2014年9月24日

ダンスプロデューサー・夏まゆみ先生の特別授業!!

ストリートダンスが義務教育化される現代。
それは、ダンスの社会的ニーズが増えたことだけが理由ではありません。
ダンスは柔軟性を養い、仲間と動きを合わせていく練習の中で、コミュニケーション能力も身につきます!

今月5日(金)、初等芸術教育学科と舞台芸術学科ポピュラーダンスコースの学生を対象に、夏まゆみ先生の特別講義が行われました。
夏先生と言えば、モーニング娘。やAKB48の立ち上げから育成・振付・演出まで行われたダンスプロデューサー!
みなさんもきっとどこかで夏先生が手がけたダンスを目にしたことがあるはずです!!

今回の特別講義は初等芸術教育学科教授の野田遼先生が企画。
野田先生の担当科目である「音楽運動療法論」、「芸術療法論」、「芸術療法演習」の受講者と通信教育部生、その他参加希望者を含む学生たちが受講しました。

受講者の半数は、ダンス未経験者。
まずは上半身でリズムを取り、徐々に全身に動きをつけて、最後に振付を行いました。
イメージしやすい言葉で指導されるので、動きに戸惑う学生はほとんどいませんでした。
先生の言う通りに身体を動かすだけで、もうすっかりダンスに見えちゃう!!すごい!!
たったの90分で、全員が振付までマスターしていました!

ダンスにとって大切なのは、踊りの技術があるかないかではなく、自分の気持ちを身体で表現できるか否かということ。
夏先生が学生たちに学んでほしいのは、”伝える力”だと話されていました。

投稿:島田(OUA-TV)


2014年9月2日

通教 保育学科スクーリング「図画工作」

今日は、夏休み中に大阪芸術大学で行われた通信教育部のスクーリングの模様をお伝えします!

大阪芸術大学のキャンパスでは、主に春休みや夏休みなどに、通信教育部<4年制>・短期大学部通信教育部<2年制><3年制>のスクーリングを行っています。
私が今回お邪魔したのは、短期大学部保育学科の「図画工作のスクーリング。
教室がいっぱいになるほどの受講生が集まり、賑やかで楽しそうな雰囲気にあふれていました。

担当されていたのは、大阪芸術大学大学院の修了生でもある藪晶子先生です。
教室のスクリーンに自分の手元を映しながら、20以上の図画工作技法を教えられていました。

こちらは、授業で制作された作品のひとつ。
約100人の受講者たちの作品が集まった賑やかで楽しい粘土の動物園です。
小さな子どもでも安心して使えるよう、小麦粉から粘土をつくっていました。


この作品は、くるくると紙をカールさせて、細くなったり太くなったりぷるぷる揺れたりと表情豊かに変形する顔です。
子どもたちが喜びそうですよね!!


こんな風に、子どもたちと一緒につくることができる技法で、さまざまな作品を制作していました。

受講した通信教育部の学生たちからは、
「集中していて、気付けば時間がすぎていた。
びっくりするくらい濃い4日間だった。
図画工作は苦手で気が重かったけれど、わくわくしてつくれた。
終わってほしくない、もっとつくりたい。」といった感想を聞くことができました。

藪先生は、「楽しい!つくりたい!という気持ちを持ち帰り、こどもたちに感動やわくわくを伝えてもらえると幸いです。」と話していました。

大阪芸術大学通信教育部では、仕事や育児をしながらでも、自分のペースで勉強に取り組むことができます。
学びたい気持ちを諦め切れないみなさん、通信教育部で学んでみませんか?

投稿:島田(OUA-TV)


2014年8月6日

ロドニー・ジョーンズさんが来校!

7月25日(金)、演奏学科ポピュラー音楽コースの学生たちのもとに、アメリカのニューヨークからロドニー・ジョーンズさんが訪れました!
ジョーンズさんは、ジャズ、ファンク、ブラック・ミュージックなどで世界的に活躍するギタリストで、これまでに何枚ものCDアルバムをリリースされています。

この日行われていたのは、「ギタリストのためのワークショップ」。
ギター専攻の学生はもちろん、他の専攻の学生たちも真剣にレクチャーの様子を見学していました。

ギターを演奏するジョーンズさんの手元を凝視しながら、実際にピッキングを行います。
ジョーンズさんの手つきはとてもなめらか!!
素人の私が聴いても、学生との音の違いがわかります。
また、ジョーンズさんはとても気さくな方で、時折アメリカンジョークを交えて場の雰囲気を盛り上げていました!!

さて、そんなポピュラー音楽コースの学生たちも参加する演奏会のお知らせです!!

毎年8月頃に行われている「大阪芸術大学プロムナードコンサート」!
今年は大阪、広島、名古屋の3会場で開催します。
(※ポピュラー音楽コースのバンドステージは広島、名古屋公演のみ)

大阪公演では、2012年に東京で上演された初音ミク「イーハトーヴ交響曲」を再演します!
宮沢賢治の思い描いた理想郷「イーハトーヴ」を作曲家の富田勲さんが音楽として具現化し、初音ミクを起用したことで話題になった公演です。
今回は、本学とのコラボレーションという形で再演を行うもので、演奏学科教授の大友直人先生が指揮を務めます。
この他にも、大阪芸大と関わりの深い楽曲を数多く演奏します!

