2012年5月22日

クラシックアコーディオンコンサート

こんにちは!
サークル「LIBRARY DESIGN LAB.」の部長を務めています、キャラクター造形学科2回生の宮崎元寛です。
前回のりそな銀行とのアートプロジェクトに続いて、大阪府立中央図書館・(株)図書館流通センターとのコラボレーション企画が行われたので、ご紹介をさせて頂きます。

0522000.jpg3/24(土)大阪府立中央図書館1階エントランスホールにて、
「クラシックアコーディオンコンサート-音が奏でる物語(ストーリー)-」が、開催されました。

演奏:木下隆也(通信教育部音楽学科卒業)
司会:安西亜里彩(放送学科3回生)
イラスト:北田智奈美(デザイン学科2回生)
ポスターデザイン:田中晋弥(デザイン学科4回生)
タイトルコピー:朴 恵里(美術学科2回生)
写真撮影:上田悠暉(写真学科4回生)/
神尾康孝[大学院芸術研究科博士課程(後期)
芸術制作デザイン(写真)領域]/
霞末侑作[大学院芸術研究科博士課程(前期)
  芸術制作デザイン(写真)領域修了]
準備・運営:LIBRARY DESIGN LAB.

大阪府立図書館・(株)図書館流通センター共催
LIBRARY DESIGN LAB.(図書館サークル)協力

 

 

cl002.jpg大阪府立中央図書館のエントランスは天井がとても高く、コンサートホールのように音が響いていきます。
普段は展示等のスペースとしても活用されており、ここで何か新しい催しが出来ないかとのご相談を受け、LIBRARY DESIGN LAB, がコンサートの演出を行うことになりました。
図書館とコンサート、この新しい関係性のあるプロジェクトの意義や意味をメンバーで考え、タイトル、ポスターデザインを決めました。

 

 

cl003.jpg奏者は本学通信教育部音楽学科の卒業生である木下隆也さんです。木下さんは本学を卒業後、イタリア国立音楽院に留学された方で、卒業後は日本独自のクラシックアコーディオンの発展を目指して活動を行っています。
また放送学科3回生でアナウンサー志望の安西さんに司会をお願いしました。
当日は閉館後に行われたにもかかわらず、小さな子どもさんから年配の方々まで、老若男女たくさんのお客様に来ていただきました。
クラシックアコーディオンの多彩で魅力的な音色が、本来は閉館している時間の図書館を優しく包み込むように響き渡りました。

cl004.jpg参加者からの感想を一部紹介します。

・「木下さんが奏でるアコーディオンがあたかも複数の演者によって演奏されているような感覚で、しかも一体感のある新鮮な音感でした。ポスターは、大正時代を彷彿させるような郷愁漂う素晴らしいものでした。」
・「演者、場所、スタッフの方々が三位一体となって成功させた良きコンサートでした。」
・「司会の方も上手でしたが、演奏者の木下さんのトークも上手で楽しめました。小さな演奏会があるって、きっととても良いことです。いろんな小さいコンサートが時々催されると良いなと思った方も多かったのではないでしょうか。」
・「アコーディオンの演奏が始まると、一瞬で、日常から離れアコーディオンの音に引き込まれていました。素晴らしい音の世界をありがとうございました。また、聞きやすい司会の方やコンサート前に図書館前で案内をして下さった図書館サークルの方も元気で好感の持てる案内でした。」

その後、今回のコンサートの好評を受け、さっそく栃木県高根沢町図書館で開催される『ほたる鑑賞クラシックコンサート』にも木下隆也さんが、出演されることになりました。
6月8日(金)19:30から20:30

cl001.jpgそして、コンサート会場の周囲には、LIBRARY DESIGN LAB. の創設メンバーでもあり、図書館利用案内のデザインも手掛けた近澤優衣さんの大学院の修了制作のパネルやアイコン、利用案内も展示しました。
それをきっかけに4月17日から4月30日まで、大阪府立立中央図書館1階展示コーナーにて、大阪府立中央図書館と共催による展示「図書館で、できること。図書館が、できること。」を開催しました。
さっそく、クラシックアコーディオンコンサートの開催風景もポスターにして展示しました。

