2018年7月18日

『陸上自衛隊中部方面音楽隊演奏会』開催しました

7月9日(月)に大阪芸術大学14号館ホールにてキャンパスコンサート『陸上自衛隊中部方面音楽隊演奏会』が開催されました。

 

陸上自衛隊中部方面音楽隊は兵庫県伊丹市の音楽隊で、年間約100回にも及ぶ演奏活動を行っておられます。指揮・隊長は柴田昌宜3等陸佐。最近では“陸自の歌姫”としておなじみのソプラノ歌手、(つぐみ)真衣さんが所属する音楽隊としても有名ですね。テレビやインターネットで観たことあるかたも多いのではないでしょうか?実は中部方面音楽隊には5名の大阪芸術大学の卒業生が在籍しておられます。その他にも多数の卒業生が各方面で活躍しています。管楽器を専攻する学生達にとって音楽隊は卒業後の進路として一つの目標なのです。

指揮 柴田隊長(右)と橋爪教授(左)

大阪芸大卒業の隊員さん達

演奏学科をはじめ多数の学生さん達が聴きにきてくれました。用意していただいたパンフレットが足りなくなってしまったほど。もらえなかった学生さん達はごめんなさい。

演奏曲目は 
 ダンス・セレブレーション   建部 智弘
 マードックからの最後の手紙  樽屋 雅徳
 行進曲 「キングコットン」  J.P.スーザ
 はじまりの島         酒井 格
以上の4曲が披露されました。

「はじまりの島」は6月8日に行われた第50回記念定期演奏会にて初演されたばかりの楽曲で、鶫さんのソプラノ独唱で演奏されました。なんとこの曲の詞は鶫さんが作詞しておられます。


演奏会に引き続き中部方面音楽隊と大阪芸術大学学生による「合同合奏訓練」が行われました。


合同合奏訓練演奏曲目は
 ナヴァル・ブルー       真島 俊夫
 行進曲「ワシントン・ポスト」 J.P.スーザ
 以上の2曲に取り組みました。
柴田隊長の指揮のもと、隊員のアドバイスを受けながら訓練は約1時間にわたって行われました。


演奏会でも「キングコットン」が取り上げられていましたが、J.P.スーザは柴田隊長の大好きな作曲家の1人だそうで、特別なこだわりをもって取り組んでおられるとのことです。バスドラムとシンバルを一人で演奏する「スーザ・スタイル」も体験させてもらいました。


「年間500回(!)も演奏会を行っていたスーザは、演奏ごとにデュナーミク(f:フォルテ、p:ピアノ などの強弱表現のこと)を変更して演奏していた」事など、興味深いお話を柴田隊長より教わることができました。指揮者こだわりの2曲を共演できて、参加した学生にとっては貴重な体験になった事と思います。

合同合奏訓練終了後は自衛隊就職説明会に加え隊員さん達との楽器別懇談会も行いました。

 

自衛隊音楽隊への入隊は狭き門ではありますが、自分の進路として希望する学生さん達には是非がんばって目指してほしいですね。今年は海上自衛隊音楽隊にはピアニストの募集も出ていますね。芸大就職課としては「ぜひ声楽要員も募集してください。優秀な学生がいますから!」と強くPRしておきました。
入隊希望の方や願書など資料が必要な方は富田林地域事務所へお問い合わせすれば、親切な広報官の方がすぐに芸大へ届けに来てくださいますよ。芸大就職課まで申し出てもらってもOKです。自衛隊には様々な職種がありますので音楽系学科以外の方も興味をもったら調べてみてください。
陸上自衛隊中部方面音楽隊員の皆様および富田林地域事務所の皆様、このたびはありがとうございました。また是非とも大阪芸大をよろしくお願いいたします。

 

投稿:石橋(就職課)


2018年7月5日

今月のティーアワーはアイスクリームづくり♪

7月に入り、蒸し暑さが際立ってきましたね。
来週は、最高気温30℃を超える真夏日が続く予報が出ています(>_<;)
暑さを乗り切るために、みなさんはどんな対策をしていますか?

