2015年5月16日

デザイン学科の新施設「プロジェクトラボ」

今週は、たくさんのブログ記事をアップしております。
なるべく旬な情報を、旬なまま、みなさんにお伝えしたいので、気付けばブログ原稿を書き続ける1週間でした。笑
今日もブログを更新しますよ!

今日紹介するのは、主にデザイン学科の授業が行われている10号館1階・エレベーターの奥にあるスペース。

以前はここにロッカーが置かれていたのですが、いつの間にか新しい施設ができていました。
外から覗いて気になっていた人もいるのではないでしょうか?
こちらは、「プロジェクトラボ」という空間です。


造形の綺麗な照明が取り付けられていて、ソファやテーブルも並べられ、他の教室とはちょっと雰囲気が違いますね。
入ってまず口にした言葉は…オシャレ!オシャレなんです!!

このラボについては、デザイン学科の高橋善丸先生にお話を伺いました。

1.プロジェクトラボ新設の経緯

現在大学教育では、従来のような一斉講義形式から、グループ活動や課題解決学習などを取り入れた、能動的な学習である、アクティブラーニングの重要性が着目されてきています。
デザイン学科で新しく取り入れた領域横断のプロジェクトも、一方的教育ではなく、学生の主体性や問題解決への取り組む意欲を応援するものです。
そして、各種のプロジェクトを、複合的に交差しながら活動できる、その拠点となる場を作りました。

2.学生・先生方の反応

唯一ここでの授業としてのレギュラー使用に、ハイパープロジェクトがあります。
学内外の様々なプロジェクトに学生達が参加活動するため、大小さまざまなテーブルがならんでいます。
毎週金曜5限には至る所で会議が同時進行で行われていて、学生達は思い思いの会議に加わっています。
今まで、定まった教室がなかった委員会やイベントなどが、全て「プロジェクトラボでやろう」ということになりました。
教室っぽくない、新しい空間に、いつもと違った部分の頭が使えそうです。

3.今後の活用予定

ここ「プロジェクロラボ」は、つねに空間がフレキシブルに対応出来、授業時間の枠組みも超えた、自由空間です。
すでに、先週はフランスからのタイポグラファーの講演や、来週には台湾からの学生グループが交流にやってきます。
ここは、時には大型のプロジェクターでプレゼン形式に、時にはディスカッション形式に、或は展示会場にと、いつでも椅子やテーブルやソファーの配置を可変することができ、設備や空間の形を限定しません。
また、絨毯の上に配置された大きなソファーでは、気軽に学生達が滞在できるようなサロンコーナーになっています。
デザイン学科のキーステーションとなっていくことでしょう。

デザイン学科と言えば、明日は大阪市中央公会堂で「OSAKA DESIGN FORUM2015」が開催されます!
”デザインで大阪を盛り上げたい”という想いから始まり、今年で9回目を迎えるこのイベント。
企画から運営まで全てを学生たちが行い、有名なデザイナーの方々や、デザイン業界で活躍する卒業生をゲストに招いてプレゼンテーション・トークセッションを行います。
空席があれば、当日の参加も可能とのことなので、興味のある方はぜひ覗いてみてくださいね。

さらに、明日はいよいよ大阪芸術大学のオープンキャンパス
「プロジェクトラボ」では、デザイン学科の個別進路相談や持参作品講評を行うみたいですよ!

投稿:島田(OUA-TV)


2015年5月15日

芸大オリジナルグッズ&さて、今週の大阪芸大テレビは?

オープンキャンパスでアンケートに答えるともらえる”大阪芸術大学オリジナルグッズ”が完成しました。
これまで、Tシャツや折りたたみ傘、パスケースなど、いろんなオリジナルグッズをつくってきた大阪芸術大学ですが…

今年は、学生たちのデザインがプリントされた、マルマン(株)製の「クロッキーダイアリー」をプレゼントします!!
2年前にもマルマン製のクロッキー帳を配布していたのをご存知ですか?
実はあのクロッキー帳、オープンキャンパス中に在庫切れが心配されるほどの人気ぶりだったのです!

