2015年7月10日

さて、今週の大阪芸大テレビは?

今日は、からっと晴れました。
セミの鳴き声も聞こえてきて、思わず木々を見上げてしまいます。
幼い頃、虫取り網を持って近所の公園に行くと、捕まるのは大体クマゼミという身体の大きなセミだったので、一番メジャーなセミはクマゼミだと思っていました。
でも、クマゼミは主に西日本にしか生息していない品種だそうで、全国で一番多いのはアブラゼミらしいです。
セミの声が響くと、より夏らしく感じますね。

 

さて、今週の「大阪芸大テレビ」は、短期大学部大阪学舎で行われた教育評論家・尾木直樹氏特別講義の模様からお伝えします!
尾木さんは、女性のような物腰の柔らかな口調で話すことから「尾木ママ」という愛称で親しまれており、これまでにも数多くのテレビ・ラジオ番組に出演されています。
「グローバル化時代の教育」というテーマで開かれた今回の講義では、世界各国の教育制度を実例としたり、これからの時代における教育の方向性や、子どもたちとどのように接することが大切かなどが語られました。
お見逃しなく!!

 

続いて、大阪芸術大学から生まれた音楽を紹介する「OUAミュージックライブラリー」のコーナーです。
今回は、昨年12月に行われた大阪芸術大学クリスマスポップスコンサートで演奏された曲の中から、MIONさん作詞作曲の「恋が死ぬ」をご紹介します!
以前は”しらこちゃん”という名前でピアノの弾き語りを披露したMIONさんですが、今回はバンドを組んで”しらこぽんずちゃん“という名前で出演!
失恋ソングながら、爽快なメロディと力強い歌声!
ぜひお聴きください!!

 

最後に、平成26年度 大阪芸術大学卒業制作展の優秀作品を紹介します!
今回紹介するのは、学長賞を受賞した工芸学科テキスタイル・染織コースの皆川百合さんの作品『色彩遷移 ~マリアの黙示録~』。
ピンクやオレンジ、紫を中心に、鮮やかな色彩を使った染織作品は、必見です!

 

「大阪芸大テレビ」は毎週金曜、深夜24時55分からサンテレビで放送中!また、奈良テレビ放送、テレビ和歌山でも好評放送中です!
みなさん是非ご覧ください!!

<<オンエア情報>>
7月10日(金)
奈良テレビ放送 21:30から
サンテレビジョン 24:55から
7月11日(土)
テレビ和歌山 22:45から


2015年7月9日

アートマネジメントの仕事  津嘉山裕美 (T00)

2015年3月26日から29日まで「人々をつむぎ、つなぎ、ついでゆく、インスタレーション キクスル」アーティスト中島崇氏によりグランフロント大阪北館ナレッジキャピタル内巨大吹き抜け空間に作品が設置された。Gallery OUT of PLACEがアートマネジメントとして関わっており同ギャラリー勤務の津嘉山氏(芸術計画学科卒)がその企画運営に携わった。

作品はイベント会場上部に網に包まれた巨大な球体達が釣り下げられ 、網の下部からは球体の一部が顔を覗かせている。網の表面にはカラフルな紐で大小いろいろな円が作られており、たどたどしい線で構成された円とエロティックな光沢の表面を持つ大小の球体とのコントラストが魅力的だ。またこの作品の制作には数多くの人たちが参加しており参加型のパブリック・アート作品である。


