2021年3月29日

演奏学科卒業演奏会&大学院修了作品演奏会

3月14日、日曜日。青い空が広がった大阪城公園近くのいずみホールにて大阪芸術大学卒業演奏会と大学院博士課程[前期]修了作品演奏会が開催されました。
学部卒業生15名と大学院修了生3名、それぞれピアノ、声楽、管弦打の専攻生たちによる今までの学びの集大成とも言えるコンサートです。


新型コロナウイルス感染予防対策として会場、音楽マネージメント、大学と相互連携をとり、お客様の人数、座席配置、換気、検温、消毒を徹底。
また出演者も検温、手指消毒は勿論のこと、食事の環境などにも気を配っての演奏会でした。

 

演奏会はとても音楽的に充実した内容となりました。出演者の在学中の研鑽が音楽を通じて感じられ、少ない人数のお客様ではありましたが、大変熱のこもった拍手をいただきました。

  

ウィーンの学友協会を模したという美しいホールの中、ひたむきで、真摯な、若い情熱にあふれた演奏が続き、大阪芸術大学の演奏学科、および大学院の学生の層の厚さをも感じる演奏会でした。

 

コロナで、舞台芸術は表現の機会を失いがちです。
そのような時にいずみホールという響きも素晴らしいホールにて卒業演奏会および修了作品演奏会が開催されたことは喜びであり、卒業生のみならず学科全体にとっても大きな励みとなりました。
頑張っていればこういう演奏の機会は必ずある、来年も、再来年も…と、今後の大学での学びの刺激ともなる大きな意義を持ったコンサートでした。

 

投稿:演奏学科合同研究室(文責:仲道祐子教授)


2021年2月15日

大阪芸術大学 大学院生によるグリーティング・コンサート

1月29日金曜日、ヤマハミュージック大阪なんば店2Fサロンにて「大阪芸術大学 大学院生によるグリーティング・コンサート」が開催されました。

 

出演者は6名。
ピアノ、声楽、管楽器の前期課程大学院生達です。
一人約13分という時間をプログラミングし、自分たちで全体のプログラム構成も考えてコンサートを作り上げました。

 

1人ずつ、たっぷりと演奏できる時間配分のため、出演者それぞれの個性が存分に発揮され、音楽の成熟度も聴き取れ、非常に密度の高い、充実したかつ濃厚なコンサートとなりました。

 

 

この日はまだ緊急事態宣言発令中であったため、20時には演奏会が全て終了するように時間を早めての開演でした。
お客様も大学関係者と出演者のご家族のみと制限。
また密にならないゆとりある楽屋配分など、ヤマハ様にもご配慮をいただきました。


コロナ禍の中、ホールで演奏する機会は激減しています。
ですが、演奏家にとって、そして音楽を勉強する過程の大学院生にとって、人前で演奏する機会はどれだけ貴重なことでしょう。
演奏家として本番でしか得られない経験があります。
経験を重ねることによって音楽が成熟します。
それが、音楽家にとって、大学院生達にとってはまさに宝物です。
生の音楽の魅力、ホールでの洗練された響き、それらの素晴らしさをも再認識し、公の場にて演奏したいという意欲を刺激されたコンサートとなりました。


投稿:大学院演奏研究室(文責:仲道祐子教授)


2020年10月22日

生駒「高山竹あかり」 幻想的な空間をお楽しみください

奈良県生駒市にある高山竹林園で、10月11日(日)に「高山竹あかり」が行われました。
当初は、前日の10日(土)も含め2日間の開催予定でしたが、台風の影響で1日のみの開催となりました。


高山竹林園は、生駒高山の地の伝統ある竹製品(茶せんなどの茶道具)をPRするとともに地場産業の一層の振興を図るために作られた施設です。
この「高山竹あかり」会場には、本学工芸学科教授の長谷川 政弘先生の制作物を展示していました。
秋の夜、長谷川先生の制作された竹の造形物と灯りか創り出す幻想的な空間を感じることができました。

