのは、また頑張ろうという気持ちになりましたね!!」


>>最後にアナウンサーやイベント司会者を目指そうとしている高校生にメッセージをお願いします!!
原稿を『読む』のではなくて『話す』ことが大切です!!言語表現だけでなく、非言語表現も気をつける、周りの環境に合わせるようにすることも大切だと思います。普段の生活から注意しているといいですよ。」

 なんばdeアートは明日30日(火)が最終日!!最終日は「くつろぎコンサート♪」と題して、O.U.A.Claronet Quartetが春の訪れを感じさせる心地よいナンバーを聞かせてくれます。

 また、なんばパークス7階『パークスホール』なんばCITY本館地下2階『時の広場』では、大阪芸術大学卒業制作作品展が開催しています。作品を目の前にすると『どうやって造ったんや!?』と思わず声が出てしまうほど。明日の最終日、是非足をお運び下さい。

タカシマヤなんばパークスなんばCITY × 大阪芸術大学 共同企画
 なんばdeアート
開催期間:3月17日(水)~30日(火)
 


2010年3月26日

音楽の花束 vol.7 開催告知!!

  

写真は昨年開催された『音楽の花束』出演者一同

 演奏分野の大学院1年次生によって毎年行われている、様々な楽器をお楽しみいただけるアンサンブルの演奏会です!!

 今回はピアノフルートランペットファゴットの在学生によるもので、気軽にお聞きいただける作品を沢山取り上げました(^^

                写真は昨年度の『音楽の花束』→

整理券のお求めはこちらまで!!
 羽曳野市や沢山の方々のお力添えのおかげで、今年で第7回目の開催となり、地域の方々も含め、毎年多くの方々にご来場いただいております。

 整理券は大学院演奏研究室演奏学科合同研究室LICはびきのにて配布しておりますので、
是非ご来場ください!

是非お越しください!!
<プログラム>
第一部  
J.ブラームス     :ハイドンの主題による変奏曲
G.ドニゼッティ    :三重奏 
G.B.ペルゴレーシ :スターバト・マーテル(二重唱)
L.v.ベートーヴェン  :「20のアイルランドの歌」より
H.パーセル          :歌劇「妖精の女王」より
A.スカルラッティ    :「トランペット独奏付きの7つのアリア集」より

第二部
W.A.モーツァルト  :歌劇「魔笛」より「愛を知る男は」
              :歌劇「魔笛」より「パ・パ・パ」
M.ラヴェル           :ラ・ヴァルス
G.ロッシーニ      :猫の二重唱
J.オッフェンバック   :歌劇「ホフマン物語」より「舟歌」
G.ガーシュイン    :アイ・ゴット・リズム変奏曲
F.レハール       :歌劇「メリーウィドウ」より「ワルツ」

音楽の花束 vol.7
日時:3月30日(火)
開場:18:00  開演:18:30
場所:LICはびきの ホールM
入場無料(要整理券)

投稿者:大学院器楽・声楽専攻生一同


2010年3月20日

なんばdeアート 開催中!!

    

菰樽造りなんてそう見る機会はありませんよ!!

 大阪タカシマヤで3月30日(火)まで、「なんばdeアート」が開催されています。

 タカシマヤなんばパークスなんばシティの3施設がが共同で行っているアートイベントなんですが、今年は大阪芸術大学とのコラボレーション企画としての開催が実現しました!!

出来上がった菰樽は早速鏡割りしました!!
 今日のオープニングセレモニーでは菰樽造りと鏡開きが行われました。司会は放送学科教授の石川豊子先生。創業340年余の歴史を持つ酒造会社「白鹿」から、横田亮一さんと南昌伸さんをお迎えして、菰樽造りの実演が行われました。菰樽、と聞いてなかなか実物を想像できる人は少ないと思いますが、パーティやセレモニーのオープニングの時に木づちでえいっと酒樽をたたき割りますよね☆★あの酒樽の側面に、菰と呼ばれる簡素な敷物を巻いたものを菰樽といって、祝いの席では鏡開きに使われるんです。

理事長らによる鏡割りが行われました!!
 初めは裸のただの酒樽だったんですが、あっという間にこのとおり!祝いの席にもぴったりの菰樽が完成です。南さんくらいのベテランになれば、15分程で出来上がるそうです。菰を巻くのは、酒樽を装飾する意味合いの他にも、樽を衝撃から守る意味合いがあるんだそうですよ。

 実演の後は、大阪芸術大学学長の塚本邦彦理先生らによる鏡開き。

作品展も実施中です!!
 石川先生の「えいっ!えいっ!えいっ!」の掛け声に合わせて、木づちが振り下ろされます。綺麗に割れた酒樽、幸先のいいスタートですね!!

 また、午後からは、音楽学科の学生グループms(ミス)による声楽アンサンブルが披露されました。今の季節にぴったりの滝廉太郎作曲「春」などが演奏され、その美しい歌声に高島屋のお客様たちも足を止めていました。

 
 

 これからの文化、芸術を創り出そうとする学生たちの熱いハートを、皆さんもなんばで体感してみてくださいね!明日からも大阪タカシマヤ特設ステージでは、様々な趣向をこらしたイベントが盛りだくさんです!豪華教授陣によるトークショー特別講義学生たちによるジャズやポップスなどのコンサート・・・ぜひお楽しみください!