津嘉山氏の話を聞く―今回のインスタレーション 『キクスル』は、作品が設置される会場となるのが巨大複合施設ということもあり、アートスペースやギャラリー空間で実施する際とはアーティストを取り巻く状況、それらに纏わる調整も複雑な場合がありました。このマネジメントは開催されたフェスティバルのシンボルアートを担う作品として手がけました。ギャラリー取り扱いである中島崇が、個人と公共をコンセプトにプリミティブでダイナミックな空間芸術を展開してきたことからオファーを受けてスタートしたものです。
中島は扱う素材やメディアを限定せずに毎回空間や場所と向き合う中で作品を構成する材料を選んでいきますが、不特定多数の人が日々行き来するパブリックな環境では、予算や条件を含めクリアすべき課題も多く、そのことが作家の目的や作品の完成度を左右しないよう、プロセスから気づきを共有していくことに重きを置いていきます。
クライアントの立場や見解を理解することや、受け入れざるを得ないことも少なくないのですが、その際に状況を乗り越える為にも作家と信頼関係を築き、クライアントとの関係を大切に考えながら、作品や作家の存在から成るものを、舞台装置やディスプレイにならないように終始意識を持ち続けます。
またクライアントにもその意識持っていただけるように、双方に対して臨機応変な働きかけができるようさまざまな視点を持つように私は心がけています。現代アートと呼ばれるものがニーズを超え、日常に存在する機会が今後も増えていくように“あいだ”の立ち位置で出来る事を考えていくこと、いわば作品とみなさまの接点がどのように導かれ創出されていくか、そのことに関わり続けていく意義を再考する機会となりました。―

報告 教養課程講師 加藤隆明 協力 芸術計画学科合同研究室


2015年7月7日

図書館所蔵品展「草創期の探偵小説雑誌『宝石』とカストリ雑誌」

今日は7月7日…七夕ですね★
もともとは中国の行事であったものが奈良時代に伝わったとされているイベント。
天の川で隔たれている彦星と織姫が、七夕の夜だけは会うことを許されているという伝説です。
日本では、雨が降ると天の川の水位が増して織姫は彦星に会うことができない、という話をよく聞きますが、韓国では、彦星と織姫が1年ぶりの再会に涙するため、絶対に雨が降ると信じられているそうです。
同じイベントでも、国によって伝わり方や楽しみ方が違うんですね。

さて、大阪芸術大学図書館では、所蔵品展「草創期の探偵小説雑誌『宝石』とカストリ雑誌を開催中!


宝石』という雑誌…あまり聞き馴染みがないかも知れません。
これが、その創刊号。

1946年創刊の日本の推理小説雑誌で、1964年まで発行されました。
当時の推理小説界を代表する雑誌だったと言われています。

日本探偵小説の先達である小説家・推理作家の江戸川乱歩はその創刊に全面的に協力しており、創刊号の表紙内面には乱歩の写真が掲げられています!

また、みなさんが推理小説で思い浮かべる一番メジャーなキャラクターと言えば…シャーロック・ホームズですよね!
アーサー・コナン・ドイル作の推理小説の主人公・探偵のシャーロックも、この『宝石』の表紙を飾っていました。


その他、この雑誌では横溝正史海野十三などの有名な推理作家たちの作品が並んでいました。

「カストリ雑誌」とは、太平洋戦争集結直後の日本で、出版自由化を機に発行された大衆向けの娯楽雑誌をさします。
粗悪な用紙に印刷された安価な雑誌で、内容は安直で興味本位なものが多く、直接的に性風俗を取り扱っているのが特徴です。

『宝石』も、カストリ時代の大衆雑誌のひとつとして、無関係ではなかったそうです。
中には、扇情的な女性が横たわる挿絵や、裸体の女性が表紙になっているものも。


なお、終戦直後に輩出する探偵雑誌の出版活動は、『宝石』を除いていずれも短命だったそうです。
教養課程客員教授の藪亨先生は、「カストリ雑誌時代を乗り越えて総計251冊が発行された『宝石』は、カストリ雑誌の範疇を逸脱していると言える」と述べられています。

展示は、今月11日(土)まで。
雑誌の中身も図書館で読むことができるそうなので、気になる方は図書館を訪ねてみてくださいね。

投稿:島田(OUA-TV)


2015年7月6日

ラジオ「大阪芸大スカイキャンパス」

今日から、学園祭の出店団体団体を募集しているようです!
芸大の学園祭は、毎年100以上のサークル、学科、有志団体が、焼きそばやフランクフルトなどの模擬店を出したり、ダンス・大道芸・音楽ステージ・作品展示などを行ったりと、大賑わいなんですよ。
学園祭は秋の開催ですが、毎年この時期から企画は進んでいるんです。
詳しい日程や参加方法は、11号館エントランスホールと、総合体育館コンビニエンストアに設置されている資料をご覧ください。

さて、今日は大阪芸術大学グループのラジオ番組「大阪芸大スカイキャンパス」の放送日です!

