2015年8月12日

JR大阪駅でO.U.A.スペシャルバンドライブ開催

8月5日(水)JR大阪駅 時空の広場で「Fun Fan Festa 2015 SUPER ARTIST SUMMER」が開催され、大阪芸術大学演奏学科ポピュラー音楽コースの学生たちが参加!!
「O.U.A.スペシャルバンドライブ」を行いました。

ステージでは、「Nandeyanen」「ぶろうばいぶろう」「Parker Meister」 の3バンドが演奏を披露いたしました。
ステージは、午後3時~・午後6時~の2回行いました。
午後3時の演奏では、演奏会場に屋根はありましたが、お天気も良く気温が上昇している中での演奏で、オープンステージであるものの風がなかなか吹かず蒸し暑い中での演奏でした。
午後6時の演奏は、周辺の風景がゆっくりと更けていく中で、ステージの照明効果もありポピュラー音楽を鑑賞するにはとても良い会場になりました。
帰宅途中のサラリーマンの方など明るい時間とは違ったコンサートになりました。
学生達も、ステージは照明もあり暑い中、軽快なトークをまじえて、汗だくになり、水分補給をしながら演奏をしていました。

演奏会場は大阪駅の上で大きな広場です。
色々な方々が、通りすがりに、音楽に耳を傾けて一瞬の音楽空間を味わって頂けたのではないでしょうか。
初老の夫婦、乳母車を押しながらの夫婦、若いカップルの方々等多くのお客様に聴いていただけたことは学生達にとって、本当に良い経験としてこれからの演奏活動に役立つことと思います。
大阪ステーションシティ関係者の皆様に感謝いたします。


左「Nandeyanen」・右 「ぶろうばいぶろう」


左「Parker Meister」・右 会場雰囲気

投稿:植村(就職部)


2015年8月4日

大阪芸術大学×INTER PLANET(りんくうプレミアムアウトレット店)

株式会社オリゾンティ社様からの依頼による産学連携企画として、りんくうプレミアムアウトット店(区画2955)に本学学生の作品展示がスタートいたしました。
今回は大学院芸術研究科前期課程1回生 山下三佳 さんの作品が展示されました。
展示会場は、ショップ内の奥で、3つの絵画で1作品として展示されています。
お店の雰囲気とマッチした作品で店内が明るく感る作品です。
お近くに寄られましたらご鑑賞ください。しばらくの間展示していただきます。

店頭ディスプレーでの案内ポスター

展示会場

>>産学連携の活動についてのお知らせチラシ

投稿: 就職部


2015年7月9日

アートマネジメントの仕事  津嘉山裕美 (T00)

2015年3月26日から29日まで「人々をつむぎ、つなぎ、ついでゆく、インスタレーション キクスル」アーティスト中島崇氏によりグランフロント大阪北館ナレッジキャピタル内巨大吹き抜け空間に作品が設置された。Gallery OUT of PLACEがアートマネジメントとして関わっており同ギャラリー勤務の津嘉山氏(芸術計画学科卒)がその企画運営に携わった。

作品はイベント会場上部に網に包まれた巨大な球体達が釣り下げられ 、網の下部からは球体の一部が顔を覗かせている。網の表面にはカラフルな紐で大小いろいろな円が作られており、たどたどしい線で構成された円とエロティックな光沢の表面を持つ大小の球体とのコントラストが魅力的だ。またこの作品の制作には数多くの人たちが参加しており参加型のパブリック・アート作品である。


