2007年12月17日

ビッグリリアン、復活!!

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芸術ran賞プロト展 – 好奇心エンジン搭載 – を見てきました。
場所は大阪市北区中崎町にある「ギャラリーイロリ村」。
(http://www.k3.dion.ne.jp/~irori-05/)

案内をいただいたのは美術学科の卒業生、山村景子さん。
彼女は在学中に病気により視力を失い、立体コースに転科。
そこからも底抜けに明るく美術と向き合い精力的に立体作品の制作を続けています。

2005年に国立民俗学博物館で行われた「ブリコラージュ展」ではビッグリリアンプロジェクトとして参加し、巨大な編み作品を「みんぱく」の吹き抜け部分に出現させた作家さんです。
(参考ブログ:http://keyis.cocolog-nifty.com/blog/cat3701296/index.html

そのときからのお付き合いなのですが、久しぶりに展覧会(合同展示会)に参加するというので、今度はどんな作品だろうと12月15日に行ってみました。

相当硬かったであろうビニールの荷造りヒモを使って編み上げられた「リリアンチューブ」が会場の天井からぶら下がっていました。『ネットーワーク ― あみ仕事 ―』という作品でした。この制作で左腕がムキムキになったそうです。他にも彼女がこれまでに作ってきた作品があわせて展示してあり、ポートフォリオでは卒業制作の作品もみることができました。

知らなかったのですが、この展覧会には大阪芸術大学の在校生が2人出展されており、現在、日本画と格闘中の美術学科2年生の作品や、現在、写真学科を休学中の方の作品を見ることができました。
「展覧会のあるところ芸大生あり。」 今回は、たまたまだったと思いますがそんなことを考えました。私が知らないだけでみんなガンガン学外で活躍してるんだなぁ。これからもいろいろ行ってみよーっと。

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2007年12月16日

第11回「写真学科 秀作展」に行ってきました!

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第11回「写真学科 秀作展」に行ってきました!

学科内で応募のあった約50名より、選抜された1?3年次生、12名の作品が展示されています。

場所は「キャノンギャラリー梅田」(梅田ダイビルBF)」 今日は開催3日目。

お昼前に着き、しばし作品鑑賞。ギャラー内はとても落ち着ける空間です。作品はカラー、モノクロと様々。また印画紙、フレームの種類などに趣向がこらしてあり、作品の個性を際立たせているように感じました。

会場内の受付は出展者が交代で担当。私が行った時に担当していた、2年次生の宮? 奈美さんと細井 律くんに話しを聞くことが出来ました。

まずは、宮?さん。タイトル「操られた空間」。
複数ある出展作品の中からお気に入りの1枚を選んでもらいました。(女性がカートに乗っている写真です)約1年かけて撮り続けてきたとの事。イメージにあうモデルさを探しや、撮影現場での話しを聞き、1枚の写真に対する想いの深さに驚きました。また愛用のカメラについて聞くと「本当に可愛くて・・・」と。なくてはならない大切な相棒(もしくは子供)という感じなのかぁ・・・と。

続いては、細井くん。タイトル「quiet.」。
8作品の中から1枚を選んでもらいました。風景や動物など複数ある作品の撮影場所は、大阪で撮ったもの以外に旅行先でのショットも含まれているとの事。タイトルを英語にしていた彼。担当教授との話しあいの中で「日本語」にした方が良いのではとの指導が…。しかし、今回の作品については、このタイトルがしっくりくるから・・・と。

実は、今回のブログに掲載している写真のうち、個々の作品撮影は作者自身にお願いしました。協力ありがとう!

この展覧会は19日(水)まで開催しています。
開催時間/10:00?18:00
 (最終日は16:00まで)日・祝休館

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2007年12月4日

目指せ!ストリートガーデンの三ツ星☆

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大学の最寄駅「喜志駅」。
駅からスクールバス乗り場へ向かう歩道。
いつもとかわらない日常の風景…
いやいや、日々、変化に富んでいます。

何と、アートを感じる空間があるんです!
アートといって絵画作品を想像した方・…
もう少しイメージを膨らませてみて下さい。


その場所はスクールバス乗り場前付近の歩道。もう、ご存知の方も多いと思いますが、ストリートガーデンですっ!!

