2011年5月2日

Painting+2011 キュービックギャラリー

350img000.jpg4月18日から5月2日までPainting+2011展が行なわれました。今回の企画展のコンセプトをギャラリーオーナーである今林幹生さん(芸術計画学科86卒)の文章を引用させて頂きます。

 

painting001.jpgCUBIC GALLERYは、この4月で開廊16周年を迎えます。
阪神大震災後・サリン事件で、ちまたが騒々しい年に始まりました。

 

painting002.jpg今年のざわめきは、あの時と、とても似ているようで、
あえて、16周年展としてギャラリーの常連作家と新人作家に集まってもらい、次への一歩を踏み込むべく、新たな気持ちで展示したいと思っています。

 

painting003.jpg参加作家
車サエ 藤見知佳 玉利タマリ 天岸藍子 長井奈津子
福山敬之 高木義隆 藤本裕紀 荒川望 柚口康二 
松尾藤代 浅野真一 田中洋喜  か ぱ

painting004.jpg 今林さんは卒業後、大手画廊に就職をしました。その中でイサムノグチ展など数多くの経験を積み独立しキュービックギャラリーを設立しました。現在では,本大学の卒業生も数多くアーティストとしてアート界に輩出しています。

 

報告 加藤隆明教養課程講師 協力 芸術計画学科研究室

 

キュービックギャラリー    http://cubicgall.exblog.jp/

 


2011年5月1日

堤展子展 ギャラリー白

tutumi002.jpg堤展子さん(工芸学科82卒)の個展が4月18日から23日まで行なわれました。

tutumi000.jpg今回は、子供とイカやコイをイメージした陶器の作品です。イカやコイと戯れる小さな子供の様子に、ほのぼのとした牧歌的イメージや昔話に出てくるような場面を思い出します。

 

tuitumi000.jpg子供の成長を願う土着の人形のようでもありました。私がこの作品たちを民衆的風景に見えたり牧歌的なものに感じるのは、元気で無邪気な裸の子供たちが、植物や動物たちと楽しそうに遊んでいるからです。

 

tutumi001.jpgしかし、なぜイカなのでしょうか。コイと子供の関係は節句や物語としても知られています。食物は豊作の喜びとして理解できますが、この巨大イカと子供の遊戯には意外な面白さは感じても、しっくり腑に落ちるものではありませんでした。

 

tutumi004.jpgそこで作品が持つ物語性より造形性に注目してみると面白い事に気がつきました。イカも子供の陶器作品にも作者の手の痕跡がイメージとなっていました。手足の短い幼児体型の子供は、作者の手の内から制作される形を大事にしている事が分かります。特にイカの目より上部にある胴には作者の手の握りしめた痕跡がそのままイメージの表面となっているようでした。

制作方法を追体験し想像してみると、まず子供を制作するには大きさの関係で指を丹念に動かし体の部位を、そして表情を作らなくてはいけません。イカやコイにも指先の作業はありますが、それ以上に手の内で作られていることが作品の重要な要素になっていると思います。作者の手のひらの内から作品が生まれてくるようでした。

 会場には子供たちの至福の世界が作られていました。

報告 加藤隆明教養課程講師 協力 芸術計画学科研究室

ギャラリー白 http://galleryhaku.com/


2011年4月30日

HOT展 2011 Part4 GALLERY H.O.T

上村和夫先生(大阪芸術大学元教授)と卒業生を含むグループ展が4月4日から16日まで行なわれました。卒業生出品者は中田憲男さん(美術学科02卒)、丸山陽子さん(芸術制作研究科終了05)、井上真希さん(芸術制作研究科終了06)です。

