2023年10月12日

今年も「赤い羽根共同募金運動」はじまりました!

10月1日(日)から、「赤い羽根共同募金運動」がスタートしました。

「赤い羽根共同募金」は、高齢社会や人口減少社会が進行する今日、地域では子ども・障がい者・高齢者など誰もが安心していきいきと生活できる住み良い町づくり、ささえあう共生社会の実現が求められています。
こうした状況の中、共同募金は、地域福祉を財源面から支える大切な役割を果たしています。

昨年に引き続き今年も、「赤い羽根共同募金運動」ポスター、芸大生がデザインしました。
今年は、デザイン学科3年生・SHENG KAIXINさんの作品です。
ポスターは公共施設や鉄道駅などに掲出されています。
ポスターだけではなく、クリアーファイル、「共同募金会だより」表紙や、各種チラシに活用されています。

募金箱は、学内11号館・第一食堂、11号館事務局学生課に設置していますので、ぜひ皆さんの善意を入れてみませんか。


(報告者 就職課 川村良広)
 


2023年10月11日

【奈良県斑鳩町】いかるがの里・聖徳太子マラソン“ファンランの部”開催

10月9日(月・スポーツの日)、小雨の降る中、奈良県斑鳩町で「第1回いかるがの里・聖徳太子マラソン“ファンランの部”」が開催されました。

開催にあたり、斑鳩町よりバックパネル、ポスターやプログラムなどで使用されるデザイン制作の依頼をいただきました。
これを受けて、本学デザイン学科の授業「グラフィックデザイン研究」(高田雄吉先生)で取り組み、デザイン学科グラフィックデザインコース3年・泰地 唯香さんの作品に決定しました。

泰地さんによると、デザインのテーマとして、マラソン大会と一目でわかるように走っている人々をメインにして、力強さをイメージした赤色の明るい配色を使用、また走っている人々の中に聖徳太子を走らせ、楽しい雰囲気を表現したとのことです。

マラソン大会は、3キロと6キロのコースに分かれて、斑鳩町法輪寺近くの三井観光駐車場をスタート、ゴール地点として、コスモスの花が咲く中、ランナーは走っていました。

来年2月に開催予定の“マラソンの部”のデザイン制作も、本学デザイン学科で取り組む予定です。

↑ バックパネル

↑ バックパネルを前に開会式で斑鳩町長・中西和夫様よりあいさつ

↑ スタートには、斑鳩町マスコットキャラクター「パゴちゃん」も応援

↑ コースにはコスモスの花が咲いていました

↑ スタート近くの法輪寺

 

(報告者 就職課 川村良広)


2023年8月22日

昨年に引き続き近鉄トンネル内での演奏会を開催します

~今回は声楽アンサンブルです~
 

2022年11月に近畿日本鉄道とコラボで、近鉄奈良線で以前に使用されていた旧生駒トンネル内(大阪府東大阪市~奈良県生駒市)で演奏会を開催しました。

旧生駒トンネルは、近畿日本鉄道の前身である大阪電気軌道が1914年(大正3年)に開通させた、当時の複線標準軌式トンネルでは日本最長の3.388mのトンネルです。
生駒山脈を貫通して大阪~奈良を最短距離で結びました。
1964年(昭和39年)に新生駒トンネルが開通したため、使用されなくなりました。

この旧生駒トンネルを使用して、今回は学生たちによる声楽アンサンブルを披露します。
1914年(大正3年)に開通したこのトンネルと時を同じくして生まれた『文部省唱歌』。
共に多くの人々に愛され、時代と共に駆け抜けてきました。
未来に向かって走る学生たちが新しい息吹を吹き込む唱歌、童謡、愛唱歌。
響き豊かな空間で、心のタイムスリップのひと時を。
演奏曲は、「ほたるこい」「荒城の月」「汽車ぽっぽ」などです。

この演奏会は、近畿日本鉄道の旅行商品として発売されます。
詳しくは、近畿日本鉄道のホームページをご覧ください。
 

・開催日 2022年9月23日(土)、10月1日(土)
・募集人数 各日70名(最少催行人員50名)
・行程 近鉄各駅~近鉄奈良線石切駅…旧生駒トンネル(演奏会)…近鉄奈良線石切駅~近鉄各駅
9月23日(土) 13:30集合 演奏会 14:00~15:00
10月1日(土) 10:30集合 演奏会 11:00~12:00
・旅行代金 大阪難波駅から 大人6,180円、小人5,760円
      大和八木駅から 大人6,680円、小人6,000円
      京都駅から   大人7,140円、小人6,240円
      ※旅行代金には、近鉄往復運賃、イベント費用、諸税等を含みます。
      ※他駅からの設定もあります。
・申し込み 近鉄ホームページ上「おすすめのツアー」ページにて好評発売中です。

 
 

(報告者 就職課 川村良広)


