2019年12月25日

あべのハルカスにストリートピアノが登場! クリスマスコンサートで芸大生が演奏

 開業5周年を迎えた「あべのハルカス」の地下1階「時計の広場」に、期間限定(12月13日(金)~29日(日))でストリートピアノ¨LovePiano¨が設置されています。

 21日(土)に「あべのハルカス・クリスマスコンサート」が開催され、あべのハルカスで働く方や、近鉄沿線の大学生が出演しました。本学からは演奏学科2年生の北林 昇真(きたばやし しょうま)さんがクリスマス曲を披露しました。

 当日は、クリスマス直前の土曜日昼下がりの時間帯で、多くのお客様がストリートピアノの前を行き来していましたが、彼が演奏を始めると足を止め、演奏を聴き入っている方が多くいました。立ち止まって聴かれたお客様は、クリスマスの雰囲気を味わって頂けたと思います。

 演奏した北林さんは、演奏後に「司会者から曲が紹介されると「知っている!」と多くの方が足を止めて聴いてくださり、楽しく演奏することが出来ました。ストリートピアノ一つで楽しい場が生まれ、交流の場になることは素晴らしいと思います。」と感想を語ってくれました。

 街中にストリートピアノが設置されているのをよく見かけますが、本学学生が演奏していましたら、お聴き頂ければと思います。

 

[当日、演奏した曲]
・戦場のメリークリスマス 坂本 龍一
・楽しみを希う心 マイケル・ナイマン

 

(報告者 就職課 川村)


2019年12月9日

「SANTA’S FACTORY」EXPOCITYに立体迷路が登場!

12月に入り街中はクリスマスモード、先週は大学もクリスマス週間でしたね。

実は、学外でも学生たちの企画のイベントがスタートしています。

産学連携プロジェクトEXPOCITY(三井不動産)×大阪芸術大学『SANTA’S FACTORY』
吹田市にある、EXPOCITY 空の広場には、先月末からデザイン学科の学生たちによるファンタジー空間が登場しています。
 
 

 
この企画は、三井不動産株式会社との産学連携プロジェクトで、EXPOCITYにある「空の広場」の空間を、学生たちが考え企画するというものです。
3年生のデザインプロジェクトという授業で取り組んできましたが、4月からグループに分かれて企画を考え、プレゼンを経て修正。意見をいただいた後、再度提案を練り直し、企画をまとめてきました。

 
 

最終案では広場全体をプレゼント工場のあるクリスマスのもり(森)にみたてました。立体迷路になっている空間には、サンタ・ファミリーのとある一日のオリジナルストーリーが描かれています。
 

物語のパネルにあるQRコードを読み取ると、オリジナルストーリーを読むことができ、迷路を進むと光るプレゼントボックスの山や、サンタクロースのソリが出現、EXPOCITYのクリスマスツリーとあわせて空間を楽しめるように企画しました。
 
 

 
昼間は緑と、赤いブックパネルが目を引くかわいい空間で、夜にはライトアップもされます。
実はこの迷路にあるライトアップ、学生たちのもう一工夫があるのです。
 
 
EXPOCITYにある日本一の観覧車といわれるOSAKAWHEEL。
ここから見下ろすと広場のイルミネーションが「EXPO」という文字が浮かび上がるように設計されているのです!
 

ぜひ、上空からもみてください!

 
クリスマスまでお楽しみいただけますので、ぜひお立ち寄りください♪
 
 
産学連携プロジェクトEXPOCITY(三井不動産)×大阪芸術大学
『SANTA’S FACTORY』

会期:2019年11月30日(土)~12月25日(水)
会場:EXPOCITY 空の広場 大阪府吹田市千里万博公園2-1
時間:10:00~23:00 [ライトアップは17:00~]
 
 
投稿:中村(企画広報部)


2019年11月21日

ジブンの可能性が目を覚ます!?

本日のブログは、先週からスタートした展覧会「わたしぼくデザイン」のご紹介です。
 

 
想像力をデザインする体験型エンターテインメント「わたしぼくデザイン」
これはデザイン学科の特徴的なカリキュラムである、ハイパープロジェクトの1つとして生まれたものです。ハイパープロジェクトでは、コース、学年の枠を越えてひとつの目的に向かって取り組んでいます。今回はそこにさらに学科の枠も越え、アートサイエンス学科の学生も合流。一緒につくり上げた展覧会です。
 

誰の中にも眠る「想像する力」をとりもどす「きっかけ」がたくさん用意されています。
普段の感覚や想像とは違う反応があった時、何かの感触、感覚で心の奥にある昔の記憶が呼びおこされそうになる時・・・。
自分の完成を研ぎ澄まして、眠っていた想像力でジブンの新しい可能性が目覚めるかもしれません!?
 

違和感スイッチ:普段の感覚を揺さぶられる体験 からだの記憶:自分の過去にもどる体験

 
なので、展覧会から感じることは人それぞれ。一人でじっくり感じてみるのもよし、仲間と感じるものを話しあいながら進むも良し。一枚のチケットで何度でも来場できるので、体験してください。来場するたびに新しい発見がみつかります。
ジブンの中の「想像する力」を取り戻し、あなたが主役の体験をデザインしてみてください!
 

からだの記憶:からだが覚えていること? 本の部屋:直感的に見つけたページは・・・?

