2016年7月12日

特別美術セミナー「ピカソに触れる」 あなたもピカソ 私もピカソ♪

今日は、第6回 大阪芸術大学 Art lab.『大阪芸術大学グループ特別美術セミナー「ピカソに触れる」 あなたもピカソ 私もピカソの模様をご紹介!!
このセミナーはアートを志す高校生に向けて開催しているもので、これまでに「ピサロと印象派」展、「ミラノ華麗なる貴族コレクション」展、「新印象派」展、「トーベ・ヤンソン」展、「ジョルジョ・モランディ」展といった展覧会開催と合わせて実施されてきました。

6回目となる今回は、あべのハルカス美術館の「ピカソ、天才の秘密」展開催を記念して行われました。

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参加したのは、約50名の高校生たち。
5月28日(土)には美術館を貸し切ってピカソの名画を鑑賞。
そして、6月12日(日)・18日(土)の2日間を使って、美術学科の高田光治先生をはじめとした教員陣から指導を受けながら、作品制作に取り組みました!

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制作課題は、人物写真のパネルを使って、その半身にアートをほどこすというものです。
1本の線を使って好きなところに境界線を設けて、自由な画材・材料・手法を用いて制作が進められました。

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高校生たちそれぞれの制作の様子を見ているだけでも、とても興味深かったです。
油絵具やアクリル絵具を使ってひたすら何かを描く人もいれば、雑誌や新聞を切り抜いてコラージュをする人、

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元の写真の輪郭をなぞりながら抽象的な表現にしていく人や、全く新しい絵を上から描き足していく人もいて、表現の仕方はさまざま!

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そして作品が完成した後は、講評会が行われました。
美術学科の久世直幸先生と森井宏青先生が、作品を見ながら交互にコメント。

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それぞれの作品の良いところはもちろん、「もっとこうしたら更に良くなりますよ」というアドバイスも!
高校生たちにとって、大変励みになったみたいです。

参加者からは、
「ピカソのイメージが変わった」
「自由な発想や表現を形にできるのが面白かった」
「初めて使った画材も多くて、新鮮な気持ちでチャレンジできた」
「他の人と意見を交わしながら作業できて楽しかった」
「自分自身でテーマを見出すいい勉強になった」
「今後、他の人とは違う表現を追求していきたい」
などなど、意欲的な感想を聞くことができました。

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そんな今回のセミナーで制作された作品、みなさんも実際に見てみたくないですか?!
7月17日(日)・18日(月祝)の大阪芸術大学オープンキャンパスでは、「特別美術セミナー 大阪芸大Art lab. 作品展示」を行います♪
既成の枠組みを超えた、独創的な作品をお見逃しなく!!

投稿:島田(企画広報部事務室)


2016年7月11日

「真田風雲録」本番3日前&ラジオ「大阪芸大スカイキャンパス」

舞台芸術学科特別公演「真田風雲録」本番まであと3日!!

※これまで「真田風雲録」について紹介したブログ記事は >> 顔寄せ稽古

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昨日・10日(日)、学内で通し稽古が行われました。
本番同様の衣装を着ての稽古だったのですが、お芝居が繰り広げられているその裏では、慌しく着替える学生たちの姿が。

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実はこの公演、1人で何役も演じる「アンサンブルキャスト」と呼ばれる学生がたくさんいて、次の出番までに早着替えをしなければいけないシーンが多々あるんです。
もたもたしているとすぐに次の場面に変わってしまうので、手早く衣装チェンジしなければ間に合いません。

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また、衣装の中でも特に注目していただきたいのは、兵士が身に付ける防具「甲冑(かっちゅう)」!!
こちらの甲冑は、なんと重さが20kgもあるのだそう。
学生たちはそれを纏った状態で、舞台上を走り回ったり、激しいアクションシーンも演じなければいけないんです。

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ここで!「真田風雲録」のあらすじを少しだけご紹介しますね。

時は慶長5年(1600年)、関ヶ原の戦いのシーンから物語が始まります。
そこで出会った少年たちが、後の「真田十勇士」。

そして関ヶ原の戦いが終わって14年後の慶長19年(1614年)、大坂の陣が勃発しようとしていました。
豊臣秀頼を大将とする西軍が絶対不利の中、姿を現したのが真田幸村と十勇士たち。
十勇士を引き連れた幸村は、「カッコよく死にてぇ」を合言葉に、敗北を覚悟しながらも、大軍である東の徳川軍と大阪城で対峙することになります。

果たして、どんな結末が待っているのでしょうか…?!

