2021年11月25日

あべのハルカス 天空のイルミネーション2021 はじまる

11月1日(月)、日本一高いビル「あべのハルカス」の16階に巨大なオブジェ「想いを届ける光の柱」が登場しました。
中央の高さ約10mの巨大な柱は、手をかざすとお客さまの想いや願いが天空に届くように、光が下から上へと流れる体験型のイルミネーションです。新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、非接触で光の動きをお楽しみいただけます。
この「想いを届ける光の柱」の点灯式が、11月1日(月)に行われて、本学演奏学科の学生による金管楽器の演奏が行われ、花を添えました。演奏曲は、「三匹の猫三楽章」です。
演奏に引き続き、司会者の「3、2、1 点灯~!」の合図でファンファーレを学生が演奏して無事に点灯しました。
この「想いを届ける光の柱」は、2022年2月28日(月)まで設置されていますので、あべのハルカスを訪れた際は、ぜひ16階に。そして、想いや願いを天空に届けてみませんか。

 

↑「三匹の猫三楽章」を演奏

 

↑「3、2、1 点灯~!」の合図でファンファーレを演奏

 

↑「想いを届ける光の柱」の前で記念撮影

【演奏者】
川本 志保さん  (4年生・トランペット)
篠﨑 唯奈さん  (4年生・トランペット)
長谷川 脩太さん (4年生・トランペット)
橋爪 亮太郎さん (3年生・トランペット)
岸本 千熙さん  (3年生・ホルン)
増田 響子さん  (3年生・ユーフォニアム)
村上 龍大さん  (4年生・トロンボーン)
尾﨑 遼さん   (3年生・トロンボーン)
新井 波瑠さん  (2年生・バストロンボーン)
竹谷 聡さん   (1年生・テューバ)

 

(報告者 就職課 川村良広)


2021年11月24日

「ツール・ド・熊野」開催ポスターを学生が制作しました!

みなさん、「ツール・ド・熊野」をご存知でしょうか?
「ツール・ド・熊野」は、世界遺産に登録されている、〈熊野古道〉を舞台に、例年5月下旬から6月上旬に4日間で開催される自転車競技、ロードレース大会です。
この度、主催のNPO法人スポーツプロデュース熊野から依頼を受けて、来年公開予定の「第22回ツール・ド・熊野」開催ポスターを本学学生が制作しました。
作品は複数の応募者の中から、最優秀賞として亀川來愛さんが選ばれ、先日大学で授賞式が行われました。
今年は新型コロナウイルス感染症の影響で、中止となりましたが、来年は開催される予定ですので、このポスターで多くの人にこの大会を知ってもらえる事を願っています。

「ツール・ド・熊野」について詳細はこちらをご覧ください。
https://www.tourdekumano.jp

最優秀賞
 大阪芸術大学 デザイン学科 グラフィックデザインコース 亀川來愛

優秀賞
 大阪芸術大学 デザイン学科 グラフィックデザインコース 阪野真子
 大阪芸術大学 デザイン学科 デジタルメディアコース   石川ひかり
 大阪芸術大学 デザイン学科 グラフィックデザインコース 志村 瞳

最優秀賞の亀川來愛さん

 

上段 左から NPO法人スポーツプロデュース熊野 実行員     堺 繁樹 様
       NPO法人スポーツプロデュース熊野 実行委員長代理 角口友紀 様
       デザイン学科講師 森 和弘 先生
下段 右から 阪野真子 さん
       亀川來愛 さん
       石川ひかり さん

 

(報告者 就職課 田中雅世)


2021年10月26日

全日本大学女子駅伝 壮行会!

本日、芸術情報センターアートホールにて、「第39回 全日本大学女子駅伝対校選手権大会」の壮行会が執り行われました。


大阪芸術大学女子駅伝部は、先日の関西予選で過去最高順位の2位を記録!
6年連続9回目の全国大会出場権を獲得しました。

 

昨年は、全国21位と、過去8回の出場の中で一番苦しい結果となった女子駅伝部。
その無念を晴らすべく、今大会に挑みます!

 
 

「全日本大学女子駅伝」は、10月31日(日)12時10分スタート!

弘進ゴムアスリートパーク仙台(仙台市陸上競技場)から、仙台市役所前市民広場までを駆け抜けます。

無観客開催のため、現地では応援ができませんが、全国ネット(日本テレビ系列)で正午より生中継されます。
みなさん、テレビの前での応援よろしくお願いいたします!

 

投稿:島田(学生課)


2021年10月6日

今年も「赤い羽根共同募金運動」はじまりました!

