2020年8月26日

産学連携・トラックにラッピングデザイン 今回で4台目です

2016年に始まった、株式会社ジェイネクストロジスティクス様(太子町)との産学連携。トラックのラッピングデザインは、今回で4台目となりました。
今回も、デザイン学科3年生「デザインプロジェクト」(担当:森 和弘先生・非常勤講師)の授業(昨年度)の一環として取り組みました。

表彰式は、7月31日(金)に株式会社ジェイネクストロジスティクス様の本社で行われ、最優秀賞の山下 遥さん、優秀賞の河村侑奈さん、樫原汐里さんと、指導された森先生が出席しました。
受賞した3名は、緊張した表情で代表取締役の山田純司様より表彰状を受け取っていました。

最優秀賞の山下さんの作品が採用されて、トラックにデザインされています。

山下さんに作品コンセプトを尋ねると、「東京オリンピックに合わせた、スポーツやアクティブなデザイン。各地を走る運送トラックなので、車で通りすぎる人や道端に歩いてる人が思わず立ち止まって見てしまうような、動きのある楽しいデザインを目指しました。
トラックの後ろを走っている車も、キャッチャーのミットに向かって走っているボールと錯覚するような遊び心のあるラッピングにしました。」と言っておられました。

今回、山下さんのデザインしたトラックは、主に関東圏で走るようです。
関東の皆さんに南河内や大阪芸術大学を知ってもらう機会になればと思います。

表彰式当日、今年度デザインを考案する3年生も車両見学を行いました。
山下さんのデザインしたトラックを見て、早速、どのようなデザインにしょうかと考えていた様子です。
来年、完成するトラックに期待したいと思います。
 

トラック右面

トラック左面

トラック後面

山下さんと山田社長

樫原さん、山田社長、山下さん、河村さん

山田社長から話を聞く3年生

 

(報告者 就職課 川村良広)


2020年6月6日

近鉄喜志駅 改札外階段 芸大生がデザインし使用開始に。

芸大の最寄り駅・近鉄喜志駅の改札外階段のデザインが、6月1日(月)から変わりました。


昨年度、近畿日本鉄道株式会社様より依頼を頂き、デザイン学科3年生の授業で取り組むことになりました。
昨年12月に10名程度の学生がプレゼンテーションを行い、近畿日本鉄道株式会社様で検討して頂き、それぞれの学生の案を採用して写真のようなデザインとなりました。


たくさんの方が利用される喜志駅。
今回のデザインから右側通行となっています。
この新しいデザインにより、混雑緩和の一助となれば有難いです。


新入生の方にとっては、芸大生として初めての登校になりますね。
日々、この階段の上り下りを積み重ねて、より良い学生生活を送ってください。


右側通行にご協力を。

 

(報告者 就職課 川村良広)


2020年2月20日

「富田林市制施行70周年記念ロゴマーク」を芸大生が応募して最優秀に

大阪芸術大学の隣接する富田林市が、令和2(2020)年4月1日に市制施行70周年を迎えます。
富田林市は、これを記念してロゴマークを募集されて、103件の応募があり市による審査と一般投票の結果、最優秀賞を本学デザイン学科3年生の山下 遥さんが受賞しました。
2月11日(祝・火)に富田林市すばるホールにて、表彰式が行われて山下さんも出席し富田林市長・𠮷村善美様から表彰を受けました。
山下さんによると、「歴史のある寺内町の街並みと、市のシンボルの花であるツツジを用いることで富田林らしさを表現しました。富田林のホームページのデザインやマークに臙脂(えんじ)色が使われていたのが印象に残っていて、深みがありこのロゴにピッタリでめでたさも感じられる色味だと思ったのでこのカラーにしました。」と作成ロゴのコンセプトを語ってくれました。
「富田林市制施行70周年のぼり」には、早速、山下さん作成のロゴマークが入っていますが、4月からの1年間、富田林市内の各所で記念ロゴマークを見ることができると思います。お楽しみに。
皆さんで、富田林市制施行70周年をお祝いしましょう。


↑山下 遥さん作成の記念ロゴマーク


↑富田林市長・𠮷村 善美様より表彰状を手渡される(提供 富田林市)


↑表彰状


↑ロゴマーク表彰者と70周年応援団との記念撮影(提供 富田林市)


