今日は舞台芸術学科ポピュラーダンスコースの授業「ポピュラーダンス実習」をご紹介します!
ポピュラーダンスコースは、昨年度開設された新しいコース。
ダンステクニックはもちろん、振り付けやコンディショニングなど、プロとして活躍するうえで必要な知識・技術を身につけていきます。
その中でも「ポピュラーダンス実習」はⅠからⅣまであり4年間を通して行うもので、コースの主軸的な実習科目です。
さまざまなジャンルのダンスに応じられるよう、一つの実習を複数人の先生方が担当されています!
もちろん、現役のダンサーとして活躍されている先生ばかり!
まずは2年生の授業風景。
現在17名の学生たちが学んでいます。
午前中は、長野瑛美(EMI)先生によるストリートジャズを中心としたダンスのレッスンを行っていました。
首、胸、腰に重きを置いたアイソレーションでボディコントロールのバリエーションを増強します。
続いて、午後は山田幸弘先生によるヒップホップのレッスン!
日本の踊りの文化にはなかった音楽性や芸術性にふれ、ストリートダンスの重要性を学びます。
そしてこちらが、1年生。
今年度は29名の学生たちが入学してきました!
佐藤一平(IPPEI)先生による指導のもと、8月に行われる「大阪芸術大学プロムナードコンサート」でのダンスの練習に取り組んでいました!
入学して3ヶ月とは思えないほど、どの学生もしっかりと技術が身についている様子。
8月の公演が楽しみです!!
ところで、ダンスのジャンルの名前がいくつか出てきましたが、みなさんはその違いをご存知ですか?
ストリートダンスというのはその名の通り、路上で踊られることから発生したダンスの一種。
その中でも基本となるのがヒップホップダンスで、1970年代頃にニューヨークで生まれました。
アップ(カウントに合わせて膝を伸ばす)とダウン(膝を曲げる)で表現するのが特徴です。
ストリートジャズは、ストリートダンスにジャズ要素を取り入れたもの。
ジャズダンスとは、ジャズミュージックに合わせて踊ったことから名が付いたもので、バレエ要素が含まれています。
”AとBとCは全くの別物”というよりは、”AにBの要素を加えたものがC”というように、時代の変化とともにさまざまなジャンルのダンスが生まれているんですね。
もちろん、全く同じ振り付けのダンスでも、踊る人によって味も変わりますよね!
幅広いダンステクニックを身につけながら、自分にしかできない表現に辿り着いたら素敵ですね。
投稿:島田(OUA-TV)