毎年10月からはじまる「赤い羽根共同募金運動」。今年もスタートしました。

「赤い羽根共同募金」は、高齢社会や人口減少社会が進行する今日、地域では子ども・障がい者・高齢者など誰もが安心していきいきと生活できる住み良い町づくり、ささえあう共生社会の実現が求められています。こうした状況の中、共同募金は、地域福祉を財源面から支える大切な役割を果たしています。

今年も「赤い羽根共同募金運動」ポスター、芸大生がデザインしました。今年は、デザイン学科2年生・山口 泉香さんの作品です。ポスターは公共施設や鉄道駅などに掲出されています。ポスターだけではなく、クリアーファイル、「共同募金会だより」表紙や、各種チラシに活用されています。

募金箱は、学内11号館・第一食堂、総合体育館・第二食堂、11号館事務局学生課に設置していますので、ぜひ皆さんの善意を入れてみませんか。

 

(報告者 就職課 川村良広)


2021年1月18日

今年もSMBC信託銀行大阪出張所で学生作品を展示しています

SMBC信託銀行大阪出張所(大阪市中央区道修町)の玄関フロア、応接室や会議室に本学学生の作品が展示されています。
2015年6月から本学学生の作品展示がはじまり、今回で5回目の展示替えとなります。
今回は、大学院生、学部学生の7名の学生が作品制作して展示を行いました。
これから1年間、銀行を利用されるお客様や社員の方々の目を和ませてくれることと思います。
 

「トルソ」塚本 将慈 (大学院芸術研究科 博士前期課程芸術制作(彫刻)2年生)
 空間の中の存在と、今は亡き存在の痕跡。
 まるで永い時間の中で消失した形を辿るように、まるでこれから育まれる形に触れるかのように。
 

「星空」髙瀬 美穂 (大学院芸術研究科 博士前期課程芸術制作(油画)1年生)
 好きな景色と白い花に囲まれた女性を描きました。
ありえない光景で夢の中の世界をイメージしました。
 

「share」都志 真優奈 (大学院芸術研究科 博士前期課程芸術制作(油画)1年生)
 食事は人々を楽しませてくれるものです。
 しかし、今は人と食べ物をシェアすることが困難な時代です。
そんな私たちに希望の光が差すことを願っています。
 

「Yo!」出村谷 幸子 (大学院芸術研究科 博士前期課程芸術制作(油画)1年生)
 変わってしまった日常だけど、変わらないものや変わってはいけない大切なものに気付く。
 いつものやつが『ヨッ!元気?』と声をかけてくれるだけで、自分を取り戻すことができる尊さ。
 そういうものを描きたいと思った。
 

「生命力」坂本 将 (芸術学部美術学科日本画コース4年生)
 今にも弾けそうなトウガラシの実、植物としての凛とした佇まいから感じ取ったものを素直に描きました。
 

「逍遥」野村 真尋  (芸術学部美術学科日本画コース4年生)
 ひらひら ゆらゆら きらきら 海を感じたい。
 

「夢中」喜多 美月 (芸術学部美術学科日本画コース4年生)
 お気に入りの音楽を聴く小さな友人の様子です。感動しているのか、心地が良いのか、音を体に取り入れるようにラジカセに耳を寄せる姿に純粋に美しさを感じました。
 

今回はこの7名の作品を展示していますが、前回展示していた作品をご覧になった方より「一目ぼれしました。是非この作品を側に置いておきたい」とのお申し出があり、1点ご購入の運びとなりました。
その作品は、美術学科日本画コース4年生・寺原 孝樹さんの作品「悠穩の眼差し< Traquil Mare >」です。

「悠穩の眼差し< Traquil Mare >」寺原 孝樹さん

作品を制作された寺原さんから、今回のことについて、次のような感想を頂いています。

作品が売れたことが初めてだったので、素直にうれしかったです。
ただ、それと同時に戸惑いも多く、特に自分の絵に値段をつけるということに難しさを感じました。
値段がつくということは、商品になるということですが、自分の絵に商品としての価値があるかなどということは考えたことがなかったので、その価値の有無という点においても不安がありました。
しかしながら、ご購入者にお会いして、自分の作品について語っていただき、気に入っていただけていることが伝わってきましたので、その不安もなくなりました。
また、今回のことで自分の制作に対する考え方も変わりました。
振り返ってみると、これまでは、ただ自分がつくりたいものをつくってきました。
自己表現と言う意味では間違ったスタンスではないと思うのですが、今は伝えたいことを伝えられる作品をつくることが重要だと考えています。
芸術である以上、万人受けを狙うより感性の合う人に響くものを生み出せればいいと思っていますが、自分の感性が作品を通して伝えられていないなら、その土俵にすら立てていないと言うことに気づきました。
今回の経験を通して、自分の制作スタンスが内向きから外向きに変わったという感覚があり、良い転換のきっかけになったと思います。
 

また、寺原さんは昨年末に第20回福知山市佐藤太清賞公募美術展において、「日本画の部佐藤太清賞」を受賞されています。
受賞された作品は、「帰路」です。ぜひ鑑賞してください。

「帰路」寺原 孝樹

SMBC信託銀行様には、本学学生の作品を展示させて頂く機会を作って頂き感謝しております。多くの方々に作品を鑑賞して頂けることは、学生にとっても本当に貴重な素晴らしい経験になっています。

 

(報告者 美術学科准教授 久世 直幸・就職課 川村 良広)