2019年11月21日

ジブンの可能性が目を覚ます!?

本日のブログは、先週からスタートした展覧会「わたしぼくデザイン」のご紹介です。
 

 
想像力をデザインする体験型エンターテインメント「わたしぼくデザイン」
これはデザイン学科の特徴的なカリキュラムである、ハイパープロジェクトの1つとして生まれたものです。ハイパープロジェクトでは、コース、学年の枠を越えてひとつの目的に向かって取り組んでいます。今回はそこにさらに学科の枠も越え、アートサイエンス学科の学生も合流。一緒につくり上げた展覧会です。
 

誰の中にも眠る「想像する力」をとりもどす「きっかけ」がたくさん用意されています。
普段の感覚や想像とは違う反応があった時、何かの感触、感覚で心の奥にある昔の記憶が呼びおこされそうになる時・・・。
自分の完成を研ぎ澄まして、眠っていた想像力でジブンの新しい可能性が目覚めるかもしれません!?
 

違和感スイッチ:普段の感覚を揺さぶられる体験 からだの記憶:自分の過去にもどる体験

 
なので、展覧会から感じることは人それぞれ。一人でじっくり感じてみるのもよし、仲間と感じるものを話しあいながら進むも良し。一枚のチケットで何度でも来場できるので、体験してください。来場するたびに新しい発見がみつかります。
ジブンの中の「想像する力」を取り戻し、あなたが主役の体験をデザインしてみてください!
 

からだの記憶:からだが覚えていること? 本の部屋:直感的に見つけたページは・・・?

デザインは近年、「モノ」のデザインだけではなく、体験や経験などの「コト」へとシフトしつつあります。今回の展覧会も鑑賞するデザインから体験するデザインへ。かつそれをどうデザインして表現するかという取り組みです。
誰かの個人の作品というのはありません。だれかの発送が他の人の次ぎのアイデアになり展示に発展しました。
 
 

初日には「拡張するデザイン」というテーマでオープニングトークも開催されました。

キーノートスピーチでは、公益財団法人日本デザイン振興会理事で事業部長の矢島進二さんより、今のグッドデザイン賞現場から、デザイン界の変化などをお話しいただきました。
 
「モノ」のデザインに対してのカテゴリーはもちろんですが、様々な要素をまたがったものが受賞しているおり、デザイン界を物語っているとおっしゃられました。
カテゴリーもNPO法人の取り組みやビジネスモデルなどの多様に渡っているそうです。

その後、デザイン学科学科長の高橋善丸先生、国立民俗学博物館特別客員教授の辻邦浩さん、デザイン学科教授の清水柾行先生も加わり、クリエイティブの可能性や、教員の立場から教育の現場でのデザインの学びをトークされました。

ここでもやはり、「体験」という形のないものへの重要性のお話しがでました。デザイナー(制作者)ではなく、ユーザーや社会へ視点を移すことが重要になっていきているようです。
 

2025年の大阪・関西万博も決定しました。テーマは、「いのち輝く未来社会のデザイン(Designing Future Society for Our Lives)」未来社会のデザイン(Designing Future Society for Our Lives)」とのこと。
これからのデザインを考えるきっかけとして、ぜひこの展覧会でなにか「きっかけ」を見つけてください!

  
 
「わたしぼくデザイン」体験型デザインエンターテインメント
2019年11月12日(火)~12月1日(日)※月曜日休館
11:00~19:00(入場は18:30まで)
あべのハルカス24F 大阪芸術大学スカイキャンパス
入場料:一般¥1,000- 学生¥500-
    中学生・高校生・大阪芸術大学グループ学生:無料
詳細WEBでご確認ください⇒「わたしぼくデザイン
 
 
投稿:中村(企画広報部)


2019年11月9日

音楽学科・演奏学科の学生によるオータムコンサートVol.3

本日のブログは先日開催されましたコンサートの模様をお伝えします♪

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11月5日(火)19:00 開演。
大阪芸術大学 演奏学科と音楽学科の学生による「オータムコンサート Vol.3」がヤマハミュージックリテイリング、大阪なんば店にて開催されました。

 

