2012年2月7日

気持ちをひとつに

ekiden003.jpg1月29日(日)、第31回大阪国際女子マラソン大会「2012大阪ハーフマラソン」が行われました。
そこには大阪芸術大学女子駅伝部員の姿も。
ハーフマラソンに参加した男女5000名のうち、日本陸連登録の部女子の入賞者は8名。
実業団も多く出場する中、芸大女子駅伝部員4名が入賞と大健闘しました!!
そんな女子駅伝部の練習にちょっとだけお邪魔してきました。

 

グラウンドへ向かうと早速練習している部員達の姿が。私達を見つけると、走りながらも「こんにちは」と元気に声をかけてくれました。朝からの雨が上がって、ひんやりしたコースを走る姿はとても気持ちがよさそう。練習をしばらく見学させてもらった後、部員のみなさんにインタビューしました。

ekiden004.jpg第3位  飯田 奏さん
○入賞した感想を教えてください

「前回出場したハーフマラソンでは、全日本の標準記録の一時間十六分に三十秒届かなかったのがすごい悔しくて、この大阪のハーフではその記録を切って絶対全日本に招待選手で選ばれるようにという気持ちで練習してきました。
練習の中で自分でも調子があってるなというのがわかったので、自信を持って思い通りのレースができたと思います」

○今年の目標を聞かせてください
「個人的にはまず今週末に地元で試合があるので、そこで地元のお世話になった方々に恩返しの走りができるようにと思っています。
チームとしては去年果たせなかった仙台(全日本大学女子駅伝対校選手権大会)に向けてみんなで気持ちを一つにして今から頑張っていきたいと思っています」

第5位  林田詩緒里さん
○入賞した感想を教えてください
「去年同じ試合で優勝したので、今回も同じ喜びを味わいたくて、勝負にすごくこだわっていました。
タイムは自己ベストを出せたんですけど、負けたことがすごく悔しかったので、今回は悔しさしか残らないレースでした」

○今年の目標を聞かせてください
「自分は今年が駅伝最後になるので、絶対に仙台の切符を掴んで全員で全国に行くというのがチームの目標でもあるし、自分はキャプテンとしてもそういう風な伝統を後輩たちに残していくのが役目なので、今年は本当にチーム全員で全国の切符をとるのが目標です」

第7位  酒井 優実さん
○入賞した感想を教えてください
「入賞できるといいなと思ってたんですけど、ほんとにできると思っていなかったので嬉しかったです。
日々の練習が辛いときもあるけど、チームのみんなが励ましてくれて、支え合って頑張っています」

○今年の目標を聞かせてください
「今年こそはみんなで仙台に行きたいです!」

第8位  東本 彩さん
○入賞した感想を教えてください
「2回目のハーフマラソンで、1回目に走ったときより楽しく走れたんですけど、やっぱり10kmを過ぎてから全然動かなくなってしまって、日頃の自己管理をもうちょっとしっかりしてまた挑みたいなと思いました」

○今年の目標を聞かせてください
「もうすぐ新しい後輩が入ってきて私も先輩になるので、先輩らしくできるように頑張っていきたいと思います」

○今後の目標は?

曽我部夏実さん
「二月中に先輩の引退試合があり、そこで監督も走られるので、監督に負けたくないです」

岩坪 愛里さん
「今年の目標は、去年は自分に甘えていた部分があるので自分に厳しくして、チームで必要となる人材になって仙台へ行きたいです」

衣斐さやかさん
「今年度の全国駅伝の予選会で6位だったんですけど、出ることはできなかったので、今年は6位以内に必ず入って、仙台で自分がメンバーになって走ることが目標です」

小栗 由生さん
「今年はやはりみんなで全国区の駅伝に出場することと、私もそこでしっかりと選手として走ることを目指しています」

 

 

ekiden005.jpgそれぞれ目標に向かって一生懸命です。
今後の活躍も見逃せませんね。
皆さん、応援よろしくお願いします!!
 

女子駅伝部のみなさん、中瀬監督、ありがとうございました!


2012年2月6日

芸大オリジナルグッズ デザイン大募集!!

