2012年3月26日

なんばパークスアートプログラム「リアリティとの戯れ-Figurative Painting-」

こんにちは、ゲイブロ君です!
この頃は天気になったかと思ったら雨が続いたり、上着を選ぶのにも気を遣いますね。
みなさんも暖かくなったと思って油断して、風邪など引かないようにしてください。
さて、今日は教務課の大倉さんからいただいた投稿ブログをご紹介します!

なんばパークスアートプログラム「リアリティとの戯れ-Figurative Painting-」に行ってきました。このアートプログラムも今回でvol.8。今回もまた趣向を凝らしたプログラムとなっていました。
今回のプログラムは展覧会形式です。大阪芸術大学を巣立った20から30代の若い作家たちの表現に注目し、“具象をしっかり見せる”をコンセプトにした展覧会を中心にトークショー、ギャラリートーク、ワークショップが連日企画されています。

 

ookurasantoukou001.jpg25日、会場前ロビーでは田岡和也さん(当展出品作家)によるワークショップ「CUSTOM DECO BAG-Myショッピングバッグを作る-」が行われていました。日々買い物した際にもらう様々な種類の紙袋を素材にしたワークショップ。紙袋に施された色や形を分解し自分なりに再構成するというものです。出来上がる新たなショッピングバッグは分解された日常と自分なりの遊び心が混ざり合った作品に変わります。切ったり、貼ったりデコったりして楽しんでみようというワークショップです。

ookurasantoukou008.jpg会場に飾られたサンプルは田岡さんの3歳になる息子さんが製作してくれたものだそうです。最近は大きな丸の中に2つほど丸を描いて5本の線を加えた形がお気に入りのようで、その形をふんだんに使用したショッピングバッグは何とも可愛らしい。きっとお父さんである田岡さんを描いたものだと思うととても微笑ましくなりました。

 

さて今回のこの企画も大阪芸術大学の魅力が詰まっています。総合ディレクターの谷悟先生の呼びかけで山中俊広さんをゲストキュレーターとして迎え、プログラムが構成されています。山中俊広さんはこのブログでも何度か登場していただいたことがあります。山中さんは2008年から現代美術専門のYOD Galleryのディレクターとして活躍され、2012年よりフリーランスとして活動を開始されています。本学の大学院を修了され、大阪芸術大学博物館の立ち上げ時に学芸員として大学に勤務されていました。
24日(土)に行われたトークショーは師弟対決と呼ぶにふさわしいものでした。大阪芸術大学博物館学芸員の小口斉子さんと山中さんが、本学卒業生たちの「現代美術」について語る、というものでした。

ookurasantoukou005.jpg本日、会場では来場した学生さん達に作品の解説をする山中さんの様子がみられました。

そして会場でのワークショップのサポートや企画の運営には芸術計画学科の在校生で構成されたなんばパークスプロジェクトチーム「L’imgs」の9人が活躍してくれています。また、美術学科、写真学科、工芸学科、映像学科の在校生・卒業生・修了生、通信教育部の在校生までもが運営に協力してくれています。パンフレットやフライヤーのデザイン、製作も起業した卒業生が引き受けてくれました。

 

ookurasantoukou003.jpg大阪芸術大学はアートの創り手のみならず、プロデューサーやキュレーターといった繋ぎ手の育成にも取り組んでいます。今回の企画は、「アートのよき理解者であることをベースにして、芸術の社会性の部分をどのようにデザインするか」そんな学びを実践する芸術計画学科がある大学だからできたプロジェクトなのです。

ookurasantoukou007.jpgさて、メイン会場に足を運ぶと7人の作家の具象絵画がずらりと展示されています。一角では小松原智史さんがライブペインティング中でした。
出品作家さんは苅谷昌江さん、小橋陽介さん、町田夏生さん、坂本真澄さん、田岡和也さん、中嶋寿拳さん、小松原智史さんです。

ookurasantoukou006.jpgどの作品からも解放感・自由さが感じられます。一見どのように鑑賞していいものやらと思う裸の人物が描かれていたり、目隠しされた双子の獣が意味深く描かれたもの、社寺や仏像が明るく楽しい色彩で美しかったり、どこまでも終わりがないように展開し続いていく線。モチーフや発想、表現は違うけれど、これらの作品には何か共通するものがあるようです。

ookurasantoukou004.jpg答えがそれかどうかはわかりませんが、田岡さんの息子さんの表現がそれを教えてくれたような気がします。いちばん身近な人物を描く。それをショッピングバッグにたくさん描く。その上、デコっちゃう。3歳の子供のこの「遊び心」が美術の動機の一つのように思えます。