デザインは近年、「モノ」のデザインだけではなく、体験や経験などの「コト」へとシフトしつつあります。今回の展覧会も鑑賞するデザインから体験するデザインへ。かつそれをどうデザインして表現するかという取り組みです。
誰かの個人の作品というのはありません。だれかの発送が他の人の次ぎのアイデアになり展示に発展しました。
 
 

初日には「拡張するデザイン」というテーマでオープニングトークも開催されました。

キーノートスピーチでは、公益財団法人日本デザイン振興会理事で事業部長の矢島進二さんより、今のグッドデザイン賞現場から、デザイン界の変化などをお話しいただきました。
 
「モノ」のデザインに対してのカテゴリーはもちろんですが、様々な要素をまたがったものが受賞しているおり、デザイン界を物語っているとおっしゃられました。
カテゴリーもNPO法人の取り組みやビジネスモデルなどの多様に渡っているそうです。

その後、デザイン学科学科長の高橋善丸先生、国立民俗学博物館特別客員教授の辻邦浩さん、デザイン学科教授の清水柾行先生も加わり、クリエイティブの可能性や、教員の立場から教育の現場でのデザインの学びをトークされました。

ここでもやはり、「体験」という形のないものへの重要性のお話しがでました。デザイナー(制作者)ではなく、ユーザーや社会へ視点を移すことが重要になっていきているようです。
 

2025年の大阪・関西万博も決定しました。テーマは、「いのち輝く未来社会のデザイン(Designing Future Society for Our Lives)」未来社会のデザイン(Designing Future Society for Our Lives)」とのこと。
これからのデザインを考えるきっかけとして、ぜひこの展覧会でなにか「きっかけ」を見つけてください!

  
 
「わたしぼくデザイン」体験型デザインエンターテインメント
2019年11月12日(火)~12月1日(日)※月曜日休館
11:00~19:00(入場は18:30まで)
あべのハルカス24F 大阪芸術大学スカイキャンパス
入場料:一般¥1,000- 学生¥500-
    中学生・高校生・大阪芸術大学グループ学生:無料
詳細WEBでご確認ください⇒「わたしぼくデザイン
 
 
投稿:中村(企画広報部)


2019年11月9日

音楽学科・演奏学科の学生によるオータムコンサートVol.3

本日のブログは先日開催されましたコンサートの模様をお伝えします♪

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11月5日(火)19:00 開演。
大阪芸術大学 演奏学科と音楽学科の学生による「オータムコンサート Vol.3」がヤマハミュージックリテイリング、大阪なんば店にて開催されました。

 

株式会社ヤマハミュージックリテイリング様の主催で開催されました。

オーディションにより選ばれた9名の学生が出演、ピアノソロ、連弾などを演奏して満席の会場を沸かせました。

この日は古典派、ロマン派、フランス物、近現代の楽曲と大変幅広いプログラム。日頃の研鑽ぶりが窺える曲選びです。
オーディションによって選考された学生達は、日頃のレッスン、個人練習を通じて楽曲を磨き上げ、更に、実際のドレスを着用して行うドレスリハーサル、当日同様の擬似本番など体験を経て、コンサートの日を迎えました。

 

持てる力をしっかりと発揮した学生達。
演奏を終え、とても自信をもったような笑顔が印象的です。

観客席からの暖かい拍手をいただくことで、日々の努力が報われていました。
学生たちにとって、大きな一歩となるコンサートとなりました。
 
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報告:大阪芸術大学演奏学科


2019年11月6日

まちデコールでコラボ参加♪

家具、インテリア、雑貨など暮らしに関わる店舗や企業が連携し、大阪の街全体を会場とするデザインイベント「まちデコール」が10月に開催されました。

2019年の「まちデコール」の開催テーマは「GROOVING INTERIOR -家を遊ぶ-」
7回目となった今年、トーヨーキッチンスタイル大阪ショールームさんとコラボで、展示をさせていただきました。

参加したのはデザイン学科の有志学生で結成されたデザインプロデュースTeam。

「TOYO KITCHEN STYLE×大阪芸大デザインプロデュースTeam」
展示のテーマは「Re:PRICE!」

ショールームにあるプライスタグ。何かを買うときには、そこに並ぶ数字を目で追いながら心の中で数えて、購入するかどうかを判断します。「もう一つ”0(ゼロ)”がなければなぁ~。」なんて事もあるのではないでしょうか。
そんな価格も、重要なデザインの一部と考え、同等の別の者に置き換え、グラフィックで見せることで、価値の見え方をデザインできるのでは?というチャレンジです。

元々、ショールームで検討しにこられたお客様にセールストークで社員の方がつかわていたところからヒントを得たそうです。
キッチンを検討にこられたご夫婦。奥様がキッチンを気に入られてもだんな様は高いよね~。そこで、ご主人の車はおいくらですか?同じ位ですよ~。なるほどね~。と納得せざるを得ないという具合です。

でも、そこは大阪芸大生なので決して想定できない置き換えがあるわけで…

このキッチンのプライスは置き換えると

なんと、左はキリン1頭分!! 右はフラミンゴ7羽分

他にも

映画が何回観れる?

これってこんな値段!?

など、いろいろなプライスカードが並びました。

今回の展示は1年生を中心に11人で19作品。
実際には制作期間は1週間しかなく、7月に一度下見の機会があったものの、スケジュールの都合で参加できなかった学生は実際のキッチンをみないまま制作に入った学生もいたとのこと。
モチーフの選び方や、プライスカードにどう表現するかに苦労したそうです。
 
みんなが考えるプライスの「置き換え」と、考えたことのない「置き換え」を見た時のお客様のリアクションの差があって、反応はいろいろ楽しいですとショールームの方もお話されていました。
 
デザイナーとして、価値を置き換える発想力。
参加したのはほとんどが1年生で、これからのコース選択や学びにも考えるところが多々あったようです。
ぜひまたいろいろな経験をつんで、これからに活かして欲しいと思います。 
 

左から 指導された山本あつし先生、デザイン学科1年生田中美澪さん、寺口絵理香さん、
酒向美羽さん、デザイン学科グラフィックコース2年生の長岡夏帆さん

 
 
投稿:中村(企画広報部)