2008年6月6日

よさこい日和。 初々しい演舞。

今日は爽やかなお天気でした。昨日までのジメジメが余計にそう思わせてくれます。
おとといと昨日の2日間、ブログを更新できなかったので今日は精力的に学内をウォッチングしてきました。

総合体育館1Fでは「世界禁煙週間」のPR活動が行われていました。保健所の方々にお越しいただき在校生に向けて喫煙による健康被害のことなどを個別に説明していただく様子がありました。海外での禁煙PRのためのポスターの展示などもありました(ちょっと大人向けの作品もありましたので、その写真は省略いたします)。
世界禁煙週間
在校生が座って検査していたのは「呼気一酸化炭素濃度検査」でした。「うげぇー、マジでー!」と奇声が聞こえました。きっとヤバいくらいの結果が出たのでしょう。世界禁煙デーは531日で今日までが世界禁煙週間だったそうです。
学内でもよくタバコを吸っている在校生の姿を見かけます。歩きながらの喫煙はとにかくやめましょう。とにかくマナー重視。それとやはり喫煙によってお肌の老化や歯の色が悪くなったりといいことはありませんよ。ニオイもそう。タバコを吸わない人は敏感に感じてます。就職活動の時などは特にさわやかな白い歯でお願いしますね。

さて本日、お昼休みに銀河系広場・赤レンガ舞台(実はタイル)で『よさこい×結び–天晴祭』が行われました。
よさこい×結び 
今回は新しく「よさこい×結び」に入った1年生の舞の初舞台です。日差しも強くなって絶好の「よさこい日和」です。
よさこい×結び よさこい
まずは、2年生以上の方がその前座として演舞を踊りました。「アグニ」という舞です。この踊りは大阪芸術大学に「よさこい×結び」が生まれたときにつくられたオリジナル第1弾の舞だそうです。さすが先輩、気合が入っています。そのあといよいよい1年生達の登場です。
よさこい×結び よさこい
銀河系広場の奥の方、陶芸の実習室前あたりから威勢のよい掛け声とともに登場してきました。皆さん照れはほとんど感じられず、顔いっぱいに楽しそうな表情です。いい感じで揃っています。上出来じゃないでしょうか?みなさんさわやかな白い歯です(勝手なイメージ)。
よさこい×結び よさこい
よさこい×結び」は、圧倒的に女子のメンバーが多いそうで、男子メンバーを強く強く求められています。本日の演舞をみて、カッコイイ!と思った男子諸君。よさこいに加わってみましょう!
よさこい×結び」は月・水・金の18:30から、総合体育館下のピロティで練習を行っているそうですよー。

大阪芸術大学ホームページ
大阪芸術大学ブログトップへ

 


2008年6月3日

それでも町は廻っている

全国各地で行われている進学説明会に参加するため、このところ新幹線などを使って長距離を移動することが多くなっています。本日は、石川県音楽堂で開かれる進学相談会参加のためサンダーバードに乗って金沢までやってきました。
石川県立音楽堂
このように移動する場合などの車内で本を読んだり・資料に目を通したり、いわゆる情報を「インプット」する場合と、報告書を作成したり日頃考えていることを整理してまとめて書き留めたりする「アウトプット」の場合があるとすると、忙しい人ほど「アウトプット」して時間を使う方が効率的なのだそうです。(随分以前に見たテレビ番組での情報ですので間違っているかもしれませんが・・・)。出張のときなどはいつもその番組のことを思い出します。

でも、日頃なかなか読めなくて「読みたい、読みたい」と思いが募るばかりの本があるときは読んじゃいますよね。そう、今回も読んじゃいました。といってもマンガなのですが。とある職員の方にすすめてもらった「それでも町は廻っている」(作著 石黒正数、少年画報社)です。通称「それ町」。石黒正数さんはデザイン学科のご出身で、在学中はマンガ研究会にも所属されていたそうです。
それでも町は廻っている 作著・石黒正数
お話は女子高生探偵に憧れるチョー天然少女・嵐山歩鳥が主人公で、下町にある商店街の中のメイド喫茶が舞台です。なぜか店主はお婆さんなのです。学校の友人や先生、店をサボってはこのメイド喫茶で時間を過ごす他の店の店主たち。町全体の家族のような関係性がなんともホンワカしています。エピソードごとに必ず「オチ」があって、素人ながら「良く構成されているなー」って感じます。

特に第2巻に収められている「それでも町は廻っている」というエピソード(13話、14話)は、このマンガのタイトルにもなっているだけあってこれぞ石黒ワールドという感じがしました。歩鳥が下校途中に交通事故に遭って、その後歩鳥が経験する「あの世」が描かれています。なんとも不思議な世界です。また「穴」(18話)というエピソードもそうですが、突然SF路線に転換する感じをうまく下町の世界に溶け込ませているところが石黒ワールドの真骨頂なのかもしれません。
それでも町は廻っている 作著・石黒正数
石黒さんが子供の頃初めて買ってもらったマンガは「ドラえもん」、好きな小説のジャンルはミステリとホラー、影響を受けたアニメは「AKIRA」なのだそうです。それを聞いてなんかミョーに納得してしまいます。ご参考に石黒さんのインタビュー記事が第11回文化庁メディア芸術祭のホームページに掲載されています。

