2022年10月13日

生駒「高山竹あかり」 幻想的な空間をお楽しみください

今年も奈良県生駒市の高山竹林圓に行ってきました。
10月8日(土)・9日(日)に、毎年恒例の「高山竹あかり」が行われました。
高山竹林園は、生駒高山の地の伝統ある竹製品(茶せんなどの茶道具)をPRするとともに地場産業の一層の振興を図るために作られた施設です。

この「高山竹あかり」会場には、本学工芸学科教授の長谷川 政弘先生(金属造形作家)がデザインした竹の造形物が数多く展示していました。
会場では、作品展示だけではなく、演奏会、各種体験教室や特産品販売も行われていました。

秋の夜、長谷川先生の制作された竹の造形物と灯りか創り出す幻想的な空間にいることで、暑い夏の終わりと秋のはじまりを感じることができました。

今回はその一部を写真で鑑賞して頂きたいと思います。


 

 

  
 

(報告者 就職課 川村良広)


2022年9月29日

こんどはトンネルの中で演奏会を開催します

~旧生駒トンネルで響く!大阪芸術大学生による演奏会~

 

2022年3月に近畿日本鉄道とコラボで観光特急「青の交響曲(シンフォニー)」の車内でコンサートを開催しました。
今回は、近鉄奈良線で以前に使用されていた旧生駒トンネル内(大阪府東大阪市~奈良県生駒市)で演奏会を開催します。

旧生駒トンネルは、近畿日本鉄道の前身である大阪電気軌道が1914年(大正3年)に開通させた、当時の複線標準軌式トンネルでは日本最長の3.388mのトンネルです。
生駒山脈を貫通して大阪~奈良を最短距離で結びました。
1964年(昭和39年)に新生駒トンネルが開通したため、使用されなくなりました。
この旧生駒トンネルは、2009年2月に経済産業省より「近代化産業遺産」に認定されています。
この歴史ある場所で、本学演奏学科ブラスオーケストラのメンバーが、ルパン三世のテーマ、となりのトトロメドレー、サウンドオブミュージックよりメドレーなどを演奏します。
ぜひ、なかなか聴くことのできないトンネル内での演奏と、「近代化産業遺産」に認定された旧生駒トンネルをお楽しみいただければと考えています。

この演奏会は、近畿日本鉄道の旅行商品として発売されます。
詳しくは、近畿日本鉄道のホームページをご覧ください。

 

・開催日 2022年11月12日(土) 

・募集人数 第一部 70名(最少催行人員50名)

      第二部 70名(最少催行人員50名)

・行程 近鉄各駅~近鉄奈良線石切駅…旧生駒トンネル(演奏会)…近鉄奈良線石切駅~近鉄各駅

  • 10:30集合 演奏会 11:00~12:00
  • 13:30集合 演奏会 14:00~15:00

・旅行代金 大人12,000円、小人9,600円

      ※旅行代金には、近鉄往復運賃、演奏会費用、諸税および諸費用を含みます。

・申し込み WEBのみで、近鉄ホームページ上「おすすめのツアー」ページにて、9月28日(水)

      10:00から受付を開始します。
 

 

(報告者 教務課 植村悦和・就職課 川村良広)


2021年11月11日

ヤマハミュージック×大阪芸術大学 オータムコンサートVol.5

10月29日、金曜日。四ツ橋にあるヤマハミュージック大阪なんば店2Fサロンにて、大阪芸術大学、演奏学科の学生による「オータムコンサート」が開催されました。

 

このコンサートは今年で5回目を迎えます。毎年、学内オーディションが夏にあり、その難関を突破した学生のみが出演できるコンサートです。今年の出演者は10名。ベートーヴェンなど古典派のソナタ、ロマン派の作品、ヒナステラ、ラヴェル、ショスタコーヴィチなど近現代の作品まで、バラエティに富んだ楽曲の演奏が披露されました。

 

 

今回も、会場の席は普段の約半数、ゆとりのある贅沢な座席配置です。

 

会場入り口では、マスク着用、アルコールによる手指消毒のお願い、更に検温を実施いたします。チケットにはご連絡先をご記入いただいたり、と感染症対策にも細やかに気を配ります。ホール入り口では、美しいお花がお客様をお出迎えです。


