2019年4月24日

窪之内英策展「絵空ゴト」

今日のブログは学外展のご案内です。
 

 

4月20日(土)から、大阪芸術大学スカイキャンパス(あべのハルカス24F )で、「窪之内英策展「絵空ゴト」~ぜんぶ、鉛筆とラクガキからはじまった~」がスタートしました!

窪之内英策さんといえば「日清食品カップヌードル「HUNGRY DAYS」テレビCMシリーズ」のキャラクターなどでも知られています。
今回の展覧会に寄せて、窪之内さんは「『絵空ゴト』とは本来ネガティブな言葉。しかし絵に描いた空は無限に広がり自由に飛ぶことができる。どんな夢も未来も望むまま。」と。

今回の展覧会は関西初、約3000点の原画から厳選された、最大の窪之内英策展です!
子どもや少女たちの、こころがときめく瞬間をとらえた鉛筆画の数々。

作者が所蔵するCMやTVアニメのキャラクター設計時の貴重な資料などや、厳選された約800点の原画、「全ての想像は、子どもの頃のちょっとした絵空ゴトや、ラクガキからはじまっていく」という作者の思いを展示にしました。

仕事場再現展示 ぬり絵コーナーも。出来上がった作品は展示スペースへ

実はこの展覧会は、壁面イメージ展示を芸術計画学科の学生がプロデュ-スし、入場対応や物販業務、巡回監視まで実際の運営をおこなっています。

会期中は作者によるライブドローイングも開催されます。

是非、作者の紙と鉛筆で描いた『絵空ゴト』をご覧ください。

 

窪之内英策展「絵空ゴト」~ぜんぶ、鉛筆とラクガキからはじまった~
会  期:前期 4月20日(土)~5月16日(木)
     後期 5月18日(土)~6月16日(日) ※5月17日(金)は展示替え休館
開館時間:11:00~19:00(入場は18:30まで)
入 場 料:一般 1,000円 大学生 800円 中高生 500円
     ※学生証・生徒手帳をご提示ください。 ※小学生以下無料
場  所:大阪芸術大学スカイキャンパス あべのハルカス24F

窪之内英策展 絵空ゴト ライブドローイング
  5月5日(日) 開演 13:00(開場 12:30)開演 16:00(開場 15:30)
  6月1日(土) 開演 13:00(開場 12:30)開演 16:00(開場 15:30)
   ※ライブドローイングは別途チケットが必要です。
イベントセット券(数量限定)有り

窪之内英策展「絵空ゴト」HP→こちら


2019年2月18日

アーティストトークが開催されました!

今日のブログは、先日行われた「アーティストトーク」開催の模様をお届けします。

あべのハルカス24Fで開催されていました「大阪芸術大学大学院終了作品展」
今年初めて会期中に、工芸領域修了生によるアーティストトークが開催されました。

今回の修了展を担当された、工芸学科教授の小野山和代先生に報告をいただきました。

-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-
工芸領域修了生によるアーティストトークは40名程度の参加者があり、修了生発表と指導者のコメントを交え公開講評会のようなかたちになり盛況に終わりました。
修了展では初めての試みでしたが、作者の熱意のある声や作品に対する思いなどが聞くことができ、制作者として自作を人前で語ることは必要なことで、社会に出ても役立つのではと思います。
-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-

 

実際私も参加させていただきましたが、自分の研究テーマに沿った制作過程など、普段聞くことの出来ないお話しを聞くことができました。
また、担当の先生方による、作品への講評なども伺うことが出来て、作品を見る以上のものを感じることができ、とても有意義な試みと感じました。

また機会があれば、是非ご紹介させていただきますので、その時はぜひ学生の思いを聞きにご参加ください♪

投稿:中村(企画広報部)


2018年12月17日

芸大生がつくるウィンドウアート♪

以前のブログでご紹介した、資生堂ビルのお話しを覚えていただいているでしょうか?

9月から始動していたプロジェクトが完成し、先週お披露目がされました。

 

実はこの資生堂ビルがある界隈では、大阪の冬の風物詩となっている「光の饗宴」が開催されます。例年多くの来場者で賑わうこの期間に、「ショーウィンドウを活かし、おもてなしをしたい。」という資生堂ジャパン株式会社様の思いから企画がスタートしました。


そして、大阪芸術大学と産学連携のコラボレーションが実現し、この度の制作となりました。

そして、お披露目されたウィンドウアートがこちら!

 

資生堂の赤を基調とした、クリスマスの時期に合わせたをウィンドウアートです。

テーマをクリスマスとしたことに、資生堂のイメージを取り入れ、深みのある赤色をメインカラーとし「セクシー」で「ロマンチック」なイメージを表現。高い空間を活かすために、バルーンも高さをつけて配置しました。同じ赤でも、素材を変えて様々な赤があるのでそういったマテリアルの部分も見て欲しいとのこと。

前日にはメディア内覧会、初日にはレセプションパーティも開催され、学生にとっても一足早いクリスマスパーティーとなりました。

メディア内覧会で。 (写真左)代表としてデザイン学科3年生の東森くんがテーマや見どころを説明してくれました。  
(写真右)右から資生堂ジャパン株式会社近畿事業部長の野村治夫氏、デザイン学科橋本健二先生、3年生の東森くんと賴くん

 

設営風景。全員参加できなくて、少人数でがんばってくれました。
 
レセプションパーティー&社員の方々との交流。五感さんのすてきなケーキもご用意いただきました。
資生堂さまからは、「自分たちにとっても、とても刺激になりました」と、ありがたいご意見もいただきました!