 

自分の身近な世界、自分が今見ている世界、その透明に包まれた世界を内側から観察して、「遊び心」という表現の主観性をプラスする。あとは筆が進むままにノビノビと描いていく感覚。山中さんの言葉を借りると「しなやかに遊ぶ」感覚。この展覧会の作品に愉しめる違和感や解放感を得ることができたのは7人の作家さん達がきっとそんな感覚をもって描いたものだったからかもしれません。
「自分は日々どんな世界を見て、自分なりのどんな遊び心を動員できるのか」、会場の作品を見た人自身がどんなことを考えるのかな?と邪推してしまい


2012年3月24日

森口ゆたか展   ギャラリーすずき

 

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森口ゆたかさん(美術学科84卒)の個展 —ひかりの庭— が1月24日から2月5日まで京都のギャラリーで行なわれました。森口さんは、日常品と映像を組合わせたインスタレーション作品の発表を続けてこられました。今回は、子供の発育過程で必要な家具や遊戯物を白く塗り、空間に軽やかに展示しています。床には白熱電球の灯りと天井部の映像プロジェクターから虹を思わすような映像が投影され、時間とともに変化し幻想的な風景を作り出しています。

 

 

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空間に構成された数々の日用品を見てみます。子供用ベット、折り畳み椅子や丸椅子、積み木、数々の玩具などが白く着色されています。白く塗ることで日用品は、従来の色が消され、立体感を喪失したそのものの形が明確に表れます。表面の白さによりスクリーンと同様に、投影された光や色彩が反射し空間全体にイメージの統一が行なわれます。アーティストの子育ての経験から生まれたと思われるこの作品は、子供の発育の愛おしさが感じられる作品であったと思います。

 

 

 

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作品は一定のサイクルで床におかれた電球とプロジェクター映像の投影がされ、その変化から人間の物語を読み取ることができます。色彩豊かなイメージから、濃淡の灯りへと移り変わる時、人間の生涯ということを感じ取ることができます。人の発育は、やがて老いることになり、それは、最初の印象から外れて物悲しさが伝わるようになります。

 

 

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子供のときに使用した日用品は、重力を無視するかのように展示構成されています。自らが子供だった経験と子供を育てたという二重の体験が記憶の彼方へと導かれ、触りたくとも触れない風景として存在しているようです。インスタレーション形式ではありますが、一定場所からの観賞方法により、実体としてあるものが希薄に不確かなこととして感じてしまうように思えました。

 

 

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報告 加藤隆明教養課程講師 協力 芸術計画学科研究室

2012年3月23日

今週の大阪芸大テレビは?

tv114-09.JPG皆さんこんにちは!

昨日は、大阪芸術大学で卒業式が行われました!
春休みで静かになっていたキャンパスにも学生たちの元気な声が戻りました。
天気も良く、最高の卒業式になったのではないでしょうか!
4年生の皆さん卒業おめでとうございます!!

 

 
 
 

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さて、今週の大阪芸大テレビ。
まず初めは、大阪芸術大学博物館で行われた所蔵品展の模様をご紹介します! 
大阪芸術大学には、絵画をはじめ写真や蓄音機など、およそ2000点を超える数々の貴重なコレクションがあります。今回は、大阪芸術大学が所蔵するコレクションの中から、選りすぐったセレクション展が開催されました!
この模様は、是非番組でご覧下さい!

 

 
 
 

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続いては、大阪芸術大学短期大学部 メディア芸術学科の卒業公演の模様をお送りします!
兵庫県川西市の「みつなかホール」で、短期大学部メディア芸術学科
舞台芸術コースの卒業公演「大正ロマネスク ザ セブンス ヒーロー」が上演されました。
今年で4回目となるこの卒業公演。
毎年、企画・監修を担当しているのは、舞台やテレビでお馴染みの俳優、小野寺昭先生です。
若いパワー溢れる舞台、皆さんも是非ご覧下さい!
 
 
 
「大阪芸大テレビ」は毎週金曜、深夜12時35分からサンテレビで放送中!
その他の局でも好評放送中です!
今回も見どころ満載、皆さん是非ご覧下さい!!
 
