2020年10月28日

全日本大学女子駅伝に5年連続8回目の出場!

先日行われた「全日本大学女子駅伝」に、今年も大阪芸術大学女子駅伝部が出場しました!

今回は無観客開催のため、現地での応援はできませんでしたが、みなさんテレビでご覧になりましたか?

 
 

仙台の街を駆け抜けた選手は、以下の通りです。
 

1区 芸術計画学科2年生 日吉鈴奈さん


2区 舞台芸術学科1年生 北川星瑠さん


3区 デザイン学科3年生 宮永光唯さん


4区 初等芸術教育学科4年生 志村野々花さん


5区 デザイン学科4年生 長濱夕海香さん


6区 初等芸術教育学科2年生 古賀華実さん


結果は、2時間16分25秒、21位。
5区で繰り上げスタートになり、8回の出場の中で一番苦しい結果となりました。
 

2018年には、8位入賞、初のシード権を獲得。
昨年は惜しくも9位とシードにあと一歩届かなかったものの、年々着実に力をつけてきていた大阪芸術大学女子駅伝部。
今回も、シード圏内の8位以上を目標に、部員たちは日夜努力を重ねてきました。
これまでの記録を見ても、シード校になることは、決して夢物語ではありませんでした。

しかし、当日の体調やメンタル、環境など、ちょっとしたことでも、結果が大きく変わってしまうのが駅伝。
「襷をつなぐ」ことが大事な競技において、繰り上げスタートになったことは、無念さを思いめぐらせる場面になったことでしょう。

決して良い結果だけが、成長につながる訳ではありません。
悔しい想い、苦しい経験は、きっとこれからの女子駅伝部の強さに変えてくれることと思います!
 

12月30日(水)には、「2020全日本大学女子選抜駅伝競走」が開催されます。
4年生にとっては、学生生活最後の大きな大会です。
出場資格については、7名の選手の5000メートル記録によって決まります。
すでにこの大会に気持ちを向けて、動き出しています!
このブログでも、またお知らせしますね。

 

投稿:島田(学生課)


2020年10月20日

今年も全日本大学女子駅伝に出場します!

昨日、芸術情報センターアートホールにて、「第38回 全日本大学女子駅伝対校選手権大会」の壮行会が開かれました!


大阪芸術大学女子駅伝部は、先日の関西予選を見事通過!
創部12年にして、5年連続8回目の出場となります。

2018年の全国大会では、8位入賞、初のシード権を獲得した本学。
昨年は惜しくも9位となりシード権を逃しましたが、今年はシード校復活をめざして全日本に挑みます。
 

はじめに、副学長 塚本英邦先生からのご挨拶。


続いて、監督の中瀬洋一先生のご挨拶と、選手紹介が行われました。

 

現在の部員は18名。
そのキャプテンを務めるのは、デザイン学科4年生の長濱夕海香さんです。
長濱さんは、関西予選では2年連続で区間賞を獲得!
走りに対してはとてもストイックですが、普段は人懐っこい笑顔を見せ、部員からの人望もとても厚いです!
今大会でも、チームを引っ張る存在になってくれるかと思います。

 

また、大阪芸術大学ブラスオーケストラは、「大阪芸大の歌」と大阪芸術大学応援歌「いま君は美しい」の演奏で激励!

 

さらに学生代表で、学生自治会中央委員会会長 初等芸術教育学科3年生の松浦七海さんからも、熱いエールが送られました。

今年は、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、大会は無観客で開催されます。
現地では応援ができませんが、全国ネットで生中継されますので、ぜひみなさんテレビの前で応援よろしくお願いいたします!
 

「第38回 全日本大学女子駅伝」
2020年10月25日(日)12:00~14:35
日本テレビ系列(全国28ネット)生中継!

 

投稿:島田(学生課)


2020年10月19日

あべのハルカス展望台で「現役大学生によるピアノ演奏会」

10月2日(金)、3日(土)に、あべのハルカス展望台の58階天空庭園で「現役大学生によるピアノ演奏会」が開催されました。

関西の音楽系大学の学生が参加して、本学からは、演奏学科3年生の北林 昇真さんが演奏しました。
北林さんは、昨年末に同じあべのハルカス地下1階「時計の広場」に設置されたストリートピアノでも演奏されています。

今回は、一挙に地下から58階まで上がりグランドピアノでの演奏でした。
当日は、展望台を訪れていたたくさんのお客様が食事をしながら、学生たちのピアノ演奏を聴かれていました。

