こんにちは。
今日芸大周辺は雨が降らなかったので、体育館前の芝生広場には学生たちの姿が戻ってきました。
6月の雨の日は過去30年間のデータでみると20日間は雨や曇りの日なんだそうです。
次にいつ晴れるかわからないので、洗濯をするタイミングが難しいですよね。
部屋干しをするときは洗濯し終わったらすぐに干して雑菌の繁殖を防いだり、扇風機などを使って湿気を散らすといいみたいです!
まだまだ不安定な天気が続くと思いますが、いろんな工夫で乗り切りましょう!
さて、本日芸大の芸術劇場にて歌舞伎鑑賞教室が行われました。
芸術文化の振興を目的に青少年の視聴覚情操教育の一環として松竹株式会社さんが主催して昭和51年から行われ、今年で37年目を迎えます。
大阪芸術大学だけでなく、国際交流センターや大阪松竹座などでも行われているんですよ。
みなさんは実際に歌舞伎を鑑賞したことがありますか?
私は学生時代、この歌舞伎鑑賞教室で初めて見て圧倒されたのを覚えています。
今日参加していた学生たちも初めて見る人という人がたくさんいました!
今回の演目は『俊寛』。
平清盛の全盛期。島流しの大罪を科せられた者が流されてくる都から遠く離れた南海の孤島、鬼界ヶ島が舞台です。
最初に『歌舞伎へのご案内』として歌舞伎を全く知らない方でも楽しんで見られるように
歴史や見所、音楽などをわかりやすく解説していただきました。
実際に学生たちもステージ上で劇中で使う楽器を演奏したり、「見得」を切る体験をしたりと、ただ見るだけでなく感じる学習、とても楽しそうでした。
「これはうちわにビーズをつけただけなので簡単に作ることができますよ」
と鳴物の方が雨音を鳴らす楽器を見せてくださいました。
伝統芸術に使う道具がそんなに簡単にできるはずがないでしょ!と思ったのですが
江戸時代からあるもので、昔はビーズじゃなくて小豆などを使って作られていたのだとか。
400年以上も続く日本の伝統文化に身近に触れることができて、学生たちもとても貴重な体験になったのではないでしょうか。
この模様は後日『大阪芸大テレビ』でお伝えしますのでお楽しみに!


小西悠加は絵画作品を出品しています。単純な輪郭線と色面でマンションやアパートのようなビル群が描かれています。アンテナや高圧電線などに見えるものもあり、都市の風景であることは確かですが、遠近法がくるっていて幾何学的な抽象画にも見えてきます。カラフルな彩色が施されていますが、岩絵の具が用いられているせいか、不思議に落ち着いた印象になっています。
高木詩真子の作品『放浪』はパネルの上にコラージュされた写真です。写真の詳細はわかりませんが、どこか異国の地を思わせる街角のベンチに女性が腰掛けており、カメラのほうにうつろな視線を向けています。ラフな服装と大きめのバッグから、この女性が旅行者であることが想像されます。傾いたスナップ的な構図と、色あせて退色したような写真の色合いが寄辺ないイメージを醸し出しています。
高野虫はドローイング&ペインティングされた平面と半立体の組み合わせです。微細で奇妙、グロテスクと繊細さを往復する不思議で精緻なイメージが描かれています。破損した鉢植えの底敷にはフジツボのようなものが付着しています。いずれも打ち捨てられたものの寂しげな様子と、図太い生命力のようなものを感じさせる作品です。
ふじもとひとみの作品は縦長フォーマットの写真4点組です。地面や壁などのいずれも平面的な対象の表面を、サイズや天地のわからない状態で切り取っています。被写体の平面性と写真の平面性が呼応して、表面そのものがそこに存在しているかのような奇妙なイメージの写真です。
若狭倫一はステンシルを用い、下塗りをしたキャンバスに図像を吹き付けで描いています。この手法はキャンパスにシルクスクリーン・プリントで既存のイメージをコンバインしたロバート・ラウシェンバーグ(ネオダダ)やアンディ・ウォーホルのポップアートを想起させます。また若狭は一貫して、モチーフとして映画『スターウォーズ』シリーズやアメリカンコミックのキャラクターを用いており、そこにはサブカルチャー的な趣味が存在しています。さらにグラフィティ的身振りが連想させる、ストリートカルチャーへの親和も含まれているようです。今回はアメリカンコミックのスーパーヒロイン「ワンダーウーマン」を扱っています。
さて、今週の大阪芸大テレビは大阪芸術大学博物館で行われた所蔵品展の話題からです!
続いては、大阪芸術大学から生まれた音楽を紹介する、「OUAミュージックライブラリー」のコーナー。