それでも町は廻っている」は3月に出来上がった最新巻を含めて現在4巻が発売されています。4巻まとめて一気に読むと2時間ぐらいかなぁ。新大阪→広島の新幹線の車内でちょうどいいぐらいでしょうか?(またインプットするんかいっ!←ツッコミ)
そう、次の日曜日には広島国際会議場で大阪芸術大学グループの進学説明会・相談会が行われます。同時開催で「教育懇談会」も行われます。進学希望の方、在校生の保護者の皆様、是非足をお運びください。
説明会相談会

大阪芸術大学ホームページ
大阪芸術大学ブログトップへ

 


2008年6月2日

オオサカゲーダイ まるわかり!

ついにできましたーっ!「Osaka University of Artsキャンパスライフブック」。ジャーン!
今後、各地で開催される進学相談会の会場などで手にしていただくことができます。
井上夕紀 大阪芸大 まるわかり
この冊子は、今年3月にデザイ学科を卒業された井上夕紀さんの卒業制作をもとに作成されています。卒業制作では確か「大阪芸術大学まるわかりガイド」という名前で14冊の分冊で制作されていました。その中から各学科の紹介や大阪芸術大学魅力、最寄り駅「近鉄・喜志駅」周辺のグルメスポットや大阪の観光スポットのなど紹介記事を一冊にまとめたもです。東京に就職された井上さーん、元気ですかぁー?ブログ読んでくれてますかー?できましたよー!
Osaka University of Artsキャンパスライフブック
この冊子の魅力はなんと言っても井上さんのイラストと各学科の紹介などで用いられている「キャッチコピー」です。例えば放送学科の紹介では「作業はテキパキ巻いていこう!大芸大一の働き者!」などサクッと短い言葉でその学科の在校生の動きをよく表しています。
Osaka University of Artsキャンパスライフブック
編集後記で井上さんは、「取材をすればするほど、大芸大のおもしろさを発見してしまい、卒業するのが本当に寂しいと思いました」と残してくれています。井上さんも大阪芸術大学にハマッちゃったお一人です。また、冊子のなかで使用されているイラストには、実在する在校生がいるのだそうです。一度大学にきて、聞き込みなど「探偵ごっこ」するのも面白いと思います。さぁ、見付けることができるかなぁ?およそ6400人から探すのは、相当な時間がかかるでしょうね。(笑)

また、この冊子はチャートとも連動しています。このブログでも昨年、何度か紹介させていただきましたが「自分にピッタリな学科を探そう!チャート」の学科別のイラストにも井上さんの作品が使われています。そう井上さんは、フリーペーパーサークル「テロップワークス」のメンバーでした。Webでのチャートを作成したい!という入試課の企画に快く応じてくれ、非常に短い期間でのイラスト制作に皆さん協力いただきました。またこのチャートが活用される日が再びやって来ました!まだご覧になっていない方も是非、次のバナーからどうぞ!
テロップワークス 自分にピッタリな学科を探そう!チャート

大阪芸術大学ホームページ
大阪芸術大学ブログトップへ

 


2008年6月1日

雨の降る展覧会

もうすぐあのじめじめした季節がやってきますね。そうです、梅雨です。
髪がまとまらない、顔がべとべとする、カビが生える、なめくじがでる・・・
なんだか梅雨を思い浮かべるとマイナスなことしか浮かんできません。
プラスなこともいっぱいあると思うんですが。いやはや。
みなさんは雨は好きですか? 嫌いですか?

今、体育館ギャラリーでは美術サークル「アート・ラボ」の展覧会が行われています。
雨の降る展覧会
題して、「雨の降る展覧会」。先取りしてますね?。一歩足を踏み入れるともうそこは「雨」の世界です。平面、立体、空間、音。さまざまな方法でそれぞれが思う「雨」を表現しています。
雨の降る展覧会
最初の部屋は平面の作品が多くサラッとした印象を受けました。天井に吊るされた傘がなんとも良い感じです。真ん中の部屋には参加型の展示があり、みんな思い思いに絵や言葉で傘を彩っていました。ひとつずつ読んだり、見たりしていると真剣に雨のことについて描いている人もいれば全然関係ないことを描いている人もいたり。なかなか面白いです。
雨の降る展覧会
雨の降る展覧会
三番目の部屋は平面と立体の作品が半々くらいで最初の部屋とはまた違った空間になっています。ここでは人形やピンクのカエルといった立体の作品が独特な存在感を放っています。