cl000.jpgLIBRARY DESIGN LAB.は、りそな銀行アートプロジェクト(金剛支店5月21日より展示!)、大阪府立中央図書館・(株)図書館流通センターとのコラボレーション企画の他、
障害者施設「四天王寺さんめい苑」及び、「悲田富田林苑」ともコラボレーションによる展示やイベント(演奏・ダンス・パフォーマンス)・ワークショップ等を開催しています。現在も「四天王寺さんめい苑」(天王寺)では、卒業生を中心にした「OH! My Circus Vol.3」を開催中です!
 

学内外で、様々なコラボレーションを展開しているLIBRARY DESIGN LAB. は現在、新入部員を大募集中です!
プロジェクトの企画・展示等、各個人の様々な学科・専門分野を活かすことの出来るサークルです。
私たちと一緒に、踏み出した一歩であなたの可能性を広げてみませんか。まずは気軽に見学に来てみてください!
お待ちしています!
 ミーティング毎週水曜日18:30から図書館4階共同研究室    連絡先: librarydesignlab@gmail.com
Facebook:  http://www.facebook.com/LibraryDesignLab

投稿:宮崎元寛(キャラクター造形学科)


2012年5月21日

上瀬留衣個展 提案

rui000.jpg上瀬留衣(2009年度芸術計画学科卒)の展覧会が大阪市西天満の「GALLERY wks.」で開催されているので紹介します。 前回の個展(2011年3月10日の記事)ではドローイング作品を発表しましたが、今回は自分自身の身体を使用した立体作品、あるいは自ら彫刻になる“living sculpure/生きた彫刻”と呼ばれる形式の作品を発表しています。白い薄布でできた花弁の中心には血のように赤い液体が溜まっていて、その中にウェディングドレスをまとった作者がポーズをとったまま浸っています。この不動の状態は、展示時間の正午より午後7時まで中断することなく継続されます。
この展示は5月19日(土)までで、21日(月)からは展示替えで平面とオブジェによるインスタレーション作品が公開される予定です。

rui001.jpg催物名称:上瀬留衣個展 提案
会場:GALLERY wks.
会期:5月14日(月)から5月19日(土)/前期
5月21日(月)から5月26日(土)/後期
時間:12時から19時 土曜日は17時まで

大阪市北区西天満3-14-26 中之島ロイヤルハイツ 11F 1103
TEL/06-6363-2206
http://www.sky.sannet.ne.jp/works/

投稿:大橋 勝先生(映像学科)


2012年5月15日

キャラクター造形出身の新たなご当地キャラクターやえちゃん

yae000.jpg 福島の観光スポットを紹介する『会津のいいとこ伝え隊』の応援キャラクターとしてネットやテレビに大活躍の“やえちゃん”。
 先月28日から会津鉄道では“やえちゃん”をラッピングした車両も見られるなど地元では人気のキャラクターです。
 実はこの“やえちゃん”を考案したのはキャラクター造形学科07年度生・田中みなみさん。
田中さんにとっては田辺市の“たなべぇ”、磐田市の“しっぺい”に次ぐ第三のご当地キャラクターです。
 同じ東北地区では08年度生・舟橋絵里奈さんが考案した“フラワーロールちゃん”もさまざまなイベントで活躍しており、現在は特別住民票が交付されるほど市民の方々に愛されています。

yae001.jpg 続いて展示会のお知らせです。
 大阪市中央区上本町西2丁目にあるギャラリー風雅では第16回イラスト展を開催しており、
9日から13日までキャラクター造形学科から10年度生・sinsimoさんが参加しています。
 期間中は人気投票も開催していますので、是非応援よろしくお願いします。

 風雅第16回イラスト展 前期5月9日(水)から13日(日)
            後期5月16日(水)から20日(日)
            12時から19時(最終日は17時)

投稿:林 日出夫先生(キャラクター造形学科)