真田十勇士の一人、隠れ猿の佐助猿飛佐助)。※写真左
赤ん坊の頃、空から落ちてきた流れ星の影響で特殊な能力が身に付き、人の心が読めるのだそう。
心が読める力は、良いことばかりではありません。
彼の苦しみにも注目してご覧ください!

IMG_7086むささびのお霧霧隠才蔵)。
物語の中でとても重要な位置に立っているキャラクターです。
お話しするとネタバレになってしまうので、気になる方は本番の公演で!

IMG_7244真田幸村
「カッコよく死にてぇ」という、彼の最期は一体…?!

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>>特別公演「真田風雲録」の詳細はコチラ!

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さて、そんな「真田風雲録」の演出を担当している、舞台芸術学科の内藤裕敬先生も出演!!
今日は、大阪芸術大学グループのラジオ番組「大阪芸大スカイキャンパス」の放送日です!

パーソナリティは大阪芸術大学副学長の塚本英邦先生。
さらに、本学映像計画学科(現・映像学科)出身の人気映画監督で映像学科教授の田中光敏先生と、舞台芸術学科出身の演出家で劇団「南河内万歳一座」座長・舞台芸術学科教授の内藤裕敬先生が、交替で出演されます。
そして、毎回さまざまなジャンルで活躍する大阪芸大グループ出身の著名な卒業生たちを月替りでゲストに招き、楽しいトークを繰り広げます!!
第一線に名を馳せるクリエイターたちのリアルな声を聴くことができる番組内容となっています!

今日のゲストは、先週に引き続き、舞台芸術学科卒業生でヴォーカリストの清水美恵さんです!

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今回は、清水さんが大阪芸術大学を卒業した後の話にスポットを当てます!
卒業後は、アルバイトをしながら、南河内万歳一座の一員として活動されていたそうです。
芝居から歌の世界に転身するきっかけとなったのは、どんなエピソードが隠されているのでしょうか?
また、ヴォーカリストとして歩み始めてからの活動内容とは?大物歌手とのお仕事の話も…?!
今夜の放送も、お聴き逃しなく♪

「大阪芸大スカイキャンパス」
7月11日(月)20:30~21:00 オンエア
ラジオ大阪(OBC)1314

投稿:島田(企画広報部事務室)


2016年7月7日

アートアクアリウム展 Supported by 大阪芸術大学グループ!

今日は、七夕★

七夕伝説は中国から伝わったもので、織女(しょくじょ)と牽牛(けんぎゅう)の伝説と、裁縫の上達を願う乞巧奠(きこうでん)の行事とが混ざりあって伝わったものといわれています。
織女(織姫)と牽牛(彦星)は夫婦で、仕事をせずに遊んでばかりいたので、天帝によって引き裂かれてしまい、1年に一度、7月7日の夜だけ天の川を渡って合うことが許されました。
2人は七夕の夜に会えるのを楽しみにして、天の川の両岸で瞬いている…というお話。

日本では、短冊に願い事を書いて笹に飾るのが一般的で、とてもロマンチックな伝説ですよね。
みなさんは願い事、書きましたか…?

さて、今日のブログは、七夕にも負けないロマンチックなイベントの話題をお伝えします!!

昨日・7月6日(水)から、大阪・中之島にある堂島リバーフォーラムにて、アートアクアリウム誕生10周年記念祭 ABC創立65周年記念 アートアクアリウム展~大阪・金魚の艶~&ナイトアクアリウム Supported by 大阪芸術大学グループが開催されています!

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アートアクアリウム展は、2007年に東京・六本木ヒルズで熱帯魚による画期的な展覧会を世界で初めて開催して以降、毎年新作を発表し続け、今年で10周年を迎えました。
2016年は「アートアクアリウム誕生10周年記念祭」と銘打って、東京と大阪での同時開催と、金沢21世紀美術館での開催、3つの「アートアクアリウム 金魚シリーズ」が開かれます!!

「アートアクアリウム展 大阪」は、アートアクアリウム誕生10周年に加えて、ABC朝日放送創立65周年もダブルで記念して開催し、大阪芸術大学グループはこのイベントに特別協賛をしています。

堂島リバーフォーラムは、アートアクアリウム史上最大級規模の屋内会場!
200平米にもおよぶスペースに、”宇宙”をテーマにした空間が広がっています。

そしてなんと、9月中旬に開催予定の金沢21世紀美術館での展示では、大阪芸術大学の学生たちが考案したアートアクアリウムの作品が展示されることになっています!