汗ばむ日につい食べたくなるのが、アイスクリームですよね。
私も子どもの頃から大好きなのですが、みなさんはアイスクリームを手づくりしたことはありますか?
実はとても簡単につくることができるんですよ。
 

という訳で、昨日はキャンパスライフサポート室主催の「ティーアワー」で、が行われました♪


つくり方は3ステップ!

1.氷の袋に、塩を入れる

2.1の袋に、アイスの材料(一般的な材料は、生クリーム、牛乳、卵、砂糖)を入れた袋を入れる


3.2の袋を振る

たったこれだけ!!

これは氷に塩をかけた時、急激に温度が下がるという性質を利用したものです。
氷の融点が0℃ということは、みなさんご存知ですよね。
は溶ける時、周りの温度を下げる性質があるのですが、大体0℃が続くペースでゆっくり溶けていきます。(融解熱
そしても、水に溶ける際に周囲の熱を奪いながら溶けていきます。(溶解熱
つまり氷に塩をかけると、氷の融解熱と塩の溶解熱の両方が発揮され、熱を奪うスピードが早まって急激に周りの温度が下がるのだそうです。
その温度は、混ぜる塩の量によっても変わるそうですが、最大でマイナス21℃まで下がるらしいです!

 

なんだか理科の実験を思い出すアイスクリームづくり♪
お昼休みは特に大人気で、学科学年問わず多くの学生が押し寄せていました。

キャンパスライフサポート室では、みなさんがより快適に大学生活を送れるよう、さまざまなサポートを行っています。
カウンセラーとの面接はもちろん、自由にくつろげるフリースペースもあり、お友だち同士で利用しても構いません。
みなさん、ぜひお立ち寄りください。

また、次回の「ティーアワー」もお楽しみに!

 

投稿:島田(学生課)


2018年5月17日

今年も「0×0=∞ PROJECT」始動!

昨冬、あべのハルカス展望台「ハルカス300」で行われたイベント「CITY LIGHT FANTASIA by NAKED -NEW WORLD-」!
みなさんはご覧になりましたか?
展望台から見える夜景にプロジェクションマッピングを投影した表現は、とても幻想的でした。

>>イベントを紹介したブログ記事はコチラから
 

そして今年度も、「0×0=∞ PROJECT」が発足!!
この春大阪芸術大学に入学したばかりのアートサイエンス学科1年生と、参加希望の高校生たちが、同会場でのイベント企画に挑戦することになりました。

今日は、その初回授業の模様を、アートサイエンス学科特任講師の木塚あゆみ先生にご寄稿いただきました!

 

大阪芸術大学とNAKED Inc.とのコラボレーション授業が、2018年5月13日(日)にあべのハルカスで開催されました。


アートサイエンス学科の学生15名と高校生11名が参加する「0×0=∞ PROJECT」の初めての授業。

今回は制作する作品の舞台である、あべのハルカス展望台「ハルカス300」を全員で見学し、現場で観察したものごとからアイデアを考えました。

 

プロフェッショナルである NAKED Inc.代表で客員教授の村松亮太郎先生やNAKED Inc.ディレクターで講師の川坂翔先生などと「傘や鏡を使ったら面白そう」「夜景に絵を描けるか」「物語を取り入れてはどうか」などたくさんのアイデアを検討しました。

 

見に来た人をわくわくさせるエキサイティングなアイデアがいっぱいで、これからが楽しみです。

(アートサイエンス学科特任講師 木塚あゆみ)
 

 

さあ、今年は一体どんな作品が生まれるのでしょうか?
新しい情報が入りましたら、またお伝えいたします★

 

投稿:島田(学生課)


2018年5月16日

キャンサポ主催の「ティーアワー」♪どら焼き♪

今日の11号館には…とってもあま~い匂いが★
匂いを辿っていった学生たちが到着するのは、「キャンパスライフサポート室」です!