2023年6月12日

″2022おおさか環境デジタルメディアコンテスト″で多数の学生が入賞しました

大阪府、豊かな環境づくり大阪府民会議主催の「おおさか環境デジタルメディア(デジタルポスター及び動画・写真)コンテスト」が昨年9月に実施されました。
このコンテストに本学学生が多数応募して、下記の学生が各賞に入賞しました。
募集作品のテーマは、「未来の地球のために、今、私たちにできること」で、脱炭素化社会を目指して「私たち一人ひとりが、暮らしやすい持続可能な社会をつくっていく」というメッセージを込められています。
5月12日(金)に、デザイン学科棟のプロジェクトラボで、デザイン学科の小林 文先生、山地 啓之先生から受賞者に対して表彰状と副賞が手渡されました。
これらの入賞作品は、アジア太平洋トレードセンター(ATC)をはじめ、コンテスト協賛企業のデジタルサイネージで放映される予定です。
入賞した作品をご覧頂いて、未来の地球を守るための一助となればと思います。
 

【動画部門】
最優秀賞 デザイン学科 井上 小太郎さん
「皆で節電」
ひとりひとりが節電を意識することの重要性をテンポよく耳に残るよう意識しました。
https://www.youtube.com/watch?v=h86weP5hMis


 

【デジタルポスター部門】
サイネージ形式 優秀賞 石川 美南さん
「絶滅危惧種」
最近、絶滅危惧種はものすごいスピードで増加していて、その中には、動物園や水族館でよく見ている身近な生き物がいる事を皆様に知って頂き、自分達が今何をできるか考えて欲しいと思い、この作品を作りました。


 

サイネージ形式 優秀賞 木村 ありすさん
「エコカエル俳句」
プラスチック容器のゴミ削減についての呼びかけを老若男女に馴染みやすい俳句で表現してみました。
地球が 若”ガエル” ように心を込めて詠みました。


 

サイネージ形式 優秀賞 野間 夏美さん
「A helping hand」
プラスチックゴミにより汚染された海を、溺れた人が助けを求める手に見立て、海がプラスチックごみに飲まれ溺れているようにイメージしました。
見た人が画面下部を見て危機感を感じるように意識して描きました。


※野間夏美さんの作品は、大阪府発行の大阪府下の小学校5、6年生の教材「おおさか環境科」の表紙としても使用されています。


 

サイネージ形式 大阪産(もん)賞 大坪 さくらさん
「マイ美学」
啓蒙ポスターには人々を批判する内容もありますが、それでは反感を抱く人も多いのではないでしょうか。『環境に配慮してもお洒落な自分』を演出し、気持ち良く行動に移してもらえるようなポスターを考えました。


 

サイネージ形式 大阪産(もん)賞 新谷 ひかるさん
「脱炭素社会へ。CO2排出量の実質ゼロを目指そう!」
気候変動や、温室効果ガスなどによって受けた影響を下に描き、それにより排出されたCO2を、吸収するものを上に描くことでカーボンニュートラルを表現しました。


 

ビジョン型式 優秀賞 岩﨑 珠唯さん
「使っていないコンセントを抜こう!」
使用していないコンセントを抜くことで、1世帯あたりで待機電力を年間約49%削減することが出来る。
二酸化炭素の排出量も年間約69kg削減することができ、ほんの少しのコンセントを抜くという行為が地球環境を守ることにつながる。


 

ビジョン型式 優秀賞 寺岡 凛さん
「氷上の住処」
海上に浮かぶ氷山が地球温暖化によって少なく、砕けていくことで3LDKだった豪華なペンギンの住処がものの数分で一匹立っているのも難しい住処に変わってしまった。
ペンギンが悲観している。
人に住処が快適になるのにつれ、その裏で犠牲になる生物がいると言う事を描いたポスター。


 

ビジョン型式 優秀賞 杉本 真希さん
「食のライフ」
食材を買うとき無意識に陳列棚の奥の方から取っていないだろうか。
手前に並ぶ食材の消費期限が迫り、廃棄されるかもしれない様子をゲームのライフゲージに例えて表現した。


 

ビジョン型式 大阪産(もん)賞 笠松 愛理さん
「シロクマの思い」
温暖化によって氷山が溶けて居場所が失われてしまったシロクマの悲痛な思いを表しました。


 

ビジョン型式 大阪産(もん)賞 坂口 真柚さん
「地球のバッテリー、使いすぎていませんか」
スマホのバッテリーが、消費する様子を地球の環境が徐々に汚染されているように描きました。


 

[大阪府・おおさか環境デジタルメディアコンテスト]
https://www.pref.osaka.lg.jp/chikyukankyo/room/okdpcontest.html


 

(報告者 デザイン学科 小林 文、デザイン学科 山地 啓之、就職課 川村良広)


2023年4月12日

″のび~っとくらせる地域猫活動″のポスター・チラシデザインを本学学生が作成しました

富田林市役所環境衛生課より依頼があり、「所有者のいない猫対策事業」の一環として地域猫活動の認知度を向上させることにより、個体数増加を制御して周辺の住環境の向上を図り、一代限りの寿命を全うさせることを目的にしたポスター、チラシ作成を本学デザイン学科4年生の山本 愛さんが行いました。

今回のポスター、チラシ作成にあたり、山本さんはコンセプトを次のように語ってくれました。「猫がリラックス中に見せる伸びをしているポーズから着想を得て、″のび~っとくらせる地域猫活動″を今回のチラシのタイトルとしました。猫も人も安心して共生できる地域になればと思い、淡いカラーリングで仕上げました。」

地域の方に地域猫活動を知ってもらい、山本さんの言葉にあるように、猫も人も安心して共生できる地域になることを願っています。

 

 

(報告者 就職課 川村良広)