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大阪会場開催前日の5日(火)、アートアクアリウムアーティストの木村英智さんが、参加学生たちにギャラリートークを交えながら、アートアクアリウムについてご教授いただきました。

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木村さんは、アートアクアリウムという分野を確立させ、アクアリウム(水生生物の飼育設備)を用いたアートとして有料展覧会を開く唯一の存在です。
展覧会におけるインテリア、ライティング、映像、音楽、空間構成も自らデザイン・監修されており、また、観賞魚業界でも稀な小売・卸・シッパー(運送)の3分野全てを経験されています。
さらにはアートアクアリウムの中に観賞魚を思うように泳がせることができる知識や、長期間生体管理する技術も持っていらっしゃいます!

ギャラリートークでは、展示されている作品を鑑賞しながら、金魚の見せ方についてお話いただきました。

こちらは、「リフレクトリウム」という作品で、凹レンズや凸レンズ、二重レンズなど、さまざまな見え方のレンズをアクアリウムに施しています。

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中に泳ぐ金魚が大きく見えたり、小さく見えたり、歪んで見えたりと、なんとも不思議な世界が演出されています。

金魚品評」という作品。

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水面が波立たない円形の水盤を優雅に泳ぐ金魚の様子を、上から楽しむ作品です。
木村さんは、「みなさんが金魚を見る時、水槽の横から見ることが多いと思いますが、金魚を品評する時には上から見るので、”金魚品評”という作品になっています。また、僕は金魚をアート作品として表現しているので、普段は金魚の種類を明記することはしませんが、この作品に限っては、品評に則って金魚の種類も書いています。」と教えてくださいました!

そして、「カレイドリウム3D」というこの作品!

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六面体の万華鏡として立体的に再現した作品で、金魚が泳ぐ姿が、まるで万華鏡のようにキラキラと見えます!

会場のラスト部分に飾られているのが、「水戯の舞台」です!

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中央の「花魁」という作品は、約1000匹の金魚が泳ぐ1.5m四方の金魚鉢!!
江戸の遊郭を表現しているそうで、乱舞する金魚は花魁とそれを目指す女たちを、金魚鉢はその中でしか生きることのできない世界を意味しているのだそう。
とても艶やかな作品ですね。

学生たちは、木村さんの話を聞きながら、作品を食い入るように鑑賞していました。

会場を出たあとは質疑応答の時間も設けられました。

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参加者に意気込みを聞いてみると、「木村さんの世界観を壊さないよう、大阪芸大生ならではのアイディアを掛け合わせて、いい作品が作れるようにがんばります!」とのことでした。
金沢での展示が、楽しみですね♪

「アートアクアリウム誕生10周年記念祭 ABC創立65周年記念
アートアクアリウム展~大阪・金魚の艶~&ナイトアクアリウム
Supported by 大阪芸術大学グループ」
日時:7月6日(水)~9月5日(月)
会場:堂島リバーフォーラム
開催時間は日によって異なります。
詳しくは>>コチラ(外部サイト)

投稿:島田(企画広報部事務室)


2016年6月30日

「大芸大に進路を取れ」完成披露試写会

大阪芸術大学グループ創立70周年記念映画「大芸大に進路を取れ」!
このブログでも、キャストやエキストラ募集の告知をさせていただきましたが、先日ついに映画が完成し、梅田ブルク7で完成披露試写会が開かれました!!

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▼「大芸大に進路を取れ」ストーリー
大阪芸術大学就職課に赴任してきた川崎世志子(本上まなみ)は、進路に悩める芸術大学生たちの姿を目の当たりにする。
就職活動に見切りをつけ自ら企業を志す瑛太(鳥越太郎)、絵本原作作家として活躍しながら、就職活動をすべきか迷う雅子(入船愛)、学生映画の枠を超えて、映画界での躍進を目指す(三島祐亮)、プロカメラマンとして活躍するための道を探す(加藤光穂)、大好きな野球に携わる仕事を探す大輔(小村昌士)、卒業後、怪我で実業団を引退した純子(佐々木ゆき)、採用取り消しに遭い、まともな就職活動を諦めようとする美希(岸本愛)。
世志子は彼ら学生たちの理想と現実の進路事情に頭を抱えるが…。[チラシより抜粋]

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試写会では、本編上映の前に、映像学科長の大森一樹先生と主演の本上まなみさんが登場!
制作現場の雰囲気や、映画の見所などが話されました。

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本上さん
「大学生が撮る映画だと聞いたので、もっとあり合わせで作るのだと思っていたら、すごく本格的で、撮影機材も充実していて驚きました!私が演じた川崎世志子という役は、学生たちの進路を真剣に考え、時には叱ったりする女性で、演じていて”自分に返ってくる役”でした。また、大阪芸大の学生たちは、すごく恵まれた環境にいると感じました。大学で演技というものが学べて、羨ましい!」

さらに会場には、映画に出演された舞台芸術学科長の浜畑賢吉先生と、俳優の妹尾和夫さんもお越しになっていました!