こうして、一つ一つのプロセスを経て、いざ、ホールの中に入っていく時の気持ち。楽しみな気持ち、これから待っている時間への期待。長い自粛期間を経た後には、こうしたことがとても新鮮に感じられます。

ゆとりある座席配置ではありますが、客席はほぼ満席でした。こうした熱気ある空間の中で繰り広げられていく熱演。お客様と演奏者とが共に感じることとなった一体感。懐かしくもあり、嬉しくもあり、大きな喜びを感じる一時間半となりました。

 

出演者たちは、厳しいオーディションを突破して、個人レッスンにてさらに研鑽を積みました。本番2週間前には、大学内のホールを使っての「ドレスリハーサル」もあります。本番さながらに衣装をつけ、演奏し、ピアノ担当の先生たちによるアドバイスを受けます。こうして、念入りに準備した時間を経たからこそ、到達できる本番の境地。この経験が、学生たちにとって更なる一歩、より深い音楽の世界への入り口とつながっていきますように。

 

投稿:演奏学科合同研究室(文責:演奏学科教授 仲道 祐子)


2021年10月25日

大阪芸術大学大学院生によるグリーティング・コンサート

空高く、気持ちの良い秋の一日。10月15日、金曜日。
ヤマハミュージック大阪なんば店の2Fサロンにて、大阪芸術大学大学院生による「グリーティング・コンサート」が開催された。


声楽、作曲、管楽器、打楽器、ピアノの大学院生達8名が出演し、日頃の研鑽の成果を披露した。
曲目は、ヘンデルなど古典のアリア、シューマンなどロマン派の歌曲やピアノ作品、ラフマニノフなど後期ロマン派の作品、更にヒナステラなどの近現代のピアノ曲や中田喜直や香月修による日本歌曲まで。幅広い時代の曲を並べた聞き応えのあるプログラムである。
それぞれの個性が感じられ、勉強の充実ぶりをうれしく聴くことができた密度の濃い一時間半のコンサートとなった。

 

会場はヤマハのサロン。エントランスには美しい花を飾ってくださり、華やかな気分を盛りあげてくれている。

 

コロナ対策も万全に。お客様全員に検温と手指消毒をお願いした。

プログラムもすぐ配布できるように準備済み。会場の中では楽器とホールの最終チェックを。
大学院と演奏学科の副手達がお客様を笑顔で出迎えた。

 

世の中は緊急事態宣言が明け、通常の生活が戻ってきつつある。
しかしながら、まだまだ音楽の世界の活動の場は以前と同様とは言い難い。
発表の場としては、延期になっていたコンサートがようやく本番を迎えるようになり、お客様も通常人数ホールには入れるようになったのだが、実際コンサートにお運びくださるお客様は多くはない。
そうした世の中の動向の中、こうして、無事にコンサートの日を迎えることができたことは大きな喜びである。

  

 

演奏家は、本番で弾くことこそが本来あるべき姿である。
そして、本番を通じてしか学べないことも多い。大学院生たちにとっては貴重な経験を積む機会となり、いらしてくださった多くのお客様と音楽の喜びを分かち合う一日となった。

 

 

投稿:大学院演奏研究室(文責:仲道祐子教授)


2021年10月21日

生駒「高山竹あかり」 幻想的な空間をお楽しみください

今年も奈良県生駒市にある高山竹林園で、10月9日(土)・10日(日)に「高山竹あかり」が行われました。高山竹林園は、生駒高山の地の伝統ある竹製品(茶せんなどの茶道具)をPRするとともに地場産業の一層の振興を図るために作られた施設です。

この「高山竹あかり」会場には、本学工芸学科教授の長谷川 政弘先生(金属造形作家)がデザインした竹の造形物が数多く展示していました。会場では、作品展示だけではなく、演奏会、各種体験教室や特産品販売も行われていました。

秋の夜、長谷川先生の制作された竹の造形物と灯りか創り出す幻想的な空間を感じることができました。

今回はその一部を写真で鑑賞して頂き、ぜひ来年は現地で幻想的な空間をお楽しみ頂ければと思います。


(報告者 就職課 川村良広)