パーソナリティは大阪芸術大学副学長の塚本英邦先生。
さらに、本学映像計画学科(現・映像学科)出身の人気映画監督で映像学科教授の田中光敏先生と、舞台芸術学科出身の演出家で劇団「南河内万歳一座」座長、そしてこの4月から舞台芸術学科教授として就任された内藤裕敬先生が、交替で出演されます。
そして、毎回さまざまなジャンルで活躍する大阪芸大グループ出身の著名な卒業生たちを月替りでゲストに招き、楽しいトークを繰り広げます!!
第一線に名を馳せるクリエイターたちのリアルな声を聴くことができる番組内容となっています! 

今日のゲストは先週に引き続き、音楽学科卒業生でアニメソングシンガー・シンガーソングライターの喜多修平さんです!

今回の話題は、中学時代の喜多さんについて!
中学生になると、アニメの主題歌や挿入歌などを収録したサウンドトラックに興味を持つようになったそうです。
また、声優に憧れていた時期もあり、サントラをBGMにして自分でラジオドラマを作ることにも挑戦したのだとか!
そのドラマ作りの中で、効果音を入れるために注目したあるものが、現在の喜多さんのお仕事にもつながっているそうです。
何と出会ったのか…気になる内容は、今夜チェック!!

「大阪芸大スカイキャンパス」
7月6日(月)20:30~21:00 オンエア
ラジオ大阪(OBC)1314

投稿:島田(OUA-TV)


2015年7月4日

根付に学ぶ国際社会・日本文化

6月17日(水)、本学の客員教授でもあられる高円宮妃久子殿下がご来学され、「国際的な視野を育む -Stepping Stones for an International Perspective- 根付に学ぶ国際社会・日本文化」と題してご講義を賜りました。


妃殿下は中学卒業後に渡英され、イギリスのケンブリッジ大学ガートン・コレッジで人類学・考古学を学ばれています。
また、日本サッカー協会、バードライフ インターナショナル、国際弓道連盟などの名誉総裁を務められ、カナダやドイツ、アルゼンチン、ブラジルなどさまざまな国を訪れ、精力的に活動をされています。

ご講義では、海外に行くことをためらう若者たちに向けて、海外へ足を運ぶことの大切さをお伝えになりました。
「日本の良さを知るためには、日本以外の文化に触れなければ、本当の意味での日本の良さを感じることはできない。」
妃殿下のお言葉をきっかけに、海外に関心を持った学生もいたのではないでしょうか?
日本で過ごしているだけでは気付くことのできない日本の素晴らしさを知るためにも、いろんな国を訪れてみたいですよね。

そして、妃殿下は根付のコレクターとしても知られています。
根付とは、江戸時代、印籠や巾着袋などを腰の帯にさげて携帯するため、紐の先に結わえて使用する滑り止めとして使われていたもの。
現代では、多種多様な素材を使った”現代根付”として再び活発になり、海外でも高く評価されています。

もちろん、ご講義でも妃殿下のコレクションからさまざまな根付作品が紹介されました。
今回のご講義で初めて根付というものを知った学生もいたようです。
素材からこだわり細部にまで気を配って作られた造形は、まさに美術品です!

さらにご講義のあとは、妃殿下と副学長の塚本英邦先生、そして各学科の学生たちで懇談会も開催されました。


学生から飛び出す質問は、やはり根付のことと、海外のことが中心となりました。
妃殿下は一人ひとりの学生の話に熱心に耳を傾けられ、微笑みながらお応えになっていらっしゃいました。
学生たちにとっては大変貴重で濃密な時間になったに違いありません。

そういえばみなさん…芸術情報センターの外壁に大きく掲げられた垂れ幕に気づきましたか?

これは、高円宮妃久子殿下作 絵本「夢の国のちびっこバク」に登場するバクのキャラクターで、大阪芸術大学グループ創立70周年記念のシンボルキャラクターです。
1945年に「平野英学塾」という名前で始まった大阪芸術大学グループは、今年10月15日に創立から70年を迎えます!
グループ70周年についての話題も、またこのブログで紹介していきますね。

投稿:島田(OUA-TV)