津嘉山氏の話を聞く―今回のインスタレーション 『キクスル』は、作品が設置される会場となるのが巨大複合施設ということもあり、アートスペースやギャラリー空間で実施する際とはアーティストを取り巻く状況、それらに纏わる調整も複雑な場合がありました。このマネジメントは開催されたフェスティバルのシンボルアートを担う作品として手がけました。ギャラリー取り扱いである中島崇が、個人と公共をコンセプトにプリミティブでダイナミックな空間芸術を展開してきたことからオファーを受けてスタートしたものです。
中島は扱う素材やメディアを限定せずに毎回空間や場所と向き合う中で作品を構成する材料を選んでいきますが、不特定多数の人が日々行き来するパブリックな環境では、予算や条件を含めクリアすべき課題も多く、そのことが作家の目的や作品の完成度を左右しないよう、プロセスから気づきを共有していくことに重きを置いていきます。
クライアントの立場や見解を理解することや、受け入れざるを得ないことも少なくないのですが、その際に状況を乗り越える為にも作家と信頼関係を築き、クライアントとの関係を大切に考えながら、作品や作家の存在から成るものを、舞台装置やディスプレイにならないように終始意識を持ち続けます。
またクライアントにもその意識持っていただけるように、双方に対して臨機応変な働きかけができるようさまざまな視点を持つように私は心がけています。現代アートと呼ばれるものがニーズを超え、日常に存在する機会が今後も増えていくように“あいだ”の立ち位置で出来る事を考えていくこと、いわば作品とみなさまの接点がどのように導かれ創出されていくか、そのことに関わり続けていく意義を再考する機会となりました。―

報告 教養課程講師 加藤隆明 協力 芸術計画学科合同研究室


2015年7月1日

岡村絵理展 (A14) -en route-  2kwギャラリー  3/23-4/4

大阪美術専門学校に在籍中での個展である。タイトル通り、「途中」での作品発表だろうか。会場には制作方法が異なる平面作品がインスタレーション形式で展示してあった。技法としてはシルクスクリーン、リトグラフ、コラグラフ、エッチング等、プリントメイキング専攻で取得した版画技法で制作された作品が展示されている。それを岡村氏から聞くと課題作品の展示とも読み取れる。しかし再度作品と展示方法を注意深く体験していく。

作品の配置方法も気になるが、一つ一つの作品は上部2ヶ所だけ針ピンでとめ、壁との距離を緩くしてある。額に入れての展示や壁と密着した展示とは異なる仮設的要素が強い、それをインスタレーションとも呼ぶが、ビデオ・インスタレーションやサウンド・インスタレーションと云い方に類似させるならプリントメーキング・インスタレーションとでも云えそうだ。

作品を詳しくみる。大きな皺のある作品がありしかも数か所破れ、さらに意図的にカッターで切り裂いたようにも見えるところもある。版画作品における破壊行為は何を意味するのか。平面の破壊そして物質性のまなざしか、多分それとも違うように思えた。床に接しての版画作品もある。立体の領分に平面が接している。一般的に考えられない展示から何が鑑賞者に伝わるかを考えてみた。


一瞬感じ得たのは制作場所の混沌とした空気であった。展示空間に彼女は制作途中の思考の混沌とエネルギーを展示空間に持ち込んでいるのかもしれない。その全体を通して彼女が主張する「私を見てください」ということだったのか。

報告 教養課程講師 加藤隆明 協力 芸術計画学科合同研究室


2015年6月18日

SMBC信託銀行 大阪出張所に 美術学科学生の作品が展示されています

SMBC信託銀行大阪出張所が6月8日(月曜日)開設されました。

出張所の玄関フロア及び会議室・応接室に美術学科学生の作品(6点)が展示されています。
銀行に来られるお客様の目を和ませていることと思います。

今回の展示については、SMBC信託銀行様より大阪芸術大学に産学連携の一環で協力をお願いされました。
大学としても、多くの方々に学生の作品を観ていただけることは学生にとっても励みになることと、この経験が将来の創作活動に役に立つと考えて協力させていただくことになりました。

作品は6作品を3ヶ月毎に入れ替えて年間で24作品を展示する予定で取り組んでいます。

絵画(油画・日本画)造形(彫刻等立体物)と幅広い作品を順次展示していく予定です。

展示にご協力いただきました関係者の皆様にお礼申し上げます。

作品展示について村居正之美術学科長より

ごあいさつがございました。

 

ごあいさつ

自分の手元を離れ作品を見ていただくことはとても勉強になります。特に若い学生諸君にあっては、自分の課題を見つける絶好の学びの場となります。そのためにも是非、直接的で率直な感想を投げかけていただきたいと願っております。その痛棒の一つひとつが学生諸君の精神と技術を鍛え、作品へ立ち向かって行く真の力を培ってくれます。

最後に、このような有意義な展観の場と機会を学生諸君にご提供いただきましたこと、心より感謝申し上げます。

大阪芸術大学
美術学科長 村居 正之

投稿:植村(就職部)