みなさんこんにちは!
最近は皆既月食や流星群が見られたりと天体ショーウィークでしたね!!
放送学科も先週は実習発表会ウィーク!だったんです☆
今回は数ある発表会の中から「アナウンス実習2」の実習発表会にお邪魔しましたよ♪
アナウンスコースは、制作、広告、声優とともにある放送学科のコースのひとつ。
アナウンサーやナレーター、ラジオDJなどテレビやラジオを中心に情報の語り手として、聞きやすく、しかも魅力的で個性溢れる声と語りを身につけるために勉強しているコースです!
実習発表会では、アナウンスコース担当の先生である小堀先生のクラスと小山先生のクラスが、ニュース番組の再現、ラジオドラマや朗読の上演、生アフレコなど、これまで勉強してきた成果を存分に披露していました!
前半の小堀先生のクラスは全体を通じて、明るく楽しい雰囲気。後半の小山先生のクラスはおしゃれな喫茶店の雰囲気を醸し出した発表でした。ちなみに発表会の脚本、映像、照明のスタッフもほぼ全てアナウンスコースの学生が担当しているんですよ!!
ニュースでは一体何が起こったのかを正確に、かつ分かりやすく。
ラジオドラマや朗読、アフレコは登場人物達の気持ちを精一杯表現していました。
効果音やBGMも使って雰囲気作りを工夫したり…、目を閉じて聞いていると頭の中にイメージが湧いてきます!たまにお笑いの要素も入ったりして会場から笑い声が聞こえたりといった場面も♪
実習発表会は成果を披露するだけでなく、アナウンス技法や表現方法など新しく得るものもたくさんあったと思います。
発表会を通じて学んだことを生かしてこれからも頑張ってくださいネ☆
アナウンスコースの皆さん、お疲れ様でした!!
投稿:堀岡志乃(放送学科)

10月8日(土)から10月29日(土)まで、大阪なんばにあるギャラリーCASで、KOSUGI+ANDO「遷移状態」が行なわれていました。この展覧会のキュレーターは室井絵里さん(文芸学科83卒)です。室井さんはインデペンデントキュレーターとして、いままで数々の現代アートの企画を行なってきています。今回はKOSUGI+ANDO「遷移状態」の展覧会をキュレーションしています。キュレーションとは近年特に使われるようになった用語で、企画の立案運営や資金収集まで、展覧会を作ることに大きく関わっている人を指します。また、キュレーターは、自らの視点でアートと社会に切り込み、アーティストと共に展覧会を社会に発信していく仕事でもあります。美術館や博物館の学芸員がそのような役割を果たしていますが、室井さんのように美術館などに属さず、インデペンデントキュレーターとして活躍している人もいます。
室井さんは現代美術の批評に関わり、数多くの美術雑誌等に展覧会批評を寄稿してきました。室井さんがKOSUGI+ANDOのキュレーションを行なってきたかを簡単に記述します。1980年代京都アンデパンダン展(京都市美術館)が行なわれており、そこで、KOSUGI+ANDOの作品を体験したそうです。絵画、彫刻、8ミリフイルムなど映像、音響の作品やアクション、パフォーマンス等は一般化していたとしてもインスタレーション形式の作品は日本では珍しかったと思います。京都市美術館一室を使用した林剛+中塚裕子のコラボレーションによるインスタレーション作品に筆者も驚かされました。絵画や版画、彫刻などの批評の現場にいた室井さんは、この目新しいインスタレーション形式の批評とはどのようにあるべきかと考え、それ以来このグループのキュレーションを続けておられるとの事です。
写真は、KOSUGI+ANDOさんとのトークと作品です。
赤塚不二夫先生の名を冠したこの賞は1974年下期に創設。ギャグ漫画を目指す作家の登竜門として、毎年半期に一度審査会が行われており、『キン肉マン』のゆでたまご先生も『トリコ』の島袋光年先生も赤塚賞を受賞してデビューされました。
また今月13日から20日まで、21-101展示スペースにおいてキャラクター造形学科三回生による『よしみクラス小森クラス合同展』が開催されます。
今回は漫画制作実習2のデジタル作品を展示。三回生の実習の成果をご覧いただければと思います。時間は10時から18時(最終日は13時20分まで)。
卒業生も在校生の頑張りに負けてはいません。河内長野市高向公民館で本年5月から月一回開催されている『小学生まんが道場』と『中学生漫画クラブ』の講師を06年度生の池本衣里さんが勤めています。
10日の午前中に行われた『小学生まんが道場』では4コマ漫画や来年の干支である龍の絵をつけペンで描いていました。池本さんの教え方がよかったのか、受講していたみんなの素質がよかったのか、とても上手な仕上がりでした。
さて、今日は放送学科3年生の「広告実習2」の授業にお邪魔しました!!
今年のテーマは『6ちゃんねる CM制作するんだがいい案が浮かばない件について』
学生を代表して、発表会のディレクターを務めている河名紫苑さんにインタビュー!
これは1940年半ばからフランスから興ったアンフォルメル(非定型の芸術)やアメリカから発生したアクション・ペインティング(運動や身振りの抽象絵画)などを源流とする抽象絵画に思えます。しかし、これなの絵画と根本的に異なる事があります。アンフォルメルやアクション・ペインティングは第二次世界大戦後人間の不条理を感じた芸術家達が理性的でクールな作品に疑問を抱き、人間のイメージ像の破壊であったり、即興性を重視した制作方法で自らの存在の探求や触覚を中心に置いた身体感覚での絵画制作が行なわれていました。
林さんの作品はこのような制作方法を取りながらも、社会状況も時代も文化も異なるこの日本で制作を続けているのには別な内容があると思われます。
これは制作方法の過程が「深層の言葉」であり、5色の色を重ねながら破壊していく過程に、色彩同士が反応し新たな色彩が発生するのを捉えようとし、そしてそこに新たな絵画言語「表層の言葉」が表れた時、手を止めるということです。作業手順は類似していますが内容は異なると思います。ヨーロッパ、アメリカのそこに行き着く歴史を考えると林さんの作品はキャンバスや絵の具、素材の状態に制作姿勢を委ねながら、作り手と作品の関係を対等に捉えているように思います。