アート・ラボの部長、河村啓生さんに聞きました。

Q:なぜ「雨」をテーマにしようと思ったのですか?
A
:もともと「水」っていう存在に惹かれていたのと、欧米から見ると少し特殊らしい「日本人の自然感覚」を生かした(表現できる)企画をやってみたいという思いがありました。それで去年の同時期にアート・ラボとデッサン部の合同展として「つがい ?水とお湯?」をやったのですが、そのときに「雨」を疑似体験する方法として吊るした傘の上から「傘にあたる雨音」を流す事を思い付いたんです。そのアイデアを作品か展覧会という形で実現させてみたい、というのがはじまりでした。

Q:河村さんにとって「雨」とは何ですか?
A:僕は今回出品している2作品でそれぞれ全く別の「雨」を提示しています。どのような「雨」かは、実際に観て考えて(感じて)ほしいので言いませんが、どちらも僕にとっては「雨」であると共に、「雨」のひとつの面でしかないと思っています。

Q:「雨の降る展覧会」の一番の見所はどこですか?
A:男子用トイレですら美術館に置けば美術品に成り得るように、どんな作品でも「雨の空間」に置かれることで「雨の作品」になってしまうことが有り得ます。実際、「雨の空間演出があるために、あえて作品に雨のモチーフを入れなかった」という作品も出品されています。雨音を含めた空間演出と部員の作品たちが、どのような響き、あるいは不協和音を奏でているか。個を個として見るだけではなくて、そういった演出と作品の「相乗効果」や「擦れ合い」にも目を向けてほしいです。

と、とても丁寧に答えてくれました。私たちにとって「雨」とは何なのかということをとても深い所まで考えている方です。 河村さんが答えてくれたことを参考にしながら作品を見ていただけたらまた新たな発見や作品との関わり方ができるかもしれませんね。私が一番印象に残っているのは会場全体に流れている音の作品でした(写真に表せないのが悔しい!)。雨の音が心地よく、会場を優しく包み込んでいるようでした。
雨の降る展覧会
ちょうど制作者の河合さんがいらっしゃったので少しだけインタビューをさせていただきました。
制作する上で苦労したことは何かを聞いてみたところ、「展示している作品やそれを鑑賞するお客さんのジャマにならないように、目立たないようにすることが難しかった」とのことでした。

音ひとつで会場の雰囲気も作品の見方もずいぶん違うものになるようです。ちなみに河合さんに雨は好きか嫌いかを聞いたところ、「雨は嫌い」との答えが。しかしこの展覧会に関わり、雨の音の制作をしているうちに「嫌いではなくなった」とのことでした。嬉しい限りですね。
 
私も「雨の降る展覧会」に行ってみてから雨に対する考えがちょっとだけ変わったような気がします。ちょっとだけ雨の季節が楽しみになりました。

●雨の降る展覧会
5
28()→62日(月) (※61日はお休みです)
10:00→19:00
(最終日は15:00まで。)
体育館ギャラリーにて開催されています。開催期間が残り少ないのでお急ぎを!
雨の好きな人もそうでない人もどうぞ足を運んでみてはいかがでしょうか?

投稿者: とも (芸術計画学科・2年)

大阪芸術大学ホームページ
大阪芸術大学ブログトップへ

 


2008年5月31日

中之島演劇祭2008

今月発行されている「大阪芸術大学グループニュース」でも触れられていますが、大阪芸術大学グループのサテライトキャンパス78日、大阪中之島にオープンすることになっています。「ほたるまちキャンパス」と名前が付いています。
場所は、朝日放送の本社移転に伴い開発されたところで、今後情報発信のエリアとなっていくところです。そこに「リバーフォーラム」というビルがあり、その3階のフロアのおよそ2/3のスペースを多目的に使用できるというものです。ちなみに同じ階の残り1/3のスペースは慶應義塾大学がリバーサイドキャンパスとして使用するそうです。

現在、朝日放送新社屋完成記念のオープニングイベントとして開催されているのが「中之島演劇祭2008」。このエリアに新たに開館している「ABCホール」で、8つの劇団の公演が予定されています。そのうち2つの劇団がこの演劇祭で活動を再開することになったのは、4月に新聞などでも話題になっていました。

その演劇祭に昨日(30日)から登場しているのが「売込隊ビーム」。1996年、大阪芸術大学在学中だった「山田かつろう」さんを中心に旗揚げされた劇団です。サイトのプロフィールによると、
「ブラックな長編、ライトな短編を交互に上演するというスタイルを確立。・・・(中略)・・・自称『関西で二番目に注目されている若手劇団』・・・」

今後自他共に認める「関西で一番注目されている若手劇団」となるように頑張って関西演劇を盛り上げていってください。「売込隊ビーム」の公演は明日まで。詳しくは「中之島演劇祭2008」のホームページで!
中之島演劇祭2008」HP

大阪芸術大学ホームページ
大阪芸術大学ブログトップへ