2022年6月17日

富田林市・参議院議員通常選挙「投票済証」をデザインしました

~投票に行って「投票済証」をもらいましょう~

富田林市選挙管理委員会から依頼を受けて、7月10日(日)執行の第26回参議院議員通常選挙の「投票済証」のデザインを本学学生が作成しました。
通信教育部デザイン学科の加藤ひなたさんの作品です。富田林市の木である楠をモチーフにして、安らぎ、癒し、穏やかな印象、また健康的な印象を与えるグリーンで用いて描いています。

富田林市の選挙人名簿に登録がある学生は、投票に行って「投票済証」をもらいましょう。
(もちろん、富田林市以外の方も投票に行きましょう。)
「投票済証」の必要な方は、投票所で係員に申し出てください。
なお、選挙日当日だけではなく、期日前投票期間でもこの「投票済証」をもらうことができます。

今後執行される予定の選挙でも、加藤ひなたさん作成の「投票済証」を配布予定です。次回配布予定のものと併せると富田林市の市章が浮かび上がります。
 

(報告者 就職課 川村良広)


2022年6月13日

羽曳野市・古墳由来の酵母から酵造したワイン「陵」のラベルをデザインしました

大学の近隣、羽曳野市は大阪のブドウの産地として知られており、また、2019年には羽曳野市、藤井寺市、堺市にある古代噴墓群(45件49基)が『百舌鳥古市古墳群』として世界遺産に登録されました。

このように、羽曳野市には多くの古墳があります。古墳の周囲には濠があり、その濠には悠久の昔から水を蓄えています。市内にある大阪府農林水産総合研究所がその濠水から『酵母』を培養する研究を行い、この度、培養した酵母を使用したワインの試作に成功して商品化することになりました。

今回、羽曳野市から依頼を受けて、古墳由来の酵母から酵造したワイン「陵」のラベルを本学学生が作成することになり、デザイン学科の学生が取り組みました。

そして、ラベルが決定して販売されることになり、5月16日(月)、羽曳野市役所でラベル制作の表彰式が行われて、最優秀賞の青木結香さん(デザイン学科・現4年生)と優秀賞の岸 雄吾さん(デザイン学科・現4年生)、またデザイン学科教授・高田雄吉先生が出席して表彰されました。最優秀賞の青木さんの作品は、ボトルラベルとして使用されます。青木さんは、今回のラベルについて、「古墳の歴史と高級感あるワインであるため、クラシックなタッチを使ってぶどうの木のイラストを描くことで、印象の残るデザインにしました。」と話されていました。

この古墳由来の酵母から酵造したワイン「陵」は、飛鳥ワイン株式会社が製造し、株式会社HABIKINOが販売されます。また、今後羽曳野市のふるさと納税返礼品として使用される予定です。

世界遺産に登録された古墳に思いをよせて、古墳由来の酵母から酵造したワイン「陵」を味わってみてはどうでしょうか。

↑完成した古墳酵母ワイン「陵」

↑右から羽曳野市長・山入端 創様、青木結香さん、岸 雄吾さん、高田雄吉先生


 

(報告者 就職課 川村良広)


2022年5月23日

学生によるピアノ演奏会

小雨の降る4月24日、日曜日。梅田に位置するザ・フェニックスホールにて、演奏学科ピアノコースの学生たち11名による「学生によるピアノ演奏会」が開催されました。
 
  

ショパン、メンデルスゾーン、シューマン、などロマン派の真髄とも言える作曲家の作品から、ラフマニノフ、ドビュッシーなどの作品まで、幅広い時代の珠玉の楽曲を披露しました。
 出演者たちは、このコンサートの為の学内オーディションで選ばれました。演奏会にあたりプログラムノートも自分たちで書き上げています。
プログラムノートを書くにあたっては、楽曲のことを調べたり、コンサート前には、学内のホールにてドレスリハーサルを行なったりと様々な角度から研究を積み重ねています。

本番当日は大勢のお客様をお迎えしてのコンサートとなりました。今年は、コロナ禍以来初の公開演奏会になります。出演者家族や大学関係者だけはなく、一般のお客様にも多く足を運んでいただきました。このように華やぎの感じられる客席の雰囲気は、演奏するものにとって、とても励みとなることです。出演者たちは、以前は当たり前であったこの環境のありがたみをしみじみと実感しました。

