芸術計画学科3回生の進級制作展が行われているので紹介します。
2013年2月14日(木)から26日(火)まで、大阪市阿倍野区のギャラリー流流とPeephole Theaterで「最新ゆとりスタイル」が開催されています。この展覧会は芸術計画学科3回生のゼミ「卒業計画」の作品発表として行われています。参加者は高橋彩(企画・広報)、田中真由美(映像)、谷本亜利紗(立体)、田野光希(映像)、田村莉奈(映像)、西尾泰広(映像)、藤本太一(写真)、村上真平(テキスト)、上瀬留衣(コラージュ)、芳沢朋美(映像、写真)、大橋勝(コラージュ)の学生8名、教員・副手3名の計11名です。ここで発表されている学生作品は卒業研究・卒業制作にむけての実験作品や習作として制作されていますが、その多くが既に鑑賞に堪えうる強度と内容を兼ね備えています。
藤本太一の作品は「廃墟」を撮影したルポルタージュ写真です。彼は廃墟に備わる不気味さや、自然に浸食されていく人間の活動の痕跡などに惹かれ、その感覚を写真に収めようと撮影を行っています。今回は大阪で撮影した写真6点を出品しています。
谷本亜利紗の作品は緊縛をテーマとしています。写真の中の人物、フォトフレームの中、トルソなどが様々に緊縛されています。
田中真由美の映像作品『Reunion』はステージドフォトを映像化したもので、耽美な世界を表現しています。
2月16日(土)には出品者によるギャラリートークと合評、サウンド&映像ユニット「SUSHI BOLT」<本橋龍太郎(映像学科3回生)、大音斗紀世(芸術計画学科2回生)>によるパフォーマンスが行われました。
「最新ゆとりスタイル」
会場:ギャラリー流流、Peephole Theater
会期:2013年2月14日(木)から2月26日(火) 午前11時より午後7時まで 水曜日休み
大阪市阿倍野区丸山通1-2-2
電話:06-6656-8184
地下鉄谷町線「あべの駅」より徒歩8分
地下鉄御堂筋線/JR「天王寺駅」、近鉄「大阪あべの橋駅」より徒歩13分
ギャラリーHP http://ru-pe.com
投稿:大橋勝先生(映像学科)