考えていたことが、実際の制作過程で上手くいかなかったり、逆にメージ通りの出来に大満足の部分も。自分達のイメージを実際の形にすることを、とてもいい場所で学ばせていただきした。
資生堂の方との交流でも、学生へはとても刺激になったと思います。

中之島では光の饗宴も開催中です。そちらでは芸術計画学科やアートサイエンス学科も参加していますので、ぜひ併せて足をお運びください♪

 
芸大生がつくるウィンドウアート作品
資生堂ジャパン株式会社×大阪芸術大学
会期:2018年12月14日(金)~12月25日(火)22:00まで
場所:資生堂大阪ビル(大阪市中央区北浜3-2-28)エントランス

 

投稿:中村(企画広報部)


2018年12月11日

今年の特別演奏会は「レクイエム」

「大阪芸術大学特別演奏会」が今年も12月3日(月)にフェスティバルホールで行われました!

 


毎年この時期に開催している特別演奏会。今年も会場のフェスティバルホールにはたくさんのお客様にご来場いただきました。

演奏学科教授の大友直人先生のもと、大阪芸術大学管弦楽団による演奏です。
一部はG.ビゼー「アルルの女」第2組曲、E.グリーグ「ピアノ協奏曲」イ単調11作品16が演奏されました。「アルルの女」は、よく耳にしたことのあるフルートの旋律が印象的な曲です。

 

2曲目は、ピアノ協奏曲。演奏学科教授の仲道祐子先生のピアノが加わり、より華やかな演奏となりました。

第2部は、フォーレ「レクイエム」ニ短調 作品48、オーケストラの演奏に合唱とソリストが加わっての演奏です。


大阪芸術大学混声合唱団の合唱で始まり、ソリストとして演奏学科学科長の三原剛先生のバリトン、講師の松井るみ先生のソプラノが加わり、演奏を盛り上げました。

演奏終了後、会場は熱気と拍手喝采に包まれました!

演奏会は、発表の場と同時に学びの場にもなっています。たくさんの拍手も学生たちにとっては、演奏家としてもらう一つの経験となります。また来年も素敵な演奏を、ぜひ聴かせて欲しいです。

次回の大阪芸術大学の演奏会は…
12月15日(土)に大阪市中央公会堂で開催される「大阪芸術大学クリスマス・ポップスコンサート」♪
特別演奏会のクラシックから一転、こちらではポピュラー音楽コースによるポップスステージが繰り広げられます!
会場のある中之島では、光のイルミネーションも開催されています。ぜひ、一夜限りの特別なステージに、みなさんもお越しください!

 

「大阪芸術大学クリスマス・ポップスコンサート」>>詳細はこちら

 

 

投稿:中村(企画広報部)


2018年11月20日

&(アンド)でARTを楽しもう!

 
天王寺にある商業スポット「あべのand(アンド)」。
こちらでは今、『アンドでARTを楽しもう! 大阪芸術大学EXHIBITION』ということで、大阪芸術大学の学生による作品を展示していますので、ご紹介します♪


明るい吹き抜けの光が差し込む場所に、作品が並べられ、とても近い距離で作品をみていただけるようになっています。

今回の展示を指導していただいた、美術学科客員准教授の森井宏青先生に、展示のコンセプトをお伺いしました。
 

*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*

 -在学中にプロの世界を体験させる-

 昔はほとんど重視されることのなかった「美術学科におけるキャリア教育」のため、最大限にこの機会を活用したいと思いました。and様より、大学と企業体の連帯により、力強い文化圏を育てるという熱意ある申し出に、こちらも単なる安易な「学生作品展」であってはいけないと感じました。
 同じ実技の世界に例えれば、スポーツのメジャーな大会や、舞台活動の主役の座を射止めるためには、過酷な選考が常識であるように、今回の出品学生にも「プロとなるべき資質」の有無を厳しく問いました。
 
 とりわけその中から、あえて「今選抜できる最高の実力を持った作家」として、大学院から佐田さんを選出し、特別なブースを設け、個展形式の展示といたしました。

 
他の出品者、または2回生たちにも、社会で個展をするために必要な姿勢や、作品のレベルについてなど、レクチャーしました。
展示の際の佐田さんの緊張ぶりが他学生たちにもショックだったようで、緊張感ある良い学びの場になったはずです。

4階部分はリーダーとして大学院の大西君に現場監督をさせましたが、見事にリーダーシップを発揮しておりました。

 佐田さんを特別扱いすることは、「大阪芸術大学学生代表アーティストとして、社会デビューさせる」と言う意味になります。作品の質、努力の量、知識、それらを偏見無く公平に評価した結果、実力が飛びぬけていましたので、私自身の教え子ではありませんが教授方と相談の結果、彼女を選出いたしました。

ただ一人の学生を特別扱いすることに様々な意見が出ることも予想しましたが、社会に出れば全員が実力のみでふるいにかけられてしまう実情を、プロ意識として在学中に美術学科の学生に伝える必要があると感じました。学生たちには「うらやましければ、今すぐ主役に見合う努力をするしかない。」と指導しました。
 

*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*

単なる作品展示ではなく、プロのアーティストとしての意識を体験する場。
作品もとても素晴らしいものが揃っていると感じました。
展示方法はもちろん、進め方や意識、たくさんの事を学んでもらえたのではないでしょうか。

佐田さんを中心とした、芸術の秋にふさわしい魅力あふれる作品を是非ご覧ください。

 

アンドでARTを楽しもう! 大阪芸術大学EXHIBITION
 期間:2018年11月1日(木)~30日(金)
 場所:あべのアンド3階・4階
 

 

 
投稿:中村(企画広報部)