↑表彰式会場前にあった「富田林市制施行70周年のぽり」の前で

 

(報告者 就職課 川村良広)


2019年12月25日

あべのハルカスにストリートピアノが登場! クリスマスコンサートで芸大生が演奏

 開業5周年を迎えた「あべのハルカス」の地下1階「時計の広場」に、期間限定(12月13日(金)~29日(日))でストリートピアノ¨LovePiano¨が設置されています。

 21日(土)に「あべのハルカス・クリスマスコンサート」が開催され、あべのハルカスで働く方や、近鉄沿線の大学生が出演しました。本学からは演奏学科2年生の北林 昇真(きたばやし しょうま)さんがクリスマス曲を披露しました。

 当日は、クリスマス直前の土曜日昼下がりの時間帯で、多くのお客様がストリートピアノの前を行き来していましたが、彼が演奏を始めると足を止め、演奏を聴き入っている方が多くいました。立ち止まって聴かれたお客様は、クリスマスの雰囲気を味わって頂けたと思います。

 演奏した北林さんは、演奏後に「司会者から曲が紹介されると「知っている!」と多くの方が足を止めて聴いてくださり、楽しく演奏することが出来ました。ストリートピアノ一つで楽しい場が生まれ、交流の場になることは素晴らしいと思います。」と感想を語ってくれました。

 街中にストリートピアノが設置されているのをよく見かけますが、本学学生が演奏していましたら、お聴き頂ければと思います。

 

[当日、演奏した曲]
・戦場のメリークリスマス 坂本 龍一
・楽しみを希う心 マイケル・ナイマン

 

(報告者 就職課 川村)


2019年10月30日

体育館ギャラリーでライブペイントを発見♪

本日のブログは、先日見つけた体育館ガーデンギャラリーでの展示イベントのご紹介です。
 
 
体育館ガーデンギャラリーで、何やら素敵な展示&空間があるよ!という話を聞き調べてみると、
どうやらライブペイントをしているらしい。ということで、カメラをもってお邪魔してきました。
 
 


ライブペイントと展示をされていたのは、デザイン学科イラストレーションコースの4年生 和田諒也さん中野龍治さん「THRREE」というお名前で活動されています。”3”という意味のthreeからきているそうですが、”R”がふたつあるのは、お二人ともイニシャルがRから始まるので重ねているそう。自分たちふたりと、アートの3本柱の意味もあるそうです。
実は昨年10月に、天王寺MIOでデザイン学科の学生が企画、開催していた”MIO HALLOWEEN”でもライブペイントをされていたのがこのおふたり。私も取材の際にライブペイントを見せてもらっていました。
 
そんなおふたりに、今回の展示のコンセプトなどを伺ってきました。
 

まず、雑貨を取り扱っているようなおしゃれな受付や展示空間。ライブペイントをより楽しんでもらいたいという気持ちだそうです。
「ライブペイントというのは、やはり描いているところを見て欲しい。まず興味をもって足を止めてもらわないといけない。そしてただ単にライブペイントを見るのでは退屈になってしまうこともあるので、楽しみに見てもらえるように。そして絵の映える空間にしたいと思って空間を作りました。」とのこと。
装飾に使っている天井の写真は、今までのライブペイントに来てくださったお客さんたちとの写真や作品の写真。細かい部分も楽しめるようになっています。
 
 

そして今回のコンセプトは―
「TOP NOTE」
これは香水のトップノートからきているそうです。ギャラリーの予約の関係で、大学でライブペイントが出来るのは4年生なので今回が最後。だけれども香水のトップノートのように、これからまだまだここから始まりという意味がこめられているそうです。
 

3日間の制作の後、完成作品を前に。中野龍治さん(左)と和田諒也さん(右)
主に人物は中野さんが、花や周りのアートは和田さんが担当。
   

イラストが完成し、展示も少し模様替えされていました。飾られているイヤリングなどの雑貨と壁のTシャツは学園祭の手作り横丁でも販売されるとのこと。興味のある方は足を運んでみてはいかがでしょう。
 
 
展示は残念ながら、10月30日(水)までで終了ですが、今後の活躍もとても楽しみなおふたりでした♪
 

投稿:中村(企画広報部)