2012年5月7日

グスコーブドリの伝記

budori000.jpgみなさんはGWどのように過ごされましたか?
地元に帰ってのんびりした人や、友達と遊びに行った人もいると思います。
休み明けの今日は朝からの雨・・・。
降ったり止んだり、なんだか落ち着きませんね。
外は涼しいのに部屋の中は暑いくらいで、上着を着て出るかどうか迷いました。

 

 

 さて、今年の7月7日から、映画『グスコーブドリの伝記』が上映されます。
原作は詩人でもあり童話作家の宮沢賢治。
宮沢さんは実は生前に発表した作品は数えるほどしかないのですが、
『グスコーブドリの伝記』は、そんな数少ない生前発表童話の一つなんです。
実はこの映画には大阪芸術大学も協賛しています。

budori_350.jpg では、物語のあらすじを少しご紹介します。

 少年ブドリは、緑豊かなイーハトーヴの森で、両親と妹のネリと、毎日を幸せに楽しく暮らしていました。
 ところが冷害に見舞われ、田畑が枯れ食べ物がなくなり、両親は家を出ます。更にネリが“コトリ”にさらわれ、ブドリはひとりぼっちになってしまいます。
森を出たブドリは、赤ひげの沼ばたけで働くが、やがてそこも寒さで収穫が途絶えてしまいます。
あてもなく旅に出たブドリは、イーハトーヴ市を訪れ、クーボー博士と出会います。博士に紹介してもらった火山局で、ブドリは噴火から街を守るために懸命に働きます。だが、あの寒さが再び押し寄せようとしていました。
森に消える母の背中が、ネリの叫びが、胸に蘇るブドリ。
「あんなことは二度とあってはいけない。ボクにも、できることがきっとある」。
愛する故郷と支えてくれた人々の笑顔を守るため、ブドリはある決意をします――。

 

<キャスト>
小栗 旬
怱那汐里 佐々木蔵之介 林家正蔵 林 隆三 草刈民代
柄本 明

原作/宮沢賢治
監督・脚本/杉井ギサブロー(『銀河鉄道の夜』『あらしの夜に』)
主題歌/小田和正「生まれくる子どもたちのために」

監修/天沢退二郎・中田節也
キャラクター原案/ますむら・ひろし
総作画監督/江口摩吏介
美術監督/阿部行夫
音楽/小松亮太

制作/手塚プロダクション
製作/「グスコ−ブドリの伝記」製作委員会

7月7日(土)丸の内ピカデリーほか全国ロードショー

公式ホームページはこちらから>>>http://www.budori-movie.com

学校協賛
京都精華大学・大阪芸術大学・安達学園グループ・静岡デザイン専門学校・大阪総合デザイン専門学校

皆さんもこの夏、宮沢賢治の物語の世界に浸ってみませんか?
詳しい情報は公式ホームページをご覧下さい。