2014年6月5日

授業「作品分析」で田中光敏先生のデビュー作上映!

先日のブログで、大阪芸術大学の卒業生として、文芸学科卒業生で映像学科客員教授の濱名一哉先生をご紹介しました。
大阪芸術大学には、この他にも芸大出身の先生方がたくさんいらっしゃいます!!
同じ大学に通っていたというだけで、なんだか親近感が沸いてきますよね。

今日は、映像計画学科(現・映像学科)の卒業生で映画監督である田中光敏先生をご紹介します!


田中先生は、今年4月に映像学科の教授として就任されました。
昨年公開された先生の監督作品「利休にたずねよ」はモントリオール世界映画祭のワールドコンペ部門において最優秀芸術貢献賞を受賞!
映画を観た方も多いのでは…?!

先週土曜日、「作品分析」という授業で田中先生が監督したデビュー作「化粧師(けわいし)」が上映されました。
この授業では、さまざまな映画作品を教材として鑑賞し、学生たちの好奇心や創造心を刺激します。
そして、映画監督である先生方から解説指導が行われます。

田中先生は元々、CMディレクターとして活躍されていました。
この「化粧師」を監督したのは、先生が38歳の時。
ちょうど化粧品メーカーのCMを作っていたことも、この作品を監督するきっかけの一つだったそうです。
15秒や30秒というCMと、2時間の映画では、全く表現方法が異なります。
先生はこの作品を監督するにあたり、色と構図、そして人の動きに大変なこだわりを持たれたそうです。


「作品分析」は隔週で開講されており、田中先生以外にも、大森一樹先生、佐々木原保志先生、浅沼孝先生、といった映画監督の大ベテランである先生方が授業を担当します。
ただ映画作品を鑑賞するだけではなく、その作品の監督から直接解説を受けられるだなんて、他ではなかなか経験できないことですね!!

投稿:島田(OUA-TV)