2014年4月21日

りんごから学ぶ 「基礎実習Ⅰ」

先週の総合体育館での様子です。
デジカメやスマートフォンが向けられたその先には…?!


りんご赤い糸を持って立つ学生の姿がありました。
これは一体、何が行われているのでしょう。


実はこちら、デザイン学科1年生の「基礎実習Ⅰ」という実習の授業風景。
りんごとデザインにどんな関係があるのでしょうか。
この授業を担当されている、デザイン学科教授の三木健先生にお話を伺いました。

三木先生の授業では、半年間『りんご』を題材に学びます。
りんごを分解したり、長さや面積、色を知ったり、点・線・面で表現したり、連想したり…。
もちろん、イラストや文字、立体物などの制作も行います。
りんごをデザインの視点から徹底して研究することで、「考え方・作り方・伝え方・学び方」を体験します。
そして、全15回の授業を終えると、学生たちの手には、それぞれの体験が付加された『りんご』ドキュメントブックが完成するのだそう…!!

ちなみにこの日は、糸を使ってりんごの表面を測り、その長さを体験するために写真を撮っていたのだそうですよ。
りんごの上から下まで、糸を這わせるようにぐるぐる巻きつけると、こんな長さになるんですね…!!

ドキュメントブックがどんな仕上がりになるのかとても気になります。
「基礎実習Ⅰ」、今回だけではその面白さを伝え切れませんので、続編もお届けしたいと思います…!

投稿:島田(OUA-TV)