2008年8月28日

オリジナルクリアファイルができました。

今年度、キャンパス見学会に来場された方々にもらっていただいている「芸T」のデザインを元に、カッコイイのが出来上がりました。
クリアファイル
4
月の展示イベントの際(423日ブログ参照)、デザイン学科の在校生に描いてもらったイラストを使ったファイルがあり、Tシャツのデザインは5種類ですが、ファイルは全部で6種類になっています。
緑リボン 赤リボン セット
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種類ずつ1パックになっていまして「赤リボンセット」と「緑リボンセット」があります。このパッケージ用のリボンシールも在校生がデザインしてくれました。「プレゼント」のイメージからリボンのデザインを採用。これで「謹製いたしました」感たっぷりで配布することができます。

クリアファイルの使われ方を活かして動きのある設計がなされています。ファイルに紙を挟んだ時と、そうでない時で表情が変わります。(カーソルを近づけると写真が変わります。)
クリアファイル クリアファイル
クリアファイル クリアファイル
クリアファイル クリアファイル
どうです?欲しくなったでしょ?
はぃ、わかりました!その声にお応えして、このオリジナルクリアファイルをキャンパス見学会プレゼントにすることにいたします!もちろん恒例の「芸T」ももらっていただけますが、それと同じデザインのファイルもセットでプレゼントです。

「どのファイルに、何を挟んだろかなぁ・・・?」(関西訛りの口調で)
一度考え出したら最後、この妄想を止めることはできません。
今からキャンパス見学会までの2週間、じっくり悩んでください。

●キャンパス見学会
  9
14日(日)、15日(月祝)
  11:00
16:00 ※申込みは不要です。

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2008年8月27日

ただいま工事中

夏休みもいよいよ終盤になりましたが、みなさん休みは満喫できましたでしょうか?
大学ではこの夏休み期間を利用して、こんな所で工事をしています。

ここは12号館下で、よく舞台芸術学科の学生が放課後や授業の合間にダンスを練習している場所です。
下は硬いコンクリート・・・。跳んだりはねたりして踊っていると、どうしても足を痛めてしまいます。
そこで、先生の要望もあり、今回この工事が実現したということです。

どのような工事かというと、コンクリートの上に3?のゴムタイルを敷いて、足への負担を減らすというものです。

そして、このコンクリートと対角線上の同じようなコンクリートの壁2ヶ所に220×240cmの鏡も設置されます。
舞台芸術学科の学生にとって、これは嬉しいですね!
完成予定は1週間後ぐらいだそうです。
学生が学校に来る頃にはダンス仕様の空間に変身していることでしょう。
舞台芸術学科の学生さん、ここでまた思いっきり練習してくださいね!

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2008年8月26日

地デジ対応

2011724日、いわゆる「アナログ放送」は終了します。そう「地デジ」といわれている「地上デジタル放送」に切り替わります。今年入学された方はこのまま行けば4年生の夏休みが始まるころにその日を迎えることになります。
地デジ 地上デジタル対応 スタジオ 放送
さて、今日は放送学科を覗いてきました。この夏休みを利用して学内では教室の設備などのメンテナンスが行われていることはこのブログでもお伝えしていますが、放送学科ではスタジオの機材の入れ替えが行われました。そう「地デジ対応」です。カメラや副調整室の機械も見た目は前とそれほど変わりませんが、全て中身が違っています。お金のことを言うといやらしいですが、カメラ1台でマンションが1件買えるほどなのだそうです。
地デジ 地上デジタル対応 スタジオ 放送
最近テレビを見ていても、まだまだ画面が16:9のサイズになっていない番組もあります。放送関係の会社では日々使いながら切り替えていかなければいけないという現状にあり、夏休みのある大学とは違って一斉に全て入れ替えというわけにいかないようです。
大学を卒業して放送関係に就職してちゃんとお仕事をこなすには、最新の設備で学んでおく必要があります。大学の設備が新しいということは大切です。放送関係の会社より先に教育関係の方が先に変わっていくことも、当然といえば当然のような気がします。しかしながら教育機関で「地デジ対応」になっているのは本学を含めまだ2校しかないそうです。(2番目というのがちょっとくやしいところですが。)
地デジ 地上デジタル対応 スタジオ 放送
アナログからデジタルへの移行だけではなく「過渡期」に学ぶことってメリットがあると思います。何かが変わる前と後、その両方を知っていることが貴重なことだと思いますし、力になると思います。機材が「地デジ対応」になったこのスタジオで学ぶ皆さんには「アナログ」のいいところも十分に学んでほしいなと思います。