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uemura03.jpg このグループ展での特徴は領域間の越境が見られることです。丸山さんの作品は、日本画の顔料を使用し半抽象的なイメージで構成されており、画面には着色した紙をはり作品にレリーフ的ふくらみを作っています。日本画の顔料を使用しながら日本画という意識を超えて作品があります。色彩の薄くなったところには顔料の粒が漂い、鮮やかな色相の中にも物質性を感じる瞬間があります。また横に長く延ばされたキャンバスは、移動しながら物語を見るような絵巻物の展示のようでもありました。

uemura02.jpg井上さんの作品は3つに分けら
れた画面に、後ろ姿の少女のセンチメンタルな心を表すような作品でした。イメージの構成はどれも絵画的な構図ではなく、写真の被写体の構成であるようで絵画のフレームの外の世界と交信させるような表現方法になっています。この3つの視点により観者はこの世界を立体的に感ずる事ができます。

uemura01.jpg 中田さんの作品は水平線を遠くに捉え茫洋とした海と空が描かれています。海と空は正面から捉えられ、それ以外情景を映し出すものは無くただただ観者の視線は表現された波に漂い、視点が定まる事はありません。

uemura00.jpg 上村和夫先生の作品は白い画面にグレーでイメージを作られているようです。しかし近づくとグレーの色に見えたものは数字が規則正しく描かれています。先生は「イメージと記号の関係」の絵画の探求をされていたと思います。イメージと記号と云えばネオダダのジャスパー・ジョーンズを思い浮かべますが、彼の作品は、標的や国旗等絵画からイリュージョンを消し、物質化する事にあったと思います。しかし、先生の作品は物質性は消去され、絵画の平坦性を強く感じられます。背景の喪失によりイメージは浮き上がるものですが、イメージを構成している数字がそれを押しとどめているようです。

報告 加藤隆明教養課程講師 協力 芸術計画学科研究室

 


2011年4月29日

空間を感じる道具展

大阪芸術大学建築学科通信教育学部
インテリアデザイン演習?作品
「空間を感じる道具展」のご案内

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日時:5/1(日)から5/5(木)10:00?17:00最終日10:00?16:00

場所:堂島リバーフォーラム3F大阪芸術大学ほたるまちキャンパスギャラリー
〒553-0003 大阪市福島区福島1-1-12TEL 06-6450-1515
■JR 環状線「福島駅」より徒歩約10分
■JR 東西線「新福島駅」(2番出口)より徒歩約5分
■阪神本線「福島駅」(3番出口)より徒歩約5分
■大阪市営地下鉄四つ橋線「肥後橋駅」(3または4番出口)より徒歩約10分
■京阪中之島線「中之島駅」(6番出口)より徒歩約3分
※会場には駐車場がございませんので公共の交通機関をご利用下さい。
※地図は大阪芸術大学ホームページ内、ほたるまちキャンパスまで。

■春!川沿いの街にある、「大阪芸術大学 ほたるまちキャンパス」で集いませんか?

■大阪芸術大学建築学科通信教育学部授業
インテリアデザイン演習?=プランニングより、
インテリアデザイン演習?=誕生した道具たち
椅子スケールモデル
手漉き和紙照明実寸作品

「空間を感じる道具展」を通じて、集いませんか?

担当:細田みぎわ・川田秀子


2011年4月28日

キャラクター造形学科4回生によるグループ展

kirakiraboshi01.jpg 4月26日から本学体育館ギャラリーでキャラクター造形学科4回生によるグループ展『きらきら星』が開催されています。
 

kirakiraboshi00.jpg参加メンバーは岡田紗苗さん、新谷瞳さん、相馬愛さん、塚本玲さん、中原志織さん、西橋亜沙美さん、橋本紗季さん、
秦友希さん、冨金原清加さん、藤本実加さんの10人。
 

kirakiraboshi02.jpgタイトルからもおわかりいただけるように、今回のテーマは星。星座のイラストをはじめとして、絵本、漫画、ゲームなど、これまでに学んだ表現方法を生かした盛りだくさんで楽しい展覧会になっています。
 

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期間は5月2日の月曜日まで。時間は午前10時半から午後6時(最終日は午後4時半)まで。是非キャラクター造形学科4回生の
力作をご覧下さい。

投稿:林日出夫先生(キャラクター造形学科)