 
 
<<オンエア情報>>
 
3月23日(金)
奈良テレビ放送 22:30から 
サンテレビジョン 24:35から
北陸朝日放送 25:40から
 
3月24日(土)
テレビ和歌山 22:45から
 

2012年3月22日

大阪芸大メディアキャンパス-開け!アートの扉-

 こんにちは!ラジオ大阪(OBC1314)にて毎週木曜日に絶賛放送中の「大阪芸大メディアキャンパス-開け!アートの扉-」にてアシスタントパーソナリティを務めている加藤万梨子です!

 
 
ついに今日は、大阪芸術大学の卒業式ですね!やっとこの日を迎えたなあと思う人もいれば、あっという間だったなあと思う人もいると思います。むしろ、新しい旅立ちへの嬉しさと、今までの学生生活との別れの寂しさとが入り混じって、卒業式ならではのその日しか体験できない心境ですよね!大阪芸術大学のキャンパスから沢山のアーティストのタマゴたちが旅立ってこれからどんなアーティストが生まれるのか本当に楽しみですね!卒業生の皆さん、ご卒業おめでとうございます!
みなさんのアートに対する熱い想いは、これから後輩へと引き継がれて、また真っ白いタマゴが生れて行くはず。今日は、そんな熱い想いを引き継いだ一回生の学生さんがゲストに登場しますよ!
 
 
 

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さあそれでは、今週もメディキャンの聴き所をたっぷりご紹介しますね!
メディキャンと言えばまずはこのコーナー!毎回大阪芸大にゆかりのある豪華なゲストをお迎えして、メインパーソナリティの塚本先生とのトークを繰り広げる「ゲストの扉」からご紹介します!
先週と先々週の2回、芸大から生まれた曲をオンエアするコーナーで、大阪芸術大学音楽学科ポピュラー音楽コース1回生の「結菜さん」の曲をオンエアしたのですが、皆さん聴いていただけましたでしょうか?
なんと、結菜さんの曲をオンエアするやいなや、リスナーさんから「もっと聞きたい!」「どんな子なのかゲストに呼んで欲しい!」という声が沢山寄せられたんです!
 
 

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そこで今回、さっそくその話題の結菜さんをゲストにお招きしました!
結菜さんは、実は高校時代からタレント活動をされていて、現在では、歌だけでなくお芝居でも活躍されているんです!女優さんとしてはなんと、東映公開の映画『少女たちの羅針盤』や、NHKの朝の連続テレビ小説『カーネーション』にも出演!現在は、自ら曲作りにチャレンジし始めて、シンガーソングライターとして新境地を開こうとしているんです!
先週に結菜さんの曲を聴いた方は、その落ち着いた歌声にどんな方が歌っているんだろう?とお思いになったかと思います。リスナーさんからも「無口な方かな?」といった予想のメールがあったりと、塚本先生や、私もどん方なのか楽しみにしていました!
 
 
実際にスタジオでお話をさせていただくと、結菜さんワールド一色にスタジオが染まりましたよ!さあ、いったい結菜さんはどんな方なのでしょうか?それは、オンエアでのお楽しみ!
今日は、結菜さんが大阪芸術大学に入学される前のお話を中心にお聞きしました!とにかく、結菜さんの魅力が詰まったお話が沢山聴けますし、これから、多方面で活躍するタレントさんになりたいという夢をお持ちの方は是非聴いていただきたいです!
 
 
 
 
 
さあ続いては、関西一円のアートシーンをご紹介する「アートシーンウォッチング」のコーナをご紹介します!
 
 
先週、先々週と2週に渡って造形系の卒業製展を特集してまいりましたが、今日からは映像学科の卒業制作にスポットをあてますよ!
3月3日の土曜日、3月4日の日曜日の2日間、「梅田HEP HALL」にて開催された大阪芸術大学「映像学科」の卒業制作上映会『DAIGEI FILM AWARD 2012』。この「DAIGEI FILM AWARD」とは、映像学科を卒業する学生さんたちが、映画、アートアニメーション、表現映像、ドキュメンタリーの4つのコースに分かれて4年間の集大成を一般のお客様に披露する上映会です!今年も、厳しい審査を受けて選抜された、プロ同等の見ごたえ充分な作品が揃いました!
この『DAIGEI FILM AWARD2012』で好評を博した『ときどきどきどきしたりした』を監督した四回生で、実行委員長の「太田健人」さんのインタビューもあって、会場の雰囲気を感じていただけると思いますので、是非聴いて下さいね!

