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今回は卒業生の活動をひとつご紹介いたします。 関西では数少ない現代美術のプライマリーギャラリーとして、YOD Galleryが大阪西天満にオープンしました。 現在は開廊記念展として日本を代表するグラフィックデザイナー北川一成さんを現代美術の作家としてプロデュースした展覧会 YOD Galleryのロゴも、なかなかおしゃれです。そのシャープな切れ味、暖かみのある曲線と膨らみの取り合わせは、世界に羽ばたこうという決意の強さと作家を育てて行こうという懐の広さを感じます。 山中さん曰く、「卒業生として、母校大阪芸大にかかわりのある優秀なアーティストの卵はぜひ育てて行きたいと思っています。学生にはもっと街に出て、今のアートを体感してかつ分析した上で、自らの表現と対峙してもらいたいです。」 次回展の作家、町田夏生さん(2005年大学院芸術制作研究科修了)は、山中さんが最も期待しておられる作家のお一人です。DMの絵にも町田さんの感性が溢れていますが、3月にふさわしい展覧会になりそうで、とても楽しみです。 町田夏生展 ?《乙女》の衝動? 今年の本学関係の企画では大学院OG一人、美専OB一人の個展が開催されることになっています。 今後も関西の作家の展覧会を中心に、現代美術を関西から世界に向けて発信していくべく独特の活動をしていきたいとのことです。YOD Galleryのこれからの活動に期待が膨らむばかりです。 YOD Gallery |