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2008年8月25日

鮮やかな色 自然の色

キャンパス内を散策していると、本当に美しい光景を目にしました。写真でその瑞々しい様子が伝われば良いのですが。
サルスベル オオカマキリ 決定的瞬間 脱皮
自分の中では「決定的瞬間」でした。オオカマキリが脱皮した直後の様子です。
明るいピンク色と輝くような黄緑色。どちらもくもりのない鮮やかな色です。
大仕事を終えたカマキリは微かに風に揺られながらじっとしていました。
花を咲かせているのは「サルスベリ」という木です。学内では総合体育館周辺やテニスコートに向かう階段状の広場などに植えられています。
サルスベリ 猿 滑る サル すべる
花は写真にあるようなピンクの他、紫色の花を咲かせた木や白い花のものも見つけることができました。「サルスベリ」は樹皮の表面がツルツルしているように見えるテクスチャなので「猿滑り」。

今回の「サルスベリ」と「東京でサルが駅の構内に迷い込んで大騒ぎになっていた」という最近のニュースで思い出したことがあります。この大阪芸術大学ブログを開設したときの最初の記事は「こんにちはサルです」というタイトルでした。「大学の周辺で野生のサルが出没していますのでご注意を!」という内容でした。およそ1年前のことです。
そう!大阪芸術大学ブログもまもなく一周年。「ほぼ毎日」を目標にして、長かったような、早かったような・・・・・。これからもご愛読よろしくお願いいたします。

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2008年8月24日

hold + ordinary

デザイン学科3年生の2人による作品展に行ってきました。
会場は大阪・西心斎橋、ギャラリーパライソ
hold ordinary hordinary
展覧会のタイトルは、カタカナで読みすると「ホーディナリィ」。お二人が考えた造語なのだそうです。今回の作品展のコンセプトを表すための、作品を楽しむための鍵になる言葉です。
hold ordinary hordinary
hold(持つ、握る、掴む) *ordinary(普通の、普段の) 
hold ordinary hordinary 「 l 」と「 r 」が重なっている文字がポイントです。
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「私たちが日頃見たり感じたりしている何気ないモノや出来事を
形にして自分たちの中にとどめておきたい。」
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平井沙季さんの作品の中で一番印象に残ったのはやはりフラミンゴをモチーフにしたものです。会場の中央に展示されています。
hold ordinary hordinary
左が「Aone Flamingo」、右が「Real flame」という作品。フラミンゴは鳥類では珍しく4年間も子供を大切に育てるのだそうです。また「Flamingo」はラテン語で「炎」という意味を持つそうです。この「フラミンゴ」から連想される「愛情」や「暖かさ」がご自身のお母様の存在とリンクしたそうで、どちらの作品もお母様をイメージして制作されたのだそうです。

樋口朋美さんの作品の真骨頂は、細密に描かれた鳥や魚や昆虫などの小動物を作品の中に含んでいるところです。例えば「Allure」という作品では「魅惑」という言葉を樋口さんのイメージで展開し、横から見た四つん這いの女性の周りに蝶が描かれています。
hold ordinary hordinary
他にも「随波逐流」(自分に主義・主張がないこと)という言葉を表現した作品(写真右)にはリアルなアロワナが、「花鳥風月」の言葉の美しさを表現した作品(写真左)には羽ばたく鳥が描かれています。

会場には楽しい作品や、かっこいい作品、色っぽい作品など二人の合作も含め10数点が展示されています。
お話を聞いて一番驚いたのはその表現の多彩さです。染織の作品に見えるような色彩の作品もあれば、ポスターカラーを使ったように思える作品もあります。でも、どの作品もすべて色鉛筆のみで制作されているそうなのです。
hold ordinary hordinary
会場にいらっしゃったお二人はとても仲がよさそうでした。名前も近いので学生番号も並びなんだそうです。今回の展覧会のシンボルも「平井」「樋口」の「ひ」からとった「h」なのだそうです。会場にはこの「h」をつかった立体作品も展示されていました。
hold ordinary hordinary

hordinary(ホーディナリィ)
 
819日(火)?24日(日)
  12:00
?20:00(最終日は、17:00まで)
  ギャラリーパライソにて

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