株式会社ヤマハミュージックリテイリング様の主催で開催されました。

オーディションにより選ばれた9名の学生が出演、ピアノソロ、連弾などを演奏して満席の会場を沸かせました。

この日は古典派、ロマン派、フランス物、近現代の楽曲と大変幅広いプログラム。日頃の研鑽ぶりが窺える曲選びです。
オーディションによって選考された学生達は、日頃のレッスン、個人練習を通じて楽曲を磨き上げ、更に、実際のドレスを着用して行うドレスリハーサル、当日同様の擬似本番など体験を経て、コンサートの日を迎えました。

 

持てる力をしっかりと発揮した学生達。
演奏を終え、とても自信をもったような笑顔が印象的です。

観客席からの暖かい拍手をいただくことで、日々の努力が報われていました。
学生たちにとって、大きな一歩となるコンサートとなりました。
 
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報告:大阪芸術大学演奏学科


2019年11月6日

まちデコールでコラボ参加♪

家具、インテリア、雑貨など暮らしに関わる店舗や企業が連携し、大阪の街全体を会場とするデザインイベント「まちデコール」が10月に開催されました。

2019年の「まちデコール」の開催テーマは「GROOVING INTERIOR -家を遊ぶ-」
7回目となった今年、トーヨーキッチンスタイル大阪ショールームさんとコラボで、展示をさせていただきました。

参加したのはデザイン学科の有志学生で結成されたデザインプロデュースTeam。

「TOYO KITCHEN STYLE×大阪芸大デザインプロデュースTeam」
展示のテーマは「Re:PRICE!」

ショールームにあるプライスタグ。何かを買うときには、そこに並ぶ数字を目で追いながら心の中で数えて、購入するかどうかを判断します。「もう一つ”0(ゼロ)”がなければなぁ~。」なんて事もあるのではないでしょうか。
そんな価格も、重要なデザインの一部と考え、同等の別の者に置き換え、グラフィックで見せることで、価値の見え方をデザインできるのでは?というチャレンジです。

元々、ショールームで検討しにこられたお客様にセールストークで社員の方がつかわていたところからヒントを得たそうです。
キッチンを検討にこられたご夫婦。奥様がキッチンを気に入られてもだんな様は高いよね~。そこで、ご主人の車はおいくらですか?同じ位ですよ~。なるほどね~。と納得せざるを得ないという具合です。

でも、そこは大阪芸大生なので決して想定できない置き換えがあるわけで…

このキッチンのプライスは置き換えると

なんと、左はキリン1頭分!! 右はフラミンゴ7羽分

他にも

映画が何回観れる?

これってこんな値段!?

など、いろいろなプライスカードが並びました。

今回の展示は1年生を中心に11人で19作品。
実際には制作期間は1週間しかなく、7月に一度下見の機会があったものの、スケジュールの都合で参加できなかった学生は実際のキッチンをみないまま制作に入った学生もいたとのこと。
モチーフの選び方や、プライスカードにどう表現するかに苦労したそうです。
 
みんなが考えるプライスの「置き換え」と、考えたことのない「置き換え」を見た時のお客様のリアクションの差があって、反応はいろいろ楽しいですとショールームの方もお話されていました。
 
デザイナーとして、価値を置き換える発想力。
参加したのはほとんどが1年生で、これからのコース選択や学びにも考えるところが多々あったようです。
ぜひまたいろいろな経験をつんで、これからに活かして欲しいと思います。 
 

左から 指導された山本あつし先生、デザイン学科1年生田中美澪さん、寺口絵理香さん、
酒向美羽さん、デザイン学科グラフィックコース2年生の長岡夏帆さん

 
 
投稿:中村(企画広報部)
 


2019年10月21日

「声はアートだ!!」声優学概論

今年も朝日・大学シンポジウム 大阪芸術大学声優学概論「声はアートだ!!」が先日10月14日(月・祝)にNHKホールで開催されました。
 

2011年に第1回が開催されてから、今年でもう8回目となりました。
毎年、多数のお客様にご来場いただいています。
 

第1部は、日々”声”を使うことを学ぶ学生達のパフォーマンス!朗読劇です。
トップバッターは短期大学部メディア・芸術学科 声優コースの学生たちによる、のぶみ作『いのちのはな』。

   

