2015年11月18日

大阪芸術大学白浜アートプロジェクト

大阪芸術大学・白浜温泉旅館協同組合では共同で白浜の街に大阪芸大がアートの波を巻き起こす!
色々なアート活動を開催しています。

アート活動の一環として、10月31日(土)大阪芸術大学演奏学科管弦打コース学生達によるホテルロビーコンサートが開催されました。

フルート四重奏と金管五重奏の2バンドで開催いたしました。
フルート四重奏は、「浜千鳥の湯 海舟」と「ホテルフリーゲート白浜」の2つのホテルで金管五重奏は、「白良荘グランドホテル」と「ホテル三楽荘」の2つのホテルでロビーコンサートを開催いたしました。


演奏曲は歌謡曲からアニメ曲と多くの年齢層の方々に楽しんで聞いていただけるプログラムを用意いたしました。
各ホテル共に家族旅行やグループ旅行のお客様で多くの客様に音楽を楽しんでいただきました。


左:フルート四重奏(浜千鳥の湯 海舟)/右:金管五重奏(ホテル三楽荘) 

ロビーコンサートに先立って、地元の白浜中学校吹奏楽部に演奏指導にうかがいました。
中学校到着後、各楽器に分かれてパート練習の指導をし、最後に中学生と大学生が合同での演奏をし、大阪芸術大学学生のみで、アンサンブルの演奏を披露いたしました。
中学生の皆さんは学生たちの演奏を真剣に聴いていました。


左:全員での合奏風景/右:パート指導風景 

今後の予定は、12月26日(土)
●サックス四重奏
19:15~19:45  紀州・白浜温泉 むさし
20:30~21:00  クアハウス白浜
●金管五重奏
19:15~19:45  ラフォーレ南紀白浜
20:30~21:00  ホテルシーモア
開催いたします。

大阪芸術大学工芸学科学生による食器を制作!

ホテルシーモア九絵亭の会席料理に使用する食器を学生が制作 料理皿・お椀・デザート皿等です。
一部お皿、箸置き、等販売をしています。

白浜温泉によられましたら是非ホテルシーモア九絵亭で学生の制作いたしました器で懐石料理を堪能ください。

主催:大阪芸術大学・白浜温泉旅館協同組合

投稿:就職部


2015年11月11日

大阪芸術大学×INTER PLANET(りんくうプレミアムアウトレット)

株式会社オリゾンティ社様からの依頼による産学連携企画として、りんくうプレミアムアウトット店(区画2955)に本学学生の作品展示第2弾が11月5日からスタートいたしました。


今回は美術学科3回生 石井咲希 さんの作品が展示されました。展示会場は前回と同じく、ショップ内の奥で、3つの絵画で1作品として展示されています。
お店の雰囲気とマッチした作品です。


りんくうプレミアムアウトレットは今年15周年で15thANNIVERSARYのイベントでより多くのお客様にお出で頂き見ていただけることと思います。

今回は11月6日にコラボ企画として似顔絵イベントを開催いたしました。
お買い物に来られたお客様にとって素晴らしい記念になることと思います。


今回の展示作品は12月頃に作品を追加し展示内容をバージョンアップ予定です。
お近くに寄られましたらご鑑賞ください。
今回は2月中旬頃までの展示予定です。

投稿:就職部


2015年11月4日

大学祭で産学連携の商品サンプルを配布しました!!

産学連携事業として、セコイヤチョコレートで有名なフルタ製菓株式会社と、大阪南・戎橋筋にある「をぐら昆布」小倉屋株式会社の商品パッケージのデザイン開発にデザイン学科3年生が取り組んでいます。

10月31日(土)大学祭1日目に、商品サンプルを大学祭に訪れた方々に、7号館映画館前で配布しました。

商品サンプルをお渡しした方から、ご意見を伺い、新パッケージで発売される予定です。

店頭で商品を見たときに「大阪芸術大学」を思い出してくださいね。

(報告者 就職課 川村)


2015年10月29日

TOKYO DESIGN WEEK 2015にデザイン学科の学生たちが出展中

東京では、今年で30周年を迎えるクリエイティブの祭典、「TOKYO DESIGN WEEK 2015」を開催しています。
これはデザイン・アート・ミュージック・ファッション、4つのジャンルから、企業、ブランド、デザイナー、学校がそれぞれのクリエイティブを発表。最先端のクリエイティブを体感できるイベントです。


このイベントに、大阪芸術大学デザイン学科の学生たちが2ブース出展!!

