2008年2月2日

きちてんてん ― 輝地天展 ―

きちてんてん
きちてんてんきちてんてん
きちてんてん

 

きちてんてん

7回アートプロデュース・コンペティション芸術計画賞受賞企画「きちてんてん -輝地天展-」を見に行ってきました。

先に「アートプロデュース・コンペティション」って何?という方のために簡単に説明すると、学生自身がアートイベントなどを企画しプレゼンテーションします。そのプレゼンテーションで芸術計画賞(グランプリ)をとれば、大学から資金提供を受けて、企画のプロデューサーとしてイベントを開催することができる、というものです。

今回のアートイベントを私的考察してみると・・・
働いていると職場と家の往復で毎日同じようなことの繰り返しだなぁ、と思うことがあるかもしれません(芸大で働いていると、そうでもないんですが・・・)。惰性で繰り返されるループを「負」と捉えたとき、なんとかその「負」から逃避したくなりますよね。でも逃げるのではなく、そんなループの中で別の見方を見つけて、輝きを取り戻そう、そんな企画なんだと感じました。

会場には映像インスタレーション(1F)とワークショップ(2F)の場所が用意されています。

1階会場には隅っこに膝を抱えてじっとたたずんで映像インスタレーションの空間を楽しむ方もいました。床に寝転がって見る人もいるそうです。

2階で行われているワークショップにも参加させてもらいました。蛍光塗料が塗られた紙を使って自由に形をつくって暗闇に飾るという作業。「星を作ればいいんですか?」「いえ、日ごろ、自分が照らしたいなって思うものを(つくってください。)」代表の恒吉美都穂さんのその言葉が印象的でした。というのも「日ごろ自分が照らしたいもの」って考えたことがなかったものですから。

難しい作業ではありませんので、誰でも簡単にできます。手先の器用さとか、絵を書くのが苦手とかそんなことは気にせず、思い思いの形を切り抜いたりしてみればいいのです。

来場者の方が思い思いにつくった「照らしたいもの」がブラックライトによって暗闇の中に光り出し、徐々に2階の会場が華やかになっていきます。今後、ホームページにもその様子がアップされていくようです。

● きちてんてん ― 輝地天展 ―
 http://www.kichiten.com/
  1月30日(水)→2月6日(水)
  PM 12:00 → PM 18:00
  ギャラリー光陽堂(上本町)

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2008年2月1日

写真学科 選抜卒業制作展

写真学科 選抜卒業制作展

写真学科 選抜卒業制作展
↑「白夜夜行」(小山航平さん)

写真学科 選抜卒業制作展
↑「対岸の感情」(丸岡未沙さん)

 

 

写真学科 選抜卒業制作展

写真学科選抜卒業制作展に行ってきました。
来週から学内ではじまる卒業制作展に先んじて、どの学科よりも早く行われている展覧会です。

会場には、趣味で写真を撮っているであろう方から、写真関係お仕事をされているだろう方、きっとプロのフォトグラファーだろう方々が大勢来られており、出展している4年生達が受付や来場者の方の対応で忙しくしていました。

昨年、キャンパス見学会の企画展で協力してくれた4年生たちに承諾を得て、ブログ用の写真を撮影させてもらうことにしました。なんとも幻想的な組写真「白夜夜行」で学長賞になった小山航平さんに「カッコよく撮ってくださいね」と言われてかなりのプレッシャーの中、陳腐なデジタルカメラで頑張ってみました。どうでしょう?

「こんな写真、撮影するんだぁ・・・」言葉にはしませんが、会場で写真を見るたびにそんなことを思いました。撮影した学生さんのことは知ってても、どんな表現をするのか今まで知らなかったなぁ、という驚きと発見。これは写真に限ったことではありませんが、この感じが私なりの鑑賞の醍醐味です。

この展覧会の案内DMに採用されている写真を撮影した丸岡未沙さんにお話を聞いてみました。ご自身の出身地のほか、いろいろな場所を旅して撮影した「対岸の感情」という作品。展示にまだまだ納得がいってないとのことで、来週からの学内展でどのように展示するか案を練っているとのこと。会場にはポートフォリオも設置されており、ポートフォリオを見てから展示されている作品を見るとまた違って見えてきます。

このお二人のほか、阿部華さん、清水将人さん、ご対応ありがとうございました。

是非この週末、富士フィルムフォトサロンにお出かけください。地下鉄御堂筋・本町駅下車すぐ。(北御堂の斜め向かい角のビルです。)

●写真学科選抜卒業制作展
2
1日(金)→4日(月)
10:00
19:00(最終日15:00まで)
富士フィルムフォトサロン/大阪
http://fujifilm.jp/photosalon/

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2007年12月25日

Cool Beauty

ME.6COLORS

ME.6COLORS 
ME.6COLORS 
ME.6COLORS 
ME.6COLORS 
ME.6COLORS 
ME.6COLORS

今年も残すところ、あと1週間たらず。
何かと慌しい日々を送っていませんか?
そのまま「流されたくないいっ!」と思った私。
デザイン学科グラフィックデザインコース・情報デザインコース2年次生6名による展覧会が行われると聞いて…行ってきました!