続いて、グリム童話のお話しから『怖がることを覚える為に旅に出た男の話』

『遥かなるアメリカ~モンロビアサナトリウム篇~』
声優学概論では何度か上演されている「遥かなるアメリカ」。今年はその後のサナトリウムでの物語りが初めて上演されました。

そして、アテレコ実習の模様を紹介しました!
授業風景さながらのアテレコがステージで再現され、日々どんな学びをしているかを見ていただけたのではないでしょうか。

そして最後は恒例となった群読『外郎売り』
外郎売りは、アナウンサーや声優、演劇など声を扱う仕事をされる方などの滑舌(かつぜつ)練習として有名です。

「外郎売」とは歌舞伎の演目で、小田原の「透頂香(とうちんこう)」(通称、外郎ういろう)とういう薬を売り歩く長い長い口上が、この演目の『外郎売り』です。

毎年、長いセリフと共に、身体全体をつかってどう表現するか。学生たちが自分たちで考えてパフォーマンスを行います。
 
 
 

第2部。
今年は「声優の若手たち」ということで、大阪芸術大学及び短期大学部の卒業生も出演!
がんばっている若手のみなさんの現在のお仕事などを紹介いただいきました。

卒業生のみなさん 左から 祖山桃子さん、奥谷楓さん、清水健佑さん、小泉萌香さん、櫻井慎也さん

 

そして!ラストを飾る「花形声優達のシンポジウム」

ハイジ(アルプスの少女ハイジ)やコロ助(キテレツ大百科)の声でお馴染み、放送学科教授の杉山佳寿子先生、「秘密のケンミンSHOW」や「世界の果てまでイッテQ!」ナレーションの真地勇志先生、槇村香(シティーハンター)、ロボコン(燃えろ!!ロボコン)役の伊倉一恵先生、金田一一(金田一少年の事件簿)、スポンジ・ボブ(スポンジ・ボブ)を演じる松野太紀先生、たまちゃん(ちびまる子ちゃん)やキッコロ(モリゾーとキッコロ)役の渡辺菜生子先生、そして、ゲストにはドンキーホーテ・ゴフラミンゴ(ONE PIECE)やマスオ(サザエさん)役の田中秀幸さんが登壇されました。
これに若手達も参加し、これからの「声たち」の可能性について話し合いました。
 
 
 
恒例のサプライズ企画も若手たちも加わり一段と大盛り上がり。
大盛況の中で終了いたしました。
 

ご来場いただきました皆さま、ありがとうございました!
 
 
 

投稿:中村(企画広報部)


2019年10月2日

今年も開催しています!MIO HALLOWEEN♪

いよいよ10月です。
本日のブログは、今年も開催!MIO HALLOWEENのご紹介です。

 

JR天王寺駅 東改札口前のMIOのショーウィンドウは学生デザインのHALLOWEEN仕様♪

天王寺にあるショッピングモール「天王寺ミオ」で、デザイン学科の学生がイベントを企画・参加しているMIO HALLOWEENが、9月下旬から早くもスタートしています。
年々パワーアップしており、9月に開催したイベントから既に大人気!
ワークショップ会場を取材してきました。

今年のワークショップ『paper lantern』『shall we mask?』
 
『paper lantern』
ハロウィンにかかせないランタンを日本風に提灯で!オリジナルにデコレーションをして、世界にひとつだけのランタンを作ります!

『shall we mask?』
昨年も大人気だったオリジナル仮面作りがさらに進化して登場♪こちらもオリジナルの仮面で仮装気分を味わうことができます。

 

今年のフォトスポットは2パターン!
雲の上の世界と下の世界。不思議な世界が繋がります。これ以外にも魔女の帽子やマントなども用意されていて、いろんな写真が撮影できますよ♪

そして10月1日からはいよいよハンコラリーがスタートします!全部のモンスターを集めると、景品がもらえます!
この景品、学生デザインのものようなのですが・・・残念ながらこちらは現物写真がありません!貰ってのお楽しみです♪

ミオ本館6階ではライブペイントも開催。10月下旬にはフェイスペイントも実施します!
イベント予定を確認して、ぜひ遊びにお出かけください♪

MIO HALLOWEEN 2019
【期間】2019年9月20日(金)〜10月31日(木)
【場所】本館6F スパイラルスクエア 他
イベント詳細はMIOのページをご確認ください→こちら
 
 
投稿:中村(企画広報部)