2012年4月25日

『あかる姫まつり』の“アートストリート”で作品を展示

qhayashi000.jpg大阪市平野区平野東2丁目の赤留比売命(あかるひめのみこと)神社周辺で、
22日に開催された『あかる姫まつり』に本学キャラクター造形学科の卒業生と
在校生が参加しました。

qhayashi001.jpg2007年から毎年開催されている『あかる姫まつり』は平野商店街を始めとする
地元活性化のイベントです。今回は本学と系列校である大阪芸術大学短期大学部
デザイン美術学科、大阪美術専門学校キャラクター造形学科の卒業生の作品、
合わせて約40点を商店街内の“アートストリート”で展示しました。

qhayashi002.jpg当日は芸大グループを含め6校7グループが参加。あいにくの雨模様でしたが、
赤留比売命が新羅から渡来してきたとの伝説があることから、渡来人の衣装を
身に着けたパレードも行われ、地元の人を含めたたくさんの人に作品を見て
いただくことができました。

投稿:林日出夫先生(キャラクター造形学科)


2012年4月17日

一年生になったら

freshman001.jpg今年度から新入生を対象として、1泊2日のフレッシュマンキャンプが実施されました。
初めての大学生活に期待と不安でいっぱいの新入生にとっては、同級生や先輩、先生方と交流できる絶好の機会でした。
今回は、4月3日(火)・4日(水)に参加した初等芸術教育学科から、その様子をお届けします。

freshman005.jpg行き先である福井県あわら市「清風荘」へは、大学からバスでおよそ4時間かけて到着。
まず1日目は、教務課と学生自治会のガイダンス、そして学科ごとに先生や在校生によるオリエンテーションが行われました。
長時間の移動で少し疲れていたと思いますが、みんな真剣に取り組んでいましたよ。

freshman002.jpgちなみに、オリエンテーションの内容は学科によって様々。
初等芸術教育学科では、在校生が前に立って、手遊びとアートセラピー(芸術療法)を行いました。
夜には懇親会が開かれ、「時間割ってどう組むの?」「1回生のうちに履修した方がいい科目は?」なんて、学生便覧を片手に相談する新入生たち。それに優しく応える先輩たち。微笑ましい姿でした。

freshman004.jpg 2日目のガイダンスでは、就職部、学生部、図書館から、大学生活を送る上での大事な話がありました。
その後、勝山市の恐竜博物館を見学し、越前竹人形の里で昼食を済ませ、バスは大学へ向かいました。

あっという間の2日間でしたね。
この2日間で、それぞれお互いのことを少しでも知り合うことができたのではないでしょうか。

さて、今回参加した学生に感想を聞いてみました。

まずは、新入生をリードしてくれた在校生スタッフからです。

「後輩たちと仲良くできたらなと思っていたので、今回のフレッシュマンキャンプでそのきっかけを掴むことができてすごく嬉しいです。」(北村友乃さん/3回生)

「初めての行事で、私もドキドキで参加させていただきました。
新入生にどのようなオリエンテーションをしようか、どうすれば楽しんでもらえるかなど試行錯誤し、事前に準備して取り組みました。
私たちだけで進行を務めるのは初めてで、不安もいっぱいでしたが、新入生もしっかり話を聞いてくれ、楽しんでくれたようでよかったです。
私自身も「前に立つ」という体験をして、初めてわかったこともあり、とても勉強になりました。」(数宝奈保さん/3回生)

続いて、今回の主役である新入生から。

「何より友だちができることが一番大きかったです。オリエンテーションでみんなで絵を描いたりしたのが、なかなか面白くて良かったと思います。」(小川文也くん/1回生)

「先輩が、授業の履修の仕方や大学のシステムを色々教えてくれたので、とても良い機会を頂きました。」(小北悟くん/1回生)

なるほど、とても素敵な経験になったようですね。
でも大学の楽しみは、まだまだこれからですよ。
この広いキャンパス内で、学科やサークルに関わらず沢山の仲間を作り、色んなことを学び、成長に繋げてください!

投稿:島田瑞穂さん(初等芸術教育学科副手)