演奏した北林さんからは、「芸術の秋、食欲の秋など、〇〇の秋と称されるこの季節は、夏も過ぎ涼しくなり始め良い季節です。
新型コロナウイルス感染症が少し落ち着きつつある中、素晴らしい夜景を望むことができる展望台で演奏できたことは、私にとって良い経験となりました。」と感想を語っていました。
 

芸術の秋を感じるひとときでした。

[演奏曲]

ドラマ「JIN-仁-」テーマ曲

ドビュッシー・アラベスク第1番

ベートーヴェン「田園」3.4楽章
 

↑「ピアノ演奏会」案内ボード

↑ピアノ演奏している北林さん

↑58階展望台からの夜景

 

(報告者 就職課 川村良広)

 


2020年10月7日

「赤い羽根共同募金運動」はじまる!

毎年10月からはじまる「赤い羽根共同募金運動」。
今年もスタートしました。

「赤い羽根共同募金」は、高齢社会や人口減少社会が進行する今日、地域では子ども・障がい者・高齢者など誰もが安心していきいきと生活できる住み良い町づくり、ささえあう共生社会の実現が求められています。
こうした状況の中、共同募金は、地域福祉を財源面から支える大切な役割を果たしています。

この「赤い羽根共同募金運動」ポスター、実は毎年芸大生がデザインしています。
今年は、デザイン学科3年・秋山 哲志さんの作品が選ばれました。
2016年から芸大生がポスター制作に関わり、今年で5作品目となります。

秋山さんにコンセプトを聞くと、「多くの人々の助け合いをテーマにしたデザインで、それぞれの羽根を一人一人の想いとして表現し、それが一つに繋がり合うビジュアルに仕上げ、一目見ただけでも伝わるように、大きい羽根も組み入れました。」と語っていました。

「赤い羽根共同募金運動」ポスターは、公共施設、鉄道駅などに掲出されています。街中を歩いていたらどこかで見かけるかも。

募金箱は、学内11号館・第一食堂、総合体育館・第二食堂、11号館事務局学生課に設置していますので、ぜひ皆さんの善意を入れてみませんか。


 

(報告者 就職課 川村良広)


2020年8月27日

卒業生の活躍 開藤菜々子展覧会「いろはに」報告

毎日暑い日が続いていますね。
今夏は、新型コロナウイルス感染症の予防と熱中症対策で大変ですが、皆さん、健康管理には気を付けて、元気に有意義な夏休みをお過ごしください。
 

さて、今日は、北区西天満にあるアートギャラリー gekilin.( ゲキリン)で、7月6日~7月18日に開催された本学卒業生 開藤菜々子さんの展覧会「いろはに」をご紹介させていただきます。
開藤菜々子さんは、美術学科日本画コースを 2014年3月に卒業し、大学院 芸術研究科芸術制作専攻前期課程修士を 2016年3月に修了されました。その後、大学院の副手を3年間勤め、現在は、母校である港南造形高校で日本画を教えながら、作品制作に取り組んでおられます。

「私は石や廃墟など形が崩れゆくものを描いています。
銀箔を用いることで年月の経過により作品が酸化し変化することがまるで風化する儚さを感じます。その刹那的な美を表現するために箔を使用しています。
和紙を何層にも重ねることで平面的な表現の中に奥行を表現し さらにイメージをよりふくらませていきます。
膨らましたイメージを元に虚構と現実の狭間の美しさを表現しています。」

gekilin.は、元 Links gallery /Linlow ディレクター で、芸術計画学科卒業生(2004年3月卒業)飯野マサリさんが 2018 年に設立された現代アートギャラリーです。
飯野マサリさんは、後期から芸術計画学科の授業「くらしとアートプロデュース」で教鞭をとられます。

 

gekilin.の HP から展覧会案内文をご紹介させていただきます。
「日本画の素材をベースとし、銀箔・金箔を硫化させる事で独自の表現を追求する開藤の、大阪では初の個展となります。
開籐のモチーフは石や建物が年月の経過によって劣化・風化していく姿のその瞬間です。
それは日本庭園の枯山水や飛び石をまるで絵画として落とし込んだかのようです。
不規則に積み上げられた石のような対象の下部には、池の水面に写る美しい水鏡を連想させます。
静寂さの中の自然の持つ力強さを感じさせます。
開籐は自然の経過と変化をその季節や年月ごとに楽しみ嗜む日本庭園そのものを絵画として表現しているかのようです。
硫化、カービング、透かし、流し込みと高度な手法を駆使した表現も踏まえ静寂の庭園をぜひお楽しみください。」