 

 
 

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さあそして、今日のプレゼント!
今日は、ゲストの結菜さんからプレゼントをいただきました!
結菜さんの『サイン入りファーストシングル』を4名様に差し上げます!
4枚それぞれに可愛いイラストまでか描いてくれた結菜さん。
どれが当たるかはお楽しみです!
プレゼントの応募方法は、今日の放送で要チェックです!
 

 

 
さあ、今日の放送もラジオ大阪(OBC1314)にて深夜24時から1時間、アート情報満載でお送りします!
 
もちろん、ラジオドラマ劇場「テアトル山田」のコーナーもありますので、今日の放送もぜひ聴いてくださいね☆ 

2012年3月19日

アートにであう、アートでつながる

みなさんこんにちは、ゲイブロ君です!
今日はキャラクター造形学科の学生からいただいた投稿ブログをご紹介します!

 

皆さんこんにちは!サークル「LIBRARY DESIGN LAB.」の部長を務めています、キャラクター造形学科1回生の宮崎元寛です。
「LIBRARY DESIGN LAB.」は、芸術を学び、芸術を通して社会との接点を見いだすことを目的とし、大阪芸術大学図書館および学内・学外における、イベントの企画運営、連携・共催事業への参加等を主なものとし、活動しています。

 

risona000.jpgさて現在、りそな銀行富田林支店様と「LIBRARY DESIGN LAB.」とのアートプロジェクト「であう、つながる」が行われており、この場をお借りして紹介させていただきます。

「アートにであう、アートでつながる」をコンセプトに、いらっしゃるお客様にアートを通じて銀行という空間に親しんでいただこう、というイベントになります。
 これまでも何度かイベントをさせていただいたのですが、今回は新たに「春」をテーマとしました。春になって、入学、進学、就職と新たなステップを踏むと共に、そこで新しい出会いも生まれる……そんなイメージを元に「小学校に入学した双子と冬眠から覚めた動物達との出会い」を平面・立体の様々な形で作成、展示しています。

  キャラクターデザイン
宮崎元寛(キャラクター造形学科1回生)
阿比倉 花(デザイン学科1回生)
ポスターデザイン
田中晋弥(デザイン学科3回生)

 

risona003.jpgここで搬入作業中の写真を元に紹介を。

今回なんと!床から窓、椅子、本棚、ATM、ペットボトルキャップのリサイクルBOXに至るまで、店内のあらゆる部分で展示・装飾を行いました!

 

 

risona005.jpgそれぞれにキャラクターが散りばめられており、双子のお姉ちゃん「ためこ」と弟「めくる」、ツキノワグマの「くまさわ」、シマリスの「りすな」、ミツバチの「みつば」と「はちみ」、カメの「おかめ」、オオムラサキの「おおむらさん」、ヘビの「へびまろ」が、いらっしゃったお客様を迎えます。

 

 

risona001.jpg店内には彼らの出会いを描いた絵本も!

床には楽しそうな足跡が!辿っていけばキャラクター達に出会えるかも?

 

 

 

risona004.jpgそして店内の中心で一番に目をひくのが桜の木です。
冬にクリスマスツリーなら春は桜の木! ということで実際の桜の枝を使い可愛くも華やかに仕上げました。
根元にはキャラクターの立体作品が可愛らしく添えられています。

この他にも店内にはまだまだたくさんの展示・装飾が行われているので、ご来店の際は是非探してみてください!

 

今回のイベントは、りそな銀行富田林支店様、河内千代田支店様、金剛支店様の3支店を巡回する予定になっており、現在行われている富田林支店様では今月28日(水)まで展示する予定です。
御用の方、お時間のある方、興味をもってくださった方は是非お立ち寄りください。

 

 

 

risona002.jpg【出展メンバー】
宮崎元寛・西村香菜
(キャラクター造形学科1回生)
中本知里・川口千佳・朴恵里
(美術学科1回生)
青木みさき・阿比倉 花・川那部 花菜・北田智奈美・
北丸郁香・小西温子・小林明日香・山本優季
(デザイン学科1回生) 

写真:上田悠暉(写真学科3回生)

 

りそな銀行アートプロジェクト(予定) 
 富田林支店   3月 2日(金)- 3月28日(水)近鉄長野線富田林駅東50m
 河内千代田支店 4月 6日(金)- 5月 1日(火)南海高野線千代田駅(西口)駅前
 金剛支店    5月 7日(月)- 5月25日(金)南海高野線金剛駅前
          ※若干の日程変更の場合があります。

投稿:宮崎元寛