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週末の土曜日。 近畿各府県(大阪・徳島・京都・和歌山・滋賀・奈良・三重・福井・兵庫)の芸術・文化に関わる高校生の皆さんが、大阪府下7会場、14部門にわかれ、日頃の活動の成果を発表しているとの事。今回訪ねた大阪市中央公会堂では『美術・工芸部門』の作品展示があり、早速、拝見する事に! 展示会場は3階 中集会室。大阪市中央公会堂は外観の趣もさることながら、建物内もシブイ。クラシカルでかつ広大なスペースに155点の作品がゆったり展示されていました。すこし優雅な気持ちに・・・。期待感も膨らみます。 展示作品を見て驚きました!イキイキとした作品の中にのびやかな面や、繊細な面と・・。表現方の多彩さが印象的でした。見終わったあと、とても清々しい気持ちになれました。高校生の皆さん!これからも素敵な作品を創り続けて下さいね。 美術・工芸部門の展示は18日(日)15時までですが、全部で14部門ありその他の部門も各会場で開催されます。 合唱部門・・・23日10:00→15:30 ●よみうり文化センター千里中央
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カテゴリーアーカイブ: アートイベント(学外)
「GRAND PREMIO」 オメデトウ!!
10/31(水)→11/4(日)の5日間、東京の明治神宮外苑にて「東京デザイナーズウィーク2007」が開かれました。今年で22年目を迎えるデザインイベントで、今回は約10万人の来場者があったそうです。 様々なイベントが開催された中、「学生作品展」(テーマ:「地球環境に配慮した公園に設置する、ストリートファニチャー」)で本学デザイン学科スペースデザインコース2回生の土井智美さんが見事「Tokyo Design Premio 個人賞」のグランプリ(GRAND PREMIO)を獲得されました。 学内でも12日(月)から17日(土)まで凱旋展示を行っており、実際に作品を見てきましたので、グランプリの作品を簡単にご紹介しましょう。 廃材となった車のタイヤを利用。タイヤを切り、ひねった形にし、その上に子供に害のないやわらかいスポンジを細かく切ったものを丁寧に貼り付けたとてもカラフルでユニークなイスです。 一見、スポンジが尖っているため、座るとトゲトゲしていて痛そう、タイヤがフニャっとつぶれるのではないか、というイメージがあるのですが、座ってみると意外にも、丁度良い弾力で心地良い座り心地なのです。 廃材がこんなにも楽しいイスに生まれ変わるとは、驚きです。土井さん以外にも13名の学生が作品展に参加しており、葉の光合成をモチーフにした照明器具や、座面がブロックになっていて、動かして遊べるイス、2人同時に座るとイスが上下に動く仕組みのイス、‘靴飛ばし遊び‘で靴を入れる穴が空いているイス等、斬新なデザインであることはもちろんのこと、それぞれの作品が環境に優しい素材で作られています。一般的に利用される素材よりも扱いが難しく、加工に時間がかかったそうで皆さん大変苦労されたそうですが、作品展にはプロのデザイナーやデザイン系企業の方の来場も多くあり、また国内外から参加した42校の学生作品を見ることもできて、大変良い機会になったと喜んでいます。 学内ではこの作品展のことを知らない学生も多いようです。今後はもっとたくさんの学生に参加を呼びかけ、積極的にチャレンジしてほしいです。
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優しい時間
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11月中旬に入り、ようやく肌寒くなってきました。 なんばパークスアートプログラムVol.3演奏学科コンサート『青空のアンサプル』が11月8日(木)より開催されています。演奏学科管弦打コースの在校生が5つのグループにわかれてアンサンブル演奏を繰りひろげています。 10日(土)16時55分 夕暮れ時、ステージ上に照明が入り、17時 「サクソフォーンアンサブル」がスタート。 楽器紹介では、それぞれの良さが伝わる選曲で楽しませてくれます。例えば、バリトンサックスの楽器紹介…曲目は「東京砂漠」 。 このコンサートは18日(日)まで、定期的に行われています。 |
スマイルデザイン研究会
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↑ちぎる君
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大阪芸術大学デザイン学科には、「スマイルデザイン研究会」というデザイン学科公認の研究会があります。この研究会は、「すべてのものが安心して笑顔になれる優しいデザインを目指します。」をテーマに2007年1月に当初16人で活動を始めました。現在では30人程度の人数になっています。やる気がありこの研究会のコンセプトを理解する人はデザイン学科のコースを問わず参加OK。 問題をいろいろなところから探してきて解決法を見出し公の場で発表して行きます。今回は10月31日→11月4日に行われた東京デザイナーズウイーク2007で発表した作品をご紹介します。 最初に「ちぎる君」。現在のティシュBOXでは必要なくても必ず1枚は取り出さなくてはいけませんね。しかし1枚必要ない場合は資源の無駄使いになりますよね。 次に「AMEDAMA」。雨の日にデパートなどでビニールの傘袋をもらいますね。これもほぼ使い捨てで非常にもったいないですよね。各自が何回も使える傘袋をもっているとしたらどうでしょう?それだったら、傘袋がある傘もありますが、実際傘をさしている時にどこかにいってしまってなくすおそれもありますよね。 これらの商品は企業からも注目され、ひょっとすると実際に商品化されるかもしれません。スマイルデザイン研究会から世のため人のためになる商品が世間に出て実用化される日もそう遠くはないのではないでしょうか。今後の活躍に注目です。
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美術学科展覧会「私のありか」に行ってきました!
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美術学科展覧会「私のありか」に行ってきました! 15時前に着き、しばし作品鑑賞。作品と対話出来るこの瞬間が個人的にはとても好き。
6人の個性あるゲスト(作家であり本学で教鞭とっている先生方や作家であり本学卒業生の方)がいくつかのテーマを元に個人の考えを話す、といった内容。現代美術のあり方、普段どういう気持ちで絵を描いているのか、独創とは何か?何故絵を描くのか?(うーん究極!!)といった幅広い角度(視野)で話しを聞くことが出来ました。 興味深かったのは、同じ質問を6人に投げかけても作家さんにより考え方、表現方法が異なっていたこと。「そんなの当たり前やん!」といわれそうだけど・・・。何故だか新鮮に感じました。 この展覧会は18日(日)まで開催しています。
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