今年のオープンキャンパスの来場者へプレゼントするグッズのデザインを大募集します。
これまでのグッズは、Tシャツやタンブラー、ドキュメントファイル等でしたが、今年のグッズは、な・ん・と 「折りたたみ傘」です!!この「折りたたみ傘」のパラソル部分のデザインを募集します。パラソルの色はベージュの6色から選ぶことができます。プリントできる色は特殊な色以外はほぼ使用可能ですので、その組合せは無限大です☆☆
今回のグッズは、今年のオープンキャンパスを作品展示等のイベント等で盛り上げてくれる学生スタッフたちがいろいろとアイデアを出してくれた結果、最終的に全員一致で決まったものです。今までのグッズとは一味違う、大変ユニークなオリジナルグッズになること必至です。

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応募方法ですが、本学11号館1階エントランスホールに応募要項・用紙を置いていますのでそちらで確認してみてください。

詳しくはこちら>>

採用されたデザインは、生地にプリントし、大阪芸術大学オリジナルグッズとなります!!
デザインの募集締切は2月29日(水)です。ひとりで1パターン以上応募してもOKです。どしどしふるってご応募ください。
 

投稿:入試課

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2012年2月4日

山本修司展   ギャラリー白

yamamoto3.jpg山本修司さん(美術学科82卒)の個展が1月16日から28日まで行なわれました。今回の作品は今までとは異なり、絵画平面の探求を行っています。画面にはカメラのピンボケしたような画像が描かれています。裸眼で経験できない光の粒子は、レンズを通しての視覚体験としてあり、例えばアニメでの光の粒子の表現は逆光による場面構成であり、また、現実世界の記号として表現される場合もあります。それはレンズを通して触れる世界があるという感覚を鑑者は受け取ることになります。
裸眼では見る事ができない、光の粒子の風景を山本さんは筆に代わりエアーブラシ使用し描いています。

 

yamamoto2.jpg絵画の歴史は対象と光の探求でもあります。フランス、バルビゾン派のテオドール・ルソーの「かしの木の並木道」にみられる逆光の手法では、手前にある木々の間から強烈な色彩の光が木々全体を飲み込むように描がかれた、大変印象深い絵画があります。当時、ルソーにとっては、自然の風景をロマン主義的手法からの脱却としてこのような表現を追及していたのでしょう。しかしこの技法により、絵画の構造である「地と図」の反転が起こり、そして抽象的イメージが強く表れているようにも見えてきます。

 

yamamoto4.jpg山本さんの作品は、レンズ空間を通して森を見つめ、そこからこぼれ落ちる光の粒子をエアーブラシで描いています。描かれた粒子はガラスに当たった水滴が、ライトに照らし出されているようにも見え、無数の色彩が溢れています。

yamamoto5.jpg逆光により描かれた世界は、図としての木々は暗くその表情は窺うことはできず、地としてあるべき空間には無数の光の粒子が飛び交っています。カメラやテレビなどの映像体験により見慣れてしまった現実を描いていると云えます。エアーブラシ技法は、泉茂氏(元美術学科学科長)の主なる絵画表現の技法でもありましたが、技法の特性状表現者の感情移入しにくいものとなっています。しかし山本さんの手法ではむしろ情緒感が生まれているように思います。

 

yamamoto1.jpg展示方法も気になるものがあります。
作品はインスタレーションとして展示されたとき、鑑者に物語性を読み取らすことになります。
今回のこの展示は、写真の独自性を明確に絵画に導入し、その絵画同士の展示構成により、見上げた風景を支持体としてある壁の更に向こうにこれらの世界が広がるように感じさせています。

報告 加藤隆明教養課程講師  
協力 芸術計画学科研究室


2012年2月3日

みんなで作り上げる

kirei2.jpg皆さんこんにちは!

大阪芸術大学の体育館ではいつも学生たちが部活やダンスなどの練習をしています。
ブログ散策をしていたこの日も、学生たちが熱心に演劇の稽古をしていたので早速取材をさせてもらいました!
稽古をしていた学生に話を聞くと、彼らは舞台芸術学科の2年生から4年生。
舞台が大好きな学生達が有志で集まって劇団を立ち上げたそうで、この日は明日(土曜日)行なわれる演劇の稽古をしているとのことでした。
取材をした時はちょうどオープニングの稽古中で、ダンスや歌がありとても迫力満点!

kirei1.jpgそして今回、この劇団の代表を務める4年生の布施千賀子さんから投稿ブログを頂いたので紹介します!

