今朝10:30のこと、「本日、放送学科に新しい仲間が加わりました。」のアナウンスでスタートしたのは、放送学科の研究室の前で執り行われた式典です。放送学科研究室のすぐ前に白い布が着せされた大型のモニタらしきものと、レッドカーペット、テープカットの準備もされています。 昨年、産学協同の取り組みとして、フジアルテ株式会社(人材派遣会社)という会社のテレビCMを在校生が企画・制作しました。実はこの式典、その取り組みのお礼としてプラズマテレビ(ちなみに50インチ)が寄贈される式典でした。この産学協同の取り組みは、昨年秋から今年1月にかけて新聞各紙でも取り上げられて話題となっていました。このCMの効果でHPのアクセス数が急増し、人材派遣の応募件数は2桁増したそうです。制作されたCMは日曜日の「笑っていいとも」の枠で放映されていました。
テープカットと同時に白い布で覆われていたプラズマテレビの姿が露わになり、拍手とともにお披露目となりました。この後、寄贈されたプラズマテレビを使って、学生が制作したフジアルテの企業CMの鑑賞会が行われました。CM制作の指導にあたった放送学科、岩崎冨士男学科長がちょっとしたコメントを加えながら作品が紹介されていきました。
在校生の制作した力作CMがたくさんある中で、バイク編、ギター編などの「夢」をテーマにした作品がフジアルテ社内で一番評価が高かったそうです。このCMを企画・制作した、広告コース4年生の藤本有紀さんも式典の会場に来ていました。除幕式、CMの鑑賞会も終わるとアナウンスが流れました。藤本さんには知らされていなかったのですが、サプライズとしてフジアルテ様から感謝状が贈られという仕掛けがあり、戸惑いながらも笑顔で感謝状を受け取る様子がとても微笑ましかったです。
ちなみに藤本さんが制作したCMはフジアルテ株式会社のホームページで見ることができます。(ホームページの一番下のトピックス「CMライブラリー更新しました」をクリック) ●フジアルテ株式会社 http://www.4510arte.jp/
こういう形の産学協同の取り組みは、企業様だけでなく学生にも大きなメリットをもたらします。日頃、自分達が学ぶことがどのように形になっていくのか、実社会で「表現」することで、自分に足りないものに気付くことができたり、更に学ぼうという意欲を生んでいく感じだったり。それぞれの学科でどんな産学協同の形があるのか、イメージするとワクワクしますね。
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