 

開藤菜々子さんは、2016年以降、様々な賞を受賞されていますが、2019年には、第37回明日をひらく絵画 上野の森美術館大賞展 入選(賞候補)、2020年には、第1回三越伊勢丹・千住博日本画大賞展 入選、第22回雪梁舎フィレンツェ賞展 佳作を受賞されています。
2020年8月26日(水)~8月31日(月) には、第1回三越伊勢丹・千住博日本画大賞展が、日本橋三越本店 本館6階 美術特選画廊で開催されます。

 

第1回三越伊勢丹・千住博日本画大賞展の「審査を終えて」の千住博氏のコメントの中に「フィジカルに等身大の存在感がそこにあるか?新鮮な感動、驚きはあるか?そしてその素材でなくてはならない必然性は?アルゴリズムで描けない世界観か?…それに加えてプロセスが見えることを重視した。…」とあります。

 

その上で選抜された開藤菜々子さんの作品と作品展『いろはに』は、開藤さんが子供の頃から培われてきた精神性と技術に裏打ちされた まさに等身大の存在感を放っていました。作品制作のプロセスも計り知れない努力とアイデアの賜物だと思います。
これからも楽しみながらも自分に厳しく、新たな作品を生み出し続けて行かれることと期待しています。開藤さんの「世界表現」に触発されて、学生の皆さんもご自分の手法を用いた「世界観」に磨きを掛けていただけることを楽しみにしています。
 

第1回三越伊勢丹・千住博日本画大賞展

第1回三越伊勢丹・千住博日本画大賞展デジタルカタログ
 

開藤 菜々子(Kaito Nanako)

<受賞歴>
2020 第37回 明日をひらく絵画 上野の森美術館大賞展 入選
  第 1回 三越伊勢丹・千住博日本画大賞展 入選
  第22回 雪梁舎フィレンツェ賞展 佳作

2019 アートオリンピア 2019 佳作
   第21回雪梁舎フィレンツェ賞展 佳作
2019 美の起源展 入選

2018 第20回 記念雪梁舎フィレンツェ賞展 優秀賞 受賞
第27回 飛騨高山臥龍桜日本画大賞展 入選
2018 美の起原展 奨励賞 受賞

2017 第16回 福知山市 佐藤太清賞公募美術展 日本画の部 佐藤太清賞 受賞
日本の絵画 2016 入選
第63回 全関西美術展 日本画 入選
第7回 トリエンナーレ豊橋 星野眞吾賞展 入選(審査員推奨 佐藤道信)
ヤングクリエイターズアワード 2017 優秀賞 , 加藤義夫審査員賞 受賞
DOJIMA RIVER AWARDS 2017 -NUDE- 佳作賞 受賞

2016 第15回 福知山市 佐藤太清賞公募美術展 日本画の部 福知山市長賞 受賞
塚本学院校友会会長賞 受賞
大阪芸術大学学長表彰

<個展>
2020 【開藤 菜々子展】(art point / 東京)

<アートフェア>
2020 3331 ART FAIR (ARTS CHIYODA 3331 / 東京)
2019 ART OSAKA 2019(ホテルグランヴィア大阪 / 大阪)

<グループ展・他>
2020 “20 page vol.1” (gekilin. / 大阪)
2019 京都 日本画新展 2019 (美術館「えき」KYOTO / 京都)
美の起原展 奨励賞受賞展 (銀座画廊 / 東京)
有機する旋律 (gekilin. / 大阪) 他 多数
 

gekilin.とは「逆鱗」から引用した言葉です。

龍の81枚の鱗のうち、あごの下に1枚だけ逆さに生えるとされる鱗のことを指します。
「1枚だけの逆さ」=「他とは唯一カタチの違うもの」
つまり「唯一無二」と「独創性」と解釈できます。
現代アートにおいて「唯一無二の独創性」は最も重要な要素と捉えています。
日本の文化・アートシーンにおける「唯一無二の独創性」を
若手アーティストと共に追求し世界と未来に向かっていきます。
 
gekilin.
〒530-0047
大阪市北区西天満 4-3-3 星光ビル4F
11:00 – 19:00 (土日 17:00 まで)
※水曜定休日※
https://www.gekilin.com/