 ME.6COLORS
(ミー展 ?シックスカラーズ?)!
展覧会最終日(24日[])、クリスマス☆イブの午後、ギャラリー到着。展示スペースはとても落ち着ける空間。ノリの良いBGMに促され中へ…
今回は出展者全員が女性。

デザイン作品だけに「おしゃれ」で「かっこいい」今回のタイトル「ME」とは英語の直訳→「私」。
今の私たち6人の個性。それぞれの色を表現するというのがコンセプト。
早速、2名の出展者に話しを聞きました。

小松有佳さんは3作品を出展。その中から「幻聴」(アクリルガッシュ)について。動物が多く描かれているんですが、下絵(デッサン)の時、動物の写真資料などを見て何度も描き直したそうです。空想で描いていると思った私。恐れ入りました…

坂口絵美さんの「咲– 20th –」(アクリルガッシュ)。「デザインっぽくないでしょう!?」とご本人。いやぁ?、デザインの幅の広さに、あらためて驚きました!中心にある立体的な「花」がとても繊細かつ力強い印象を受けました。

個別に紹介出来なかった4人の作品も、それぞれの個性(色)を感じるものでした。
デザイナーさんと言えば「Cool」な印象。
今回取材に応じてくれた2人は…
とっても「CoolBeauty」でした。
協力ありがとう。

ME.6COLORS

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2007年12月24日

喜多俊之プロジェクト ? 光風景 ?

  
喜多俊之プロジェクト

喜多俊之プロジェクト

喜多俊之プロジェクト

喜多俊之プロジェクト

喜多俊之プロジェクト

現在、開催中の『OSAKA光のルネサンス』の目玉イベントとして22日から「光の館3DAYS in中之島公会堂」が行われています。
⇒OSAKA光のルネサンスブログ

大阪芸術大学 喜多俊之プロジェクト ?光風景?は、和紙と光が織りなす不思議な空間です。会場に入ればその意味がわかるはずです。きっと。

中之島公会堂3Fの中集会室は、喜多俊之先生指導もと大阪芸術大学伝統工芸サークルの学生たちが制作した光のオブジェで構成されており、外のイルミネーションとはまた違った空間演出です。
昨日あったポップスコンサートもそうですが、こんな立派な歴史的建造物をただ保存するだけではなく「使って生かす」この感じ。とても文化的でプレミア感が増します。

来場者の皆さんは静かにそーっと鑑賞されているので、その静寂が幻想的な空間を維持しているような気になります。

22日(土)には、中集会室横の特別室で「喜多俊之トークタイム」も行われました。インテリアやプロダクトの最先端のデザインが生み出されるイタリアで日本の和紙がとても注目を集めている現状と手すき和紙の製作現場や和紙を使ったインテリアのデザイン展開について映像を使いながらのお話でした。
喜多先生のトークタイムは22日だけですが、展示は本日2000までやっています。

     中之島公会堂3階 中集会室
入場料500円(中学生以下無料)
12
24日(祝・月) 13002000


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2007年12月23日

クリスマス・ポップス・コンサート 2007

以前、このブログでお知らせした「クリスマス・ポップス・コンサート2007」が開催されました。
学内の約60バンドがエントリーし、そこから選ばれた23バンドが出演しました。
会場は、昨年に引き続き国指定重要文化財の大阪中央公会堂です。
大阪中央公会堂
すっかり大阪の冬の風物詩として定着した『OSAKA光のルネサンス』の期間中なので
美しくライトアップされていました。竣工は、1918年(大正7年)。
大阪中央公会堂
内部も建設当時の風格と、壮麗で優雅な美しさがそのまま残されています。
大阪中央公会堂 
大阪中央公会堂
爽快なアップナンバーから心に染み入るバラード、JAZZ、ROCKなどが演奏され、
会場は学生達の熱い熱気と共に大いに盛り上がりました!

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