「喜志駅前 地域の魅力・顔作りプロジェクト」という企画の依頼を大阪府から受け、環境デザイン学科「造園演習」において、授業の一環として制作されました。今回の作品「響」は演習を履修している学生(グループ)の中からトーナメント方式で選ばれたもの。イメージ画の作成、材料の選択、配置、配植などは全て学生によるもの。先週、新しいお花に植え替えられたところです。

12月に入り、何だか慌しさも増してくるこの時期。そっと優しい気持ちの輪が広がっていくような、そんな素敵な空間です。

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2007年11月19日

芸術家のたまご

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週末の土曜日。
小春日和に誘われて、大阪市内に散策へ。
北浜駅から歩くこと数分。中之島にある大阪市中央公会堂で「第27回近畿高等学校総合文化祭大阪大会」が開催されていました。

近畿各府県(大阪・徳島・京都・和歌山・滋賀・奈良・三重・福井・兵庫)の芸術・文化に関わる高校生の皆さんが、大阪府下7会場、14部門にわかれ、日頃の活動の成果を発表しているとの事。今回訪ねた大阪市中央公会堂では『美術・工芸部門』の作品展示があり、早速、拝見する事に!

展示会場は3階 中集会室。大阪市中央公会堂は外観の趣もさることながら、建物内もシブイ。クラシカルでかつ広大なスペースに155点の作品がゆったり展示されていました。すこし優雅な気持ちに・・・。期待感も膨らみます。

展示作品を見て驚きました!イキイキとした作品の中にのびやかな面や、繊細な面と・・。表現方の多彩さが印象的でした。見終わったあと、とても清々しい気持ちになれました。高校生の皆さん!これからも素敵な作品を創り続けて下さいね。

美術・工芸部門の展示は18日(日)15時までですが、全部で14部門ありその他の部門も各会場で開催されます。
大阪府立青少年会館

合唱部門・・・2310001530
吹奏楽部門・・・24日 9501630
器楽・管弦楽部門・・・25日 10301600

よみうり文化センター千里中央
演劇部門・・・23日・24日 9201630
        259301730
などなど、↓詳しくはホームページから
http://www.kinsou-osaka.jp

 

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2007年11月18日

「GRAND PREMIO」 オメデトウ!!

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10/31(水)→11/4(日)の5日間、東京の明治神宮外苑にて「東京デザイナーズウィーク2007」が開かれました。今年で22年目を迎えるデザインイベントで、今回は約10万人の来場者があったそうです。

様々なイベントが開催された中、「学生作品展」(テーマ:「地球環境に配慮した公園に設置する、ストリートファニチャー」)で本学デザイン学科スペースデザインコース2回生の土井智美さんが見事「Tokyo Design Premio 個人賞」のグランプリ(GRAND PREMIO)を獲得されました。

学内でも12日(月)から17日(土)まで凱旋展示を行っており、実際に作品を見てきましたので、グランプリの作品を簡単にご紹介しましょう。

廃材となった車のタイヤを利用。タイヤを切り、ひねった形にし、その上に子供に害のないやわらかいスポンジを細かく切ったものを丁寧に貼り付けたとてもカラフルでユニークなイスです。

一見、スポンジが尖っているため、座るとトゲトゲしていて痛そう、タイヤがフニャっとつぶれるのではないか、というイメージがあるのですが、座ってみると意外にも、丁度良い弾力で心地良い座り心地なのです。

廃材がこんなにも楽しいイスに生まれ変わるとは、驚きです。土井さん以外にも13名の学生が作品展に参加しており、葉の光合成をモチーフにした照明器具や、座面がブロックになっていて、動かして遊べるイス、2人同時に座るとイスが上下に動く仕組みのイス、‘靴飛ばし遊び‘で靴を入れる穴が空いているイス等、斬新なデザインであることはもちろんのこと、それぞれの作品が環境に優しい素材で作られています。一般的に利用される素材よりも扱いが難しく、加工に時間がかかったそうで皆さん大変苦労されたそうですが、作品展にはプロのデザイナーやデザイン系企業の方の来場も多くあり、また国内外から参加した42校の学生作品を見ることもできて、大変良い機会になったと喜んでいます。

学内ではこの作品展のことを知らない学生も多いようです。今後はもっとたくさんの学生に参加を呼びかけ、積極的にチャレンジしてほしいです。

 

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