こんにちは!
8月もあと一週間ほどになりました。
まだまだ暑いですが、朝と夜は涼しくなって「もうすぐ秋が来るよー」って教えてくれている気がしますね。
大学内にも、赤とんぼが飛び始めています。セミの鳴き声も少なくなったかなーとも思います。
これからは、ツクツクボウシが鳴きはじめる季節。あの声を聞くと何か癒されますね!
さて、今週の大阪芸大テレビ。
今回まず初めは、大阪芸術大学キャラクター造形学科で行われたシンボルキャラクターコンペの話題です!
コンペは、今年度の入学生のシンボルキャラクターを決めるもので、2005年に始まり、毎年開催されています。
学科の教員による最終審査を経て優秀作品が決定されます。
選ばれた作品の表彰式が学科の授業の中で行われ、会場に集まった学生たちが見守る中、各賞の表彰が行われました。
今年度、見事グランプリに輝いたのは、小見山美波さんの作品「パレッタ」です。
グランプリに輝いた作品は、ぜひ番組でチェックしてみて下さい!
続いては大阪芸術大学グループの先生たちを紹介するコーナ「Teachers(ティーチャーズ)」です!
このコーナーでは、様々な芸術分野の第一線で活躍する先生方の大学での授業の様子や、アーティストとして活躍されている姿にスポットをあてます!
今回は、音楽学科教授のMALTA(マルタ)先生にスポットをあてます!
MALTA先生が演奏する曲は、音楽を心から愛する、そんな情熱がひしひしと伝わってきます!
ぜひ番組で素晴らしい演奏をチェックして下さいね!
最後はキャラリー展の話題です。
阪芸術大学のキャンパスには学生たちが自由に企画し展示が出来るギャラリースペースがあります。
そこでは毎週、様々な展覧会が開催されています。
今回はデザイン学科の学生達による作品展の模様をお送りします。
学生の個性溢れる素晴らしい作品ばかりです。お楽しみに!!
大阪芸大テレビは毎週金曜、深夜12:35分からサンテレビで放送中。
その他の局でも放送中です!
今回も見どころ満載、是非皆さんチェックしてくださいね!!
オンエア情報
8月26日金曜日
奈良テレビ放送 22:30から
サンテレビジョン 24:35から
北陸朝日放送 25:20から
8月27日土曜日
テレビ和歌山 23:00から

まず一組目のアーティストは、昨年末に地上波で放送されている「大阪芸大テレビ」のオープニングテーマ曲に抜擢されたロックバンドの『FREAK!(フリーク)』です!
メディキャンでも、何度も曲をオンエアーさせていただいているので、聴いたことがある!という方も多いかもしれませんが、ボーカルのKeiさんの声とエモーショナルなサウンド、そして叙情的な歌詞が関西各地のライブハウスでたちまち噂になり、いまでは月に何本もライブを重ねるほどの人気バンドに。スタジオで、塚本先生とFREAK!の曲を聴いていると、いつも「心地良い声」と思わず言ってしまいます!とにかく一度彼等の音楽に触れてみていただきたいです!
さあ、そしてふた組目は、こちらもリスナーさんからのリクエストが大変多い女性ボーカリスト「knashy mood(ナッシームード)」さんです!
その声の持ち主にお会いしてみたい!と思っていただけに、今回スタジオに来てくださってとても嬉しかったです。思っていた通りの可愛らしい方で、オーディションやライブて沢山のお客さんの前で堂々と歌っているにもかかわらず、今回スタジオで話すにあたってはとっても緊張されていて、収録が終わったと同時に「緊張したぁ?!」と顔を隠しておっしゃる姿に、スタジオの空気がとても和らぎました(^_^)
さあそして、今日のプレゼントは今回のゲスト「knashy mood」さんからいただきました!knashy moodさんが最優秀賞を獲得したボーカルコンテスト「Meets the voice」のオムニバスアルバムを、
講習では、人口呼吸のやり方やAEDの操作方法を学びます。
AEDにはいくつか種類があるそうで、電流が流れるパットが左右方向が決まっているものや、そうでないものがあるそうです。
今回は奈良田さんの作品を見ます。雑木林を小高いところから見下ろしたようなアングルで描かれた風景画には、少し奇妙な印象を受けます。それは、画面を構成している樹木とそれ以外の空間に際立った特徴があるからです。樹木とそれを取り囲む空間は一般的には異なる質を有しています。
樹木は物質であり、それを取り囲むものはその物質が存在しないということでの空です。風景絵画は、そのように認識され描かれる場合もありますが、その物質と空間の質をどのように捕らえ画面に構築していくかは一人一人のアーティストのテーマとなる場合も多いのです。
奈良田さんの作品は、画面上部に赤茶色を基調とした暗い色彩が施され、中央から下の空間は、青から白に近い色により鈍いながら明るい色調で構成されています。樹木は暗く空間は明るく描くことで、イメージと空間(図と地)の関係が反転します。物質としての樹木は空間のように平坦で安定し画面奥に引き下がり、イメージを支えるべき空間は、あたかも物質のように画面より手前に感じます。これがこの作品に奇妙さを感じさせた技法です。さらに作品に目を近づけると樹木は平面的筆使いを行い、空間には短い筆致で運動を感じるように描かれています。筆の静動においても動的空間と静的イメージの対応で、この作品の特殊性が増長されているようです。
絵画は、世界を単に切り取るのではなくアーティストと世界の独自な繋がりを見せるものです。そこには、作り手を超えて現れる解釈不能で魅力的なイメージがあり、それが作品の質を高めることもあります。
6月29日から7月9日まで池田高弘さん(美術学科07卒)の個展が行われました。
チョコレートパウダーをメディウムに混ぜ顔料として使うことで、視覚体験である絵画から味覚の体験を視覚的に行なおうとしているのがこのアーティストの試みです。
ドロッピング技法や小さな円のドット描写、等間隔のラインや模様などはスイーツのデコレーションからの引用であり、抽象絵画からではありません。スイーツの制作にあたりそのデザインの視覚体験が即座に味覚体験に変換できるように、スイーツ制作者はそのためのいろいろ工夫が行われています。池田さんはその視覚体験を絵画として再構構成しています。
作品の細部を見てみます。画面からこんもりと浮き出たイメージから観者が触りたくなるような気分になります。レリーフは触覚の機能を揺さぶり(例えば壁にある凹凸には触れたくなる気分)身体感覚へと広がり味覚の機能も働きだすと思います。