今回はただのクロッキー帳ではなく、ダイアリー機能がついたもの。
どんな形で仕上がっているのか、早く見たいですよね?
このブログで、一足先に完成したグッズを紹介します!
大阪芸術大学オリジナル・クロッキーダイアリーは、こちら!!


か…かわいい!!!
サイズは閉じた状態で約18×16㎝。
持ち運びにも便利で、手にも馴染みやすいちょうどいい大きさです。
中を開くと、日付欄がプリントされています。


空欄になっているので、自分が始めたい年月から書き始めることができます。
そしてページの後半はこのようにクロッキー帳として使うことができます!


みなさんはどのデザインが好きですか?
欲しい!!という方、オープンキャンパスに参加して、アンケートに答えてGETしてくださいね!!

また、今年度はこの他にもさまざまな新グッズができているそうなので…
こちらに届き次第、紹介しますね。

 

さて、今週の「大阪芸大テレビ」、まずはじめは、放送学科に導入した新型中継車をご紹介します!
このブログでも何度か紹介している中継車。
以前の中継車から、見た目も機能もパワーアップ!!
SD画質からHD画質(ハイビジョン)になったことをはじめ、さまざまな新型中継車の魅力をお伝えします!!

 

続いて、大阪芸術大学から生まれた音楽を紹介する「OUAミュージックライブラリー」のコーナーです。
今回は、今年3月になんばHatchで行われたポピュラー音楽コースの卒業演奏会で演奏された曲の中から、中村芽生さん作曲の『暁海』を紹介します!
中村さんはキーボード専攻ですが、この曲はアコーディオンで演奏されています。
どんな曲なのか、お聴き逃しなく!!

 

「大阪芸大テレビ」は毎週金曜、深夜24時45分からサンテレビで放送中!また、奈良テレビ放送、テレビ和歌山でも好評放送中です!
みなさん是非ご覧ください!!

<<オンエア情報>>
5月15日(金)
奈良テレビ放送 21:30から
サンテレビジョン 24:45から
5月16日(土)
テレビ和歌山 22:45から


2015年5月15日

ART&DESIGN FORUM EXIHIBITION アートで国際社会を生きる

連日のように芸大ブログに現れるART&DESIGN FORUM EXIHIBITIONですが、今回は5日目の様子を紹介させていただきます。

昨日は大阪芸術大学工芸学科教授で硝子作家の山野宏先生をお迎えしてのセミナー「アートで国際社会を生きる」が開かれました。

セミナーはヒッピーだったとおっしゃる先生の学生時代を振り返るところから始まり、ヨーロッパでの生活、アメリカでの経験、またガラス制作で挫折した話など、ドラマチックなストーリーはまるで映画を見ているかのようでした。


また先生はご自身のことを「魚」に例えられます。
それは一つの場所にとどまらず世界中をまわり様々なものを見る姿がまるで回遊魚のようだから、だそうです。
そのことが先生の作品に多くみられる魚のモチーフに現れているんですね。


また、自身の作品を海外でも発表されている先生。
いかにして多くの人に見てもらうか、そして作品を購入してもらうか。
人と人との繋がりを含めて、作品制作の後の活動方法までレクチャーされました。

さて、本日よりこのセミナーも後半戦です。
5月15日(金)は18時より、美術学科教授で洋画家の絹谷幸二先生によるセミナー「想像力の鍛えかた」がございます。

セミナー前は夕焼けが、そしてセミナー後は夜景が楽しめる、そんな大阪の景色を一望できる大阪芸術大学スカイキャンパスへぜひお越しください。

明日からもまだまだ魅力いっぱいの先生が登場します。
5月16日(土)14時 里中満智子先生
5月17日(日)14時 コシノヒロコ先生
5月19日(火)18時 市野年成先生
5月20日(水)18時 織作峰子先生

参加は無料となります。
皆様のご来場を心よりお待ちしております。

>>詳細

投稿:藝術研究所


2015年5月14日

財津和夫先生の作詞ゼミでは…

ふわふわゆれて あなたのとなり
くるくるまわって それでもとなり
わたしの気持ち ゆらゆらゆれて
あなたの気持ち この手の中で失くなって
あれどうしたんだろう 同じ夢を見ていたはずなのに
あれどうしたんだろう まるでわたし忘れられてるみたい
・・・