私たちは舞台芸術学科の学生による有志団体「ホームレスサーカス」と申します。
今回、入学時よりずっとやりたかったドレミ広場で野外劇をする!という企画が現実のものとなりました。
豪雪列島といわれるほど寒波が襲ってきているタイミングになんで野外劇なんて・・・と思わずに、一緒に歌って踊っちゃいませんか?

 

kirei4.jpg《ホームレスサーカス 芸大で待ち合わせした女》

日時:2012年2月4日(土)
場所:大阪芸術大学 ドレミ広場
開場:16:30から
開演:17:00

キャスト・スタッフ一同心よりお待ちしています!

 


2012年2月3日

さて今週の大阪芸大テレビは?

tv107-2.jpg皆さんこんにちは!

今日2月3日は節分です!
節分といえば「豆まき」を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか!?
この「豆まき」は平安時代の初期頃から行われている鬼払いの儀式「追儺(ついな)」の一つになります。
「追儺(ついな)」には、悪鬼・疫癘(えきれい)を追い払うと言う意味があります。
「鬼は外、福は内」という言葉は、鬼払いの儀式の名残があるのかもしれませんね。

そしてもう一つ、「恵方巻き」も忘れてはいけません。
この「恵方巻き」は大阪を中心とした風習で、節分の夜にその年の恵方に向かって、縁を切らないよう包丁を入れずに丸ごと1本丸かじりするのが習わしだそうです。中に入っているキュウリ、かんぴょう、伊達巻、うなぎなど七種類の具は七福神にちなんでいるらしいですよ!
ちなみに今年の恵方は「北北西」です。皆さんも今夜は北北西に向かって恵方巻きを食べましょう!
けれど、食べている間に話したりすると福が逃げてしまうらしいので、おしゃべりには気をつけてくださいね!

tv107-4.jpgさて今週の大阪芸大テレビ。
まず初めは、大阪芸術大学にある映画館で行われた映画「おくりびと」の撮影監督、浜田毅さんによる特別講義の話題をお伝えします!
講義では、浜田さんが撮影監督としてデビューするまでの苦労話や撮影現場の裏話、映画制作におけるエピソードなどが話されました。
この模様は是非番組でご覧ください。

 

tv107-5.jpg続いては大阪芸術大学図書館で行われた所蔵品展の模様を紹介します。
図書館では定期的にテーマを変えて、貴重なコレクションを展示しています。
今回は、大阪芸術大学で16年間、教授として教壇に立った「小川国夫」先生の作品展を紹介します。
展示会では小川先生自身が「小川国夫漫画」と名付けた作品も多数展示されました。

 

tv107-3.jpg最後は、大阪芸術大学グループで活躍する学生たちを紹介する「キラリ☆芸大生」のコーナーです。
今回のゲストは大阪芸術大学アメリカンフットボール部の塩崎昌さん・古橋昴大さんです!
芸術大学でアメリカンフットボール?と思うかもしれませんが、大阪芸術大学ではスポーツにも力を入れているんですよ。
そしてこの度、アメリカンフットボール部が3部リーグで見事優勝しました!
番組では、優勝の感想やアメリカンフットボールの魅力、今後の目標などを熱く語ってもらったので、是非ご覧ください!!

ここで一つお知らせがあります。
大阪芸術大学ブログのサイトURLが新しくなりました!
このため、現在「大阪芸術大学ブログ」をブックマーク登録されている方は、お手数ですが再度ブックマークをお願い致します。

 

「大阪芸大テレビ」は毎週金曜、深夜12時35分からサンテレビで放送中!
その他の局でも好評放送中です!
今回も見どころ満載、皆さん是非ご覧下さい!!

<<オンエア情報>>

2月3日(金)
奈良テレビ放送 22:30から 
サンテレビジョン 24:35から
北陸朝日放送 25:40から

2月4日(土)
テレビ和歌山 22:45から