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そして、いよいよ本編上映!!

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私も鑑賞させていただきましたが、”大阪芸大の学生たちの進路の悩み”をリアルに捉えた作品で、大阪芸術大学という個性的な環境ならではのドラマが描かれていました!
大学の施設を上手く活かして、空港やスタジオのシーンを表現しているところも見所!!

気になる方はぜひ、ご自分の目でご覧ください!!

「大芸大に進路を取れ」上映予定日
★毎週木曜日13:20~
★7月17日(日)・18日(月祝)のオープンキャンパスにて
場所:大阪芸術大学映画館

投稿:島田(企画広報部事務室)


2016年6月29日

高円宮妃久子殿下ご講義「掌中の日本文化-根付に学び、次世代に繋ぐ」

6月14日(火)、本学の客員教授でもあられる高円宮妃久子殿下がご来学され、「掌中の日本文化-根付に学び、次世代に繋ぐ」と題してご講義を賜りました。

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妃殿下は中学卒業後に渡英され、イギリスのケンブリッジ大学ガートン・コレッジで人類学・考古学を学ばれています。
また、日本サッカー協会、バードライフ インターナショナル、国際弓道連盟などの名誉総裁を務められ、カナダやドイツ、アルゼンチン、ブラジルなどさまざまな国を訪れ、精力的に活動をされています。

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高円宮憲仁親王殿下とともに、世界有数の根付コレクターとして、また現代根付作家を育まれてこられたことでも有名な妃殿下。
「在学中の学生たちに、もっと根付に興味を持ってほしい」という思いから、ご講義では根付について紹介されました。

根付とは、江戸時代に、印籠や巾着袋などを腰の帯にさげて携帯するため、紐の先に結わえて使用する滑り止めとして使われていたものです。
当時はお洒落の対象としても、広く愛用されていました。
象牙や漆、七宝、ガラス、金属など材料に制限はなく、ある程度の大きさと重みがあり、紐を通す穴があれば根付として成立します。
妃殿下は根付のことを、「手の平におさまる日本文化」だと表現されました。

日本では明治時代以降、根付は日常生活において不要になりましたが、海外で伝統工芸品として高く評価され、ヨーロッパの美術館に次々と展示されるようになりました。
現代では、多種多様な素材を使った”現代根付”として再び活発になっています。

ご講義の中で、妃殿下のコレクションからさまざまな根付作品が紹介されました。
浮世絵や漫画からインスピレーションを受けて作品を作る根付作家もいるそうです。

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また、妃殿下は「漢字を残すことがとても大事」だとおっしゃっておられました。
海外で根付作家の名前を記録する際に、読み方を誤ったままローマ字表記にしてしまうと、元の名前がわからなくなってしまうことがあるのだそうです。
例えば、写真にある「音満」という作家の名前、海外ではよく「Onman(オンマン)」や「Neman(ネマン)」と読み間違えられて、記録されることがあるそうです。
でも実は、「Otomitsu(オトミツ)」と読む名前なんです!漢字の大切さを感じますね。

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ご講義のあとは、妃殿下と副学長の塚本英邦先生、そして学生たちで懇談会も開催されました。

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妃殿下は、学生たちの熱心な質問一つひとつに熱心に耳を傾けられ、丁寧にお応えになっていらっしゃいました。
学生たちにとって、大変貴重な時間になったことと思います。

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今年も、「第8回 高円宮殿下記念 根付コンペティション」を開催します!
応募期間は9月5日(月)~30日(金)まで、大阪芸術大学グループ在籍学生を対象に作品を募集いたします。
各グループ校(大阪芸術大学 博物館、学生課/短期大学部 学務課/大阪美術専門学校 事務局/大阪芸術大学スカイキャンパス)で応募要項を配布していますので、興味のある学生はぜひ挑戦してみてくださいね。

投稿:島田(企画広報部事務室)