黒板に書かれた詞、タイトルは「くらげ」…デザイン学科の学生が作詞したものです。
話されているのは、演奏学科教授の財津和夫先生です。
財津先生はポップスグループ「チューリップ」として、デビュー以降、「心の旅」「青春の影」「サボテンの花」など数々のヒット曲を生み出したほか、コンサート活動、楽曲提供、プロデュース、講演会など、幅広く活躍されています。

以前このブログでも告知した、財津先生の『「歌詞の創作」を指導するゼミ形式の特別講義』。
今回は授業の様子をご紹介します。

この授業では、学生たちが作ってきた詞を発表し、先生が添削しながら指導されます。
また、作詞した学生の制作意図を聞く前に、他の学生たちに感想を募ります。
良いと思う人もいれば、ダメ出しをする学生も。
一つの詞に対してさまざまな意見が飛び出しました。

先に紹介した「くらげ」という詞については、受講生の半数が「失恋のうた」だと感じたみたいです。
しかし、作詞した学生に話を聞くと、実は失恋ではなく、恋心全般…どちらかというと片想いに近い心情を表現しているのだそう。
詞は、言葉だけで完結するものではなく、メロディに乗せた状態で聴き手に届きます。
「言葉遊びをしすぎると、理解が難しくなってしまう」と財津先生は話されます。
ありきたりな言葉を並べては面白くないけれど、凝り過ぎた表現にすると、作詞者が意図したことが伝わらなかったりして…作詞って難しいですね!

財津先生からの指導に加えて、同じ教室にいる学生同士でも意見交換することで気付ける改善点がたくさんあったようです。

「言葉は生き物。時代と共に言葉の意味も変化する。”新しい言葉をつくろう!”という気持ちで作詞していきましょう」と話される財津先生。
今後、授業の中で素敵な詞が生まれたら、その詞をもとに曲をつけて、歌が完成するかも…という話もされていましたよ?!

次回の授業は5月26日。
飛び込み参加も大歓迎です!!
気になる学生のみなさんは、5限目の時間に9-304教室へ!

投稿:島田(OUA-TV)


2015年5月14日

ART&DESIGN FORUM EXIHIBITION もっとクリエイティブ時代がやって来る

あべのハルカス24階、大阪芸術大学スカイキャンパスにて開催中のART&DESIGN FORUM EXIHIBITIONが4日目を迎えました。
前日の台風から一転、5月らしい好天に恵まれた昨日も全国各地から多くの方にお越しいただきました。

13日は大阪芸術大学デザイン学科教授でプロダクトデザイナーの喜多俊之先生をお迎えしてのセミナー「もっとクリエイティブ時代がやって来る」が開かれました。
「少し未来のはなし」という共通テーマの中、世界中で活躍されている喜多先生が、今後もっとも注目すべき市場はアジア!と仰っていました。中国やシンガポール、台湾などでのプロジェクトを紹介し、数々のヒット商品の制作秘話を交えてのセミナーは、デザインに関心のある方々にお集まりいただき大賑わいでした。

さて、そんな先生は、数々の椅子のデザインを手掛けられていることでも有名です。


このカラフルなデザインをどこかで見かけたなぁ・・・と思いませんか?

そうです、大阪芸術大学の図書館に置いてあるあの椅子も先生の作品なんです。


普段何気なく本を読みながら腰かけていた椅子も、デザインの視点で見ると何か新しい発見があるかもしれませんね。

本日、5月14日(木)は18時より、工芸学科教授で硝子作家の山野宏先生によるセミナー「アートで国際社会を生きる」がございます。
参加は無料となります。
セミナー終了後は講師の先生と直接お話できる時間も設けておりますので、ぜひ卒業生の方にもお越しいただけると幸いです。
皆様のご来場を心よりお待ちしております。

>>詳細

投稿:藝術研究所