みなさんも、総合芸術大学ならではの音楽ステージに、ぜひお越しください!!

「大阪芸術大学プロムナードコンサート2014 MUSIC meets MOVIES」

【大阪】
8月19日(火) 18:30開演
フェスティバルホール
【広島】
8月22日(金) 18:30開演
広島国際会議場フェニックスホール
【名古屋】
8月25日(月) 18:00開演
愛知県芸術劇場 大ホール

>>詳細

投稿:島田(OUA-TV)


2014年7月8日

キッズアートカレッジ!

今日は、7月3日(木)に実施された初等芸術教育学科のイベント「キッズアートカレッジ」の様子をご紹介!!

このイベントは、初等芸術教育学科3年生の必須科目「こどもふれあい体験実習」の一環で、幼稚園や小学校の子どもたちをキャンパスに招いてさまざまな活動を行っています。

今回は、河南町立近つ飛鳥小学校3年生の児童たちがキャンパスを訪れました!
各グループに分かれて自然とアートあふれるキャンパスを巡り、学生たちが準備した色んな企画を楽しみます!

こちらは総合体育館ギャラリー。

週変わりでさまざまな学科の学生たちが展覧会を行っています。
この日も美術学科やデザイン学科の学生やサークルによるイラスト展などが開催されていて、こどもたちに芸大生のアートに触れてもらいました。

続いて、同じ総合体育館の3階では、うちわの制作コーナーが設けられていました!

うちわに絵を書いたり、モールなどでコラージュしたりして、オリジナルのうちわを作ります。
私がこどもの頃は「ポケモン」や「デジモン」が人気だったのですが…今の人気は「妖怪ウォッチ」というゲームキャラクターがダントツのよう。
今のこどもたちがどんなことに興味を持っているのかを知るのも、幼稚園や小学校の先生になるためには必要なことですね。

そして、大阪芸術大学映画館にもやってきました!

普段は映像学科やキャラクター造形学科の作品発表の場ともなっている映画館。
「大学に映画館があるなんて!」とこどもたちも大変興味を持っていました。

この他にも、初等芸術教育学科の教室をいっぱいに使った迷路を体験してもらったり、七夕にちなんで笹飾りを作ったり短冊にお願いごとを書いたり、学生とこどもたちが一緒になって大阪芸術大学を存分に満喫する一日となりました。

学生たちにとってはこどもの理解を深める体験、こどもたちにとっては芸術とふれあう刺激的な体験。
どちらにとっても貴重な時間だったに違いありません!
そして、初等芸術教育学科という枠に留まらず、大阪芸術大学という「総合芸術大学」を活かした、まさに”芸術”と”教育”両方の力を感じるイベントでした。

投稿:島田(OUA-TV)


2014年7月2日

「フィギュア制作実習Ⅰ」

今日はキャラクター造形学科フィギュアアーツコースの授業をご紹介します!

キャラクター造形学科には、漫画、アニメーション、ゲーム、そしてフィギュアアーツコースの4つのコースがあります。
フィギュアアーツコースは、昨年度開設されたばかりの新コース!!
フィギュア文化の担い手となる人材の育成を目指し、造形技術の基礎、素材の特性や材料の使い方などの技術を学びます。

昨年度はこのブログで「フィギュア制作論」という講義を紹介しましたが、今回は「フィギュア制作実習Ⅰ」という実習科目にお邪魔してきました!

講義では、フィギュアの世界背景や知識などを学んできた学生たち。
この授業では、実際に手を動かしてフィギュア制作に取り組みます!

私が取材させて頂いた日は、大山竜先生による指導のもと、ファンドと呼ばれる石粉粘土を用いた制作を行っていました。


課題内容は「女の子」。
骨格や筋肉の付き方など、女の子らしい身体を表現していきます。
どこか一つでもおかしなところがあると一気に女の子の印象ではなくなってしまうので、人体の構造をよく理解しておくことが大切です。
作品を360度チェックしながら、削ったり付け足したり…とても細かい作業が要されます!!

ちなみに同じ手法で制作した完成作品がこちら!

もちろんこれも学生の作品です。
色はフィギュア用の塗料を使って着彩されています。
仕草も女の子らしくてとっても可愛いですね…!!

そしてこちらが大山先生の作品!!


人気漫画「進撃の巨人」のキャラクターを制作されたそうです。
髪の毛のなびかせ具合や表情など、躍動感がありますね!!
制作期間は約1ヶ月ほどだそうです。

学生たちの作品も、これからこのレベルに近づいていくのでしょうか…!楽しみです。

この授業で制作した作品は、7月27日(日)に幕張メッセで開催される「ワンダーフェスティバル」というイベントで展示される予定です!
実際に作品をみなさんに見て頂く発表の場があると、学生たちもより制作に熱が入るようです!!

投稿:島田(OUA-TV)