今年より新たな取り組みとして、学年の枠を飛び越え、1回生~3回生が一緒になって、TOKYO DESIGN WEEK 2015のテーマである『インタラクティブな遊具』の作品作りに取り組む事になりました。

チーム:3Dポケット
作品名:オッタマゲタメカ
3Dプリンターで製作された4つのテーマのエリアをボールが旅してまわります。

<担当教員>
是枝靖久

<参加学生>
上田佳菜子、櫻井杏菜、片山葉月、河野佳奈枝、永谷紗耶、福本百絵、光山加奈子、森本晴香、矢野陽香、山岡里穂、上岡史歩、遠藤奏、大井なるみ、伏原穂奈美、石井佑、中川尚哉、森川和紀、村上順一、入谷友彦、高寺紘仁、鷹取慎也、今井崚喬、秋久京香、足立茅滉、清野明香、桑木彩佳、椿原佑梨、鶴田剛士、中野雛、縄手萌音、狭間柚里香、平光大樹、廣野萌、藤田五十鈴、出口明香、三藤英弥

チーム:大阪芸術大学メディアアートチーム
作品名:つみジェクション
コンセプト:テーブル上に透明なブロックを置くと映像が浮かび上がり、ブロックを180°回転させると見え方が変わる!?キミもブロックを積み上げてみよう!

<担当教員>
福武 徹
<参加学生>
阿武広希、徳澤瞳、櫻井万里明、市川悠悟、稲田早希、楠田嵯介、久保博、西藤和馬、岩見夏樹、中村結佳、佐々木祐介、北村佳世、南祐圭、和田あすか、塚田隼人、大谷郡司、小田裕人、山口晃平、松川耕大、松本亜梨寿、森上耀、森井真央、植木克兆、湯川真悠子、相輪真佑、竹本一駿、藤本皓由、西沢ひより、高野早織、鶴梶友惟

期間中に東京にお出かけの際は是非お立ち寄りください!

<会期>
【前期】10月24日(土)~10月28日(水)
【後期】10月30日(金)~11月3日(火・祝)

報告:デザイン学科客員教授 福武徹

■参考TOKYO DESIGNERS WEEK 2015
http://tokyodesignweek.jp/
つみジェクション動画(Youtube)
https://www.youtube.com/watch?v=Pvo8Twr-L8g


2015年10月22日

福田新之助展 (F8) ―存在と契約ⅩⅤⅡ― ギャラリー白 7/20-8/1

―「沖縄シリーズ」は、1995年戦後50年をむかえるにあたって、徳島県立近代美術館で開催された5周年企画「50年後―彼らは何を表現するのか」に、日本が体験した太平洋戦争を振り返るため制作された作品シリーズである。これら写真を使用した展示作品は、現代の沖縄を取材している。戦後70年の節目である2015年を覚える為にも70点で構成している。過去からの遺跡や現在の営みの風景である。-福田新之助(会場内に展示された文章)


今年、戦後70年の節目になるため「戦争と美術」をテーマとした展覧会が各地で行われている。美術史的にも戦争に関連する作品はタブーとされてきたようだが、近年は積極的に検証する動きが現われてきた。

福田氏は戦後生まれで当然直接の戦争体験があるわけではない。その戦後生まれのアーティストが戦争とどのように関わり何を表現できるのか。

ギャラリー空間全体に漂う死のイメージ。展示されたものはすべて焦土化した物体のように見える。壁に展示されたウエディングドレス、その両脇に社がおかれている。それ以外に鶴の折り紙、書物、バケツ、草藁や絵画化された国旗など日常的なものが無関係に配置されている。
壁には沖縄で撮影された写真も同じように汚れた遠い記憶のように制作されている。全体を構成する一つ一つのものは幸福や崇高、知や救済という概念と関連が深い。しかし色彩の排除により、それが一様に絶望と変化する様子を鑑賞者は体験する。
すべてが焦土と化した風景のように思えたが、表面に現れている物質はもこもことした土に見える。それにより焦土化した場所からの再生の世界を見ることができると感じた。「焼き畑に見る生命の回帰」のエネルギーが、焦土化した風景と重なり合う。

報告 教養課程講師 加藤隆明 協力 芸術計画学科合同研究室