 また、なんばパークス7階のパークスホール、なんばCITY地下2階の時の広場では大阪芸術大学卒業制作作品展も行われています。今年の卒業作品の最後の展示なので、まだご覧になってない方はぜひ見に来くださいね!

タカシマヤなんばパークスなんばCITY × 大阪芸術大学 共同企画
 なんばdeアート
開催期間:3月17日(水)~30日(火)

詳しい情報は大阪タカシマヤホームページをご覧下さい。
 


2010年3月9日

カリフォルニア研修レポートvol.2

        

 先月中旬に、大阪芸術大学から15名の学生が大阪芸術大学・カリフォルニア美術大学(CCA)染織&版画交流作品展に参加するため、アメリカ・サンフランシスコを訪問しました。これに参加した美術学科版画コースの増田清香さんからレポートを頂きました!!ということで、2日に分けて紹介しています!!1日目のブログは昨日のブログをご覧ください!!


CCA3・4日目(21日) 自由時間
 待ってました!!自由時間!!思い切ってゴールデンゲートブリッジまで行ってきました。雨と戦いながらの道のりは過酷でした。観光バスの運転手さんはとても親切で、英語に四苦八苦する私たちを気遣って下さり、感謝です!!バスは朝霞の雨漏りで、これまたいつものパターン通り、とある友人が座るところ座るところ、わざとやっているかのようにバスの天井から雨水が落ちてきて、私たちはお腹が痛くなるほど笑いました。乗換するバスは雨漏りがないことを期待して待つこと30分。現れた次のバスはなんと・・・屋根なし!!思わず絶句する私たち。結局合羽を着て雨に打たれて出発。傘をさしながらバスに乗るという貴重な体験をしました。寒さで凍えながら「もうアカン・・・」とあきらめかけたその時!!霧の中に突如出現した赤い大きな橋・・・ゴールデンゲートブリッジだーーーーー!!!!傘をさしながらすごい体勢で必死に写真を撮りました。晴れた日に見たかった気持ちはありましたが、雨でも雰囲気を十分感じられてよかったです。その後フィッシュマンワーフに行ってお昼ごはん。魚介類が苦手は私でしたが、新鮮なサーモンがとても美味しかったのでペロリと完食できました。本当においしかった・・・。またここでは名物がチョコレートらしいので、私も便乗してチョコレートを買いに「チョコレートヘブン」へ。名前の通り、お店の中にはチョコばっかり!!甘い匂いがとても心地よい空間でした。天気なんか関係なく十二分に楽しんだ1日でした。あ~~楽しかったなぁ。一生の思い出になりました。先生、ありがとうございました!!

CCA4・5日目(22日) KALA ・Magnolia Editions ・FORTHRITE
 この日は1日中テンションが上がりっぱなしでした。見るもの、聞くもの全てが刺激的で、心が落ち着く暇がないほどでした。中でも活版印刷の機械を見せてもらったときは、感動し過ぎて鳥肌が立ちました。この方法で文字を作って絵本にすれば、どんな風になるのだろうかと想像するだけでも楽しくなってしまいます。同じように考えを廻らせていた友人と一緒に、スゴイスゴイ!!とずっと言いながら見つめていました。見学が終わってから、改めて私はファミリアのイラストレーターの仕事に就けたことを本当によかったと思いました。モノ作りの素晴らしさや面白さから離れずに済んだことがどれほどよかったか、この1日でとてもよくわかりました。才能がないから営業職に就こうと思った2回生の時、寂しい気分で学校に来ていた時、そんな頃の私を思い出しました。そんな気持ちになったあの頃、なぜあんな寂しい気分だったのか。やっぱりモノ作りが楽しいから、やっぱり私も何かを作って人に感動を与えたいから、だから寂しくなったんだと思います。だから私は、この日感じたモノ作りの魅力を忘れずに、仕事を本気で頑張ります。そんな熱い気持ちになったこの1日は私にとって大きな1日でした。

CCA5・6日目(23日) モノタイプ・キルトの共同制作、good-byeパーティー
 この日は私にとって最大の山場でした。なぜかというと、私の苦手は銅板の日だったからです・・・。上手くいくかどうかとても心配で、実は日本を出発する時からずっと心に引っかかていたんです。
若干緊張しながらやり始めたモノタイプでしたが、担当してくれたグレッグ先生が優しくて安心しました。先生の作品はとても魅力的で、何より20年以上も続けているということが驚きです。この実習ももっといろいろ試したいと思いました。表現方法は本当に自由で、幅が広く、工夫の方法もいくらでもある、もっと頭を柔らかく・・・学ぶことがたくさんあり過ぎるほどいっぱいで、とても勉強になりました。その後のキルト制作では、みんなでひとつのモノを作る楽しさを感じました。いい思い出になりました。そして、もう・・・あのgood-byeパーティー!!私の誕生日をみんなが祝ってくれたこと、これはもう絶対に一生忘れません!!人と繋がる喜び、幸せ、温かい気持ち、本当に素敵なプレゼントを頂きました!!みんなのいること場所に居られること、それは本当に幸せなこと。たくさんの人と出会えたこの1週間は宝物です!!

CCA6
 研修に参加した学生の皆さん、お疲れ様でした!! また違う文化の芸術に触れたことで、今後の作品製作においてとても刺激になったことだと思います。 この経験を生かして、また作品製作に頑張ってくださいね!!

 ブログを投稿して頂いた増田さん、可愛いイラスト付きの投稿をありがとうございました!!

今後の活躍に期待しています!!貴重な体験ができました!!