音楽家の中でもピアニストは特殊な位置付けにいます。なぜならピアニストは自分の楽器で演奏しないからです。ホールに置いてあるピアノで演奏します。当日ホールに入ってから本番までの間の短い時間で、ホールの響き、楽器の反応などを感覚でとらえなくてはいけません。それには何よりも経験が必要になります。音響も美しく、楽器の状態も素晴らしいフェニックスホールにて演奏できる喜び、そして経験を積み重ね、自身の表現の可能性の幅を活き活きと広げていく学生たちの力演。客席からは惜しみない拍手をいただきました。
 
 


 
 (報告者 演奏学科合同研究室)


2022年4月21日

大阪芸術大学×近鉄・青の交響曲(シンフォニー)コンサート列車が出発

近鉄南大阪線で運行されている、観光特急「青の交響曲(シンフォニー)」でのコンサート列車の旅を、近畿日本鉄道株式会社様と一緒に企画しました。

当日は、大阪阿部野橋駅18:37発⇒橿原神宮前駅(折返し)⇒大阪阿部野橋21:05着の約2時間30分の行程で実施しました。

今回のコンサート列車は、フルート三重奏として本学学生と卒業生3名が演奏。普段はコンサートホールなどで演奏している3名ですが、揺れる列車内での演奏ははじめてです。
今回、演奏した本学学生・卒業生は、

佐藤 柚月さん(演奏学科管弦打コース4年)
村田 泰葉さん(演奏学科管弦打コース卒業生)
三枝 澪奈さん(演奏学科管弦打コース卒業生) です。

お客様が乗車するコンサート列車が、大阪阿部野橋駅に到着したときは《ウエルカム演奏》として各車両の乗降口で演奏を行い、お客様をお迎えしました。

2022年3月18日(金)18時37分、大阪阿部野橋駅からお客様を乗せたコンサート列車は、本学学生・卒業生による車掌室からの車内放送設備を使って参加のお礼、ご挨拶など車内アナウンスを皮切りに折返し駅の橿原神宮前駅に向けて出発、車内でフルートコンサートを開催しました。車内での演奏は、列車の揺れを考慮して座席に座っての演奏でしたので、直接演奏者の姿を見ることが出来ないのですが、車内に響き渡るフルート演奏をお客様は楽しまれていました。

橿原神宮前駅停車中は、観光特急「青の交響曲(シンフォニー)」2号車ラウンジ車両で演奏を行いました。客室からたくさんのお客様に集まってもらい、停車時間約30分があっという間に過ぎました。

今回、演奏した3名からは、「列車の中での演奏は初めてでしたので、色々と手探りな状況の中、あたたかいお客様のご声援があってこそ成功した企画でした。」「車掌室からのアナウンス放送や、お出迎え演奏などめったに経験できないことをさせていただいて貴重な時間となりました。」「フルートの優しい響きと電車の揺れが重なり、演奏している私自身も不思議な気持ちでした。」というような感想を語ってくれました。

今回、はじめての企画でしたが、ご参加いただいたお客様には約2時間30分のコンサート列車の旅、フルートの音色と線路からくるガタンゴトンという音色の共演を楽しんでいただけたと思います。


 
当日、お客様にお配りしたプログラム(演奏曲案内)

車両の前面に取り付けた「コンサート列車」の案内板

客室での演奏

ラウンジ車両(橿原神宮前駅)での演奏

車内放送をする学生

 

(報告者 教務部 植村悦和・就職課 川村良広)


2022年4月6日

3/27(日)トロンボーンアンサンブルコンサート2022

3月27日(日)大阪芸術大学芸術情報センターアートホールにて、トロンボーンアンサンブルコンサートが開催されました。


この演奏会は大阪芸術大学演奏学科トロンボーン専攻生5名と、本学客員教授 大阪フィルハーモニー交響楽団バストロンボーン奏者 吉田勝博、本学教授 伊勢敏之、京都市交響楽団バストロンボーン奏者 小西元司、はじめ8名の卒業生が参加しました。


[学部生] 村上 龍大・尾﨑 遼・新井 波瑠・賓 健一・山本 華蓮

[教員] 吉田 勝博・伊勢 敏之

[卒業生] 堀田 茂樹・川口 哲史・小西 元司・山村 強雨・岸部 雅史・日岡 見紗


演奏会に向け合わせ練習をするたびに、沢山の学びがあり卒業生の私自身にとっても非常に意味のある取り組みになりました。
本番ではアートホールの響きに包まれ、トロンボーンの音色がより引き立つ演奏になりました。


今回は第一回目の開催でしたが、第二回目も令和4年度中に開催を予定しております。
「これが大阪芸大トロンボーンやで!」という先輩方の教えを引き継ぐべく、この演奏会はこれからも続けていきます。
今後とも応援のほど宜しくお願いいたします。
 

投稿:日岡見紗(演奏学科卒業生)