今年は写真で鑑賞して頂き、ぜひ来年は現地で幻想的な空間をお楽しみ頂ければと思います。

 

  

 

 

(報告者 就職課 川村良広)

 


2019年12月25日

あべのハルカスにストリートピアノが登場! クリスマスコンサートで芸大生が演奏

 開業5周年を迎えた「あべのハルカス」の地下1階「時計の広場」に、期間限定(12月13日(金)~29日(日))でストリートピアノ¨LovePiano¨が設置されています。

 21日(土)に「あべのハルカス・クリスマスコンサート」が開催され、あべのハルカスで働く方や、近鉄沿線の大学生が出演しました。本学からは演奏学科2年生の北林 昇真(きたばやし しょうま)さんがクリスマス曲を披露しました。

 当日は、クリスマス直前の土曜日昼下がりの時間帯で、多くのお客様がストリートピアノの前を行き来していましたが、彼が演奏を始めると足を止め、演奏を聴き入っている方が多くいました。立ち止まって聴かれたお客様は、クリスマスの雰囲気を味わって頂けたと思います。

 演奏した北林さんは、演奏後に「司会者から曲が紹介されると「知っている!」と多くの方が足を止めて聴いてくださり、楽しく演奏することが出来ました。ストリートピアノ一つで楽しい場が生まれ、交流の場になることは素晴らしいと思います。」と感想を語ってくれました。

 街中にストリートピアノが設置されているのをよく見かけますが、本学学生が演奏していましたら、お聴き頂ければと思います。

 

[当日、演奏した曲]
・戦場のメリークリスマス 坂本 龍一
・楽しみを希う心 マイケル・ナイマン

 

(報告者 就職課 川村)


2019年12月9日

「SANTA’S FACTORY」EXPOCITYに立体迷路が登場!

12月に入り街中はクリスマスモード、先週は大学もクリスマス週間でしたね。

実は、学外でも学生たちの企画のイベントがスタートしています。

産学連携プロジェクトEXPOCITY(三井不動産)×大阪芸術大学『SANTA’S FACTORY』
吹田市にある、EXPOCITY 空の広場には、先月末からデザイン学科の学生たちによるファンタジー空間が登場しています。
 
 

 
この企画は、三井不動産株式会社との産学連携プロジェクトで、EXPOCITYにある「空の広場」の空間を、学生たちが考え企画するというものです。
3年生のデザインプロジェクトという授業で取り組んできましたが、4月からグループに分かれて企画を考え、プレゼンを経て修正。意見をいただいた後、再度提案を練り直し、企画をまとめてきました。

 
 

最終案では広場全体をプレゼント工場のあるクリスマスのもり(森)にみたてました。立体迷路になっている空間には、サンタ・ファミリーのとある一日のオリジナルストーリーが描かれています。
 

物語のパネルにあるQRコードを読み取ると、オリジナルストーリーを読むことができ、迷路を進むと光るプレゼントボックスの山や、サンタクロースのソリが出現、EXPOCITYのクリスマスツリーとあわせて空間を楽しめるように企画しました。
 
 

 
昼間は緑と、赤いブックパネルが目を引くかわいい空間で、夜にはライトアップもされます。
実はこの迷路にあるライトアップ、学生たちのもう一工夫があるのです。
 
 
EXPOCITYにある日本一の観覧車といわれるOSAKAWHEEL。
ここから見下ろすと広場のイルミネーションが「EXPO」という文字が浮かび上がるように設計されているのです!
 

ぜひ、上空からもみてください!

 
クリスマスまでお楽しみいただけますので、ぜひお立ち寄りください♪
 
 
産学連携プロジェクトEXPOCITY(三井不動産)×大阪芸術大学
『SANTA’S FACTORY』

会期:2019年11月30日(土)~12月25日(水)
会場:EXPOCITY 空の広場 大阪府吹田市千里万博公園2-1
時間:10:00~23:00 [ライトアップは17:00~]
 
 
投稿:中村(企画広報部)