キャンパスライフサポート室(通称:キャンサポ)では、学生のみなさんがより快適な学生生活を送れるよう、さまざまなサポートを行っています。
カウンセラーが常駐しての個別相談の対応や、いつでも利用できるフリースペースも用意されているんですよ。

そして、年に数回実施しているのが、「ティーアワー」!

 

今日 5月16日(水)は、どら焼きづくりが行われました♪

 

甘い匂いの正体は、このどら焼きだったんです!!

 

私がお邪魔したのがちょうどお昼休みだったのですが、テーブルは満席!!
次々に学生が押し寄せて、大盛況でした。

前から楽しみにしていた子もいれば、甘い匂いに誘われてやって来た子もいたよう♪
他学科や他学年の学生とも交流できるので、有意義な時間を過ごせたのではないかな…?

次回の開催も、お楽しみに★

 

投稿:島田(学生課)


2018年5月15日

今年の「ラノベ祭り」は…?

今日のブログは、文芸学科のイベント「第4回 ラノベ祭り」の模様をご紹介します♪

文芸学科ではすっかりお馴染みとなったこのイベント!
2015年よりスタートし、今年で4回目の開催となりました。

 

 

ラノベライトノベルは、日本で生まれた小説ジャンル。
若い世代向けに軽妙な文体でストーリーが描かれているものや、挿絵を多用しているもの、キャラクターを中心として作られているものなどを指します。
1970年代頃には存在していたと言われていますが、ラノベというカテゴリで扱われるようになったのは1990年代頃から。
今では文学作品の1つとして、日本だけでなく海外でも定着してきました。


大阪芸大の文芸学科もラノベ作家を多数輩出しており、近年はラノベに焦点を当てた授業もたくさん開講されるようになりました。

そんなラノベの可能性を探ることをきっかけに始まった「ラノベ祭り」。
今年は、本学ゆかりの作家陣による鼎談や、和本制作体験などのワークショップ、八薙玉造先生による模擬授業「ライトノベルの書き方入門」などが開かれました。

 

私は、13時から行われた鼎談を聞かせていただきました!
登壇されたのは、小説家の藤岡陽子さん、文芸学科客員教授の玄月先生、そして司会進行として文芸学科教授の阪井敏夫(作家名:葉山郁生)先生。
小説家を志したきっかけや、題材の決め方、文章の構成についてなどが語られました。


中でも特に印象的だったのは、漫画だと登場人物それぞれの視点で描くことができるけれど、小説は誰の視点にするかでストーリーが違ってくるという話。
例えば、Aがペンを落としたけれど気づかず、Bがそれを見ていて、Cが拾うというシーン。
漫画だと、コマが変わることで、3人全員の目線と心理状態を描くことができますよね。
でも小説では、A視点だとペンが落ちた描写はなく、突然Cがペンを差し出し、そこでようやくペンを落としたことに気づくいう表現になります。
B視点なら、Aがペンを落とし、気になるなぁという心理が描かれ、Cが拾うところを見届ける形に。
そしてCだと、そわそわしているBが気になり、Aを見るとペンが落ちているところを発見、拾いに行くという展開になる訳なんです!

この、「誰目線で書くか」は、小説をつくる上で大変重要なテクニックになってくるのだそうです!!
私もブログを書く上で、文章の構成については日々考えさせられるので、先生方のお話はとても参考になりました!
他にも、本学卒業生でラノベ作家として活躍中の綾崎隼さんと河野裕さんを招いての鼎談も行われ、文芸尽くしな1日でした。

 

★告知★
明日 5月16日(水)は…キャンパスライフサポート室にて、今年度初の「ティーアワー」を開催しますよ♪
今回は、どら焼きをつくって食べられるそうです!!
みなさん、明日はキャンサポへGO!

投稿:島田(学生課)