2022年12月19日

神戸市兵庫区制90周年記念ロゴに本学学生のデザインが採用されました

神戸市兵庫区は、2023年1月1日に区制90周年を迎えられます。

これを記念して、兵庫区では記念ロゴを公募されて、263作品が集まり、絞り込まれた4作品のうち、一般投票でもっとも多くの票を集めた本学デザイン学科3年生の山本 愛さんのデザインが採用されました。おめでとうございます。
 


山本さんにお聞きすると、今回のロゴのコンセプトは次のように語っておられます。

港を表すいかりマークをモチーフに笑顔に見えるロゴを作りました。
上向きの矢印は兵庫区のこれからの発展・向上をイメージしています。
港=海なので青をベースに、兵庫区の花であるパンジーがアクセントの鮮やかなカラーに仕上げました。
 

南河内の地から、兵庫区制90周年をお祝いいたします。
 

(報告者 就職課 川村良広)


2022年10月6日

今年も「赤い羽根共同募金運動」はじまりました!

10月1日(土)から、「赤い羽根共同募金運動」がスタートしました。

「赤い羽根共同募金」は、高齢社会や人口減少社会が進行する今日、地域では子ども・障がい者・高齢者など誰もが安心していきいきと生活できる住み良い町づくり、ささえあう共生社会の実現が求められています。こうした状況の中、共同募金は、地域福祉を財源面から支える大切な役割を果たしています。

 昨年に引き続き、「赤い羽根共同募金運動」ポスター、芸大生がデザインしました。今年は、デザイン学科3年生・北辻 陽さんの作品です。ポスターは公共施設や鉄道駅などに掲出されています。ポスターだけではなく、クリアーファイル、「共同募金会だより」表紙や、各種チラシに活用されています。

募金箱は、学内11号館・第一食堂、11号館事務局学生課に設置していますので、ぜひ皆さんの善意を入れてみませんか。

(報告者 就職課 川村良広)
 


2022年6月17日

富田林市・参議院議員通常選挙「投票済証」をデザインしました

~投票に行って「投票済証」をもらいましょう~

富田林市選挙管理委員会から依頼を受けて、7月10日(日)執行の第26回参議院議員通常選挙の「投票済証」のデザインを本学学生が作成しました。
通信教育部デザイン学科の加藤ひなたさんの作品です。富田林市の木である楠をモチーフにして、安らぎ、癒し、穏やかな印象、また健康的な印象を与えるグリーンで用いて描いています。

富田林市の選挙人名簿に登録がある学生は、投票に行って「投票済証」をもらいましょう。
(もちろん、富田林市以外の方も投票に行きましょう。)
「投票済証」の必要な方は、投票所で係員に申し出てください。
なお、選挙日当日だけではなく、期日前投票期間でもこの「投票済証」をもらうことができます。

今後執行される予定の選挙でも、加藤ひなたさん作成の「投票済証」を配布予定です。次回配布予定のものと併せると富田林市の市章が浮かび上がります。
 

(報告者 就職課 川村良広)


2022年6月13日

羽曳野市・古墳由来の酵母から酵造したワイン「陵」のラベルをデザインしました

大学の近隣、羽曳野市は大阪のブドウの産地として知られており、また、2019年には羽曳野市、藤井寺市、堺市にある古代噴墓群(45件49基)が『百舌鳥古市古墳群』として世界遺産に登録されました。

このように、羽曳野市には多くの古墳があります。古墳の周囲には濠があり、その濠には悠久の昔から水を蓄えています。市内にある大阪府農林水産総合研究所がその濠水から『酵母』を培養する研究を行い、この度、培養した酵母を使用したワインの試作に成功して商品化することになりました。

今回、羽曳野市から依頼を受けて、古墳由来の酵母から酵造したワイン「陵」のラベルを本学学生が作成することになり、デザイン学科の学生が取り組みました。

そして、ラベルが決定して販売されることになり、5月16日(月)、羽曳野市役所でラベル制作の表彰式が行われて、最優秀賞の青木結香さん(デザイン学科・現4年生)と優秀賞の岸 雄吾さん(デザイン学科・現4年生)、またデザイン学科教授・高田雄吉先生が出席して表彰されました。最優秀賞の青木さんの作品は、ボトルラベルとして使用されます。青木さんは、今回のラベルについて、「古墳の歴史と高級感あるワインであるため、クラシックなタッチを使ってぶどうの木のイラストを描くことで、印象の残るデザインにしました。」と話されていました。

この古墳由来の酵母から酵造したワイン「陵」は、飛鳥ワイン株式会社が製造し、株式会社HABIKINOが販売されます。また、今後羽曳野市のふるさと納税返礼品として使用される予定です。

世界遺産に登録された古墳に思いをよせて、古墳由来の酵母から酵造したワイン「陵」を味わってみてはどうでしょうか。

↑完成した古墳酵母ワイン「陵」

↑右から羽曳野市長・山入端 創様、青木結香さん、岸 雄吾さん、高田雄吉先生


 

(報告者 就職課 川村良広)


2022年5月23日

学生によるピアノ演奏会

小雨の降る4月24日、日曜日。梅田に位置するザ・フェニックスホールにて、演奏学科ピアノコースの学生たち11名による「学生によるピアノ演奏会」が開催されました。
 
  

ショパン、メンデルスゾーン、シューマン、などロマン派の真髄とも言える作曲家の作品から、ラフマニノフ、ドビュッシーなどの作品まで、幅広い時代の珠玉の楽曲を披露しました。
 出演者たちは、このコンサートの為の学内オーディションで選ばれました。演奏会にあたりプログラムノートも自分たちで書き上げています。
プログラムノートを書くにあたっては、楽曲のことを調べたり、コンサート前には、学内のホールにてドレスリハーサルを行なったりと様々な角度から研究を積み重ねています。

本番当日は大勢のお客様をお迎えしてのコンサートとなりました。今年は、コロナ禍以来初の公開演奏会になります。出演者家族や大学関係者だけはなく、一般のお客様にも多く足を運んでいただきました。このように華やぎの感じられる客席の雰囲気は、演奏するものにとって、とても励みとなることです。出演者たちは、以前は当たり前であったこの環境のありがたみをしみじみと実感しました。

音楽家の中でもピアニストは特殊な位置付けにいます。なぜならピアニストは自分の楽器で演奏しないからです。ホールに置いてあるピアノで演奏します。当日ホールに入ってから本番までの間の短い時間で、ホールの響き、楽器の反応などを感覚でとらえなくてはいけません。それには何よりも経験が必要になります。音響も美しく、楽器の状態も素晴らしいフェニックスホールにて演奏できる喜び、そして経験を積み重ね、自身の表現の可能性の幅を活き活きと広げていく学生たちの力演。客席からは惜しみない拍手をいただきました。
 
 


 
 (報告者 演奏学科合同研究室)